6月16日(金)神久呂協働センターで行われた
『地域ふれあい講座』を受講した学年研修委員の2名の方が感想を書いてくださいましたので、
ご紹介させていただきます。
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6月16日(金)神久呂協働センターで行われた『地域ふれあい講座』に参加しました。
人権について考える良い機会でした。
具体的には私達の身近で起こりうる
子供・職場でのいじめ、同和問題、障がいのある人への配慮について
説明とビデオ鑑賞をしました。
その後、参加者が9つのグループに分かれて体験学習をしました。
“偏見を持つこと”はいけないことと分かっていてなぜこれらの問題がなくならないのでしょうか。
それは感情(気持ち)と社会の仕組みによるものだそうです。
ではどうしたら改善されるかとういうと…気心が知れるということ!!です。
さらに、情報に左右されず正しい知識を持つこと、相手の気持ちを想像して理解する、
話し合いやコミュニケーションを持つことがとても大切です。
講座終了後、「他人は自分を映す鏡」という言葉が頭に浮かびました。
色々な人との出会いを通じて、自分はこうしよう、ああいう人になりたいと
成長していければなあと思いました。
学年研修委員 中林
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この講座は、人権啓発センター主催で平成元年から行われており、29年も続いています。
例年、浜松市の幼稚園~中学の約400名のPTA会員が受講しています。
講座の前半は資料やDVDによる現代社会の差別を知る講座、
後半は参加者でゲームを行い、コミュニケーションについて考える講話の2部構成でした。
学校内の差別として、イジメの問題が出ました。
いじめられっ子・いじめっ子・それを見ているクラスメートの3構造の内、
3つ目の見ているだけのクラスメートは、
勇気を出してイジメを止める事は出来なくても、いじめっ子に同調せず、
いじめられっ子に普通に接する=挨拶、話す事なら出来るのではという、
一人一人の正しい判断にそった行動を求めるお話がありました。
親には何が出来るのか…まず、子供のサインに気付く事。
しかしこれは難しく、親に心配かけまいと隠す子もいます。
だからこそ、いつでも子供が話しやすい関係作りを意識し、
何があっても味方であると伝える事が大切だというお話もありました。
「発達障害」の話も取り上げていました。
発達障害は、脳の働き方の違いで、100人中6、7人はいるそうです。
目に見えて分かる症状ではないので、本人の困り感が分かりづらく、
時に周りから誤解や反感を招く事があります。
最近ではテレビで特集が組まれたり、少しずつ知る機会が増えています。
正しい判断をするために、きちんと自分で知る事、そして出来る事から行動に移す事が大切だと、
この講座で考えさせられました。
学年研修委員 小田