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2023年迎春

2023-01-10 10:59:12 | 日記
迎春
 難解で理屈ぽいと思われがちな須藤康花の作品展示を中心に、細々と続けてきた小さな私設美術館も、昨年9月で10周年を迎えることができました。この間、地元井上百貨店での特別展、松本市立美術館とパルコ共催による「松本まちなかアートプロジェクト2021」への出展などを通じて、当美術館のすそ野が多少広がってきていることを感じているこの頃でもあります。これも偏に皆様の温かいご支援とご理解の賜物と感謝しております。
 お陰様で、本年12月9日より翌年の3月中旬にかけて、松本市内の別の施設の主催で「須藤康花展」を開催していただくこととなっております。没後15年、生前、現代美術の世界に居場所のないことを、自嘲気味に繰り返していた彼女の作品たちは、どう受け取っているのでしょうか。こちらの方面にお越しの折には、お立ち寄り観覧いただければ幸いです。
 皆様のご多幸をお祈り申し上げますとともに、本年もよろしくお願い申し上げます。
                              2023年 正月

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