京都を愛する”おいない”の最新情報・不定期便

【京 の 歳 時 記】:【最 近 の 話 題 : 出 来 事】をお知らせします

”おいない”の京都最新情報

2014年07月21日 10時03分51秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】    

神光院:「きゅうり加持」07’.JPG                   

★夏を乗り切る"秘伝" 「きゅうり封じ」                         
きゅうりに病気を封じ込め、健康を祈る夏の伝統行事が土用の入りの二十一日と土用の丑の日の二十九日に北区西賀茂・神光院で営まれる
。 午前七時~午後四時半まで。 神光院は弘法大師(空海)ゆかりの寺で、「京の三弘法」の一つと称される。   
きゅうり加持は弘法大師が中国から持ち帰った疫病除けの秘伝とされ、同寺では体力の衰えやすい盛夏の弘法大師縁日の丑の日前後に営んでいる。 用意されたきゅうりは約千五百本。参拝者の名前や数え年と病名を書いた祈願文に包まれたきゅうりを本堂で祈祷を受けた後、きゅうりを家に持ち帰り、身体の悪い所を撫でて地中に埋めると土にかえる頃には病気も自然界にとけ込み、消滅するとされ、健康で猛暑を乗り切れる。  境内のきゅうり塚に埋めることも出来ます。

 

【祇 園 祭 シ リ ーズ】

 

大船鉾:「曳初め」2014年.jpg

 

 ★祇園祭・後祭(あとまつり)の大船鉾が二十日、新町通四条下ルの四条町に一五〇年ぶりに姿を現した。
部材はまだ白木のままだが、船体の一部は江戸時代後期の懸装品などで飾られた。
早朝に四つの車輪をはめ込み、午前中にお披露目式があった。山鉾や行政関係者、鉾再建の支援者ら計約二〇〇人が集まり、復興を祝った。午後には「曳初(ひきぞ)め」があり、多くの見物客が綱を手にして新町通を往復して鉾を曳いた。
船首には約二〇〇年前に作られた全長約二・三メートルの大金幣(きんぺい)、船体には水引と、復元新調した赤と緑の胴幕、船尾にはかじを取り付けた。

(画像の多いヤフーおいないブログへ直行)必見
http://blogs.yahoo.co.jp/oinaijp/folder/279901.html 







”おいない”の京都最新情報

2014年07月20日 12時13分18秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】

 

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事 

城南宮・例祭:「お涼み」’08.JPG

★南区・城南宮では、氷柱をなでて暑気払いをする恒例の「お涼み」が夕方から、サカキや方除安全、無病息災の木札を収めた高さ一〇五センチ、幅五十五センチの氷柱二本が供えられ、参拝者はこの氷柱に触れて暑気を払い祈願します。 

 拝殿を囲む提灯に明かりが点され、夏の宵の風情を醸し出す。神楽殿の表舞台で巫女による「お涼み神楽」が奉納される。 

松尾大社:「御田祭」2012年.jpg
                                                      

★西京区・松尾大社で二十日、室町時代以前から続く神事で、五穀豊穣を祈る恒例の「御
田祭」(京都市無形民俗文化財)が営まれた。
  
明治時代以前は六月二十三日に、それ以降は七月二十三日に行われていたものが、昭和四十九年からは毎年七月第三日曜日に執り行われています。
本殿で神事が行われた後、鮮やかな黄緑色の打掛装束に花笠をつけた三人の植女が神前から授かった早稲、中稲、晩稲の苗を両手に持ち、父親の肩に担がれて雅楽が奏でられる中、拝殿の周りを三周巡り、夏場の田に害虫が来ないように秋の実りを願う五穀豊穣を祈る古式ゆかしい神事。
夏野菜を神前に供え、謡曲を奉納します。  

【祇 園 祭 シ リ ーズ】

南観音山と北観音山で山の中心に立てる「真松」を決める「松選び」.jpg

★祇園祭・後祭(あとまつり)の南観音山と北観音山で「山建て」が始まり、山の中心に立てる「真松(しんまつ)」を決める「松選び」が十九日、中京区新町通蛸薬師上ルの北観音山の町内であった。
二本の松から、自分の山に使用する松を選ぶ行事。今年の後祭巡行)の復活に合わせ、昨年より一週間遅らせた。
右京区で切り出された長さ十三メートルの二本の松を載せたトラックが町内に到着。両観音山の保存会代表者が寄って「おめでとうございます」とあいさつした。
松の選択権は、結び目のある荒縄を引いた方に与えられる。まず、南観音山が引いたが結び目がなく、北観音山が選択権を得た。真松に、今年新調した木彫りのハトとオナガドリを松にとまらせ、二十日午後に「曳初(ひきぞ)め」をする。

 




”おいない”の京都最新情報

2014年07月19日 10時35分36秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

伏見稲荷大社:「本宮祭・宵宮」’08-329.jpg

★京の夏を彩る伏見稲荷大社の「本宮祭」が七月十九日と二十日に行われる。
十九日の宵宮祭では、
午後七時から稲荷山をはじめ、境内全域にある石灯籠と数千もの奉納された提灯などに点火され、京野菜や花を描いた行灯画など幻想的な雰囲気が漂う中、「万灯神事」が行われ、浴衣姿の家族連れが柔らかな光の中で夕涼みを楽しんだ。
本宮祭(二十日)は、稲荷大社の分霊を祀る全国の崇敬者が年に一回,本社に参拝する盛夏の大祭。日没から,鳥居が連なる稲荷山参道などで約六千個の提灯に次々と明かりがともった。  
参道の灯籠約三百五十基,奉納された提灯約数千個にともす神事が厳かに行われる。
本殿周辺では,京都市やその近辺に在住する日本画家や洋画家、工芸家らが奉納した約四百点が行灯画として色鮮やかに展示され、夜風に吹かれながら訪れた人たちの目を楽しませ、夏の夜を満喫していた。

伏見稲荷大社:「本宮祭」11’.jpg




”おいない”の京都最新情報

2014年07月18日 11時01分29秒 | 【祇園祭シリーズ】

【祇 園 祭 シ リ ーズ】

祇園祭・「神幸祭」 2014年.jpg

★ 神幸祭(おいで) 御輿渡御
祇園祭は平安時代初めの貞観十一年(八六九)全国に疫病が流行したとき、神泉苑に祇園社のおみこしを迎えて素盞鳴尊(すさのおのみこと)をお祀りし、病気平癒・開運除災を祈ったことに始まる。
祇園祭は山鉾巡行と共に終わるのではありません。山鉾巡行の後、夕方より久世駒形稚児の乗った馬が先導し、祭神を奉じた中御座、東御座、西御座の三基が八坂神社の石段下に集まった。三基の神輿が西門前に集結し一斉に差し上げられると祭ムードは最高潮。
差し上げを行った後、ご神宝捧持の行列を先頭に氏子地域を練り、四条新京極の御旅所まで「東御座」・「中御座」・「西御座」の三基の神輿が深夜まで渡御する。
蒸し暑さが残る中、三基は飾り金具の音を鳴らして祇園界わいや河原町通の商店街などを勇壮に進み、深夜には御旅所にそろった。祇園祭でもっとも重要な神事。山鉾の行事と一体となって成り立っている。
二十四日の還幸祭(おかえり)までお旅所に鎮座する。

御旅所:「無言詣り」.JPG

★《逸話》 おみこっさん(神輿)へ無言詣で
『祇園界隈の花街では、お祭り期間中(おいで~おかえり)四条通・新京極の神霊の鎮座する御旅所へ無言で七日間毎日詣でると、願いがかなうと言う』。
花街(祇園・宮川町・先斗町)の芸舞妓さんたちがお座敷のあと、浴衣姿で無言参りにくる姿は京情緒あふれる祭りの夜の光景です。

 

大船鉾の鉾建て 2014年.jpg

★祇園祭の後祭(あとまつり)巡行に復帰する大船鉾の「鉾建て」が十七日午後、下京区新町通四条下ルの四条町で始まった。幕末以来、一五〇年ぶりに鉾を組む槌(つち)音が響き渡った。大船鉾は二十四日の巡行で最後尾を進む。
鉾建ての作業は通常、曳初(ひきぞ)めまでの二~三日間で終えるが、大船鉾には経験者がいないため、万全を期そうと前祭(さきまつり)巡行の直後から取りかかった。
午後、まだ香りが残るまっさらなヒノキ製の部材を運び込んだ。作事方と呼ばれる大工たちが手際よく組み上げ、船の形をした鉾の骨組みが姿を現した。
後祭で巡行する十基の山鉾のうち、大船鉾と北観音山、南観音山は二十日までに鉾を建てて同日午後に曳初めする。二十一日までに全ての山鉾が立ち並ぶ。

(画像の多いヤフーおいないブログへ直行)必見
http://blogs.yahoo.co.jp/oinaijp/folder/279901.html







”おいない”の京都最新情報

2014年07月17日 16時37分02秒 | 【祇園祭シリーズ】

【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

新撰組・「池事変記念パレード」2014年.jpg

★新選組の愛好家が隊士姿で練り歩く「池田屋事変記念パレード」が十六日、京都市内で行われた。「誠」の旗を掲げた一行が祇園祭の宵山でにぎわう四条通に登場し、観光客らに勇壮な姿を披露した。
「京都新選組同好会」が企画した。幕末の一八六四(元治元)年の祇園祭宵山の前日に、新選組が討幕派の志士を鎮圧した池田屋事件に合わせて毎年催している。今年は事件から一五〇年を迎え三十九回目となる。、
壬生寺に集まった同好会のメンバー三十五人は、新選組の近藤勇局長らの墓碑を参拝した後、「京都の平安を守るため出動せよ」との号令で出発。四条通を八坂神社までゆっくりと歩いた。
暑さのため休憩を挟みながら、道中は「新選組、前へ」「オー」と威勢のいい掛け声を響かせた。だんだら模様の羽織を揺らして誇らしく歩く姿に観光客らが見入った。

【祇 園 祭 シ リ ーズ】

南観音山:「日和神楽」2012年.jpg

★祇園祭・日和神楽                     
山鉾巡行が行われる十七日の好天を祈る行事「日和神楽(ひよりかぐら)」が十六日夜、京都市中心部であった。
三十三の山鉾町のうち、大船鉾を含めた十三の山鉾町の囃子方が、四条通寺町東入ルの八坂神社御旅所を目指した。日和神楽は、鉦(かね)や太鼓を載せた専用の移動式屋台で御旅所に向かう。従来は、町内から御旅所まで四条通を往復するコースが主流だったが、宵山の四条通が混雑して危険なため、近年は別のコースを通る町も増えてきた。

★京都の夏を彩る祇園祭は十六日、「宵山」を迎えた。二十二基の山鉾が立ち並ぶ中心部の山鉾町では、夕暮れとともに駒形提灯に明かりがともり、祇園囃子と相まって祭りムードは最高潮に達した。

祇園祭前祭の山鉾巡行コース.jpg

★祇園祭の山鉾巡行が十七日、京都市中心部で行われる。
先頭の長刀鉾は午前九時に四条烏丸交差点を出発する。四条麸屋町で稚児が「注連縄(しめなわ)切り」を行い、山一番の占出山が続く。巡行順を確認する「くじ改め」は四条堺町、鉾や曳山(ひきやま)が豪快に進行方向を変える「辻回し」は四条河原町、河原町御池と御池新町で見られる。
夕方からは神幸祭があり、三基の神輿(みこし)が東山区の八坂神社を出発する。午後六時半ごろに石段下で「差し上げ」をした後、氏子地域を練って四条通寺町の御旅所に向かう。

祇園祭長刀鉾・稚児:「注連縄切り」2014年 .jpg

★ 山鉾巡行
祇園祭のクライマックス、山鉾巡行の二十三基の山鉾は、各鉾町を出発して四条烏丸に集結、俗界と神域への結界を解き放ち、巡行の始まりを告げる大役、注連縄切りを務める長刀鉾の生稚児は、金冠を頭に、金色・朱色のあでやかな振り袖に身を包み、四条通を横切るように縄が緩やかな曲線を描いて張られている。稚児がかざした太刀をきらめかせ、両手で一刀両断「注連縄切り」が行われた。左右に縄が落ちると固唾をのんで見守っていた沿道の観客か拍手とどよめきがわき、巡行が始まる。

くじ改め(解).JPG

★くじ改め
巡行の見せ場の一つが、四条堺町の「くじ改め」で、各山鉾の渡し方はさまざまだ。
京都市長による巡行順位を確認する「くじ改め」のセレモニーの後、「動く美術館」といわれる通り、豪華に・優雅に三時間余りをかけて市内中心部、四条通から河原町通へと鉾の前方二人の音頭取りと屋根の上の人々との呼吸と技の見せ所
で巨体がゆっくりと進む。途中二ヵ所の交差点で方向転換する技術、見せ場「辻回し」に見物客は拍手喝采。

祇園祭・前祭:「山鉾巡行」2014年.jpg

★ 辻回し
次の山場、辻角での「辻回し」が行われる四条河原町交差点や河原町御池交差点では、竹を敷いて水をまき、車輪を乗せると山鉾が車方の技と掛け声と共に、曳き子が一気に向きを変える。直角に方向転換する豪快なシーン「勇ましく山鉾の向きを変える辻回しからのパワー」は観衆を魅了する。

山鉾巡行(横七基).JPG

★ 祇園祭のハイライト
山鉾巡行に囃される祗園囃子は各鉾によってその曲はそれぞれ異なる。
「渡り囃子」などと呼ばれる優雅で荘厳な奉納曲を奏で、四条通を進んできた山鉾は、四条河原町での交差点での見せ場、方向転換する「辻回し」で車輪を横滑りさせて、三回に分けて向きを変える時、辻回しの曲のテンポを次第に早め、辻回しの角度に合わせて、囃子が徐々に盛り上がる「唐子」が醍醐味。
河原町通で北を向くと囃子の曲調が一転して賑やかな「戻り囃子」に切り替わり、祭りを楽しむ開放感と活気がみなぎる。
終盤、地元鉾町に近づくと鉦や笛、太鼓の音色が一体となり、囃子は頂点に達する。各鉾とも奉納曲はいくつも用意されている
※午前九時にスタートして約二.八キロの巡行コースを約一時間半かけて祭礼絵巻が繰り広げられる。 

(画像の多いヤフーおいないブログへ直行)必見
http://blogs.yahoo.co.jp/oinaijp/folder/279901.html