おかるとのヲタク日記

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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語 2回目見てきました

2013-12-01 | 魔法少女まどか☆マギカ
なかなか都合が合わなくて、やっと2回目を見てこれました。
終わった後、小学校3年生くらいの女の子と、お父さんの会話が聞こえてきた。
「なにがなんだか分からなかったよ」(お父さん)
「………」(娘さんが何か言い返した)
「お父さん、初めて見たんだから、分からないよ-」

お父さん、きっとプリキュアくらいだと思っていたんだろうな。
ところがどっこい、内容がヘビー過ぎてついて行けなかったんでしょう。
女の子は、しっかり売店のグッズコーナーで、マギカ関連のところにかぶりついていたので、満足だったのでは。

一方、上映前に、いろんな予告編やりますが、噂の黒執事が出たわ。
まあ、CGで誤魔化してますが、基本が学芸会です。ただ、まあ、水嶋ヒロは、まあこんなんかなとも思える。
原作ファンは許さないとは思うけど。
で、原作ファンじゃなくても、ひとつの映画として駄目なのがやっぱり、ごり押し剛力。
学芸会とか、そういうレベルじゃないですね。これ。
なんでこんなの映画に出すのか理解に苦しむ。声がキタナイ。くぐもった声。滑舌も悪い。
芝居が致命的に下手。台詞を読んでいるだけ。うわぁぁぁ。
ある意味、笑ってしまったので、コントを見に行くと思えばいいかもしれないですよ(棒)


さて、苦笑いをしたあと、まどマギ本編。今回はストーリーを知っているので、それを踏まえて見たら。
まあ、伏線張りまくり、実は最初からネタバレしていたんだね、とかもう、凄いなこれ。
この作品は、1回見ただけじゃ、全然良さが分からない作りになっている。
2回目でも、全部押さえきれないから、そりゃ何度も見に行くわ。グッズ目当ての人もいるでしょうが、これは何度も見たくなる作りをしている。
しかも、論理的に整合性がとれる展開なので、違和感がない。

もう、この時期なら、いろんなところで、解読班が動いていたりするから、そういう視点はおまかせ。

この作品を見るなら、菊地秀行作品、特に、バンパイアハンターDと、魔界都市シリーズを読んでおくと実は面白いと思われます。
どこかの記事に、虚淵さんが、菊地秀行作品のファンであると書いてあった気が。
菊池作品には、良く登場するアイテムとして、

・閉鎖空間
・夢と現実の戦い

というものがあります。閉鎖空間では、外に出ようとしても、気がつくと、元の位置に戻っているという。
見滝原の街から出られない杏子と、ほむらも、このパターンです。
Dでは、左手君の能力を使って脱出したりします。

夢と現実では、夢なりしDや、魔界都市の、夢見る貝などで、夢の世界でありながら、現実との別世界として、現実との相互干渉がある設定など、今回の叛逆の物語に影響を与えていると思われます。


音楽的には、ほむらのテーマが一貫して、パリのシャンソン風なのが、味があってとても良いです。
シャンソンは、その曲調が、もの悲しく、哀愁が漂う、せつない感じを醸し出します。
ほむらの、それがまどかの為であっても結果として自分が孤立してしまう選択をする、その悲哀にピッタリだと思うのです。これ、何処のタイミングで、こういう方針にするとなったのか気になります。
監督サイドからなのか、梶浦さんサイドからなのか?


今回のストーリーは、神の創造が第1にあれば、第2の叛逆なら、悪魔の創造であるということで、至極真っ当な作りです。ちっぱいさんなのに、デビルスーツになってしまうほむほむが可愛いです。
でも、根本には、めがほむが居ますから、どんなに悪ぶっても、結局は、まどか激Loveなんですよね。
神様が大好きな悪魔。
今年の流行語大賞、クレイジーサイコレズ、この響き、個人的は好きだわ(笑)
もっとも、全宇宙レベルということで、ギャラクシー・クレイジー・サイコ・デビル・レズ、という称号もあるようですな。
クレイジーサイコレズの代名詞は、静留さんですが、彼女を超えた存在を初めてみた気がする(笑)




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