お酒大好きです!家や居酒屋で飲んだお酒の記録です.いわば、酒飲み日記です.△2 ○3 ◎4 ◎○5 ◎◎6
ファンキー酒井の私の好きな酒達_______ (ビール・焼酎 etc.)
(h23)神無月1日 再び國やぶれて山河あり (ふぐ包丁師実技試験)
今年も通算50本以上の練習をした
イメージを高めて 会場へ
1年ぶりの 難波学園
早めに1時半過ぎには 更衣室に入った
本番まで何度もイメージトレニーングを繰り返した
最終のいいイメージを繰り返し
とうとう そのときが来た
3階の 開場入り口に並び
いよいよ入場
会場に通される 試験官が沢山おられる
まな板の前に立ち
即、手を上げ質問!
「ふぐの向きを変えていいでしょうか?左ききなので」
『触らないでください』
うあ~・・・・去年は『いいですよ(名称札の順番交換も可だった)』といわれたのに
「名称札の順番交換」などはもう言えずにいたが
前の受験生はパチパチと威勢良く札順をかえていました
私にはその音が焦りとなって聞こえた
え!!!名称札の順番かえていいのか??
あれだけ音がして注意されない
ならばといい思い
私も慌てて名称札に触れると大きな声で試験官から
「触らないでください!!!」と注意を受けた
試験官が私の前に来てチェックした
減点されたのかな・・・・・
わあ~~~~~(減点???)
『開始!!!』
焦っていたわけではなく
でも第一ヒレ切りからスパッといかず・・・
どうにか皮をはがし
苦手の眼はずしに1個目OK
眼は2個目多少潰す
第一回目の6太刀の3太刀が行きよいよく入っていき
背骨まで行き首がきれました(涙)
内蔵剥がしで 卵巣が出ますように 「なむさん」と念じたが
むなしく白い小さい堅い物が出てきやがった(涙)
精巣をきれいに処理して可食部に入れた
2人の試験官がよってきてじっとしばらく見てメモをしている
(何かやらかしたか?????(包丁入れるの忘れたのか?))
エラはずしでは白い部分がしっかり付いてこないで
かまにえらが大量に残りエラはバラバラ
エラの白い部分がカマに大量に残った状態になってしまった(これも初)
そんなとき 出刃包丁が人差し指に軽く振れた
やったな(切ったな)と思いながら作業をしていると
ゆっくりと恥ずかしげなく血がにじみ出て来るのには 開き直るしかないと思った・・・・・
内臓作業中なのでにじみ出てきた血は 放置状態にした
そして 続く 悲惨の初めての出来事は・・・・・
いつものように胆嚢をゆっくりと引っ張りゆっくりと包丁を入れて切り取ると
なぜだか胆液が大きく飛び散り 右に置いてある沢山のさらしの半分以上に
黄色液がつきまった
「半分以上のさらしが使えないじゃないか!!!」
眼の前真っ白でした・・・・・・
カエルは1つは 2つになってしまうし 本当にいいところ何もなし
うぐいす取って胴体を洗面器に入れたとこで
『10分経過』
水洗いをして
頭の脳みそがとれない状態だったので もう一度包丁を使用した
拭き上げでは 血が付かないように さらしで血を拭きながらの作業
胴体を三枚おろししているところで
『5分前 名称札をおいてください』
1分以上遅い 早くして 見直しをしないといけない・・・・
中骨処理 柵作りを終え
黒皮引きへ 時間なくて 6ぶ引きぐらいで諦め
(ざらざらがかなり残っていた でも穴を開けるよりはまし)
そこで今までさらしで拭いていた血の出てくる指を軽く洗い
白衣の裏に1つしかつけてなかった絆創膏を剥がし
2秒でその指に巻き付ける きれいに巻き付いた しっかりと血が止まった
ここはまるで映画のワンシーンの様だった
思い出すだけでも涙が出てきそうシーン
いいところがなくここまで来たらしかたない
刺身引きだけに全神経を捧げようと思った
すると絆創膏をうまく巻いた私を見て 再びぞくぞくと試験官が集まって来て
『(怪我は)大丈夫の様ですね』と口々に言い合ってました
これでまた 減点ですかね・・・・・
そんなことは気にせず
刺身引きに全神経を注いだ(楽しんだつもりだ)
2分くらいをかけ17枚ひいた できは自分では
いい方だと思った
カエル2つを拭き直したら
『終了!!!』
でした
いいところはほとんどありませんでした
・時間内には終わったこと
・刺身引きが綺麗にできたこと
それ以外は もうめちゃくちゃ
これでは 今年もやはり だめでしょうね
減点減点で 何点残っていることでしょう
50点台ならいいところ
もしかしたら
40点台かもしれない
20日の発表が見たくない
そんな感じだ
それはさておき
試験はまだ終わらない
この後種類鑑別試験が残っていた
ふぐの種類鑑別試験は 3分間
1室に 4テーブル 4人で行う
入っていくとテーブルには ふたのついた
発砲スチロールケースが2つ この中には河豚を入れておくのだろう
そして中央には 青いシートがかけられた 箱が一つ
この中に 河豚が5匹入っている
そして 解答用紙がおいてあった
解答用紙に 受験番号 氏名を書くように指示された
解答用紙に 1~5の番号を書いていくということだ
組によって出る河豚が違う
私は 解答を
1カラス
2シマフグ
3ゴマフグ
4トラフグ
5クロサバフグ
と書いた
時間は3分間だが
去年は30秒~1分をすぎると
私以外の3人は退出していったが
今年は誰も退出しなかった
5番の サバフグが クロなのかシロなのか 迷うところで
時間いっぱい考えると思う
私は 尾びれを見て 少し中央が出ている気がして少し
黒く感じたので クロサバフグとした
80点でも 100点でも どっちでもいい
実技試験が だめなのだから(笑)
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