京都を愛する”おいない”の最新情報・不定期便

【京 の 歳 時 記】:【最 近 の 話 題 : 出 来 事】をお知らせします

"おいない"の京都最新情報

2016年12月31日 21時34分32秒 | 御挨拶

 2016年 12 月 31 日(土)


    【おことわり】

小生、十四日に極度の貧血に見舞われ病院に駆け込み、即入院とのことで私用は勿論パソコン関係も開けっ放しで何の対処もできずに入院しました。その間いつも読んでいただいている皆様には大変ご迷惑をおかけし、深謝いたします。
昨日(三十日)無事退院しました。
十四日以降の情報を思い出しつつ順次記述していこうと頑張りますが、何分八十三才の年齢で何かとご不便をお掛けすると思いますが、体力・気力の続く限り情報発信を書き続けようと思って頑張ります。
※おいないのブログ(京都最新情報)をご愛読頂いている方々、宜しくお願い致します。
 
   [お知らせ]
 
★表千家と裏千家、初釜取りやめ 京都、代わりに稽古始め開く。
茶道裏千家は、千宗室家元の夫人容子さんの父、三笠宮さまの逝去に伴い、新年恒例の初釜式を来年は取りやめる。
表千家も、千宗左家元の弟、左海祥二郎さんが昨年八月に亡くなったのを受け、初釜式を行わない。
例年、両千家とも京都と東京で政財界などから多くの招待客を招いて和やかにもてなし、年始の風物詩となっていた。
初釜式に代わり、裏千家は京都で一月七~十日と東京で十六~十八日、表千家は京都で十一~十三日と東京で十六~十七日に、社中の稽古始めを行う。

"おいない"の京都最新情報

2016年12月13日 13時54分05秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】

「今年の漢字」

平成28年 今年の漢字

★京都は日本漢字能力検定制度の発祥地でもあることにちなみ、毎年十二月にその年の世相をひと文字で表現する漢字を全国から一般公募しています。
十二月十二日を「いい字一字」と読み、毎年「いい字」を少なくとも「一字」は覚えてほしいという願いを込めています。
一年の出来事を清めるとともに、新年が明るい年になることを願い清水寺に奉納する儀式が行われた。 二十二回目の今年は十五万三千五百六十二票で、最多の「金」は六千六百五十五票を集めて今年の漢字に決定した。金が選ばれるのは三度目で、史上最多のメダルを獲得したリオデジャネイロ五輪での日本選手の活躍や、舛添要一前東京都知事の政治資金流用など「政治とカネ」の問題を反映した。
午後二時、恒例により清水寺の森清範貫主が奥の院の舞台で太筆で縦一.五㍍、横一.三㍍の特大和紙に力強く揮ごうし、一気に墨書きした「金」を書き上げた。
二位は米大統領選や英国のEU離脱の国民投票、選挙権年齢引き下げ後初の国政選挙が行われたことから「選」、三位に熊本地震や東北地方の大雨被害など天変地異を受け「変」が入った。続いて「震」「驚」「米」「輪」「不」「倫」の順。

   [今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]

祇園甲部:「事始め」'07

★師走の風物詩として、迎春の準備に入る節目の行事「事始め」が十二月十三日に行われる。京都の古い商家や花街などでは、師匠や主家筋に鏡餅を持参して一年の挨拶をし、お正月の準備を始める日。
花街祇園では芸舞妓が京舞井上流家元・五世八千代さん宅を訪れて、一年の感謝をこめて旧年の礼と新年の挨拶を交わし合うしきたりです。
稽古場には赤いひな壇に白い鏡餅が並び、すっかり新春のととのえ、家元よりご祝儀の舞扇を受けて精進を誓う。
他の花街でも日頃お世話になっている各師匠にご挨拶をします。
花街では、年末にかけては「おこと(お事多)うさんどす」と声を掛け合うようになる。
事始めの「事」とは正月を迎えるための様々な仕事の意味。
京都では江戸時代以降、商家などで分家が本家の繁栄を祈って続けた風習で、現在でも花街や西陣、室町の旧家などで守り続けられています。

北野天満宮:「大福梅授与」’07

★上京区・北野天満宮では十二月十三日より、「大福梅の授与」が行われる。
境内の二千本の梅の木から収穫した実を塩漬けにし、神職が天日干しして作った。
平安中期の村上天皇の天暦五(九五一)年に疫病が流行し、かかってしまった天皇御脳が、カラカラに干し上げた梅の実を白湯にいれたお茶を飲んで平癒したことから、王服(おおふく)と称して、毎年元旦の朝に茶の中に入れて飲むと邪気を払い一年を健康で無病息災でいられるといわれています。
干した梅の実を六粒位ずつ、手のひら程の大きさに切りそろえた縁起物の裏白(ウラジロ科のシダ植物)とともに奉書に包んで授与される縁起物。 今年は三万袋用意される。

六波羅蜜寺:「かくれ念仏」05’

★東山区の六波羅蜜寺で十二月十三日、師走恒例の「かくれ念仏」が始まった。
踊りながら念仏を唱えて、今年一年の人々の罪業(ザイゴウ)が消えるように念じる仏事で、大晦日まで毎日、日暮れ時から奉納される。※ 大晦日は非公開。
正式には「空也踊躍念仏」といい、平安中期に同寺を開いた空也上人が、天暦五年に京都で疫病が流行した際、その救済を願って退散させるために始まったと伝えられる
鎌倉時代に念仏信仰が禁止された時、外に漏れないよう工夫した独特の所作で僧侶が念仏を唱え、本堂の内部を屏風で囲って営んだことから「かくれ念仏」の名が付いた。
約千五百年前、空也上人が疫病や天災に苦しむ民衆の心の救済として始めた念仏は、鎌倉幕府に弾圧されてが、六波羅蜜寺ではひそかに続けてきた。
毎夕、午後四時から四人の僧侶が鉦を鳴らしながら「南無阿弥陀仏」と聞き取れないように「モーダナンマイトー」「ノーボーオミトー」と発音をぼかした念仏を唱えながら体を前後に揺らして導師の周りを歩く厳かな仏事。
一年の罪を消滅させ新年が良い年であるように祈る。
念仏弾圧の名残で、途中で僧が隠れる所作も披露され、見物客は見入っていた。

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"おいない"の京都最新情報

2016年12月12日 13時21分25秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】
    [今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]
 
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★保津川下りで冬季に運航される「お座敷暖房船」が始まった。
多くの観光客が乗り込み、船内のストーブで手を温めながら、丹波霧と保津峡の名残の紅葉を楽しんだ。船の座席部分をビニールで囲い、じゅうたんを敷いて、中央に小さな石油ストーブを於いている。
今年は寒そうなので、雪の川下りや渡り鳥も楽しめそう。
毎年十二月から、三月九日まで運航している。

"おいない"の京都最新情報

2016年12月10日 15時52分03秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

嵐山:花灯路 (2)

「京都・嵐山花灯路2015」

ライトアップにより多岐にわたって催される。                               
《 大 覚 寺 》                                             
真言宗大覚寺派大本山。元は嵯峨天皇の離宮跡。境内の東側に広がる大沢池は、中国の洞庭湖を模して造られ、平安時代の林泉式庭園で、桜や楓の季節もよい、観月の名所でもある。建立:八七六年。
《 二 尊 院 》                                        
本尊に釈迦・阿弥陀の二如来(重文)をまつる天台宗寺院。慈覚大師円仁が開基し、応仁・文明の乱のあと法然の弟子湛空再興。参道は「紅葉の馬場」と呼ばれる。建立:八三四・八四七年。
《 常 寂 光 寺 》
小倉山中腹の静寂な寺域は、天台四土最勝の浄土である常寂光土に遊ぶかのようであることから寺号となった。
山門から仁王門、本堂、多宝塔へと続く参道は、秋には紅葉のトンネルとなる。山腹からの市内一円の夜景が見事である。建立:一五九六年
《 野 宮 神 社 》
平安遷都後、伊勢神宮の斎宮の選ばれた皇女が」一年間ここに籠って精進潔斎をする習わしがあった。付近に産する竹を「野宮竹」という。祭神は天照大神。                 
嵯峨野巡りの起点でもある。建立:八〇〇年頃。  
《 大 河 内 山 荘 庭 園 》
百人一首で著名な小倉山の山麓に、昭和初期の名優・大河内傳次郎が、三十年の歳月にわたりこつこつと創り上げた風光明媚な借景庭園で、嵐峡の清流をはじめ、古都の霊峰がたなびく雲のように眺められる。
《 天 龍 寺 》  
臨済宗天龍寺派の大本山。一三三九年夢窓国師を開山として創建。
室町時代には京都五山の第一位。日本で最初に史跡・特別名勝に指定され、一九九四年世界文化遺産に登録された。 
《 宝 厳 院 》  
大本山天龍寺の塔頭寺院庭園「獅子吼の庭」。嵐山を借景とした広大な敷地の回遊式庭園。春は桜や新緑、秋は紅葉と自然をそのまま活かした美しい景色が広がる。
特に秋には紅に染め上げる境内一帯ををライトアップ。
《 法 輪 寺 》 
和銅六年(七一三)に元明天皇の勅願により、行基菩薩が総見の古刹。日本随一の虚空像像菩の霊場。その霊験は『今昔物語』などに記述される。『十三まいり』の寺として知られる。舞台から京都市内が一望できる。
《 落 柿 舎 》 
蕉門十哲の江戸時代の俳人、向井去来の閑居跡。庭にあった四〇本の柿の実が一夜のうちに落ちつくしたのが名の由来。芭蕉が晩年当庵で名作『嵯峨日記』を著した。玄関には庵主の在宅を示す蓑と笠が掲げられ、庭には去来や芭蕉の句碑が立つ。

妙満寺:「釈尊成道会・大根だき」A 

★左京区岩倉・幡枝の妙満寺で「釈尊成道会(しやくそんじようどえ)・大根だき」が行われる。
成道会は、お釈迦さまがインド・ブッダガヤの菩提樹の下でお悟りを開かれたことを喜び、心から感謝する大切な法要です。
法要後には「大根だき」を参拝者に振舞い、除厄招福と健康を祈願いたします。
また、境内の夜間ライトアップも行います。幻想的な夜の紅葉が楽しめる。
枯山水の名園「雪の庭」を愛でながらの大根だきです(限定三百食)。

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"おいない"の京都最新情報

2016年12月09日 17時30分27秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】

 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題】


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★京都で元祖を称する「鳴滝の大根焚」として知られる右京区・鳴滝の了徳寺の報恩講が十二月九日・十日の二日間営まれる。
七百五十余年前、一二五二年親鸞聖人が法然上人の遺跡を訪ねてこの地を訪れた時に、村人が塩で煮たダイコンでもてなしたのが始まりとされる。
毎年の報恩講で無病息災を願う信徒や大勢の参拝客でにぎわい、湯気が立ち上がるダイコンを提供している。
約三千本の大根を用意、檀家たちが前日夕方から大釜で塩としょうゆだけで煮込み油揚げを添えて仕上げる。有料.

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 ★西京区の松尾大社に、来年の干支(えと)の「酉(とり)」を描いた大絵馬が、この年末も飾られた。

版画家として市内で長く活動し、四月に井堂雅夫さんが原画を手掛けた。井堂さんは生前に全十二支の原画を残しており、同大社は「故人の遺志を継ぎ、干支が一巡するまで作品を使いたい」としている。
井堂さんは三十代から版画家として本格的に活動を始めた。日本版画協会の作品展に入選するなど実績を重ね、国内外で展覧会も開催。三年前には画業四十周年を記念して、京都文化博物館(中京区)で作品展も開いた。
絵馬の原画は、井堂さんが同大社で結婚式を挙げた縁もあって、大社側から依頼。二〇一三年に初めて作品が飾られたが、翌十四年に末期のがんにかかっていることが分かった。
井堂さんは、版画家としてやり残したことがないようにと決意。自らが開設した画廊兼アトリエ「雅堂」(北区)で、未完だった申(さる)から辰(たつ)までの原画制作に掛かり、昨年のうちに全て描き切った。
酉をはじめどの干支の原画も、リアルに再現せず漫画風の優しいタッチで描かれている。

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