京都を愛する”おいない”の最新情報・不定期便

【京 の 歳 時 記】:【最 近 の 話 題 : 出 来 事】をお知らせします

”おいない”の京都最新情報

2011年07月31日 13時01分23秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】

【祇 園 祭 シ リ ーズ】

八坂神社・疫神社:「茅の輪くぐり」09’.jpg

★祇園祭・神事済奉告祭は二十八日に行われ、、七月一日の吉符入りから約一ヶ月にわたって営まれた祇園祭の無事終了を神前に奉告し、神恩に感謝する神事です。
祇園祭を締めくくる「夏越祭」が七月三十一日、八坂神社境内・疫神社で営まれる。
夏越祭は素戔嗚尊(スサノオノミコト)の神話に由来する。
南海への旅の途中、疫神社の祭神の蘇民将来に手厚くもてなされた事に感謝し、「蘇民将来之子孫也」の護符をもっている人を疫病から守ろうと約束事の伝承にちなむ神事で、直径二メートルの大茅の輪をくぐって、無病息災・商売繁盛を祈願する。
お参りの後は、カヤの葉を抜き取っては思い思いの大きさの輪を作り、お守りに持ち帰る。それはひと月にわたる祇園祭の終幕でもある。

平成女鉾・清音会:「祇園囃子」09’.jpg

★女性ばかりで囃子方をつくっている平成女鉾清音(さやね)会」が三十一日、東山区の八坂神社で祇園囃子を奉納した。
澄み切った「コンチキチン」の音色とともに「ソーレ」の掛け声が境内に響き渡り、参拝客らが祇園囃子に聞き入っていた。
「平成女鉾」は山鉾巡行への参加を目指して、一九九六年に誕生した。
囃子方は女性だけで、この日は中学生から六十代の三十三人が奉納した。
揃いの白の浴衣姿で八坂神社の舞殿に登場し、独自の囃子の「清音」や厳かな雰囲気の「唐子白山」などなど十六曲を披露した。全員で息を合わせて、鉦(かね)と太鼓、笛の奏でる音色に、女性の声がすがすがしい雰囲気を醸し出した。

※ 一ヶ月に亘り、私の拙い【祇 園 祭 シ リ ー ズ】をご笑読頂きましたお方には感謝致します、有難う御座いました。
本日をもちまして祇園祭シリーズは完了致します。
次回シリーズは十月の「時代祭」をご期待下さい。

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

御香宮神社・茅の輪神事.JPG

★伏見区・御香宮神社で七月三十一日、無病息災を祈願する「茅の輪神事」が行われる。本殿と拝殿の間に備えられた直径二メートルほどの輪をくぐりながら「夏を元気に過ごせますように」と言いながら祈る。
「夏越しの祓え」として毎年この日に行っている。
参拝後、茅の輪からカヤを抜いて持ち帰り輪にして門口に吊しておくと、「知恵を授かる」とか「家の厄除けに」と持ち帰る参拝客もいる。

★ 愛宕神社の千日詣り

愛宕神社:「千日詣り」09’.jpg

火災よけの神として信仰を集める清滝口から登る「火伏せの神」として有名な標高九二四メートルの愛宕山山頂に鎮座する愛宕神社で、七月三十一日の夜から八月一日未明にかけて朝まで夜を通して続く恒例の「千日詣り」が行われる。
この夜に参拝すると千日分の功徳、火よけ、防火の御利益があると言われ、毎年全国から老若男女の大勢の参拝客が清滝の登り口から神社のある愛宕山頂を目指し、約二時間、四キロの山道を汗だくになってたどる
三歳までの子どもがこの日に参拝すれば、一生火の災難に遭わないとの言い伝えもあり、三歳までの幼児を背負った親たちは「お登りやす」「おくだりやす」「ようお参り」とお互いに励まし合いながら登って行く。

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”おいない”の京都最新情報

2011年07月30日 15時45分03秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

 §伏見・酒蔵の街、幻想的に§

伏見・「十石舟」灯籠の列09’.jpg

★酒蔵と水辺の夜を灯籠の光が彩る「伏見明(あか)りのプロジェクト」酒蔵が立ち並ぶ伏見区の旧市街地にあたる南浜周辺を約二〇〇基の花灯籠が幻想的に照らし出すライトアップが、二十九日から始まる。八月二十一日まで、水をイメージしたオリジナル灯籠が設置され、夕方から午後十時ごろまで点灯される。
波紋の揺れる水面を描いた青色の灯籠二百基が、夕暮れから酒蔵の立ち並ぶ界わいや川沿いの小道で点灯された。
小学校の児童が製作した別の灯籠一〇〇基が、近くの竜馬通り商店街に並べられ彩りを添える。児童の灯籠は八月四日から十五日、伏見大手筋商店街でも展示される。
また、十石船のライトアップ夜間運行が八月一日から二十一日まで行われる。
訪れた人たちは、川べりや夜間運航される十石舟の上で夜風に吹かれながら、幻想的なひとときを楽しめる。
八月七日には宇治川派流の寺田屋浜で伏見万灯流 しもある。
京都の夏のにぎわいを創出しようと、まちづくり会社・伏見夢工房などが実施する。今年で三回目。

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2011年07月28日 12時32分23秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】      

狸谷山不動院:「千日詣り火渡り祭」.jpg

★左京区・一乗寺の狸谷山不動院で七月二十八日、火床を素足で歩き、無病息災を祈る「狸谷山火渡り祭」が行われる。
同院で修行する修験者の間で行われてきた修練の一つに端を発するといわれる。
夕刻から全国各地から集まった四十人の修行僧が法要を行った。
柴灯護摩供後、護摩木を崩して敷き詰め、残り火の上を素足で火渡りを行う、これに続いて一般参加者ら約千五百人が読経の響く中、次々と火床に足を踏み入れ火渡りを行い、難病退散、夏バテ防止やストレス解消を祈願する。
山伏の導きがあるので、誰でも安心して参加できる。
先着壱千名に限り、「火渡りのお札」が無料で授与される。 
また、千灯祈願会が行われ、境内の石段には願い事が書かれたあんどん千灯が並べられる。

【祇 園 祭 シ リ ー ズ】

神輿洗い 05’.JPG

 ★この日の「神輿洗式」は、十日の神輿洗いで鴨川の荒ぶる水の神様を八坂神社へ迎え、祭りを催してもてなし、この日、人々の守り神として鴨川へおくる神事。
夕方から八坂神社で奉告祭が執り行われた後、五メートルあまりの大きな松明に先導され、「中御座社」の神輿を中心に 前後に点じます。
その後、十日の神輿洗いと同様に、行列をつくって四条大橋へ向かい、橋の上で神職が神水浸した榊を数回振り、神輿を清める行事が行われた。
この時、御神水が身体にかかると無病息災が約束されると言われています。その後、八坂神社に帰社し、神輿は格納されます。

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”おいない”の京都最新情報

2011年07月26日 17時27分45秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

大谷祖廟:「暁天講座」09’.jpg

 ★夏の早朝、著名人や高僧の話を聞く恒例の京都「曉天講座」が七月二十七日から八月上旬にかけて市内の下記各寺院で開かれる。
蒸し暑く慌ただしい一日が始まる前のひととき、すがすがしい早朝に静かで涼しい寺に身を置き、僧侶の心に響く仏教の教えや法話、学者・各界で活躍する多彩な著名人の文化、現代社会の人生訓に耳を傾け、自分の心を見つめてみては如何。
京都の夏の風物詩ともいわれる曉天講座。もとは「盂蘭盆会」として始まったといわれる。静寂と涼気に包まれた境内を体験するよい機会でもある。

【大谷本廟(西大谷)】:【真宗大谷派・岡崎別院】:【真宗大谷派・山科別院】:【大谷祖廟・(東大谷)】:【知恩院】:【天龍寺】:【妙心寺】:【東福寺】:【清水寺】:【禅林寺(永観堂)】【智積院】

いずれも午前五時半~七時からの開講。
各寺院の講座内容の詳細は専用掲示板かDMでお問い合わせ下さい、お知らせします。





”おいない”の京都最新情報

2011年07月25日 11時45分29秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

天橋立:「文殊堂出船祭」11' .jpg

★丹後・宮津市の夏の風物詩「天橋立文殊堂出船祭」が七月二十四日夜、名勝・日本三景・天橋立の文珠の智恩寺と文殊水道に設けられた特設舞台で催された。
暴れ竜と文殊菩薩の舞う、炎とドラの音が響く豪快な海上絵巻が繰り広げられ見物客を魅了した。
出船祭は、中国五台山から天橋立の久世(くせ)の戸(文殊)に迎えられた文殊菩薩が、地上で暴れ回りする悪竜を千年をかけて説法を続け、竜が仏に帰依し人々を守ることを誓って改心させたという智恩寺の「久世戸縁起」に基づいた海上安全祈願祭で今年で二十九回目。
午後八時頃から文殊水道や海上の舞台近くにかがり火がともされ、ドラや太鼓の音が鳴り響き、体をくねられながら現れた二頭の竜との戦いを表現する「竜舞」を演じた。
祭りムードが高まる中、文殊菩薩の化身の巫女を乗せた船が、沿道に約三百本のたいまつが並ぶ文殊水道を厳かに渡り、回旋橋傍の海上の舞台で激しく舞う金銀二頭の竜を説法。暴れていた悪竜は徐々に改心し、人々を守る龍神になったという伝説。
フィナーレは、約五百発の花火が打ち上げられ、観客らは真夏の夜の海上絵巻を幻想的な物語の世界に浸っていた。

鹿ヶ谷安楽寺:「鹿ケ谷南瓜」.jpg       鹿ヶ谷・安楽寺:「カボチャ供養」.jpg

★中風封じで知られる「鹿ヶ谷カボチャ供養」が、左京区・鹿ヶ谷の安楽寺で七月二十五日行われた。
約二百四十余年ほど前の江戸時代末期に安楽寺の住職・真空益随上人が、病気で苦しんでいる人を哀れみ、修行をすると、ご本尊阿弥陀如来から「夏の土用の頃にカボチャを供養すれば中風にならない」との夢のお告げを受けたことが始まりとされる。
独特の京都・綾部産のひょうたん形のカボチャ二百五十キロ、二百個、約千人分が用意され、仏前に供えて供養したあと煮炊きした鹿ヶ谷カボチャを参拝者に振る舞い、中風にならないよう祈願する行事。当日は、寺宝が一般公開される。 
 

真如堂・寺宝虫払会.jpg    

★虫干しを兼ね宝物公開 左京区・真如堂(真正極楽寺)では、虫干しに合わせて寺宝を公開する恒例の「宝物虫払会」が、七月二十五日に行われた。
虫払会は土用の間に一日だけ実施している恒例行事。
ふだんは目にすることが出来ない境内の宝蔵に納められている貴重な掛け軸や巻物など約二百点を年に一度、「土用」の風を通している。
一例:室町時代、応仁の乱の様子などを描いた「真如堂縁起絵巻」(重文)の江戸時代の写本、室町時代の東福寺の画僧兆殿司が描いた「涅槃図」や、江戸時代の絵師・狩野山雪の「寒山拾得」のほか、狩野探幽の水墨、真如堂の歴代貫首の肖像画など、古美術品がずらりと並らび、参拝者は僧侶の説明を受けながら、名品の数々を間近に鑑賞出来る。
安倍清明奉納極楽往生の「秘印」の授与と暑気払い「びわ茶」の接待などがある。

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