京都を愛する”おいない”の最新情報・不定期便

【京 の 歳 時 記】:【最 近 の 話 題 : 出 来 事】をお知らせします

おいないの京都最新情報

2008年09月30日 08時39分49秒 | 【最 近 の 話 題 : 出 来 事】
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

十月一日の「印章の日」を前に、使わなくなった印章に感謝する「印章祈願祭」が二十八日、下鴨神社であった。今年で二十九回目。
全国から人生の節目などで役割を果たしてきた約二万八千本の印章が寄せられ、境内の印納社でお祓いを受け、納められた。
十二単衣を着た女性による舞や篆刻の体験コーナーも催され、多くの人で賑わっていた。


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2008年09月27日 16時13分45秒 | 【最 近 の 話 題 : 出 来 事】
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

京都市は、元離宮二条城の文化財や庭園を集中的に展示・公開する「二条城お城まつり」を、九月二十七日から十一月二十四日まで開かれる。
二条城には年間約百三十万人の観光客が訪れるが、「世界遺産の二条城」の名城の魅力を京都市民にもアピールするのが狙いで開催される。
世界遺産で貴重な文化芸術を体験できる「二条城お城まつり」は、普段は観られない文化財の特別公開はじめ多彩なイベントが二ヶ月間にわたって催される。

★城内で観光ガイド付き人力車を無料で走らせる。
      (九月二十七日~十月五日の土日、十月十一、二十六日に実施)

★清流園特別公開(九月二十七日~十月五日)
日頃解放していない特別観覧通路を散策しながら、美しい秋の清流園を満喫。

★火縄銃の実演(十月四日:午前十一時と午後二時)

★菊花展(十月十八日~十一月十六日)
丹精込めて育てられた大菊約四百七十本を唐門前に展示し、秋の二条城を菊花の香りで包みます。

★タカ狩りの放鷹術実演(十一月二十三日:午前十一時と午後二時)
徳川家将軍が好んだ鷹匠による「放鷹」(鷹狩り)の迫力ある技の実演。

★第五十四回市民大茶会
情緒深い秋の清流園を眺めながら、各流派のお茶席が楽しめる。
裏千家家元(十月二十八日)・表千家家元(十一月一日)・藪内家家元(十一月三日)





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2008年09月26日 17時45分14秒 | 【最 近 の 話 題 : 出 来 事】
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「幕末の寺田屋」焼失確認

★幕末の「寺田屋騒動」などの舞台として伏見観光のスポットとなっている伏見区南浜町の旅館「寺田屋」については、柱の刀傷や弾痕などを一八六二年の寺田屋騒動で残った実物として展示しているが、今回京都市の調査により「建物は一八六八年の鳥羽伏見の戦いで焼失した」として幕末から残る建物ではないとの結果を公表した。
市歴史資料館が、書物や石碑などを点検した結果、鳥羽伏見の戦いがあった一八六八年一月二十七日直後に出た瓦版の地図で焼失範囲に寺田屋が含まれており、一九〇六年に記された「寺田屋伊助申立書」にも戦いで焼失したとの文言があった。
現在の寺田屋東側に立つ薩摩藩士の顕彰碑(一八九四年建立)にも、壊された建築物を意味する「遺祉」の言葉が刻まれている。
寺田屋では、今後については展示内容を改善して、明確で分かりやすい展示を考えたいとしている。

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2008年09月23日 09時23分42秒 | 【最 近 の 話 題 : 出 来 事】
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

伏見区・御香宮神社では、ろうそくの明かりの下で伝統芸能を鑑賞する「御香宮神能」が九月二十三日夜上演され、観客を幽玄の世界へといざなう。
御香宮神能は豊臣秀吉が伏見城の守り神とした神社、鳥羽伏見の戦いでは、薩軍の屯所にもなった御香宮の能舞台での能と仕舞、狂言で、室町時代から神事として続いており、毎年秋に境内の能舞台で、ろうそくの柔らかな光りが舞台を包み、虫の音が響く中、開かれている。
能楽が猿楽と呼ばれていた六百年以上前から催されている。
神能は、日没になると本殿と向かい合う形で設けられている御香宮能舞台で、舞台の回りのろうそくに灯が灯され、奉書紙を通して漏れる柔らかな光が舞台を照らし、ろうそくの明かりで演じる「蝋燭能」として親しまれている。
今年は源氏物語千年紀に合わせ、物語を題材にした能「須磨源氏」や仕舞「夕顔」などが上演された。 

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2008年09月22日 09時52分38秒 | 【最 近 の 話 題 : 出 来 事】
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】   

日ごろ用いる櫛に感謝する「櫛まつり」が九月二十二日、第四十八回目を東山区の安井金比羅宮で境内の久志塚に使い古した櫛を納めて供養する。
古墳時代から現代までの髪型に結い上げた女性ら四十人余が櫛供養のあと舞を奉納する。
各時代の髪型とあでやかな衣装の女人風俗行列が神社境内を出発して、祇園界隈・四條通、川端通、新橋通、から花見小路を練り歩く。
以前は「くし」の語呂合わせで九月四日にあったが、現在は美容師の休日の九月第四月曜日に行われるようになった