のらのら

『No Running No Life』を合言葉に集まったいつも走っている人やたまにしか走らない人たちの集団。

丹後ウルトラほろにがデビュー(がんちゃん)

2023年09月23日 | がんちゃんレース記
初めて丹後ウルトラマラソンを走って来ました。
100kmウルトラマラソンは今までワイド―、水都、サロマ、ワイド―、四万十と走ったことがありますが、今回もまた辛かったです。
丹後ウルトラはそもそも9月の暑い時期にあるのに、今年も昨年に引き続きとびきり暑かったようです。
4時半のスタート時は25℃程度でしたが最高34℃まで上がり、めちゃくちゃ汗が出てパンツが塩でパリパリになっていました。

時間内完走はできたもののかなり遅く、ペース配分や補給などに課題が残る結果となりました。
ゴール後は2度と出ないと思いましたが、すでにやる気なので記録を残しておきます

会場までは京都縦貫道で2時間。1時にセル修家近くのコンビニを出て3時に網野中学校駐車場に着きました。

ウェアは後方遮蔽付きヘッドキャップにサンバイザーとサングラス、ノースリーブシャツ、シューズはHOKAリンコン、サロモン5Lザックに150mカップ×1と500mlフラスク×2です。ジェルは2発のみで塩タブ6つ。タケキャブ20mg、ボルタレン75mg。リンコンはインソールを厚手にかえていました。

では苦しかった13時間を思い出しながらレポいきます。


スタート
4時25分の第2ウェーブスタート。

ライトは持たず走りましたが特に危険を感じず、10人に1人程度はライトをつけているのであまり問題はないです。
今までの経験からも5:40-6:00分/km程度でゆっくり走るのでしんどくもなく、しかし後に備えてエイドではバナナや飴程度は食べました。
細かいアップダウンがあるもののだいたいイーブンペースで走って久美浜湾を周回しましたが、一つ目の山場である39kmの七竜峠の上りは7分/kmまで減速し、そのままスピードは上がらず42.195km地点を通過します。


42.195km地点 4時間18分
まさかのサブ4ならず。そして9時を過ぎると朝日ではなく陽射しに変わってきました。
この大会ではエイドはだいたい4km毎にありますが最初の何か所かを除くすべてのエイドに立ち寄りました。
見返してみると、エイド滞在時間は50kmまでは2分以内でしたが、その後は3-5分も滞在していました。
54,5kmの弥栄地域公民館エイドでは冷たいエナジードリンクで少し生き返りました。
でもよく考えるとバナナとブドウとパインしか食べていません

72.9km地点 碇高原エイド 8時間57分
碇高原への上りは80km以降のことを考えて半分以上歩く戦法をとりましたがおそらく失敗でした
60-70kmに1時間46分もかかっています。周りの人達はそこそこ走っていました。
それでも登りが終わる70kmぐらいで8時間30分だったので時間内完走は余裕かと高をくくっていました。
エイドではそうめんを食べたりして5分程度休んでいたようです。


100kmゴール アミティ丹後 13時間6分
碇高原からの下りは約6kmですがシューズがきつくてつま先が痛くうまく走れません。
トレイルのように四頭筋が張っている感じは無いのにまったくスピードが出ず、下りなのに7:00-20/kmでしか走れていませんでした。
誰も追い抜かず、どれだけ抜かれたかわかりません
ここはかなり計算外でした。
80km過ぎで日本海に出てからの景色は良かったです。

特に丹後松島辺りは景色を見ていると少しだけ疲労が和らぎました。
このあたりで10時間を越えましたが、最近老眼が更に進んでいて時計の文字が見えにくく11時間と見間違えてしまいにわかに焦りだします
「あと20kmを3時間で行かないといけない
普通なら楽勝ですが計算するとエイド込みで9:00/kmで走る必要があります。
とはいえちょっとした上り、というか傾斜も全然走れず。
冷たい水分や氷を求めてエイドに立ち寄るのでロスタイムもそこそこあり。
これはまずいなと思いながらもなんとか前に進もうともがきました。
しかし94kmぐらいで「あれ?まだ12時間」と時計の見間違いに気付き、時間内完走が可能と思った瞬間にダラダラと歩いてしまいました
97.5kmの最後のエイド以降は歩かず完走しましたが、頑張っても7:40/km程度でしか走れず。
インターバル走でのつなぎのジョグ程度のスピードだったようです。


ゴール後はしばらくパイプ椅子に座っていましたがなかなか立ち上がれず。
徐々に鼻と唇が痺れ出したので荷物預けの体育館前の広場までなんとか歩いて寝ころび、
少し風が寒いけど昼の間に太陽に暖められたアスファルトの温もりを感じつつ秋の空を眺めていたら、

吐きました。。

その後1時間ほどは水や食べ物を一切受け付けず。
これって点滴レベルでしたね

↑ 1時間後、水とアンパンのかけらを口にしてなんとか歩けるように

ということでかなり辛いレースでしたが、上手くやればもっと走れた気がします。
風が適度に吹いていて暑さはあまり感じませんでしたが、鼻と唇のピリピリは数回ありました。
フラスクを携帯しエイドでも水分はとっていたので、電解質異常か、青柳ういろうとバナナ以外ほとんど食べられなかったことによる低血糖だったのかと今では思います。

来年は頑張ります。

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2 コメント

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灼熱完走お疲れ様です (セル修)
2023-10-01 19:30:04
ゴール後の様子を見ると脱水&低血糖ですかね
写真の顔もいつかの京都トレイルの時のようなやばい顔になってます
脱水を通り越して干からびていますよ
でもジュース2本(2万円相当)で回復したので復活の速さにはびっくりです
爪がやられると下りが走れないのでそこは気持ち的にもやられますね
僕も何度かトレイルレースで爪がやられてしまったこと(レース直後には生えている)があるので気持ちよくわかります
でもこの経験を活かせば来年は楽勝ですね〜
>セル修 (がんちゃん)
2023-11-03 09:00:31
思い出したくないレースになってしまいました。
靴も補給もレース計画も全部失敗でした。

来年はどれだけ暑くても今回よりも上手に走ります。

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