京都を愛する”おいない”の最新情報・不定期便

【京 の 歳 時 記】:【最 近 の 話 題 : 出 来 事】をお知らせします

京都を愛する”おいない”の最新情報・不定期便

2005年04月30日 07時41分00秒 | “おいない”プライベート日記
【京 の 歳 時 記】
新緑の映える京都を彩る花街の踊りの棹尾を飾る第百六十八回の輝かしい伝統と磨き上げられた洗練の美を誇る、明治五年創演の百三十余年の歴史が息づく、京の年中行事「鴨川をどり」が五月一日から開幕。
美しく楽しい華舞台、興趣の内容を盛った豪華番組。今年の演目は、「物ぐさ草紙」と「京都惜春」。初舞台の舞妓二人が出演し、京情緒あふれる華やかな舞台が繰り広げられる。終幕は総勢十七人がにぎやかな郡舞で、初夏の風情を演出、艶やかに競演する。
  会 期  五月一日~二十四日まで(二十四日間)
  開 演 午後十二時三十分、 二時二十分、 四時十分
  入場料  茶券付き特別席 四千三百円 ・ 特別席 三千八百円
            (五日前より座席指定券発行)
       普通席 二千円 (当日座席)  御茶券  五百二十五円


京都を愛する”おいない”の最新情報・不定期便

2005年04月29日 07時49分43秒 | “おいない”プライベート日記
【京 の 歳 時 記】
京都・伏見の城南宮で、春秋二回恒例の平安時代のみやびな王朝絵巻を再現した優雅な貴族の歌遊び、春の「曲水の宴」が四月二十九日行われる。
お琴の音色が響く庭園で、遣水(やりみず)と呼ばれる小川のほとりに座った歌人が短歌を披露し、多くの観客はひとときを雅な世界に酔いしれていた様です。
清流にのぞんで詩歌を作り、杯を巡らす曲水の宴は中国古代に始まったとされ、日本では奈良時代から平安時代中期まで宮中で特に盛んに開かれていたようです。
城南宮では毎年二回開かれて、その都度歌題を定め、宮中衣装の色鮮やかな狩衣や小袿(こうちき)をまとい、公郷や女官にふんした七人の歌人が三十一文字の短歌を短冊にしたため、遣り水を流れてくる杯の酒を飲み干すという伝統の儀式。新緑の中で繰り広げられる王朝絵巻です。 
当日は神苑樂水苑を無料公開(午前九時~午後四時半まで)