大島恵真(おおしま・えま)の日記

児童文学作家・大島恵真の著作、近況を紹介します。
絵本作家・大島理惠の「いろえんぴつの鳥絵日記」もこちらです。

『107小節目から』はこんな本です

2018年12月29日 | 執筆の仕事
みなさま こんにちは

今年もあとわずかとなりました。
忙しさにかまけ、まだ、今年の新刊『107小節目から』の写真をアップしていませんでした!
年末のお忙しい時期ですが、アップさせていただきました。

きれいな水色のカバーは、鈴木紗穂さんのプラスチック板を使った立体イラストです。
撮影は恩田亮一さんです。
水の中のもわーんとした感じが出ています。
主人公はピンクの水着を着ていますが、物語の中にそのわけが書かれています。
ブックデザインは、坂川朱音さん(krran)です。
タイトルと同じマゼンタと、黒の二色印刷の帯が効いています。
帯があるのは今年ぐらいなので、
どうぞ帯とカバーのコントラストも楽しんでください!

新刊アンソロジー「わたしを決めつけないで」発売

2018年12月20日 | 執筆の仕事
みなさま、こんにちは。

新刊アンソロジー「わたしを決めつけないで」が発売となりました!
この本は、児童文学作家の小林深雪先生と、
講談社児童文学新人賞受賞作家さんたちによるYAアンソロジーです。
毎年、12月に刊行になります。
今年は、小林深雪さん、第57回新人賞佳作入選の落合由佳さん、
第58回佳作入選の黒川裕子さん、同じく58回佳作入選の大島恵真の4名による、
「らしさ」をテーマにした短編がおさめられています。

私は、美術高校受験にいどむ中三男子のライバル対決を書きました!
美大入学の前に通っていた、地元の美術アトリエを舞台にしました。

表紙とカバーイラストは、牧村久実さんです。
カバーをはずすと、表紙には女子がいなくなっているかっこいいデザインです!

収録されている他の作家さんの作品も読める、作家にとっても楽しい企画です。
1年前、賞を受賞したときに、3名の同時受賞・入選のみなさんの作品が送られてきて、
とてもわくわくしながら読んだことを思い出します。