ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

「あなた、なんでそんなにうっかりしているの・・・。」 ~ 映画館で怒られるお父さん ~

2016年08月17日 | 日々の出来事

 昨日は今年の夏休みの最終日でした(10日から15日までは田舎に帰っていました)。
 家でボーっとしているのももったいないので、急遽、ネットでチケットを購入して隣り街まで映画を観に行くことにしました。朝一番に『ジャングル・ブック』を、昼から『秘密 THE TOP SECRET』を観ました。感想は別の記事に書きますが、評価は『ジャングル・ブック』が☆3つ、『秘密 THE TOP SECRET』が☆2つです。残念ですが、私の生きる糧の映画部門的には少し満足度の低い休日になりましたね。


 そんな少し残念な休日でしたが、『ジャングル・ブック』の上映前に少し笑ってしまう出来事に遭遇したので、今回はそれを書きます。

 上映開始が9時だったので、私は8時45分くらいに映画館の自分の席に座りました。そして、スクリーンに映される予告編やCMを見ていました(この時点では館内は明るいままです)。
 そこに3人の親子連れが入ってくるのが見えました。子供は保育園か幼稚園に行っていそうな年齢の女の子でした。その女の子を見た瞬間に私は心の中で、

 「字幕だけど大丈夫なの。この年齢だと吹き替え版だろ。」

と叫んでいました。この劇場(MOVIXさいたま)では『ジャングル・ブック』の上映は字幕版で、3D上映版だけが吹き替え版です。私は前日にネットでチケットを購入した際にそれを確認していたので間違いはありません。
 ちなみに、今回、隣り街のこの劇場(MOVIXさいたま)に足を運んだのは、家の近所の映画館(ユナイテッドシネマ浦和)では私が観たかった2Dの字幕版の上映が行われていなかったからです。私が吹き替え版ではなく字幕版にこだわったのは、好きな俳優のビル・マーレーがクマ役で声の出演をしていて歌も歌っていたからです。予告編で観た日本語版のクマの声はビル・マーレーぽくなかったですからね。

 そんな心配をしていた私の前の列に3人の親子連れは腰を下ろしました。座りながら父親は手にしたチケットを見ながら奥さんや子供に向かって、「字幕だねぇー。」と少し申し訳なさそうな感じで声をかけました。すると、奥さんが、「えっ。」と声を出して父親の方を見ました。ちなみに、席順は子供を真ん中に、左が母親、右が父親です。

 その後、母親が子供に向かって、「字は読めるの。」とか、父親に向かって、「2時間もどうするのよ。」とか言っていましたが、最後に父親を怖い形相で睨みながら母親が冷静な口調で放った言葉は、

 「あなた、なんでそんなにうっかりしているの・・・。」 

でした。後ろから見ていて本当に怖かったですね。その冷たい怒りを見ていた私の背中の汗が一気に引きましたね。こんな感じで父親はいつも母親に怒られているのでしょうか。見てはいけないモノを見てしまいましたね。

 尚、余談と言うか疑問なのですが、ひょっとするとこの3人は親子ではないかもしれませんね。母親が自分の娘に、「字は読めるの。」と聞くのは明らかにおかしいですからね。誰かの子供を預かった夫婦が子供向けの『ジャングル・ブック』を観に連れて来た、と言うのが真相かもしれませんね。

 その後、上映が始まってから子供が父親に向かって色々と話しかけていたので、「上映中の会話はマナー的に悪いけど仕方がないか。」と思いながら観ていたのですが、私の左隣りの夫婦の旦那の方が、上映中にもかかわらずスマホを5分置きくらいに開いて見て画面の明かりがチラチラ漏れて気になったので、前の親子の会話は全く気になりませんでした。より大きなマナー違反があると小さなマナー違反は気にならなくなります。


 以上、映画館で見かけた怒られているお父さん(かもしれない人)の話でした。
 この親子と隣りのスマホ馬鹿のせいで映画に集中できなかったのは確かなのですが、『ジャングル・ブック』の評価が☆3つなのは変わりありません。アメリカ本国で大ヒットしていたのを知っていたので、少し期待が大き過ぎたのかもしれませんね。

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