のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

河野太郎によると、山口敬之が詩織という女の罠にかかって冤罪に苦しむところだった、それを救ったのが中村格 (いたる)刑事部長だったかのような言い草だ。河野よ、また、公安関係の職に就きたいってか

2017年06月08日 22時12分06秒 | 安倍某とそのお友達
アッキード事件疑惑の架け橋安倍今治ルート@ACKHEED さんのツイート。

――自民河野太郎
「この問題(山口レイプもみ消し)は野党やマスコミが面白おかしく報じて政局にしようとしてる」

こいつもうダメだ〔21:12 - 2017年6月8日 〕――

河野発言がなされたのは、

2017年06月08日の放送、フジBS「プライムニュース」という番組だった。

主張の根拠は、

「被害者の申し立て」のみに基づき逮捕状が発効された不公平さだ。

成田空港で逮捕されそうになる寸前まで、

山口と警察との接点はなかった。

加害者側の訴えが聴取されていないという、

この欠陥を治癒させるのは

後に続く検察審査会等、司法手続きに任せるべきなのであって、

マスコミが騒ぐのは可笑しいと彼は言うのである。

下記ページに動画が掲載されている。

ビデオタイム、1:02:20から確認できるので

是非見て欲しい。

☆ 記事URL:https://www.youtube.com/watch?v=DvPqKQD1K9g

ところで、話変わって、三浦瑠璃が

最近、安倍でんでんと仲が良い

(拙稿「安倍晋三 / 「私、最近、こんな人とお付き合いを始めました」」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/28ea32f14af3d0cc9a8c1ff432f35d6d)。

その彼女が

共謀罪の正当論として振り回しているのが

中立論だ。

その話とこの河野の主張は、

とてもよく似ている。

参考までに、

6月7日 ザ・ボイス(10分頃から)によると、

三浦の考え方はこうだ。

共謀罪対しては、

こんな発言をしている。

すなわち、

「今の法案に反対ですが、朝日新聞を含むリベラルメディアでの反対論には違和感があります」だって

(朝日新聞デジタル編集部‏@asahicomさんのツイート〔21:30 - 2017年6月7日 〕参照)

彼女の目から見て、

日本のリベラルと称すべき言論機関、すなわち、大本営にはまだ距離のあるマスコミの見解は、

共謀罪に関して勉強不足らしい。

――「共謀罪では政治家の犯罪を除いてる。あれは政治家を律してるんじゃなくて対立してる野党を検挙させないためのもの。それまでも政権の悪となるとそれは違うでしょ。(野党は)よく勉強しなさい!あ、言っちゃった(笑)」???――

(このおばちゃん、権力犯罪について共謀罪を定めようとしてないのは、『野党』という権力者のため、つまり、野党は、賄賂を貰うし、警察権力を濫用する。そのような悪党集団につき、自民党は、大譲歩をした。感謝しなさいよ)

ということなのか。

頭に虫が湧いたのかように上から目線で「検挙」を語る一方で、

日本の刑事法の問題がさまでよく分かっていないんだな。

「日本の警察がいかに抑制的か知らず」などと

平気な顔をして

嘘、出鱈目な蘊蓄を垂れる

(拙稿「安倍晋三 / 「私、最近、こんな人とお付き合いを始めました」」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/28ea32f14af3d0cc9a8c1ff432f35d6d)。

想田和弘‏ @KazuhiroSodaさんが

言葉を向ける。

――共謀罪に反対だと言いつつ、批判の矛先は安倍政権ではなくメディアに向ける。この人の言うことは常に八方美人で背骨がない。真ん中を取れば「ふつう」で「中立」で「冷静」に見えると思っているのだろう。申し訳ないけど、要はそれだけの人です。〔9:36 - 2017年6月7日 〕――

――AさんとBさんが対立していて、明らかにAさんの方に非があるのにBさんの味方をせずに「真ん中」を取ってしまうのは、全然「ふつう」でも「冷静」でも「バランスがよい」わけでもなく、実質的にAさんの味方をすることになるわけで。三浦瑠璃さんはいつもこれですね。〔9:45 - 2017年6月7日 〕――

さて、話を戻す。

河野は、

「山口の冤罪も考えるべきだ」と主張するが、

そう考える思想的背景は、

なんだろうか。

山口敬之に意見を徴すべきとして、

彼の話を聞いて、一体、何が分かるだろう。

もし、彼が真に犯人なら、

「いい迷惑なのは、ゆすりたかりの被害に遭っているこっちだ」

というクレームを聞かされるだけだろう。

加害者側が

自首をしたんならともかく、

逃げ遂せようとしてすることは、

捜査のかく乱やら証拠に隠ぺいでしかない。

不公平にならないように、

裁判所に審査された後、逮捕状が発行されたはずだ。

捜査に実際は、

僕だって知らない。

でも、素人判断で、加害者は捜査の時点で

蚊帳の外だ

ということぐらいのこと、

分かるでしょう。

公平さを云々しながら、

誹謗中傷をしているネトウヨの肩を持っている。

よもや、

出世を期待しておられるのではあるまいな。

浅ましい願望だ。

しかし、これでやっと河野太郎という政治家がどういう人間なのか

明らかになった。

一言で言って、このおっさん、下衆だわな。

「刑事部長」だからって、

安倍政権下、全く信用できなくなっている。

何を見て

刑事部長が公平さを斟酌したというのか。

河野には、

卑怯なずる賢さしか感じない。

さて、

ついでに言っておくと、

芝居で改革派を気取るのは、

もう勘弁して欲しい。

逮捕を中止した

刑事部長の権威一本やりの判断の不公平性に魂消てしまった。

こんな人物に改革を語る真実があると思えない。

安倍でんでんが

「私が総理大臣なのであるから、私の言っていることには間違いがないですよ」

と言っているのと何ら変わらない。

最後になったが、河野太郎の思考法は、

三浦瑠璃に似ていると

上で述べた。

実は、考え方だけでなく運命も同じではないか

と思っている。

見ていればいい。

恐らく、同じ道を歩むだろう。

きづのぶお‏ @jucnagさんが

こんなツイート。

――記者でも学者でも、時の権力の太鼓持ちに成り下がって、侮蔑と嘲笑を受けることと引き換えに、それなりの報償を得るのは、一つの処世術ではあるけど、憲政史上最悪と言われる安倍政権に奉じるのは、言論人として、さすがに取り返しがつかないよなぁ。〔19:14 - 2017年6月8日 〕――

<追記>

河野太郎に贈りたい言葉、発見。

堀 茂樹氏の言葉だ

(但馬問屋‏ @wanpakutenshiさんのツイート〔0:16 - 2017年6月10日 〕参照)。

我々の世界で危機に瀕いているものに触れる。

彼は、言う。

「我々の社会で何が脅かされているのか…真実という価値が脅かされつつある。真実は知らなくてよろしいと、民に知らしめるべからずというのは権威主義で、デモクラシーではない。安倍政権に反対であろうとなかろうと、事実を確立した上で議論しないと話にならない」

だと。



2017年6月10日未明 記


<追記-2>

ヤマダキヨタカ‏ @I6E70p8zC0lWXfsさんのツイート。

――詩織さんが記者会見した直後に安倍は北村滋と会い翌日は中村格とも会っている
中身は恐らく検察審査会での対応
想定される手口は11人の審査員の内6人以上を政府側の人間を送り込みその上で確証級の捜査資料は提示せず後は不起訴相当に誘導していく。これは甘利の時にも使われた疑念が有ります。〔23:29 - 2017年5月31日〕――

河野がしたのは、

言うならば、

「不起訴相当」の判断を

正当化する

地ならしと考えていいのだろう。

2017年6月10日早朝 記


<追記-3>

河野太郎が

国民の目を塞ごうとしているのは、

次の点だ。

すなわち、警察上層部からの横やりのため、

逮捕状の執行が停止されたこと。

この事態につき、

盛田隆二 @product1954さんが

若狭勝氏の

「私は、逮捕状とその執行実務に精通している。その私の目からすると、通常ではあり得ない事態。この種の犯罪で、所轄警察署が入手した逮捕状につき、警視庁本部刑事部長がその逮捕状の執行をストップすることは通常絶対にあり得ない」

という見解(*https://www.facebook.com/masaru.wakasa.9/posts/1305133279606990?pnref=story )を援用する

(盛田氏のツイート〔10:54 - 2017年6月10日 〕参照)。

2017年6月10日昼 記


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1 コメント

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右ならえ?ひれ伏し? (こころ)
2017-06-09 15:30:47
自民党内にあっても、まだ少しはマシな考えも少しはある議員と思ってみてきましたが、私のトンだ勘違い、希望的観測だったようです。

所詮同じ穴の狢という事がこれでハッキリしましたね。
ブルータスお前もか!の言葉すら勿体ないほど。

結局は親の七光りで今があるだけ。(まだ親のほうがマシに思える)
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