念願だった福岡の実家から通える会社への就職(契約社員ですが)が決まりました。
次に行なわないといけないのは今の会社からの退職手続きです。私の経験上、退職は入社よりも面倒くさくて気とパワーを使います。
ただし、「休みが不定期で少ないこの会社の勤務体制では福岡の実家の両親のサポートができない。」と言う話は上司にも同僚にも話をしていたので、「案外すんなりと行くだろう。」と楽観視していました。
問題は私が1人でやっている勤怠管理、経理業務(現金出納部分)、売上管理、出荷管理、入荷管理、等の事務処理を誰に引き継ぐかです。繁忙期が終わるとともに次々と退職していった女性事務員達の代わりはいまだに入社していませんからね。応募もまったくありません。このまま私がいなくなったら会社の業務が完全に止まってしまいます。
そんな状況でしたが、7月1日に上司に退職願を提出しました。
通常、退職希望日は1ヶ月先で問題ないと思いますが、引継ぎのことも考えて2ヶ月後の8月31日に設定しました。「2ヶ月の猶予があるので、もっと真面目に求人活動をしてくれ。」と言う私の想いが入っています。最近は、「〇〇さん1人いれば大丈夫。女性事務員はいらない。」と暴言を吐く上司や同僚もいましたからね。「繁忙期は2人いても大変なのに。新しい人が入らないと会社が止まりますよ。勤怠管理もできないから給料も出ないよ。それでもいいの。」と私も言い返す日々でした。
その後、上司とそのまま1時間30分くらい今後の体制について話をしました(机の上に置かれた退職願をずっと触ろうとしませんでしたが)。「事務をやりたい。」と言っている社員がいることも上司には伝えました。後は上司がどう考えるかです。
ちなみに、上司は私が福岡の実家のサポートのことで悩んでいるのを理解してくれていたので、退職を止める言葉はありませんでした。あったのは、「両親のことが落ち着いたら戻って来てね。」の一言でした。その言葉とともに最後は私の退職願をカバンに入れて帰っていきました。
と言う感じで、私の退職が確定しました。今の会社の勤務は10ヶ月半で終了することになりました。去年の今頃に想像していた未来とは違う結果になってしまいましたが、色々と食い違いがあったので仕方がないですね。仕事の内容や同僚達や待遇面に不満はありませんでしたが、『何のために九州に戻るのか』と言う最重要課題(最優先課題)がクリアできない環境だったので離脱は仕方ないです。後は前を向いて新しい道を進むだけです。
それにしても、昨年前職のガス会社を辞める時は7月5日に退職願を出し、今回は7月1日に出したので、私は『1年間に退職願を2度提出した男』になってしまいました。理由はどうであれ不名誉な記録を残すことになってしまいました。あまり真似して欲しくない行動ですね(誰も真似をしないと思いますが・・・)。
以上、1年間で退職願を2度提出して2度受理された男(私)の話でした。
退職願を提出した私ですが、会社の今後の5か年計画を立てる仕事が残っているので、上司や同僚と一緒に頻繁に会議を行なっています。「〇〇さんは情報をまとめる能力があるねぇ。」と私は上司から言われているので、私がいる間に5か年計画は完成させたいみたいです。辞める人間が会社の未来像を描く作業に加わるのは変ですが、最後のご奉公と思って参加しています。
溜まっている通常の休みや有休の消化に関しては、事務処理の引継ぎで確実に出勤しないといけない日が多いので、完全消化することなく8月31日のラストデイを迎えることになりそうです。これは昨年のガス会社を辞める時と同じパターンですね。場所は埼玉と佐賀で違いますが、なんだかデジャヴです。
体に気をつけて、頑張ろう。お互い。
記事に書いたように、なんとか福岡の実家から通える会社に採用が決まりましたが、人生初の契約社員なので、来年の今頃はどうなっているか判りません。50代も半ば近くなっているのに相変わらずフワフワした生き方をしていますよ(笑)。
まぁ、次の会社は関東が本社なので、1年後にちゃんと正社員になれれば、みなさんと再会する機会も訪れると思うので、9月からの1年間はいつも以上に頑張ります。