望の富士山(blog版)

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h28.1.10 竜爪山で地元の方と交流 (10日その1)

2016-01-12 22:22:24 | 山歩き

ふと目を覚ますと4:42。寒くて我慢出来なかった昨日とは違い、20時過ぎから今まで一度も目覚めなかったのだから、快適だった。

アラームをセットした5:30にはまだ時間があるが、とりあえずトイレに行きたい。ダウンを羽織って車外に出て、サウナ しきじの中へ。昨晩の受付とは違う人が居て、説明するのが面倒だったが、それでもトイレを借りることが出来た。小のつもりだったが、ついでに大も出て、一安心。

昨日のうちに穂積神社の住所をチェックしておいた。カーナビを「静岡市清水区西里」にセットして出発。

取り敢えずサウナから一番近いところにあるファミマを発見し、弁当とサラダを注文した。Tポイントカードを出して使えるポイントがあれば使ってくれてと伝えたところ、「ポイントを利用して残りは9円です」とほぼビンゴの返事。こいつは朝からついているぜ(^^)/

ナビに従って、国道1号と県道?を進み、住宅街を抜けて、嘘みたいなアップダウンを経ながら、細い路も含めて進んだ。

段々と空が明るくなってきた頃、「目的地周辺です。これで案内を終了します」とナビが伝えた。

え、何だここは?神社らしきところでは無いぞ・・・

数十m戻って公園のような広場のようなところへ車を停めた。数分前にチラ見していて何かありそうだと気付いていたのだ。ぽつんとキャンピングカーが停まっている。どうやらキャンプ場か何かのようだ。

トイレの個室へ

どっさり出て、一安心。先ほどのサウナではちょこっとしか出なかったんだよね。

デカイ付近の案内図を見つけ、近寄ってみると「穂積神社 竜爪山」と矢印が示されている。ナビはおおむね合っていたわけだ。

その矢印の方向へ車を進めてみた。

おお、なんてこったぁ(>_<)

そういえば、竜爪山に関するレポの中で「通行止めだった」というものがあった。でも、葵区平山からのルートはもう通れるはず・・・

※ 昨年3月時点でのレポでは台風18号の影響で平山からの道路も通行止めになっていたが、今年の元日に登った方のレポではもう通れると書かれていた。でも、よく考えればそれも平山からのものだった。このように清水区西里からのレポでは無かったということ。そうだよ、最初に調べた方から行けば良かったんだ。ついていたはずなんだがなぁ、プラマイゼロってか(>_<)

ナビをセットし直して、往路で通ったアップダウンのある路や国道1号を使って、小一時間かけて葵区平山へ。もうとっくに明るくなっていたので、「竜爪山」を示す道標はあちこちで見つかった。今度は順調に竜爪街道を進み、色々なレポで見た旧登山道の駐車場へ到着できた。(7:45頃?)

早朝に歩き出して、混む前に帰宅しようとの魂胆はこれでパーということだ。まぁ仕方ないね。

ナンバーを見ると(消してあるが)、静岡、富士山、三河と近隣から来ているものが殆どだった。画像左隅のようにまともなスペースに置くことが出来、ラッキーだった。下山する頃には路肩にズラリと無理矢理停めた車も多く、ここが人気の山なのだと改めて分かった。

車内で着替え、駐車料金100円をポストに入れ、8:05にスタート。

案内図はわざと大きく貼ってみた。滝がいくつもあるようだ。 ※ 登山届け出していませんm(_ _)m

鳥居をくぐって出発。

この時点では取り敢えず撮っておこうくらいだったが、レポを作りながら見返すと意味が分かった。

鉄製の橋を渡る。

一丁目の標柱。このように新しいものと古いものとが数十mごとに設置されていた。

 

神社の参拝路らしく整備されている。

八丁目の少し先で、滝を示す標示を発見。そういえば先ほどの案内図に滝がもあったが、今日は無視。

そこそこの急坂

途中で追いついたベテランさんと少し話し、一緒に歩こともあった。彼は清水区にお住まいでこの山に良く登るという。神社が三十四丁目であることなど、この山について色々と教えてくれた。

※ 後でお名前を教えてもらった。これ以降Yさんと表記する。

どうぞ先に行ってくださいと促されたので、歩きやすいところではスピードを上げて進んだ。

ぶれているけど、この付近では柵やロープが設置されていた。

 

あれれ、路が細くなってきたぞ。

 

ありゃりゃ、なんだ、ここは?

明確な路を歩いてきたつもりだったが、間違えたらしい。分かるところまで戻ろう。

数分引き返して、ここで理解できた。先ほどはここを左に進んだが、右上方向に登山道があるじゃないか。

※ 二十丁目の少し先です。特に標示も無いので、これから登る方は注意してください・・・え、間違えるのはお前だけだろうって(^^;)

 

数分後、二十六丁目で新道と合流。

あれが山頂かな。

ここから登る。

 

あちこちに巨木が見られるようになってきた。雰囲気的に神社は近いぞ。

この三十の書き方って面白いね。もうすぐってことだ。

9:04 穂積神社到着。

トイレに寄って小用を済ませた。

有り難いことにこんなところにも自販機がある。担いできたのは昨日の残りのお茶だったので、これを飲みきって次のスポドリを購入した。

Yさんはここで手を合わせていた。

「オレは追い越したつもりは無かったけど、どうしたんだい」

事情を話して、コンデジの画像をみせたところ、

「この路はかつて炭焼きで使っていたんだ。」

「そういえば、それらしき跡が残っていました。」

神社から少し先に鉄製の階段路と古いジグザグ路との分岐があり、どちらを登っても上で合流するとも教えてもらった。富士が見えるのはどちらかと尋ねると階段の方が先に見えるという。彼は古い路を通ると話していたが、こちらは早く富士を見たいので、階段を上ることにした。

樹齢500年の夫婦杉。

なるほどこっちだな。

階段の始まり。傾斜によってステップの高さを調整してあり、昨年末の大室山などに比べて歩きやすかった。

ずっと階段が続くのでは無く、一部このように土の路もある。

んん、

富士が見えた~(^^)/ (コンデジ)

階段を少し登り、ザックを置いてデジイチタイム♪

PLが良く効いて空が青い(^o^)

縦構図もイイね。

ここは急傾斜で、結構キツい。

少し上でYさんが「富士山は見えますか」と声をかけてきた。また、もう降りてくる方と出会った。

「あれが欅立山、標高が888.8mで人気出たんだ。神社から片道25分もあれば着くよ。せっかく東京から来たのだから帰りに寄ってみたらどうだい。」

この山のことはチェックしていて、今朝のミスが無ければそれもありかと思っていたが、さすがに寄り道していると帰りが何時になるか分からない。Yさんの説明を聞きながらもちょっと無理だと思っていた。

ゴールまであと少しだ。とにかく行こう。

その後も階段を汗をかきながら登った。

お、大菩薩にも似たようなモノがあったね。

9:50 薬師岳北展望地。先客が一人、彼もゴツいデジカメで撮影していた。

ここからもイイねぇ。先ほど撮ったばかりだが、ここでもデジイチタイム。

右下が上述の欅立山

ここには温度計が設置されており、ー2°と標示されていたが、これは日影にあるためで、先ほど登ってきた階段では暑いと感じるほどだった。

ここから薬師岳までは0.1km(5分)、文殊岳までは0.6km(25分)と表示されていた。とにかく文殊岳まで行こう。

ほんの数分で薬師岳へ。ここの方が文殊岳より標高が高いらしいが、周りは木々で何も見えない。この一枚だけ撮って先へ。

一旦下り

登る。

10:11 お、着いた。すでに十数人ほどがベンチでランチタイムを楽しんでいた。

竜爪山・文殊岳の標柱と記念撮影。汗で顔がてかっているのが分かりますか?

先ほどのベテランさんは既にお仲間と同じテーブルで談笑している。ちょっと遠慮して別のテーブルで少量のお湯を沸かし、アルファ米へ。

何しろ出来上がるまで15分かかる。その間にデジイチタイム!

先ほどの薬師岳北展望地よりも木々が邪魔して富士は見づらい。

Yさんが一緒に食べようと招いてくれたので、荷物を移動させた。

山頂は広々として、ランチにぴったりだ。

手前に見えるのが清水港、奥に伊豆半島が見えていると教えてもらった。

このテーブルにはYさんの友達4人が談笑していた。そして続々とハイカーが到着する一人一人が「おめでとうございます」と挨拶する仲間どうしだった。特に打ち合わせしていないが、毎週末に登ってくる方が多いそうだ。先ほどの平山登山口だけでなく、色々なルートでここに来ることや、安倍東山稜を縦走する途中でここを通過するなど、それぞれの技量に合わせて楽しんでいるという。

さて、10分くらい経過したところで、レトルトカレーを温め始め、15分経過したところで、アルファ米と合わせてランチタイム。

冬山テント泊もやるというYさんはこのようにガスに古い毛糸の靴下を巻いているという。これは参考になるので、許可をもらって撮影した。

11:05 Yさんに挨拶して帰路へ。続々と登ってくるハイカーと出会った。

再び薬師岳。夫婦の記念撮影を買って出た。

また薬師岳北展望地

またまたデジイチタイム。

そういえばズームで撮っていなかった。ホントに雪が無いね。ここからだと剣ヶ峯が正面に来る。

このアングルはどこかで見たような・・・

自分の過去レポを探してみるとて3年前に白鳥山から撮ったモノに近いかな。(画像)

階段の途中で背負子に赤ちゃんを背負ったお父さん、3歳位の男の子とお母さんという一家に出会った。おそらくは神社まで車だろうが、いやいや何とも頑張っちゃうんだな。

階段の途中で、先ほどYさんと同じテーブルに居たベテランさんが追いついてきた。

※ 後でお名前を聞いた。これ以降Aさんと表記する。

Aさんは学生時代京王線沿線にお住まいで、府中にも行ったことがあるという。

もうすぐ神社。

午前中も撮った樹齢500年の大杉。のぞむと一緒だと大きさが分かる。

Aさんは竜爪山が大好きで何度も登っているという。

台風の影響で登山道が崩壊し、新しい路をが作られたことなどを教えてもらった。

また、この山は色々なルートから登れるが、その中で行方不明の方が数人出ている侮れない山とのこと。→静岡新聞記事

12:47 タントへ

Aさんとここで別れ、車内で着替えた。

今回もソロ山行だったが、地元の方とこれだけ長時間話したことは貴重な体験だったといえよう。

さて、これで帰ろう。

どうせ混むであろう高速に乗るつもりは無いが、下道でどれだけかかるかな~(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2 コメント

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雪少ない富士山ですね (nobu)
2016-01-13 08:34:46
シモバシラ全然なかったようですね~
残念でした
私は階段のところで見ました!
穂積神社から右に行ったところは日影だからあったかも・・・?
それにしても穂積神社までのルートで道間違いなんて・・・?ちょっとビックリでした!
ここはリピーターの多い山のようです
地元の人との出会い・・・これも楽しいですね
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nobuさん (のぞむ)
2016-01-14 07:02:08
nobuさんのレポが参考になりました。ありがとうございました。道間違いは何度もやらかしてます(^^;
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