いまどきの主婦の目

秋の壁紙にかえました。(2020.9)

リアルタイムか、オンデマンドか

2010-11-13 10:06:09 | View Point
今週は自社のイベントがあったり、資格試験があったりで
なんとなく気分的に落ち着きません。

皮膚科のセンセーに言われて、
ここのところほぼ毎日抗アレルギー剤を服用してるのですが、
なんだか最近は飲むと眠くなるような気が。。。
昨日せっかく休みをとったのに眠くって眠くって堪らなかったです。



さて。Twitteのタイムラインでは、

「HDDが録画でいっぱいになってしまった」
「撮りためたドラマを倍速で一気に見た」

とか、様々な呟きを目にしていて、
世の中そんなに撮りためるものかと驚いてました。


私はTVはもっぱら「リアルタイム派」でして、ほとんど録画してません。
まあ、ニュース・スポーツ中継・バラエティあたりがメインなので
わざわざ録画しておきたいコンテンツがないというのもあるのですが、
それ以上に、リアルタイムで見れなかった番組を、
後日それだけの時間を割ける自信がない、というのが最大の理由であります。
(そもそもDVDのレンタルも殆どしていない)

映像コンテンツって1時間とか2時間とかまとまった時間を要求されるので、
なんとなく録画しておくのが億劫というか・・・。

なので、10月から始まったコロンボも一切録画してなくって、
21時までに帰宅できなかった日はスッパリと諦めてます。
(特にコロンボはワンセグでは見れないので、21時帰宅が必須なのです)




では「あの溢れんばかりの積読はどう説明するのか!」となりますが、
本の場合は持ち運びも便利だし、
細切れ読書も可能なので、やっぱり映像コンテンツとは違う気がする。。。



などと思っていたら
iTunes Storeで映画レンタル開始だそうだ。


これで映画もいよいよケータイする時代到来か?と思ったけど、
ダウンロード後30日以内で、見始めたら48時間以内に見終わること、ということらしい。
長期移動中の新幹線内とかでは良いのかもね。

丸飲みの功罪?

2010-07-31 13:08:29 | View Point
夏になると本を読みたくなるのは不思議です。
学校時代、あれほど「読書感想文」が苦痛だったことを思うとますます不思議。
少しずつ“積読の山”が崩れつつあります。


さて。
ちょうど1ヵ月ほど前に常務と交わした会話が
ずーっと小骨のようにひっかかっていたのですが、
最近これがスポッととれた気がしてスッキリしたので
今日はそれを書きとめておこうと思います。

常務は高学歴な方で、およそ苦手分野が見つけ辛い人なのですが、
その常務とのこんな会話がありました。

常「え、oikoさんは世界史が好きなの? ・・・僕はキライだったな。
  そんな世界中の歴史なんて覚えられないよ」

o 「すべてを征服しない(理解しない)と気が済まない、と思ったら辛いでしょうね。
  ・・・細かいことなんか覚えなくても“流れ”を追っていけば楽しいですよ」

確かに「社会」は「暗記モノ」というのが定説だけれども、
私にとってはむしろ「英語」や「数学」の方が暗記モノでした。

私は高校時代、日本史は鎌倉時代までで、世界史は2年間かけて通史を終え、
センター試験時に第二次大戦が終わってなかった!
という“ゆとり世代”も真っ青な教育を受けているのですが
逆にいえば、先生がいかに噛み砕き、脱線が多かったかということだったのかも。
(ちなみに理科は“生物”オンリー)


「数学が暗記とは何事か!」
とお叱りを受けることは重々承知のカミングアウトですが、
九九に始まって以来、算数・数学は公式丸呑みこみでした。
あたかも、小さい子供が嫌いなニンジンを目をつぶって味わうことなく飲み込むように。

要領だけは良い方なので、
高校まで数学の成績は悪くなかったのですが、今では中学数学も覚束ない。。。
昨日の学力テストの結果ニュースなどは居心地の悪いこと悪いこと。。。


キライな子どもにニンジンの美味しさを伝えるのは大変。
といって、キライだから呑みこまないままでは栄養不足になってしまう。
丸呑みを続けていたら消化が悪い。
でも、時とともにニンジンが好きになっている子どもの方が多い。


苦手な教科っていうのも、そういうものではないかなぁ。
むしろ「反芻」のチャンスがあることの方が効果的ではないかと。
で、反芻にはゆったりとした時間が必要。
夏休みってのは、そういう時間にしたらよいのに・・・と思ったりします。
得意な科目にしても苦手な科目にしても。
#サプリメントを取るような課題ばっかりやってないで。


そんな気にさせてくれたのが、最近よんだ一冊の
「ゾウの時間 ネズミの時間」


某所でもつぶやきましたが、
この本のテーマは「生物学」で、大量の数式が出て来ます。
多分、生物の知識だけでなく、数学、物理の知識もないと、
この本をきちんと理解することは困難なはず。

でも専門家をめざすのなら別にして、
そうでなければこの本を征服する(隅から隅まで理解)する必要なんかない。
この本が優れていると思った理由は、

・素朴な疑問からスタートしていること
・得られた結果を数式で表すだけで終わらずに、その意味することを日本語で書いてること
 (たとえば、「時間は体重の1/4乗に比例する」で終わらないということ。
  1/4乗ってどういう意味なのを書くことで
  数学アレルギーの人にもとっつきやすくなっている)

です。
逆に読み進めていくと「対数ってこういう風に使うんだ」なんて変なところに気づいたり。。。


それでも書評を観ると「私は文系なので数式が辛かった」との感想も見受けられ、
「与えられたものはすべてを征服しなければならない」的な強迫観念が、染みついているんだなぁ~と思った次第です。

食べたもの全部を血肉にしなくたって良いんじゃないの?
本当に足りなきゃ、また食べればいいのだし。


と言う訳で、この夏は引き続き食わず嫌いにかじりつきを続けてみよう。


なお、「もう一度読む山川世界史」は無味乾燥なので、世界史嫌いには辛いだけかも。。。
(我々にはもちろん物足りない)

クックパッドの料理

2010-07-27 00:23:56 | View Point
クックパッド

このブログをご覧の方は多くの方がご存じかと思いますが、
日本一、いや、世界一の投稿件数を誇るレシピサイトです。

私は会員ではありませんが、時々使わせてもらってます。
特に

「あー、大根とじゃがいもが残ってたんだけど何を作るかなぁ・・・」

などと言う時に、

・帰りの電車の中でケータイでクックパッドにアクセスし、
・使い切りたい食材を打ちこんで、
・ズラズラとレシピが出てくる中の1つを選んで画面コピー。
・不足の材料があれば買い足して帰宅。
・ケータイ画面を開きながら調理!

ってな具合で活用させてもらってます。
ご承知のとおり料理はてんでダメなんで投稿なんて大それたことはしたことありません。


で・・・。
そんなクックパッドですが、とある男性と話していてびっくりしたことがあって
今日はそれを取り上げてみようと思います。



「oikoさんはクックパッド使ってます?」
「時々」

#以下、上述のとおり使い方について話したところ、
#彼の奥さんも全く同じパターンらしく、ひとしきり盛り上がる。





「で、うちの奥さん『私のご飯おいしくなった?』って聞いてくるんです」
「???」

「困っちゃうんですよねー」
「え、なんで?おんなじメニューを作らないの?」

「いや、同じメニューは時々でますよ」
「なら、前回と比べて美味しいか、変わんないかを話せばいいのでは?」

「え、だってクックパッドですよ。」
「はぁ???」

「あ、うちの奥さん、レシピとか全然覚えないんで、ずーっとケータイ眺めながら作ってるんですわ」
「あー私もそうそう。ソラで作れる料理なんて全然ない。だいたいどっちかに分かれるんだよね~。全然レシピ見ない人と見ないと全くだめな人と。それで???」


賢明な読者の皆さまならばソロソロお気づきかもしれませんが、
私はこの次のセリフを聞くまで、
彼が首をかしげていた理由がまったく想像できなかったのでした。







「だって、レシピどおりに作ってるんでしょ。それが上手になったかどうかなんて、」
「!!!(絶句)
 レシピ通りつくっても焦がしちゃったり、微妙な味付けを失敗しちゃったりする訳だし・・・
(といっても全然納得していない様子だったので)
ともあれ、『私の料理上手になった?』なんてかわいい奥さんじゃないの。あまり難しく考えずに美味しかったら素直にほめておけばいいんじゃないの?」


つまり、彼にとっては料理ってのは“クリエイティブ”なものであるらしい。
決してレシピが、クックパッド(シロート投稿)だからという訳ではなく、
どこぞの花嫁修業用の有名料理学校のレシピだろうが、
栗原はるみさんのレシピだろうが、
ともかく、レシピを再現するだけのオリジナリティのない料理に
“上手”もなにもない・・・ということらしい。


ま・・・リクツを言えばそうかもしれないのだけど・・・。
そんな難しく考えることじゃーないのでは・・・と思ってしまったのでした。。。


ちなみに私の場合、レシピどおりに作ることはめったになくって、
大抵どっかで手抜きをしたり、別の食材を入れて代用したりする結果、
お手本とはかけ離れた代物になることもママあるのですが、
こういう方が評価されるってことかぁ???

まぁ出たとこ勝負なんで、毎日がエキサイティングではあるけれども。



その後はクックパッドのビジネス談義。
もし、クックパッドのビジネスに興味がある方は、コチラがお薦めですよ~。


上阪徹「六〇〇万人の女性に支持される『クックパッド』というビジネス」(

隣のO型関西人

2010-05-26 21:15:49 | View Point
新年度を迎えて2カ月ほどたちました。

今年は部門の半分くらいが入れ替えになったので
職場の雰囲気も若干変わりました。

私の隣の席も今までは10くらい上の先輩だったのが、
今度は3つくらい下の後輩RM君に。

このRM君。とにかくよく呟く。
といってもツイッターではなくリアルにひとりごとが多い。
なんとなく聞いてると、ツッコミも多いけど、自分に対する反省も多いよう。
その中でも頻度の高い反省が

「あー、もう、整理せんと、あかんなー」

というやつ。
といってもRM君。インテリアやスタイルにもこだわりがあるらしく
机の上はいつもモノがのってなくてキレイ。
PCはマックで、持ち物一つ一つにも自分のこだわりを感じさせ、
iPhoneやさまざまなデジタルツールを追こなし、
スケジュールやToDoもデジタルで管理している様子。


なのに・・・しょっちゅう上述のようなことを言ってる。
これは一体何なんだ?と、
日中は書類を机の広さ限りに広げている私は不思議に思ってました。
昨日も、RM君は今日の会議の資料作りで「マインドマップ」を
作りながら悪戦苦闘し、

「もっと整理術を学ばんとあかんなー」

と呟いた。

「あのさー、整理術ってそもそも楽するためのものなんだから、
そんな難しく考えるもんじゃないでしょー」

と堪らず口をはさんでみたものの、
性格の違いらしく、理解はするが、同意はできず・・・と言う感じ。
(かなりマジメなんですね)

私などは「とにかく楽をしたい」「手戻りしたくない」という
三つ子の頃からの怠け者精神がしみついているので
やっぱり、整理術とか便利グッズには目がないです。
でも、出発点が違うせいか「こうあらねばならない」などと思ったこともなく
今よりチョットでも楽になることを気楽に愉しんでいたりします。


「整理せんとあかんなー」と言わなくなる日はいつになるのかな。


あまりにも同じことばかり呟いてると、なんか言いたくなるのは、
私も年をとってきた証拠かもしれない。。。


いろーんな人がいる

2010-05-16 18:37:42 | View Point
昨日は、大学オケ同期J君の新居に大勢でお邪魔しました。

先週頃は何を手土産にもっていくべきかで悩んでいたのですが、
(彼のところにはもうすぐ3歳になる女の子がいるのです)
まあ10人で押し掛けるので、食べ物を分担しようということに落ち着き
我が家はサラダやつまみ系を持っていきました。
(新宿高野 サラダSHOPで何種類かサラダを購入しましたが、意外と好評でした)

このメンバーでの会合は定期的に行われているのですが、
J君妻は出産後は一度しか会っていなくて本当に久しぶりでしたが、
のんびりおっとりしたところは相変わらずで、ホッとしました。


今日のタイトルはそんな彼女の一言から。

「会社に行っていた時ってね、
 会う人が限られていたんだなーって思ったの。
 (会社を辞めた今)
 世の中にはいろーんな人がいるんだなー、面白いな―って思って」

とのこと。

これには本当にはっとさせられました。
多分言った本人はもう忘れちゃっていると思うくらい、
何気ない一言だったのですが、これはなかなか鋭い。


我々(男性もだと思うが)、なんとなく
「専業主婦をしていると、視野が狭くなる」
って無意識に思いこんでいなかっただろうか?

確かにビジネスマンをしていれば、
外部の人と接触をする数は多いかもしれない。
(私のような内勤だとそれも少なくなるのだが)
でも、かなり似たりよったりの種類の人(境遇・考え方)としか
接していないかもしれない。
定年退職した男性が、“ぼけーっとしてしまう”
なんて例は有り余るほどよく聞くではないか!!


とても大切なことを思い出させてくれた一日でした~。



p.s とはいえ、3歳児を育てる姿を間近にみて、やっぱりちょっと溜息。
  会社では「働く母親を支援する」「ワークライフバランス」だなんて
  簡単に言ってるけど(そして自分自身も、それに加担している訳だが)
  まだまだ昭和の男目線だよなぁ・・・と思うのでした。

目力復活して湧いた素朴な疑問

2010-05-13 20:59:56 | View Point
といっても別に視力矯正をしたわけでも、
まつ毛パーマをしたわけでもありません。

こないだたまたま「塗るつけまつげ」の新製品?を
なんとなーく、買ってしまったので、マスカラを再開したのであります。

とはいえ、ナチュラルメイクを通り越して、
「化粧くらいした方がいいんじゃないの?」という日頃の私ですから、
目だけ気合いを入れると却っておかしなことになるので、
基本は塗るつけまつげして、ちょちょっとビューラでひっくり返す程度。


ボリュームタイプと長いタイプとどっちにしようか迷ったのですが、
いまは長いタイプを選んでみました。
でも、本当に私はまつげの本数自体が少ないので、ボリュームタイムに
しておいた方が良かったかも・・・。今のが終わったら今度は
ボリュームタイプを買ってみようと思います。


ところで・・・。
今日は帰宅後に速攻でシャワーを浴びたのですが、
いつもと違うことをやると、ついつい「マスカラを落とす」という
作業を忘れてお風呂に飛び込んでしまい、仕方なくクレンジングで
一気に落としたのですが、やはりなかなか難しいものですね。
#そう簡単に落ちるようでも困るのですが。


悪戦苦闘しながらふと気になったこと。
なんで、マスカラとマスカラ落としをセットで販売しないんだろう?
確かに、マスカラ落としとセットにして売ると
どんなにパッケージを工夫したとしても、
化粧品独特のお洒落な雰囲気は薄れるとは思う。

でも、マスカラを使っているメーカーならその成分を
一番よく分かっている訳なんだし、
そのマスカラに最適なマスカラ落としが開発できそうな気がするのだが。。。
それにマスカラつければ絶対にマスカラ落としは必要なんだから
一緒にすればいいのにーって思うのですが。。。

マスカラ落としだけを探すのって結構面倒なので、
(しかも行きつけのHACには殆どマスカラ落としが売ってなかった)
私はセットになってれば絶対買うのにな―。


“塗るつけまつげ”のコンセプトで大成功したイミュさんも
そこんとこよろしく頼むよ~。

デジャヴュのサイト



と思って上記サイトをじっくり見てみたら、お湯で落とせって書いてあった~!
今日は却って余計なことをしてしまったのかなぁ・・・?

デジタルポスター

2010-04-03 10:20:23 | View Point
3月29日より品川駅のデジタルポスターが稼働しはじめました。
詳しくはコチラ↓

JR東日本のプレスリリース

1週間この下を通行して思ったことをいろいろ。

最初に想った事は、

ケータイ画面が多数並んでいるなー

という印象でした。
これは最近ケータイばっかり眺めているからかもしれませんが。。。
縦型の画面ってまだまだ見慣れない感じで、新鮮でした。
実際の品川駅の通路の見た目は、プレスリリースのイメージ画像に限りなく近いです。
44台のディスプレイが並んでいる景色は結構迫力があります。
しかもすべて同じ映像が流れているので、がらっと景色が変わった感じがしました。

但し。。。
景色としてのインパクトは強いものの、
コンテンツは思いのほか印象に残らないのです。
動画が流れているし、こちらも歩いている(動いている)ので
両方が動きあっちゃうからいけないのかもしれません。

これが山手線のドア上の広告なら、
こちらが止まってじっと眺めているので印象に残りますし、
駅の看板や大型の垂れ幕は目印にして歩いているので、
それはそれで記憶に残ります。
(余談ですが、山手線の交通広告よりも丸ノ内線の広告の方が
 ずっと高いんだそうです。地下鉄だと景色をみないから。)


その次に65インチという大きさ。
44台も並ぶので、これ以上大きくすると景観として美しくない。
でも、65インチってそれほど大きくはないんですよね。>自宅のTVを考えてみましょう。
しかも「縦型」の画面に、
横型のTVCMコンテンツを流してしまうセンスのなさ。
通路を歩いている人間には中身なんてほとんど識別できませんね。

ということで、
既存の広告手法で知覚させるという意味では
目立つ割には媒体価値は高くないかもというのが、今のところの感想です。

ただ、紙媒体のコンテンツをそのままWebコンテンツにしてしまっても
効果がないのと同じように、デジタルポスターの特性を意識して作られた
コンテンツであればもうちょっと違ってくるかもしれません。


JRのリリースにもあるとおり、
品川駅だけじゃなくて多くのJRの駅の広告を特定のタイミングで
一斉にジャックできちゃうと、一種の地方ラジオ局みたいなメディアになりうるかも。
(でも…こんなに並べる必要があるのかはやっぱり不明)


あっと驚く使い方が出てくるのをもう少し待ってみますかね。




デジタルポスタ―に関するツブヤキ


-----------------------
>今朝も数十台のディスプレイで広告が流れてた。
>かなり壮観な眺めではあったが中身は全く覚えてない。
>人の記憶に残るのは至難のワザ。
>12:11 PM Mar 30th Keitai Webから

>でも通路の広告は間違いなく見なくなるね。
>9:09 PM Mar 29th Keitai Webから

>もっとうっとおしいかと思ったけど、
>縦型のせいかそれほどでもなく、結構、中途半端かも。
>9:08 PM Mar 29th Keitai Webから

>品川駅のディスプレイ点灯,.
>9:06 PM Mar 29th Keitai Webから

>あれ昨日横にしてたのも縦に戻ってた。
>来週から稼働か?
>9:32 AM Mar 26th Keitai Webから

>駅のディスプレイを横に変える作業をしてる。
>明日には全部横になってるかな?
>しかしあれで画像が流れたら結構うっとおしそうだ。
>11:38 PM Mar 25th Keitai Webから


花束のない送別会

2010-03-28 19:30:25 | View Point
今日は昼過ぎから市内のデパートに出かけてきました。

用件は明後日の部門の送別会の品の買い出し。
若干7名の部門なのですが、
そのうち3名が退職・異動でこの3月に転出となります。

送別会といえば花束はつきものですが、
今回退職される方(50代後半・男性)は単身赴任の方で、
4月4日には社宅から引っ越すことになっているとのことで
花束なんて邪魔なだけだろうということで、花束なしに決まりました。



でも・・・選択肢が広がると、それはそれで難しい。。。
花束代くらいの品だと大したものは買えないし。
ということで実用的+デコレーションによるオンリーワン
の路線で行くことに決まりました。

なんといっても私の隣の席の派遣さんはHPのデザイナーさんなので
その手のことはお得意中のお得意。役得ってやつです。
ということで気を楽にして無事買い出しから帰って参りました。


10年以上の社会人経験(幹事経験)の中で最もキョーレツだった送別の品は
新人1年目の時の「鳩目(はとめ)」だろうなぁ。

その方は外出先でベルトが壊れてしまって、
新橋駅前の今は亡きキ*ラヤで即席のベルトを買って帰社した後、
サイズをあわせるために「錐ない?錐」と大騒ぎしたエピソードが
強烈でそう決まったのですが、いったい鳩目がどこで売っているか
分からず相当困って、最寄の街中をうろついてようやく、
街の布地とか売っているお店で見つけて購入したのでした。

今だったら迷わずネットで探したと思うのですが、
まだ1998年当時は使いこなせてなかったってことですねぇ。。。

もちろん座は大爆笑で喜んでいただけました。



なお、今日のタイトルは、赤川次郎氏の作品から拝借しました。
「上役のいない月曜日」に収録されています。

上役のいない月曜日

もう20年以上赤川次郎から遠ざかっているけど、
こういうサラリーマンものは今読んでみるとまた違った感想をもつかも。

初心を思い出す その4(完)

2010-03-10 21:04:04 | View Point
広報担当になって3年。
気がつけば管理職4人(部門長1人・課長3人。なぜこの小所帯に課長が3人もいるかは触れるまい)のうち3人が私よりも新顔、且つ、ど素人ばかりになってしまった。
ノンキャリ官僚ってこんな気分なのかなぁなんて思う今日この頃。
いかんいかん、初心を再度思い出さなきゃということで、新米広報ブログの移転もこれでラストです。


タイトルは以下のとおり。

[2007年10月13日(土)]イベント会場(ホテル vs イベントホール) 
[2007年10月14日(日)]見出しのつけ方 

[2007年10月15日(月)]デジカメのモードいろいろ
[2007年10月16日(火)]必要人員計算
[2007年10月17日(水)]取材写真のマンネリ脱却
[2007年11月01日(木)]パネル

[2007年12月08日(土)]受付
[2007年12月09日(日)]カレンダー 
[2007年12月22日(土)]年頭挨拶
[2008年01月05日(土)]広報のイメージ 
[2008年01月16日(水)]社員アンケート
[2008年02月03日(日)]紙

[2008年02月10日(日)]動線 
[2008年03月09日(日)]ホームページリニューアル 
[2008年03月30日(日)]ホームページ公開のプロジェクトマネジメント 
[2008年04月19日(土)]DoCoMoのコーポレートロゴ変更 
[2008年07月18日(金)]セミナ気づき事項
[2008年08月13日(水)]イベントでの呼び込み
[2009年09月04日(金)]デザイナーとの隔たり



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[2008年02月10日(日)]

動線


 
先週は某社のプライベートフェアに協賛出展しました。

新米宣伝担当としては、あれこれ慣れないことがいっぱいです。
特に先方からは展示会場を1時間で設営しろだの、
事業部側からは「初の展示なのでデモのセッティングが不安だ」
などと言われたり、その割にはデモができる人数が揃わないとか…
もう不安要素ばっかり。

ドキドキしながらも、なんとか準備も人も整ってイベント開始。


しかし…待てど暮らせど(?)デモ会場に人が流れてこない。
私達の会社のプライベートフェアと比べると展示会場へ人を来させる工夫が
少ないことに気づきました。

1.セミナとセミナの間の休憩時間が短い
  (15分しかない)

2.セミナ会場オープンが早い
  (セミナ開始10分前オープンだった)

3.「展示会場へお越しください」というような声掛け・アナウンスが
  殆どなされていなかった

4.会場外にベンチがたくさんあった
  (みんなそこで座って空き時間をつぶしてしまった)

などなど。
でも何よりも痛かったのは、入り口の正面にセミナ会場があり、
その奥に展示会場があったこと。

セミナー会場から出ると、そこには目の前に出口が!
そしてそこに「アンケート回収ボックス」をもったスタッフがぁぁぁ。

これでは誰も右(奥)の展示会場に行こうというインセンティブが
働かない訳で。。。せめて、抽選かなんかを展示会場でやるとか…
なんかの工夫が欲しかったなぁ。



さて…今回の展示のデモ要員に一人「今回がイベント初めて」
という子(♂)がいました。典型的な“技術者”でとてもシャイな彼。
なかなか第一歩が踏み出せず、目が泳いでしまっている。

「アイコンタクト!」

と発破をかけたところ、1人のお客さんを捕まえた。
捕まえてしまえばコチラのもん(!?)。
エンドユーザだったようで、いろいろ話しこんで、
終わった後も笑顔で対応シートを書いていました。
直接の商談につながらないかもしれないけれども、
彼にとってはよい「成功パターン」を体験できたみたいで、良かったなぁ。


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[2008年03月09日(日)]

ホームページリニューアル

 

この春、私の会社のホームページのプチリニューアルを予定しています。

私はホームページ担当ではないので、
その経過については全然知らなかったのですが、
先週出来上がってきたページをチェックしていました。

確かにキレイ!
だけど…マーケティング(セールス)的にみると、
「?」と思う所が何箇所もあって、
「本当にちゃんとそういう部分を話し合って作ったの?」
と思ってWeb担当へのコメント表に要望を書きました。


具体的に言うと、

「あるページにやって来ました。
 次にどんな情報を見たいでしょうか?」

ということです。

例えて言えば、本屋さんのサイトで考えて見ます。

Aという作家の「いろは」というタイトルの本があったとします。
この本は新書サイズで、甲という出版社から発行されています。

で、サイドのメニューバーにはどんな情報を持ってくるとよいでしょうか?



伝統的なマーケティングだと・・・
「A」のほか作品(あるいは作家Aのページ)あるいは、
「いろは」と似たようなキーワードのタイトルの作品を並べるのが常套手段ですね。

最近は「行動ターゲティング広告」なんていうのも活発なので、
「この商品を買った人はこんな商品も買ってます」みたいな、
統計的な結果からの推奨商品などを並べることも多いでしょう。


間違っても、「新書」というメニューで「甲新書」「乙新書」「丙新書」・・・
と並んではいないと思うのです。



でも・・・出来上がってきたページはそんな感じでした。

いや、別にあったっていいんですよ、なんか手軽に新書を探したーい、とか
最近の新書はどんなもんがあるのかな、とか言う目的の人だって
いるかもしれないし。でもそれがメインじゃないでしょー。



先輩は「画像が切れる」とか「写真のきれいさ」とか
「印刷した時にどうなるか」とかそういうことを山ほどコメント出してました。


人それぞれ、コメントする観点は違うけど、
とりあえず今週末に予定していたリニューアル日は2週間ほど延期されました。
いやぁ、ホームページって難しい。


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[2008年03月30日(日)]

ホームページ公開のプロジェクトマネジメント



私が勤務しているIT業界は「プロジェクト型」の仕事をする業界です。

「プロジェクトマネジメント」というのは社業の根幹といっても
差し支えないと思います。私は入社以来、一貫してスタッフ部門
にいたので社業のプロジェクトに属したことはないけれども、
総務とか経理とかいう純粋な管理部門でもなく、
所謂組織横断型な仕事ばかりしてきました。


広報部門というのも、一種の組織横断的な仕事だと思います。
しかし…、残念なことに「プロジェクトマネジメント」を
無視した仕事をしている人がいることも事実。
先日、ようやく会社のホームページのプチ・リニューアルをしました。
当初予定の2週間遅れ。私はホームページリニューアルの
プロジェクトには入っていなかったので、どこに問題があったのかは
正直はっきりしないのですが、そのうちの一つは
「納品されたホームページのチェック稼動」の見積りが非常に甘かった
ことにあるように思っています。


人は間違うものである。
そしてホームページのようなものは、バグを完全につぶすことはできない。

この2つの前提にたって、精度の高いチェック手順とどこまでの完成したら
公開するのか、を予め決めておくべきだったのではなかったかと。
そして、これはホームページだけでなく、
各種制作物においても全く同じではないかと。
そんなことを非常に強く感じた、今回のリニューアルでした。


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[2008年04月19日(土)]

DoCoMoのコーポレートロゴ変更


 
DoCoMo社のロゴ見ました。

赤ですかぁ。
DoCoMo2.0以来、というか、ボーダフォン(赤)から
ソフトバンク(黄、シルバー)に変わったからなのか。

情熱の赤だけど、フォントは丸っぽくてやわらかい感じ。

昨年からコーポレートブランディング部門を発足させて
検討してきた結果だと言うが、その推進役だった社長が相談役になる、らしい。
なんとなくチグハグ感を感じてしまった。


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[2008年07月18日(金)]

セミナ気づき事項


 
あぁ、ここのところブログをおさぼり。

昨日、某所でセミナーを開催しました。
気づいたことをここに列挙しときます。

1.読み原稿は作らない!
  気持ちは分かるのですが。。。
  これをやれてバレない人ってまずいないんですよね。
  ニュースキャスターは原稿読んでても違和感がないのですが、
  やっぱりセミナー講師はダメですね。

2.プレゼン中に実機デモはやらない!
  プレゼンはテンポが重要。
  普段ならば全然我慢できるレスポンスタイムでも、
  プレゼンの中に挟んだ途端に「トロく」見える。
  紙芝居で充分だと思う。どうしても…なら、動画にすべし。

3.資料に穴あけして、綴じるフォルダーとともに配布
  頭いいなぁと思った。
  これに綴じてしまうと捨てづらい!

4.セミナー資料に顔写真
  この会社は名刺にも顔写真を刷り込んでいる会社なのですが、
  これは忘れない。

5.導入事例をパネルにして掲示
  先日別のイベントでもセミナー会場にパネルが張ってあったのですが、
  セミナーの休憩中に眺めるのでパネルは結構有効。
  しかも導入事例をそのままパネルにすることは考えなかった。


ちょっとしたことだけど、まだまだ工夫できるところはいろいろあるはず!


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[2008年08月13日(水)]

イベントでの呼び込み


 
11月に開催されるイベントの打合せをしました。

このイベントは毎年恒例のもので、
全体的に「まーいつもどおりでいいんじゃない」的な雰囲気ありありで私はイライラ。
去年終わった時点ではいろいろ「反省点」が出ていたのに、
喉元過ぎるとすぐ熱さを忘れるんだから!!!

で、私が拘ったのは「イベントでの呼び込み」
実は、私自身もそうだったのだけど、
通っている人をブースに引き込むには呼び込みが不可欠。
去年は結構目立つブースにしたから、
それでも立ち止まってみてくれる人もいたけれども、それだけでは不十分。

しかも今年も説明員は新人中心だというから、
やはり事前教育は必要だ!と力説したら、みんなも少し考えてくれるようになった。


うちの会社はイベントにそれほど予算がかけられないので、
コンパニオンさんを立たせてブースに引き込むというようなことはできない。
しかも、営業は「質のいい客を呼んでくれ」などと言う。
質のいい客を見極める力、更には質のいい客を振り向かせるキャッチトーク
がない限りそれは「絵に描いた餅」にしかならない。


そんなことを考えながら、某所でスープを飲んでいたら、
向かいのショップ店員さんが呼び込みをやっていた。どうやら飲むお酢らしい。
「夏バテに効く」とか「疲れた体に」とか
いろいろな効用とともにしきりに声を上げていた。
日頃はこういう呼び込みを「うっとおしい」と感じてしまう私だけど、
ちょっと世の中の店頭での呼び込みトークを観察してみようかな、と思ったのでした。


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[2009年09月04日(金)]

デザイナーとの隔たり


 
1年以上も放置してしまいました。

その間に私の担当も変わりまして、
今は主にWebマスターをやっています。
Webに限った話ではありませんが、
つくづくデザイナーにこちらの意図を伝えることが難しいと感じています。

今回もあるFLASH画像について。
自社のコーポレートサイトのトップバナーに置くFLASHの絵コンテが届きました。
内容は自社のプライベートイベントを告知するもの。

このFLASHを置く目的は非常に明確で

1)自社ホームページにやってきた人にイベントの存在を知ってもらうこと
2)イベント詳細閲覧や申し込みなどの次のACTIONを誘導すること

しかし、このプライベートイベントを仕切っている代理店経由で
デザイナーに作ってもらったものです。
なので私は代理店がどのようにデザイナーに何を伝えたかは知る術もありません。
だいたい私はWeb担当であって、
このイベントのメインビジュアルの選定にも係わっていませんから。


結果出てきたものは、イベントのキービジュアルをどう動かすか
ということしか考えていないとしか思えないものでした。
まだ動かしていないからその所用時間とか、
どのくらいインパクトがあるものなのかは素人の私にはわからないけれども、
最後の最後までイベント名が出てこないし、
最後まで次のActionにつながるような誘導コメントが出てこないなど、
私にはとっては真っ先に失格って感じなのでした。


っていうか、常識だと思っていたんだけど、
デザイナーには常識じゃなかったんだな・・・と改めて実感。
デザイナーって基本的には「アーティスト」で、
「マーケティング」的な観点は全くないと思って、
最初に私には常識だけど、絶対に譲れない要件をもっと明確にして
代理店に伝えておくべきだった・・・と反省しました。

でもでも・・・代理店にはもう少しマーケティング的視点を持っていてほしかった。。。

初心を思い出す その3

2010-03-10 21:03:04 | View Point
広報担当になって3年。
やっぱり1年目は新鮮だったのかいっぱいエントリーがありますね。
私自身、この年(2007年)が一番成長したような気がしました。
尤も昇格するのはその2年後で、自分自身成長がなかったなぁーと思った翌年。
そんなもんですね。



タイトルは以下のとおり。

[2007年10月13日(土)]イベント会場(ホテル vs イベントホール) 
[2007年10月14日(日)]見出しのつけ方 

[2007年10月15日(月)]デジカメのモードいろいろ
[2007年10月16日(火)]必要人員計算
[2007年10月17日(水)]取材写真のマンネリ脱却
[2007年11月01日(木)]パネル

[2007年12月08日(土)]受付 
[2007年12月09日(日)]カレンダー 
[2007年12月22日(土)]年頭挨拶
[2008年01月05日(土)]広報のイメージ 
[2008年01月16日(水)]社員アンケート
[2008年02月03日(日)]紙 

[2008年02月10日(日)]動線 
[2008年03月09日(日)]ホームページリニューアル 
[2008年03月30日(日)]ホームページ公開のプロジェクトマネジメント 
[2008年04月19日(土)]DoCoMoのコーポレートロゴ変更 
[2008年07月18日(金)]セミナ気づき事項
[2008年08月13日(水)]イベントでの呼び込み
[2009年09月04日(金)]デザイナーとの隔たり 


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[2007年12月08日(土)]

受付




少し前に会社のイベントがありました。

このイベント企画・準備には私はノータッチだったのですが、
当日は広報部員ということで受付の運営担当の一員となりました。
若い頃、受付担当として参加したことはありましたが、
全体を見回すような役割は初めて。
今回はオペレーションも複雑でちょっとドキドキしていたのですが・・・。


結果は大失敗。


イベントの性質上、オープン直後の基調講演が最もお客様が集中するのですが、
オープン直後という時間帯は受付担当が最も慣れてない時間帯。
そして、今年初めてのオペレーションが何種類もあって・・・。
結局、基調講演開始前に受付前に長蛇の列が出来上がってしまい、
受付をせずに会場に入れてしまい、終了後に別途受付をするということに
なってしまいました。

私なりに今回のことで感じた教訓を書いておこうと思います。

1.1顧客あたりの処理時間×受付必要人数から
  受付カウンター数と受付時間を割り出すこと
  ⇒「当たり前だろ」と思うんでしょうね。
でも、代理店に任せてしまうと意外と盲点だったように思います

2.1顧客あたりの処理時間を長くしすぎない工夫
  ⇒今回の失敗の1つは、受付カウンター毎に1人配置だったこと。
   オペレーションが複雑だったので、オープン時(混雑時×不慣れ)は
   だけでも2人の分業にしておくべきだった

3.受付時の動作を減らす工夫
名刺フォルダーに台紙を入れておく、ちぎる半券は折り目をつけて
  おいてちぎりやすくする、作業しやすいものの配置など
  この辺は製造業の工場での工夫に通じる部分ですね。

4.誘導係の強化
  受付に並んでいる間にお客様側にも準備をしておいてもらう工夫。
  「名刺を1枚ご準備ください」「当日受付の方はこちらで」
  などの声掛けをすることで、スムーズな受付にもつながった筈。
  また、長蛇の列が出来てしまったという問題発見ももっと早かった筈。

5.指揮系統の明確化
  オペレーション方法の変更(システム受付から手動への切り替え)の
  際に受付オペレーションが混乱を起こしてしまいました。
  こういう異常系のオペレーションをあらかじめ決めておくことと、
  誰が判断して、どのように伝達するのかを決めておくこと


こんなところでしょうかね。
そもそも「このような複雑なオペレーションにする必然性がどこまであったか」
というところから見直すべきなんですけど
その次に5.あたりが本当は重要だと思いました。


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[2007年12月09日(日)]

カレンダー



会社のカレンダーの制作も私の会社では広報部のお仕事です。

私は直接の担当ではないのですが、
夏ごろから選定作業が始まって11月末に大量に納品されてきました。
たかがカレンダー、されどカレンダー。ものすごく場所とってます。


さて、カレンダー作成というのも結構大変だということが分かりました。
まず、そのコンセプトを固めること。
毎年の定番が決まっているところは良いのでしょうが、
私の会社は紆余曲折があったので、まだ定番化されてません。
この手の趣味や感性に近いものは、みんなが意見を言いやすい領域なので、
どういう観点で決定するのかの評価ポイントが設定しづらい難しさがあります。


今年のカレンダーは世界遺産の風景でした。
社員投票の結果決まったもの。
ちなみに、世界遺産だけが特殊でそれ以外はコーポレートメッセージ「挑戦」を
想起させるような写真の特集だったりしたのですが、
社員は単に「好き・嫌い」で選んだ結果がそうなったのでした。
ちなみに、広報部員でなかった私も世界遺産に投票しました。
だって、「これなら私の部屋に飾ってもいいな」って思ったから。


そして、今年。
結果としては私の好みだったものに決まったのですが、
選考過程で社員投票はなくなりました。
広報側が「会社のメッセージ性」に拘ったため、社長・役員の意見と、
広報部員・営業社員の投票に絞ったようでした。

私個人の投票はこんな観点で行いました。

1.私の部屋(オフィス)でかけたいと思うデザインであること【最重要】
2.人によっては不快感を示すデザインでないこと
3.多少こじつけであっても、このデザインにこめたコーポレートメッセージ
  が言えること 【全体の20%くらい】

その結果選ばれたのが、「橋」の風景写真をモチーフにしたもので、
コーポレートメッセージとしては「つなぐ」ということらしい。
ま、メッセージなんてその程度でいいんじゃない?と私は思うんですが…。

ただ、その後が大変だったようです。
何月にどの写真を持ってくるかで大揉め。
12月は当初、ブダペストのくさり橋の写真でした。
この風景、個人的には訪れたこともあるし、好きな風景だったのですが
「こんな淋しい風景はいかん!」
ということで差し替えに。
やっぱり企業のカレンダーは12月はもうすこしにぎやかで明るいイメージ
でなきゃいかんらしい。
(静かなクリスマスを想起させるものはダメらしい)

その他レンタルポジに許可が取れていない風景が入っていたり、
その建物・・・今は工事中だったりしませんか?とか・・・
変なところでひっかかる騒動も。


こんな苦労があるんですね。

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[2007年12月22日(土)]

年頭挨拶



今年もあと1週間になりました。

広報部門になって初めて気づいたのですが、
この仕事(特にインナー・コミュニケーション)は年末年始は有休が取れない
ということです。年末挨拶風景や、年頭挨拶を出さなければいけませんから。

とはいっても、今年も私の会社の社長の挨拶は4日にイントラでメッセージが
流されるのであり、もちろん原稿やそこでの写真も年内には準備しておくのですが。

「正月の新聞は面白くない」
「正月番組は面白くない」

とよく言われています。
大分前から準備してあった記事や番組だからということのようでした。
一方、制作側に回ってしまった意味、
それに加担してしまっているような気もするのですが、
まぁやはり「年賀状」とか「年末年始の挨拶まわり」とか、
儀礼と言われながらもやはりなくらならないものの一つではないかと
思ったりもしますのが、社内向けの年頭挨拶。


実は、年末にも社長のメッセージ発信が予定されていて
(こちらの方はすでに準備済み)、28日には拠点の挨拶周りがあって、
4日に年頭挨拶。社長も楽じゃない、と心底思ってしまいます。
「そんなにネタなんかないよー」と凡人ならば思うところです。

でもやっぱり(社員にとっての)社長とは、
方針とかメッセージを発信し続ける人であることは相当大事なことではないかなぁ、
と最近は思います。



ということで…、年頭挨拶用の臨場感のある社長写真を撮りたかったのですが、
写真嫌いのわが社の社長からは「過去にとった××の写真を使ってくれ」とのこと。

うーんツマランことかもしれないけれど、どこかで見たことがあるような写真ではなく、
(もちろん年内に撮ったことくらいは分かっていても)、
それでも比較的最近で、年頭挨拶用に撮ったショットを使いたかったというのが、
広報担当のささやかなコダワリだったんですけどね。。。やむなし。

化粧でごまかすことになりました。
ま、本当に社長って忙しいですからね。
写真の化粧直しの技をあげることも大事な能力かも。。。


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[2008年01月05日(土)]

広報のイメージ



年始に親戚に会った際、「4月から広報に変わったんだー」という話をしました。
親戚は広報とは殆ど縁のない人々。その反応はいろいろだったのですが、

「お客様からクレームとかいっぱい来て大変じゃないの?」
「IRとかやってるんでしょ」

という反応が返ってきて、「そうか!広報っていうとそういうイメージなんだ」
と新鮮な驚きでした。

ちなみに私の会社では、CS部門は隣のチームになります。
(しかもお客さまから直接の苦情電話が架かって来る部門はない。
強いていえば営業部門か?)
また上場企業でもないため、IRはほとんど関係がありません。
(しいて言えば、親会社対応は経営企画部がやっています)

「問合せ対応はマスコミ中心よー」
と言ったのですが、あまりぴんと来ていないみたいでした。

そういえば、私が新入社員で最初に配属された部署は、
経営企画と広告宣伝と広報と商品企画という幅広い担当の部署だったので、
そういう意味では広報って身近(門前の小僧でしかないけど)だったのですが、
普通の人には結構わかりにくい部門なのかも・・・と認識を新たにしました。

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[2008年01月16日(水)]

社員アンケート

 

いろいろあって、現在社内報企画・制作の担当からは外れています。

でも本当は私、じっくり社内報を企画からやってみたかったんだけどな~。
ということで来年にはもうちょっとやりたいことがあるので、
まずは「民意を」ということで、
年1回の恒例の社員アンケートにちょっと期待をかけてました。

アンケート実施は1月15日から1ヶ月間。
本誌に紙を挟みこんだのと(これは広報宛までFAXくださいというもの)、
Webアンケートを作成して、社内What's Newへの掲載と、
この日発行の月1回、全社員に送る「会社の動きのダイジェスト」メルマガ
にも広告文を入れてみた。

あと今年度、社内報に寄稿してくださった社員の人にもお礼と
アンケート依頼のメールを送ってみた。


が・・・。蓋を開けてみると、2日間で集まった数は昨年とほぼ同じ数。
昨年は私は担当していなかったので、
どういう方策をとったのかはわからないけれども、
目標は社員数の15%と思っていたのに、開始2日で5%そこそこ。

社員アンケートを集めるのって予想外に難しいんだなぁって思ってます。
どうしたものか。


集まった意見も結構、シビアな意見も多く、課題山積みです。

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[2008年02月03日(日)]


 
○○偽装、が騒がれるようになって久しいですね。

住宅、食品など生命に直結するようなものが多かったですが、
年明けから騒がれたのが「製紙業界」ですね。

対岸の火事だと思って眺めていたら、翌週に突如部門長から声がかかった。

「うちの紙のカタログをどうするか!?」

とのこと。確かに私の会社で使っている紙のカタログには
「○○社は環境に配慮しています」という文言とともに
「この紙は100%再生紙を使用しています」と書かれている。

社として表示に偽りがあること、を気にしたようだ。
既存のカタログについては、その文言を消す作業をしなくてはいけない!
というのですが、かかる手間を考えるととても「はいそうですか」とはいえない。
直感的には「なんだか過剰反応だよなぁ」と思うものの、
それを論理的に話す術がなく…、
とりあえず「出入りの出版会社さんに対応策を聞いてみたらどうでしょうか?」
と話すにとどめた。
そして一応、命じられたとおり、社員に向けての対応策の告知文案を作った。


各社の対応を総合したところ、
「基本的には何も対応はしない」という話を聴いてようやく部門長も落ち着いた。
今の時点では、100%再生紙の表示はクロともシロとも判明していない以上、
それを否定する必要はない、というのが結論らしい。やれやれ。

私的には、そもそも私たちの会社の商品は「ドキュメント」「紙」ではなく、
万が一それが100%再生紙でなかったとして、
どれだけお客様に迷惑をかけたかというと疑問だ。
が、判明してしまったらシール貼りをしなくてはいけないんだろうか?
「不当表示の謝罪」の基準というのは明確にしておかないと、
大変なことになるなぁ・・・と感じました。


ちなみに新規に作るカタログには100%再生紙の文言は消す方向です。
今回の騒動で初めてじっくりと理解したのですが、
再生紙は必ずしもエコではないということ。
再生紙の作成過程でインクを落として再度使える紙に作る訳で、
新たに森林伐採しないとはいえ、その製造過程が地球に優しいかといえば、
必ずしもそういいきれないらしい。

そう考えると、「再生紙」偽装って一体なんだったんだろう。

初心を思い出す その2

2010-03-10 21:02:00 | View Point
広報担当になって3年。やっぱりいろいろあったなぁ。
広報に異動して半年くらいすると「ビジュアル」への意識が強くなってきたようです。
引き続き投稿していきます。その4で終わる予定です。


タイトルは以下のとおり。

[2007年10月13日(土)]イベント会場(ホテル vs イベントホール) 
[2007年10月14日(日)]見出しのつけ方 

[2007年10月15日(月)]デジカメのモードいろいろ
[2007年10月16日(火)]必要人員計算
[2007年10月17日(水)]取材写真のマンネリ脱却 
[2007年11月01日(木)]パネル 

[2007年12月08日(土)]受付 
[2007年12月09日(日)]カレンダー 
[2007年12月22日(土)]年頭挨拶 
[2008年01月05日(土)]広報のイメージ 
[2008年01月16日(水)]社員アンケート 
[2008年02月03日(日)]紙 

[2008年02月10日(日)]動線 
[2008年03月09日(日)]ホームページリニューアル 
[2008年03月30日(日)]ホームページ公開のプロジェクトマネジメント 
[2008年04月19日(土)]DoCoMoのコーポレートロゴ変更 
[2008年07月18日(金)]セミナ気づき事項
[2008年08月13日(水)]イベントでの呼び込み
[2009年09月04日(金)]デザイナーとの隔たり 

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[2007年10月15日(月)]

デジカメのモードいろいろ



広報部門に異動しての初仕事は入社式の取材でした。
取材といっても基本は写真撮影と社長講話を社内のイントラのNEWSとして
載せるというものでしたが。

「君は文章書くのも得意だし、大丈夫だよね」と上司からは
簡単に言われてしまったのですが、その時私は
「いやぁ、ナニヨリ心配なのは写真ですぅ~」
と情けない声を上げました。

デジカメで暗い式典の写真を撮影するのって結構難しいんですよね。
なんとか入社式の写真は気合で使えるものが撮れましたが、
案の定その後は連戦連敗が続いていました。

連敗の1つの理由は、部門保有のデジカメのバッテリーが
かなり古くなってしまっていたことでした。
あっという間に電池切れしてしまうため、被写体よりも
カメラの電池の持ちを気にしながらの撮影になるという有様。
早速、上司にお願いして新しいカメラを買ってもらいました。

それが、通称きみまろズームの「Lumix TZ-3」。

「広報部門の割に素人向けなカメラを・・・」とお思いになるかもしれませんが、
我々だってカメラの勉強した人なんか誰もいませんし、
部門内で使いまわします。
ということは素人にやさしく、広角もズームもいけて、手ブレに強いとなると、
これになってしまうんですね。

おかげさまで大分まともな写真がとれるようになりましたが、やはり難敵は

1.講演会場などの暗い場面の撮影
2.乾杯などの動きのある一瞬の撮影

の2点。
(このほかにも構図とかの問題もあるけれど、それはまたの機会にということで)

ということで、いまのところの対策は下記のとおりです。

1.暗い場面の撮影
→フラッシュ
  しかし、フラッシュが焚ける距離(被写体の1mくらいの位置)まで
接近でき、且つフラッシュを焚いても許される時、
というのはなかなかありません。

高感度モード
大分明るく撮ることができます。
ただし通常の室内灯くらいのときまでで、プレゼンなどで照明を
落としてしまった場合は結構画像が粗くなることが判明しました。
 
画像処理ソフト
奥の手というか、これが一番多いです。
普通モードで撮って、後ほど画像処理ソフトで明るくするほうが
うまくいくような気もしています。

それよりも、とにかく暗い場面ではシャッタースピードが落ちるため、
“手ぶれ”がおきやすい方がさらに問題。
机とか壁に肘をついて撮影することが肝要です。 (簡易三脚がほしい)

ちなみに、何の工夫もせず「パーティーモード」などで撮影したら、
「お湯の中」みたいな雰囲気の写真になってしまいました。


2.一瞬のポーズの撮影
→相当早めのタイミングにシャッターを切る
  超アナログな対応ですが、デジカメは普通のカメラよりも
さらに反応が鈍いです。
(暗いとなお遅い)これは不可欠なことです。
  
スポーツモード
もうちょっとデジタルな(!?)対策としては、モードをこれに設定しておくこと。

撮影後に撮影結果をプレビューする機能をOFF
意外に忘れがち。
確認はあとでゆっくりやればよいので。


まだまだ先は長いです。
とはいえ、画像処理ソフトというものがあるので、
「構図」と「手ぶれなし」に気をつけたうえで、
「被写体のいい表情」を撮ることを心がけてします。
それ以外の部分はあとで補正ができますから。


All About
デジカメ撮影テクニック講座
http://allabout.co.jp/computer/digitalcamera/subject/msubsub_series_digitalcamera03.htm
 

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[2007年10月16日(火)]

必要人員計算



とあるイベントに出展します。
会期は2日間。10時~17時半までの7時間半/日。

さて、ここで問題です。
名刺獲得目標を2日間で100枚
(コンパニオンなどによるアンケート収集ではなく、
ある程度ビジネスチャンスのありそうな人からの獲得)、
スタンプラリーの台紙配布目標250枚とした場合、
果たして何人の説明員を準備すると目標が達成できるでしょうか?

スタンプラリーは計算が面倒なのでとりあえず置いておいて、
名刺獲得に関して言えば1日50枚、
朝は余り人が来ないことを考慮に入れると、
1時間あたり7枚の獲得、繁忙期は10枚程度というのが妥当な線になります。

ここでいくつかのパラメータを仮置きしてみる。

・名刺交換を仮に3人に1人程度
・1顧客あたりの平均接客時間
   20分(名刺獲得する場合:対応シート記入時間含む)
    5分(名刺獲得しない場合)

この場合、1人が1時間に対応できる人数は6人で、名刺獲得2枚。
従って5人必要になります。


一方、現在の登録人数は9人(内新人3人、課長1人)

展示会は疲れますので、ある程度休憩時間が必要なことを考えると、
私は登録者数が9人というのは(特に実戦力が5人しかいない)
目標達成にはギリギリか、不測の事態を考えたら、
じゃっかん不安がある人数だと考えていました。



一方・・・事業部側は違う計算をしていたようです。
展示品目(デモ機器)は4台です。
もちろんデモを行わない接客もありうるでしょうが、
展示デモスペースは6m。
登録人数が9人いれば、交代さえうまくやれば十分さばけるだろう、
ということのようでした。


ようするに

「来た人をさばくのに何人必要か?」 vs 「目標達成するのには何人必要か?」

の違いのようでした。
どちらがよいとか悪いとかではないし、何が正解なのかも分からないのですが、
この漠然とした不安が、杞憂なのか、読みどおりなのかは、
イベント後に再度検証してみようと思います。


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[2007年10月17日(水)]

取材写真のマンネリ脱却




先日久々に会った友人から、知人の中学生を海外に連れて行った
旅行談(珍道中?)を聞きました。
彼女曰く「唯一の心残りは写真を撮ってあげなかったことなんだよね」
とのこと。彼女は、日頃パシパシ写真をとっている私の行動を
この時ばかりはうらやんでいました。

あまり自覚がなかったのですが、「言われて見れば」というか、
彼女と比べれば私は記録に残すことが好きな人種だと思います。
ただ、記録用写真はやっぱり芸術性には欠けますね。


今日、上司が見せてくれた写真は、ある会合前のデスクを写したものでした。
そこにはノートPCと、会議出席者のネームプレートと、
会議のお題が書かれてプレゼン資料のハンドアウトが写っていただけでした。
しかしそれは見事な構図で
(恐らく撮影用に上司自身が並べたのだと思う)
とても美しい。いろいろな意味でショックを受けました。

1.その会議の取材に行ってそのようなものを被写体として選んだこと。
ひたすら“イキイキとした人物写真”ばかりに意識が向いていることに
気がつきました。
最近私が書く記事はだいぶワンパターンになってきているのが
気になっていたのは、そんなところにも原因があるのかもしれない。

2.配置の美しさ。
直線的なものをシンメトリや平行に配置すると、断然締まる!
これも今までほとんど意識してないことでした。

3.演出効果を考えること。
「敢えてモノを並べ直して撮影する」という行為自体が
今までの私の辞書にはなかったことかも。


明日の取材では幅広い被写体を、配置に意識しながら撮影してみようと思います。


写真の構図を決める
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/consumer/TakingGreatPictures/TakingPic/composing.shtml


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[2007年11月01日(木)]

パネル


 
半月後のイベントに向けてそろそろ準備も佳境に入ってきました。

会社では私は「イベント嫌い」として結構有名になってきました。
そう。数ある仕事の中でもイベントが好きでない広報担当というのも
どうかと思いますが、事実なので仕方がない。

でも好き嫌いで仕事ができるような身分ではないので、
ぐっとこらえてイベントの準備を一人でせっせとやっています。

イベントの準備話だけでも何本も記事が書けてしまいそうですが、
とりあえず今日残業する羽目になったパネルの話について。

私はパネルっていうのは「看板」みたいなもんだと思っています。
1年ほど前、某広告代理店が、やっぱりそのような提案をしてきたのですが、
当時マーケティング担当だった私は不覚にも

「そりゃB2Cのビジネスならそうかもしれないが、
 B2Bの玄人相手に、あまりにも単純なパネルにするのはいかがなものか」

と反発していたものでした。
でも、今になって思うと、なんとなく自己満足でそれっぽいワードと
図を入れて満足していたパネルがどれもこれもパンチの弱いもののような
気がしてきてならないのであります。

といってももう今更0クリアーできる時間もない。

こうなるとあとは、「目を引きたい言葉をいかに際立たせるか」
ということ1点に意識が集中しました。
「なんとなくイメージはあるんだけど、一見して何がいいたいのかよく分からない図」
みたいなものや、「それのどこが特長なんだよ」
と突っ込みたくなるような機能というか“できること”の説明文には目をつぶり

「ちょっと展示会場に立ち止まってみようか」
「その辺の展示員に声をかけてみようか」

という気持ちにさせるには、どこをいじったらよいか?という観点に。
今までの私からは考えられないような心境の変化です。


で、結局目立たせたかったのは
今そこに展示してあるものは「どんなジャンルなのか」というマクロ的な部分と
個別の展示品は「どんな役に立ってくれるか」という1行コピーの部分。

で、パネル業者さんの提案はそこがいずれも「白抜き」の文字でした。
色彩もデザインも学んでない私なので、あくまでも感想でしかないのですが、
白抜き文字ってやっぱりインパクトに欠けるような気がしてなりませんでした。

そこで昔に作ったパネルを片っ端から漁っていって分かったことは、

・周りが暗色・原色であれば白抜きは映える
・白抜き文字の周りを太めの原色の線で縁取ると映える

という気がしてきて、そのような依頼を山ほど投げて帰宅してみると、
自治体の広報紙が転がっていました。
こちらでも見出しはあまり白抜きを使っていませんでしたが、
使っているところでは上の2つのことが守られてました。


きっともっとセオリーがいろいろあるんだろうなぁ、
と思ったので忘れないうちに書き留めておくことにしました。


白抜き文字(図解DTP用語事典のページ)
http://www.japanlink.co.jp/dtpjiten/si/sironukimoji.html

広告研究・「白抜き文字」は、存外目立たない(株式会社ファーストコンタクトのページ)
http://www.1stcon.jp/koukoku/033.html

初心を思い出す その1

2010-03-10 21:01:00 | View Point
広報担当になって3年。
長かったような、あっという間だったような。

「新米広報の奮闘記」と題して記述していたのですが、
このたびドリコムさんがブログから撤退することになって、
このブログをどうしようかと考えていました。

livedoorブログに移行することも可能だったんだけど、
殆ど更新していなかったので、このテーマでのブログは続かなそうなので、
思い切っていっぺんにこっちに持ってきました。

タイトルは以下のとおり。

[2007年10月13日(土)]イベント会場(ホテル vs イベントホール)
[2007年10月14日(日)]見出しのつけ方

[2007年10月15日(月)]デジカメのモードいろいろ
[2007年10月16日(火)]必要人員計算 
[2007年10月17日(水)]取材写真のマンネリ脱却 
[2007年11月01日(木)]パネル 

[2007年12月08日(土)]受付 
[2007年12月09日(日)]カレンダー 
[2007年12月22日(土)]年頭挨拶 
[2008年01月05日(土)]広報のイメージ 
[2008年01月16日(水)]社員アンケート 
[2008年02月03日(日)]紙 

[2008年02月10日(日)]動線 
[2008年03月09日(日)]ホームページリニューアル 
[2008年03月30日(日)]ホームページ公開のプロジェクトマネジメント 
[2008年04月19日(土)]DoCoMoのコーポレートロゴ変更 
[2008年07月18日(金)]セミナ気づき事項
[2008年08月13日(水)]イベントでの呼び込み
[2009年09月04日(金)]デザイナーとの隔たり

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[2007年10月13日(土)]

イベント会場(ホテル vs イベントホール)

 

先日は某プライベートフェアの下見で東京ミッドタウンに行ってきました。

周囲はおシャレな高級店ばかりで地下鉄駅にも直結していて、
立地条件はなかなかよろしい。
少なくとも同じ六本木のアカデミーヒルズよりはだいぶ分かりやすいところに
あると思いました。
中に入ってみると、すぐにホールです。動線もシンプルでよいですね。

ただ、ホテルでのフェアを経験してしまうと、
やっぱり“高級感”の違いを素人ながらも感じてしまいますね。
内装はもとより、テーブルやイス雛段とか。
(どうでもよいですが、当日下見に同行していたスピーカー予定の人は
「天井の高さ」を嫌がっていました。まぁしゃべるのが本職ではないから、
緊張するのだそうな)

とはいえ、ビジネス系のプライベートフェアで(特に懇親会のないもの)の場合、
高級感を追及することにどこまで意味があるのかは新米広報・広告担当には
分からないのです。

もちろん確かに違いは明らか。そして値段はそこまで違わない。
たぶんディスカウント交渉の余地がホテルほどなさそう。
そして運営側にとってのサービスの融通の点では、
ホテルには全くかなわないはずであります。

今回、最も“問題”だと感じたのは、
10時開会のイベントなのに会場入りできるのが9時という
超タイトなスケジュールを余儀なくされること。
思わず「えー」と言ってしまった新米ですが、
それがこういう会場の特質なんでしょうね。
「朝からのイベントは、絶対ホテルだよなぁ」なんて思ってしまいました。

ちなみに、我々が重宝している品川コンファレンスセンターは
内装の高級感と駅直結という立地の割には低価格な気がします。
ホームページに料金表も部屋の仕様も掲載しないくらいなのですが、
予約がいっぱいでなかなか取れません。
やっぱ十分やって行けているんですかね。。。


東京コンファレンスセンタ
http://www.tokyo-cc.co.jp/index.html

東京ミッドタウンホール
http://www.tokyo-midtown.com/jp/facilities/hall/index.html

六本木 アカデミーヒルズ
http://www.academyhills.com/index.html



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[2007年10月14日(日)]

見出しのつけ方

 

インナーコミュニケーション、マーケティングコミュニケーションともに
私が最も苦労していて、且つ、揉めるのはずばり「見出し」です。

私はもちろん新米広報・広告担当ですが、
部門のトップもこの分野とは全く縁の無かった方。
しかし、見出しのつけ方にはとにかくポリシーがあって

「かならず文中にある表現を持ってくること!」

といいます。殆ど引用せよとのこと。
私はこれに非常に反発しているのですが、とはいえこちらは新米部員。
そしてお世辞にも文才があるとは言いがたいので、気持ちは反発しながらも
「今に見てろ!」とココロの中では煮えたぎりながらも折り合ってきました。

とりあえず、6月くらいから日経新聞の社長インタビュー記事と統計記事
(データの解説記事)を切り抜いて、その見出しと本文の関係について
見続けてきました。その結果分かったこと。

・(私の想像以上に)上司が言っていることは総論としては正しかった

・但し、キーワードとなる単語は引用しても表現は変えていることも多い
 [単なる引用に嫌悪感を示していた私としてはちょっと溜飲を下げた感じ]

・(新聞の特性かもしれないが)直接語っていない“客観的事実”を
見出しにすることも多い

・見出しだけでは意味がわからない表現も多い

ということで多少反省している今日この頃です。
で、今日「広報・雑誌づくりの らくらく編集術」という本を購入してきました。
まだこれからじっくり読む予定ですが「見出しとリード」の章には
このようなことが書かれていました。


●見出しの役割
 ①読者に記事を読むようにアピールする
 ②読者が記事を読むか、読まないか、即座に判断できる材料を提供する
 ③記事のねらいや内容を知ってもらう
 ④最低限、見出しだけは読んでもらい、
その号の全体像やとくに読者に伝えたいポイントを知ってもらう

新聞記事の場合(日経のような硬いものであっても)
やはり、①の要素が強いように思います。
私は③や、④の中でも「全体像」というところへの意識が強かったため、
一部分の引用よりも、全体を一言で言い表すような要約的な見出しを
つけたがって反発していたのだなーと認識しました。

でも、下記を読むともうちょっと工夫が必要だと感じました。
いずれにしても、素人部門長 vs 新米部員のレベルを超える内容なのですが、
こういうアプローチを水面下で学んだ上で、いつか説得するしかないかなぁ。


●タイプ別・見出しの作り方
タイプ1:タイトル型(どんなテーマについて書かれているか)
  テーマをそのまま見出しにしたものは簡潔でよいが、
  読者が読んでみようという魅力に乏しいため、演出が必要。
 (例)
  「バラの育て方」→「これで完璧、バラ栽培」
  「腰痛の対策」→「無理なくできる腰痛対策」
  「技術開発」→「技術開発・新時代」
  「店舗紹介」→「ステキなお店でショッピング」

タイプ2:ヘッドライン型(書かれている記事の要点は何か)
  確かに内容の要点は定時できるが、長くて平板な感じになる
  要約の中でも、ニュースとして特に価値がある要素だけをさらに抜き出し、
  それをあらわすキーワードを核として記事の要点を提示する簡潔な文に
  作り変える。
 (例)
   「高校の家庭科の授業に地元の野菜が登場」
   「家庭科授業に地元野菜登場 東高校」

タイプ3:キャッチフレーズ型(読者にアピールする見出し)
  読者の気持ちを考えて、そこに語りかけたり、訴えかけたりするもので
  あるていどのひらめきが必要。
  ひらめきの素は、見出しをつけようとしている記事の文章の中から集める。
  その言葉は具体的なイメージや雰囲気をもった言葉で、抽象的で硬い言葉を
  避ける。

●見出しづくりの発想法
 ・臨場感のある「発言見出し」
 (例)
  今年の夏は暑そうだなぁ(つぶやき見出し)
  この地球を汚すな!(大声見出し)
  フラワーボックスって知ってますか(質問見出し)
  もっと知りたい、簡単な整理法(前置き見出し)
  身近な野草が華麗に返信(再発見見出し)
  三丁目のホームラン王(ご近所見出し)
  凧上げ名人、今年も活躍(きわめつけ見出し)
  あっ!? ストップ!?(どっきり見出し)
  皮まで食べたくなる・あま~いメロンが登場(食いしん坊見出し)

 ・パターンを作って見出しづくり
  「一字これだけ見出し」  夢
  「なぞなぞ見出し」   てのひらにのる超重量級
  「七五調見出し」    掘ったじゃがいも ホッコリよでて
  「メルヘン見出し」   ただいま投函 星降る里の夏だより
  「レトロ見出し」    古今東西 傑作発明絵図
  「対比見出し」     むかしソロバン、いま電卓
  「造語見出し」     感嘆便利


参考図書
広報・雑誌づくりのらくらく編集術(西村良平)






久々にテレビをつけてみると

2010-02-07 12:34:19 | View Point
最近、一人でいるときは大抵テレビを消しているのであまりテレビに詳しくないのですが、
たまたま先日、ベンツのCMを観ました。(正確には耳で聞いていただけ)

車のCMと言えば判で押したように「エコカー減税」の大合唱で食傷気味なのですが、そばで見てたダンナが一言

「へー、このCMベンツなんだー」

と言って、ほぉと思ったのでした。
子ども店長君と似たような子どもの声で「エコカー減税」などと言っているのが何ともベンツのイメージとミスマッチでインパクトはありました。


今は敵失の時期なので(つまりトヨタや国産メーカーが品質問題で揺れている時なので)、「ベンツのブランドや品質を全面にアピールすべき!」「ベンツの築いてきたブランドイメージを損なう」などと古臭いセオリー重視の方からはお叱りをうけそうな内容。
#だって耳で聴いているだけではトヨタのCMかと思ったんですもの。。。


でも。。。
今までのベンツのCMを思い出せと言われても実はほとんど記憶にない。
確か品質をPRしていたのはVolvoだったよな。外資メーカーでは一般的な、最後に「メルセデスベンツ」って出てくるのは覚えているけどその前段なんて全く覚えていないや。


とすると、この大衆迎合甚だしいCMも、今一番知らせたいこと(高級車の代表のベンツだってエコカー減税される車種もあるんですよー)を伝える効果は大きかったのかもしれない。でも欲を言えば、トヨタとは違う路線にしてほしかったけどねー。


それにしても、よく本国がO.K.出したなぁと思ってサイトを観てみたけど、例のCMは公式HPには掲載されていなかったので、本当に一時的な(捨て身の?)キャンペーンなのかもしれない。


メルセデス・ベンツ TVCMギャラリー(件のCMは入ってません)
http://www.mercedes-benz.co.jp/brand/tvcm/

メルセデス・ベンツのプレスリリース
http://www.mercedes-benz.co.jp/news/release/2010/20100204.pdf

立ち位置

2009-11-25 23:40:44 | View Point
昨日・今日と珍しく飲み会が続きました。

いずれも職場の飲み会ですが趣旨がかなり異なります。
昨日・今日とダンナが出張で家を空けていたことも手伝って、いずれも2次会まで出てきました。

帰宅してカラ―の試験まで間もないことに気づき、あまりのやばさ加減に少々焦っているのですが、やはり記憶の新しいうちに書き留めておこうと思いブログを開いています。


昨日と今日では飲む相手がかなり異なります。
昨日は30~50代オトコ集団中心(女性もいました)。
今日は30~40代のママさん社員集団。
いずれも同じ会社の人たちです。

ものの見方・考え方は断然“前者”に近い私ですが、
それでも複数の男性から「女性社員に対する嘆き」的なものを聞かされると、
それはそれで複雑な気持ちにも。

まぁ、私のことを信用して「本音で話してくれる」のはありがたいし、
「そうか、管理職の男性は中堅女性社員のことをそういう目で見ているんだな」
と勉強にもなって非常によい機会ではありましたが。


一方、今日はその中堅女性社員(しかもいずれも育児中の方々)の飲み会。
飲み会の前に行われた定例会議から飲み会まで、たわいもない話からまじめな話までいろいろ話をする訳なんですが

男と女・・・というか、
働く男と働く女にはふかーーーーーーい溝がある、

と感じられてなりませんでした。
ひょっとしたら、管理職と非管理職の違いなのかもしれない。

そして、自分自身の立ち位置はそのどちらにもしっくりこないことを改めて実感してしまった2日でした。。。

無音の世界

2009-10-06 22:40:34 | View Point
性懲りもなく、モトイ、予定どおり試験勉強生活を送ってます。
11月と12月に1つずつを予定してます。
仕事も忙しいし11月の試験が難関なので、12月の試験は諦めようかとも思ったのですが、最近やっと少し光明が見えてきたので、正式に12月の試験も申し込んでしまいました。


さて。
我が家は大規模マンションであります。
昔はあんまり気にならなかったのに、最近とみに小さい子どもの声や、それをあやす大人の声が気になるようになりました。子どもは元気が良いのだ、と頭では分かっているのですが、なぜかとてもイライラしてしまうのです。

といってもそこはご近所なのだからお互い様。
窓を閉めればかなり遮音されるものの、換気のために窓はできる限り開けておきたい性質の私。ハテどうしたものか、と悩んだ末に行きついたのが

「耳栓」


でした。いままで耳栓なるものをしたことがなかったのですが、スーパーで500円程度だったのでモノは試しにと買ってみた。
使用感などは後々、コチラのブログに書いていくつもりだけれども、思った以上に耳栓は遮音するのだと驚いた。そしてこの感覚を思い出した。プールの中の感覚だ。


独身時代(一人暮らしをしていた頃)、最寄りのスポーツクラブによく一人で黙々と泳ぎに行っていたのですが、体を動かすということもさることながら、水にもぐっている感覚が好きだったなぁーと。一人暮らしだったのに、それでもなお無音の世界(正確には水音が聞こえているんですが)が心地よかったのかもしれない。


無音になると、自分の内なる声がよく響くような気がする。
それが「集中している状態」なのかもしれないけれども、水の中にいる感覚に近いととても落ち着きます。



正確に言うと、人の声やTVの音声は聞こえていますが、自分に向かって話している感じがしなくて、なんか遠くで人の声がしている感じで、ダンナには私の反応が悪いので、かなり不評のようです。。。



問題は、私の耳の穴が小さいのか、単に不器用なのか耳栓の装着に苦労していること。まだまだコツがつかめていないので、使用感はもう少ししてから書くつもりです。

ちなみに私が使っているのは
ミス サイレンシア