京都を愛する”おいない”の最新情報・不定期便

【京 の 歳 時 記】:【最 近 の 話 題 : 出 来 事】をお知らせします

"おいない"の京都最新情報

2017年02月27日 08時58分17秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】

    [今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]

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 ★北区の上賀茂神社で二十六日、第六十九代横綱の白鵬関が「不知火型」の土俵入りを奉納した。
力強い四股を踏むたび、大勢の観客から「よいしょー」と威勢の良い掛け声が上がった。
二十一年に一度の「式年遷宮」を祝う行事の一環で、五穀豊穣を祈る古来の神事にちなんで行った。上賀茂神社では一九四〇年、当時の横綱双葉山らが土俵入りを奉納している。今回は、横綱として七十五年ぶりとなった二〇一五年の鶴竜関、十六年の日馬富士関に続く奉納土俵入りとなった。
白鵬関は午後一時半ごろ、太刀持ちの石浦関と露払いの大翔丸関を従えて鳥居をくぐり、立砂(たてすな)の前に進んだ。両手を広げてせり上がる不知火型を堂々と披露し、約四〇〇人の観客を沸かせた。尊敬する双葉山と同じ地での奉納に、白鵬関は「緊張して硬くなった。精いっぱい土俵入りした」と話していた。

"おいない"の京都最新情報

2017年02月26日 09時23分47秒 | 【京 の 季 節 の 花 便 り】
     [京 の 季 節 の 花 だ よ り]
 
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 ★京都府内最大規模を誇る城陽市の青谷梅林で恒例の「梅まつり」が始まった。
今年は例年より開花が一週間ほど早く、会場では暖かな陽気の下、会場を訪れた人々は梅の花と香りを堪能した。
青谷梅林は、約二〇ヘクタールの丘陵地に肉厚で香りの良い実が収穫できる特産の「城州白」など約一万本の梅が植えられている。梅まつりはうち約一ヘクタールを無料開放している。
青谷梅林の梅は、実の収穫がしやすい低い位置に花をつけるので鑑賞しやすいのが特徴という。三月二十日まで。

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 (今日現在の梅だより) (二十五日)
つぼみふくらむ・・・随心院、青谷梅林、
ちらほら咲き・・・京都御苑、二条城、、
五分咲き・・・梅宮大社、城南宮
七分咲き・・・北野天満宮、
 

"おいない"の京都最新情報

2017年02月25日 09時50分10秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】
    【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

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★節分が過ぎると、やさしい香りがしだす京の町に間もなく春を告げる上京区・北野天満宮で、梅の花をこよなく愛した菅原道真の命日にちなみ、遺徳をしのぶ「梅花祭」が二月二十五日開かれる。
満開の梅の花の美しさと香りに誘われ、本殿の神事では、祭神・道真の霊を「なだめる」という音に通じる「菜種」を冠に付けた神職が、古式にのっとり梅の枝や約四十㌔の蒸し米などを神前に供えた。
梅苑(約一.六㌶)と境内合わせて約二千本の梅の木が並び、種類も五十種以上と豊富で、道真の命日に当たるこの日に毎年行われている。約九〇〇年前から続く神事と、安土桃山時代に豊臣秀吉が境内で催した「北野大茶会」にちなむ野点大茶湯がある。本殿近くの仮設テントの下で行われた。
紅白に彩る梅の花の風情や三光門西広場での茶席「野点大茶湯」は、色とりどりの着物姿で上七軒の芸舞妓や女将ら約四十人による野点を、ちらほら咲きから満開の早咲き梅花を愛でながら、参拝者は春の訪れを満喫し楽しんでいた。
宝物殿も特別に公開され、「梅花祭と天神さま今昔写真展」が開かれている。
絵馬殿に、縦約七十㌢、横約一㍍のパネル七十枚を並べ、昨年の祭典や茶会の様子や、約百年前の境内、市電の走る周辺の町並みなどの風景も紹介している。恒例の縁日・「天神市」と共に楽しめます。

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"おいない"の京都最新情報

2017年02月24日 11時23分40秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】
     【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

 
★京都の花街の祇園甲部歌舞会は二十二日、春の公演「都をどりin春秋座」のプログラム用写真の撮影を、祇園甲部歌舞練場で開いた。
耐震工事に向け休館中のため、今年は京都造形芸術大(左京区)の春秋座で公演する。慣れ親しんだ歌舞練場で撮影に臨んだ芸舞妓は、本番への思いを新たにしていた。
今回の演目は春秋座の場所にちなんだ「洛北名所逍遥(そぞろあるき)」。貴船の川床や鞍馬山の牛若丸の伝承などを題材に計6景を披露する。
フィナーレは、洛北から歌舞練場に場面が移り、しだれ桜を背景に総踊りで締めくくる。
四月一日~二十三日(十日、十七日休演)。午後一時、同二時四十五分、同四時半の三回公演。三五〇〇円、茶席券付き四六〇〇円。期間中、歌舞練場の庭園を特別公開する。有料だが公演チケットがあれば無料。

 
★伏見区・醍醐寺で「五大力さん」の名で親しまれる「五大力尊仁王会」の法要が二月二十三日営まれた。
「五大力さん」とは醍醐寺にある五大堂の五菩薩の事で、衆生済度、現世利益の霊験あらたかだとか。
本尊・準提観音の眷属である五大力菩薩が開帳され、不動明王など五大明王の力にあやかり、国の安穏、無病息災、万民豊楽を祈願する山伏による法要が行われる。約千百余年の歴史がある。
僧侶が一週間かけて祈祷した「五大力尊御影」と呼ばれる災難・盗難よけのお札やお守りがこの日だけ授与される。
 
 
☆恒例の風物詩、豪快に巨大な鏡もちを持ち上げる時間を競う餅あげ怪力奉納がある。
「五大力さん」と親しまれ、国の平和や家族の健康を祈る醍醐寺最大の法要「五大力尊仁王会」の関連行事。「力」を奉納すると御利益が得られるとして、戦後に始まった。
当日の呼び物「鏡餅上げ力競べ大会」では国宝金堂前広場であり、男性が百五十㌔、女性が九十㌔の鏡餅を上げて力比べをします。
優勝者にはこの大鏡餅が授与されます。
男性が一〇代~六〇代の三十六人、女性が十六人と男女四十四人が挑戦。
はたして今年の力持ちは・・・?
「男性の部」は獣医師平井敏雄さん(六十一才)=兵庫県姫路市=が五分十九秒で、優勝した。
「女性の部」は、エアロビクス講師田中幸子さん(四十五才)=向日市=が十二分五秒で優勝した。

 


★左京区・聖護院山内積善院準提堂でも山伏による五大力尊法要があり、柱源護摩供養の後、本堂に高らかに響き渡るほら貝の音。経を唱えながら山伏が次々と護摩木をくべていくお札焼があり、普段は公開していない五大力菩薩図像が本堂で開帳され、家を盗難などから守るという魔除けのお札「御影」を買い求めるのに賑わった。 粕汁の無料接待があります。
 

★洛北の風物詩・上賀茂神社周辺で二月二十四日、少年の成長を祝う「幸在(さんやれ)祭」が営まれる。
元服の風俗にならい、「あがり」と呼ばれる数え年で十五歳の少年を一人前の大人として祝う儀式で、上賀茂神社の氏子町で受け継がれてきた

「幸在(さんやれ)祭」は元服にならって子どもの成長を山の神に報告する儀式で、江戸初期にはすでに営まれていたという。
真新しい大島紬の羽織と着物に白いマフラー姿の「あがり」の少年らは、打ち鳴らされる鐘の音に合わせて太鼓を叩き、「おーめーでとーごーざーるー」と独特の節回しのはやしを演奏。
「ダイショウギ」と呼ばれる緑の葉のついた枝を持って、氏神の大田神社や地域を巡り、沿道の住民の出迎えや祝福を受け、最後に上賀茂神社に到着。本殿でお祓いを受け大人の仲間入りを報告し祈祷する。
 


"おいない"の京都最新情報

2017年02月23日 09時34分30秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】
     [今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事
 
京都の花街で春の公演が迫ってきた二十一日、上七軒で「北野をどり」、宮川町で「京おどり」のプログラム用の写真撮影がそれぞれ行われた。華やかな舞台衣装に袖を通した芸舞妓が、カメラの前で本番さながらのしぐさを披露した。

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★上七軒「北野をどり」
春の公演で最も早く開幕する上七軒歌舞会の「第六十五回北野をどり」(三月二十五日~四月七日)の撮影は、会場の上七軒歌舞練場で行われた。
黒色の裾引き姿の芸妓と色とりどりの衣装の舞妓がそろうと華やかな雰囲気に包まれた。
今年は二部制で芸舞妓二十六人が出演する。第一部は歌舞伎仕立ての舞踊劇「ゑにしの宮 末はひとつになる物語」。江戸時代の縁結びの神社を舞台に、身分の違う若い男女の恋物語を詩情豊かに表現する。
第二部は、純舞踊「旅情ところどころ」で、東北や九州、四国に伝わる民謡や伝統行事を題材にした多様な踊りと音楽を披露する。出演者全員の「上七軒夜曲」で華やかに終幕する。
期間中は午後一時半、同四時の二回公演。四三〇〇円、茶席券付き四八〇〇円。当日のみ学割二八〇〇円。

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★宮川町「京おどり」
宮川町歌舞会の「第六十八回京おどり」(四月一~十六日)の写真撮影は、会場となる宮川町歌舞練場で行われた。
雪景色が見える座敷を背景にした舞台で、舞妓たちが細やかにポーズを確かめていた。
今年は「月華抄(げっかしょう)」と題した全九景の演目で、芸舞妓六十人が出演する。前半の第一~四景は「竹取物語」を題材にしたファンタジックな舞踊絵巻を展開する。
第五景以降は、黒紋付の芸妓による「百年の寿」や、かつての港町のにぎわいを表現した「風流宮津節」、金閣寺など京都の名所を芸妓が艶(あで)やかな舞で表現する「名花の花舞」などを次々と披露する。豪華絢爛(けんらん)な総踊り「宮川音頭」でフィナーレを飾る。
期間中は午後〇時半、同二時半、同四時半の三回公演。二二〇〇円四八〇〇0円。当日のみ学割千円。