望の富士山(blog版)

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h30.4.29 尊仏山荘のステキな時間 (29日その3)

2018-05-03 15:36:51 | 富士撮影

尊仏山荘はトイレを借りたこと、中で食事をしたことしかなく、今回が初めての宿泊となった。

受付にいらしたご主人はTHE山男といった感じの方だった。素泊まりで4500円也。南アルプスや八ヶ岳よりもリーズナブルだ。

料金を支払うと、布団は2階の2段ベッドの上と案内があった。渡されたカードを見て、ふと思った。

え、GWなのに、1人で一つの布団ですか?

「ああ、そうしたんだ。

「9年前のみやま山荘は2人で一つの布団でした。」

「あそこは小さいからな。ウチは定員で締め切ったよ」と有り難いお言葉をいただいた。みやま山荘は食事も美味しく、スタッフも丁寧で、ステキな山小屋だ。GWや正月なら2人で一つの布団は仕方ないと思っていたが、これは嬉しかった。

まだ15時、先客の荷物はあったが、近くに誰も居なかったので布団の様子をパチリ。私の布団は赤い帽子のあるところ。

スタッフさんに着替えが出来る場所を尋ねたが、特に更衣室は無い。でも○○ならイイよとのこと。汗びっしょりのウェアを着替えて大分スッキリした。

布団に戻り、30分後にアラームをセットして昼寝。一旦起きたが、二度寝!

これが気持ち良かった~ヾ(^v^)k

それに、この1500m弱の標高だと高山病の心配が無い、これはイイね。

ハラが減ったので16:10頃一階のロビーへ。

一回目の夕食が始まる直前でロビーは混雑していた。スタッフさんに自炊はどこで出来るかを尋ねたところ、敷板を貸してくれ、さらに場所を詰めて欲しいとその場にいた全員に声かけをしてもらった。

お湯を沸かしてアルファ米に入れていると隣に座っていたご夫婦の旦那さん(30~40代?)に話しかけられた。彼は最近ヤマを始め、暖かいモノを食べている人を見ながら、自分もやりたいと思っていたという。このアルファ米とアマノの親子丼の説明をした。翌朝丹沢山まで往復したらどうかとアドバイスをしたり、さらに明日はパール富士が見られることを話すととても喜んでもらえた。

また、順序は前後するが、反対側に居たオバサマグループが地図を見ていたので、明日はどこへ向かうのか尋ねたところ、蛭ヶ岳から焼山、青根方面へ下山するという。

ヤマビルが居そうなコースですね。大丈夫ですか?」

「え、ヒル?」 隣の方が、「こんな感じよね」と彼女の手帳に絵を書いて説明していた。

「そうそう、ヒジキみたいな形よ」との答えには皆が大笑いしていた。 

彼女達は今朝、寄から鍋割山を越えてここへ来たと言うがヤマビルは見ていないという。

宮ヶ瀬湖を始めとする東丹沢はヤバい。そして丹沢エリア全域に生息範囲が拡がってきたとの情報で頭がいっぱいになっていたが、結局今回ヤマビルジェットを使う機会はなかった。

食後、翌朝未明に写真を撮りたいとご主人に話した。すると今夜のウチに貴重品以外の荷物を入り口にある金網の棚に置いておけば良いとアドバイスをもらった。他の方との話しとあわせると、この棚に荷物を置いて、早朝に丹沢山まで行って戻ってくる方もいるらしい。有り難くザックと三脚などの荷物を置いた。これで翌朝暗いうちに二段ベッドから降りるときに他の方に迷惑をかけない・・・筈だ。

日の入りが近くなり、段々イイ感じになってきた。小屋の中でもわかるほど、強風でエライことになっていたが、ウィンドブレーカーを着て、ネックウォーマーを額に巻いて、カメラ、三脚を持って外へ出てみた。

鯉のぼりの様子で風の様子がわかるかな。小屋泊まりの皆さんも頑張って撮影している。

何しろ強風が半端なく、長時間外に居られない。これ以降のデジイチ画像は時々山荘に戻り、様子を見て外へ出るの繰り返しで撮っている。

18:10 太陽はこの高さ

大山の上に昇ってきたお月様。明日あれがぐるっと周り、富士の山頂へ沈むわけだ。

18:14 この風景を見ることが出来るのは小屋泊まりならではだね、

18:23

19:02 光っているのは金星かな。

19:04 お月様と麓の夜景を撮ってみた・・・三脚を使ってもブレブレ( ̄。 ̄;)

時間は前後するが、翌日のパール狙いのカメさんと話すことが出来た。

横浜のYさん、秦野のminamigaokaさん、貴重なお話をありがとうございました。

また、隣の布団に割り当てられた大学を出たばかりの二人組にも情報を伝えたところ、自分たちも早起きするので、もし寝ていたら起こして欲しいと頼まれた。

山小屋の夜は早い。スタッフさんが消灯時刻の20時少し前に皆に声をかけてきた。それに従い、ロビーを離れ、二階へ。

まだ灯りはついていたが、既に寝息をたてている方も居た。その一方、団体さんでマナーを守らない人も居て、消灯時間を過ぎているのに小声ではなく、そこそこ普通に話していたのが気になった。

疲れているはずだが、なかなか寝付けなかった。

翌日へ続く。

 

 

 

 

 

 

 

 


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