日本人なら知っておきたい日本文学を読んで、原典を読んでみたくなって買いました。こんなことは非常に珍しい。
何しろ、高校時代、古文で9点を取った私が、まさか更級日記を買うとは。
読んでいて思ったのは、非常に読みやすいということ。
まず、蛇蔵&凪子さんによる漫画での概略があり、面白ポイントも分かっていた。
そのインプットがあってから、この本を読むととても理解しやすい。
高校時代に、こういう本に出会っていたら、古典で9点は無かったと思うわ(笑)
もし、あなたが、学生さんなら、まず、蛇蔵&凪子さんによる漫画から入って、その後、教科書でも、原典でも読んでみるといいです。脳みそへのINPUTが全然違うから。
やっぱり、取っつきやすさがあるのと無いのとでは、大違いですよね。
菅原孝標女が、眼鏡っ子という、萌え要素で記憶されると、それだけでも違うのですよ。
蛇蔵&凪子さんが「この人、可愛いよね」と言っていた理由は、原典を読むと本当によく分かります。
うん、可愛いわ、菅原孝標女。ノリとしては、めがほむだな。うん。
更級日記 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典