京都を愛する”おいない”の最新情報・不定期便

【京 の 歳 時 記】:【最 近 の 話 題 : 出 来 事】をお知らせします

"おいない"の京都最新情報

2015年07月31日 09時27分53秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】
【祇 園 祭 シ リ ーズ】

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★祇園祭・神事済奉告祭は二十九日に行われ、、七月一日の吉符入りから約一ヶ月にわたって営まれた祇園祭の無事終了を神前に奉告し、神恩に感謝する神事です。
祇園祭を締めくくる「夏越祭」が七月三十一日、八坂神社境内・疫神社で営まれる。
夏越祭は
素戔嗚尊(スサノオノミコト)の神話に由来する。
南海への旅の途中、疫神社の祭神の蘇民将来に手厚くもてなされた事に感謝し、「蘇民将来之子孫也」の護符をもっている人を疫病から守ろうと約束事の伝承にちなむ神事で、直径二メートルの大茅の輪をくぐって、無病息災・商売繁盛を祈願する。
お参りの後は、カヤの葉を抜き取っては思い思いの大きさの輪を作り、お守りに持ち帰る。それはひと月にわたる祇園祭の終幕でもある。
 
※ 一ヶ月に亘り、私の拙い【祇 園 祭 シ リ ー ズ】をご笑読頂きましたお方には感謝致します、有難う御座いました。
本日をもちまして祇園祭シリーズは完了致します。

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【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

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★伏見区・御香宮神社で七月三十一日、無病息災を祈願する「茅の輪神事」が行われる
本殿と拝殿の間に備えられた直径メートルほどの輪をくぐりながら「夏を元気に過ごせますように」と言いながら祈る。
「夏越しの祓え」として毎年この日に行っている。
参拝後、茅の輪からカヤを抜いて持ち帰り輪にして門口に吊しておくと、「知恵を授かる」とか「家の厄除けに」と持ち帰る参拝客もいる。
 
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★ 愛宕神社の千日詣り
火災よけの神として信仰を集める清滝口から登る「火伏せの神」として有名な標高九二メートルの愛宕山山頂に鎮座する愛宕神社で、七月三十一日の夜から八月一日未明にかけて朝まで夜を通して続く恒例の「千日詣り」が行われる。
この夜に参拝すると千日分の功徳、火よけ、防火の御利益があると言われ、毎年全国から老若男女の大勢の参拝客が清滝の登り口から神社のある愛宕山頂を目指し、約二時間、四キロの山道を汗だくになってたどる
三歳までの子どもがこの日に参拝すれば、一生火の災難に遭わないとの言い伝えもあり、三歳までの幼児を背負った親たちは「お登りやす」「おくだりやす」「ようお参り」とお互いに励まし合いながら登って行く。

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"おいない"の京都最新情報

2015年07月28日 10時45分47秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】
 
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★左京区・一乗寺の狸谷山不動院で七月二十八日、火床を素足で歩き、無病息災を祈る「狸谷山火渡り祭」が行われる。
同院で修行する修験者の間で行われてきた修練の一つに端を発するといわれる。
夕刻から全国各地から集まった四十人の修行僧が法要を行った。
柴灯護摩供後、護摩木を崩して敷き詰め、残り火の上を素足で火渡りを行う、これに続いて一般参加者ら約千五百人が読経の響く中、次々と火床に足を踏み入れ火渡りを行い、難病退散、夏バテ防止やストレス解消を祈願する。
山伏の導きがあるので、誰でも安心して参加できる。
先着壱千名に限り、「火渡りのお札」が無料で授与される。 
また、千灯祈願会が行われ、境内の石段には願い事が書かれたあんどん千灯が並べられる。

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   【祇 園 祭 シ リ ー ズ】
 
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★この日の「神輿洗式」は、八坂神社で奉告祭が執り行われた後、十日の神輿洗いで鴨川の荒ぶる水の神様を八坂神社へ迎え、祭りを催してもてなし、この日、人々の守り神として鴨川へおくる神事。
夕方から八坂神社で奉告祭が執り行われた後、五メートルあまりの大きな松明に先導され、「中御座社」の神輿を中心に 前後に点じます。
その後、十日の神輿洗いと同様に、行列をつくって四条大橋へ向かい、橋の上で神職が神水浸した榊を数回振り、神輿を清める行事が行われた。
この時、御神水が身体にかかると無病息災が約束されると言われています。その後、八坂神社に帰社し、神輿は格納されます。

 ★京都府伊根町の夏の風物詩「伊根祭」の本祭が二十七日、同町亀島と平田の両地区で行われた。猛暑の中、豪華に飾り付けられた船屋台が巡行し、祭り囃子を響かせて海上を進む姿に住民や観光客らが見入った。
同祭は京都の祇園とゆかりが深い八坂神社(同町亀島)の祭礼で、海の安全や豊漁、豊作を願い、約四〇〇年前に始まった。かつては二、三年ごとの豊漁の年に数隻の船屋台が華やかに伊根湾を巡行し、「海の祇園祭」とも呼ばれてきた。
午後一時の海上渡御では日出地区の汽船場を出発し、祭礼船とともに伊根湾内の約一キロをゆっくりと進んだ。


"おいない"の京都最新情報

2015年07月27日 12時34分01秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】

 [今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]


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★正月の縁起物である「福梅」の土用干しが、長岡天満宮で行われている。
太陽の日差しが照りつける境内に、夏らしい甘酸っぱい香りが漂っている。
同天満宮の境内には、シダレウメやオウシュクバイなど十八種類、約一〇〇本の梅の木がある。今年は六月に約二十キロの実を収穫した。塩漬けされた実を約一カ月かけて天日干しした後、十二月十三日の事始めに合わせて無病息災を願う参拝者たちに授与する。
境内に並べられた梅の実をスケッチする人の姿が見られ、夏の風物詩に鼻を近づけて「いい香り」と声を上げていた。

"おいない"の京都最新情報

2015年07月25日 17時38分45秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

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★中風封じで知られる「鹿ヶ谷カボチャ供養」が、左京区・鹿ヶ谷の安楽寺で七月二十五日行われた。
約二百四十余年ほど前の江戸時代末期に安楽寺の住職・真空益随上人が、病気で苦しんでいる人を哀れみ、修行をすると、ご本尊阿弥陀如来から「夏の土用の頃にカボチャを供養すれば中風にならない」との夢のお告げを受けたことが始まりとされる。
独特の京都・綾部産のひょうたん形のカボチャ二百五十㌔、二百個、約千人分が用意され、仏前に供えて供養したあと煮炊きした鹿ヶ谷カボチャを参拝者に振る舞い、中風にならないよう祈願する行事。当日は、寺宝が一般公開されrる。
 
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★虫干しを兼ね宝物公開 左京区・真如堂(真正極楽寺)では、虫干しに合わせて寺宝を公開する恒例の「宝物虫払会」が、七月二十五日に行われる。
虫払会は土用の間に一日だけ実施している恒例行事。
ふだんは目にすることが出来ない境内の宝蔵に納められている貴重な掛け軸や巻物など約二百点を年に一度、「土用」の風を通している。
一例:室町時代、応仁の乱の様子などを描いた「真如堂縁起絵巻」(重文)の江戸時代の写本、室町時代の東福寺の画僧兆殿司が描いた「涅槃図」や、江戸時代の絵師・狩野山雪の「寒山拾得」のほか、狩野探幽の水墨、真如堂の歴代貫首の肖像画など、古美術品がずらりと並らび、参拝者は僧侶の説明を受けながら、名品の数々を間近に鑑賞出来る。
※安倍清明奉納極楽往生の「秘印」の授与と暑気払い「びわ茶」の接待などがある。

★早朝に僧侶や著名人の話に耳を傾ける「暁天(ぎょうてん)講座」。
 
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一〇〇年前、清水寺貫主の故大西良慶さんが説教した「うらぼん法話」が始まりという。夜が明けた暁のころに開かれる、ありがたいお話を聞く講座は、今では京都の夏の風物詩になっている。
一〇〇年前といえば、第一次世界大戦(一九一四~十八年)の真っ最中。日本は大戦景気にわき始め、中華民国の袁世凱に対して対華二十一カ条の要求を提出。京都では十一月に大正天皇の即位式が行われた。「うらぼん法話」は、そんな時代に始まった。
二〇一五(大正四)年八月一日~五日、清水寺の成就院で、良慶さんは五日間通して、午前六時から「盂蘭盆(うらぼん)経」をもとに説教した。毎年題を変え、亡くなる前年まで六十七年間続けたという。現在もこの日程は変わっていない。法話の後にはパンと牛乳が配られるが、早朝に法話を行うことから篤志家が「パン供養」としてお供えしたことに由来するという。
一方、清水寺がある東山区では、知恩院と東西の本願寺が、日程を重複させず、七月二十七日~八月一〇日の十五日間連続講座のように開催している。歴史も古く、知恩院は今年で四十九回目、西本願寺の大谷本廟では五十八回目、東本願寺の大谷祖廟の暁天講座は一九五〇年代に始まっている。智積院は五十九回目、上京区の相国寺は六十二回目となる。
 
 
 
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"おいない"の京都最新情報

2015年07月25日 09時55分32秒 | 【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・】
[今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]

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★右京区鳴滝・三宝寺で土用の丑の日(今年は二十四日)に行われる夏越行事「炮烙(ほうろく)灸祈祷」がある。
最も暑いこの時期に行う日蓮宗に伝わる独特の秘法で、頭痛など諸病を封じるといわれている。
住職が祈祷する中、呪文を書いた直径二十センチの土製の焙烙を頭の上にのせ、もぐさをのせて僧侶にお灸をすえてもらう。
そして木剣で九字を切られると平癒するというもの。一年で最も暑いとされる土用の丑の日に行われる日蓮宗の祈祷で、暑気払い、中風封じに効くと言われていますが、今では、祈とうが頭の魔を封じることから、学力向上を願い受験の合格祈願に訪れる母子が増えているそうです。一九四二年から始めた。
毎年、全国から大勢の人が訪れる。

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★丹後・宮津市の天橋立の夏の風物詩「天橋立文殊堂出船祭」が七月二十四日夜、名勝・日本三景・天橋立の文珠の智恩寺と文殊水道に設けられた特設舞台で催された。
暴れ竜と文殊菩薩の舞う、炎とドラの音が響く豪快な海上絵巻が繰り広げられ見物客を魅了した。
出船祭は、中国五台山から天橋立の久世(くせ)の戸(文殊)に迎えられた文殊菩薩が、地上で暴れ回りする悪竜を千年をかけて説法を続け、竜が仏に帰依し人々を守ることを誓って改心させたという智恩寺の伝説「久世戸縁起」に基づいた海上安全祈願祭で今年で三十三回目。
午後八時頃から文殊水道や海上の舞台近くにかがり火がともされ、ドラや太鼓の音が鳴り響き、体をくねられながら現れた二頭の竜との戦いを表現する「竜舞」を演じた。
祭りムードが高まる中、文殊菩薩の化身の巫女を乗せた船が、沿道に約三百本のたいまつが並ぶ文殊水道を厳かに渡り、回旋橋傍の海上の舞台で激しく舞う金銀二頭の竜を説法。暴れていた悪竜は徐々に改心し、人々を守る龍神になったという伝説。
フィナーレは、約五百発の花火が打ち上げらた。

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