歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

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コーン価格の上昇とアラブの春

2012年07月15日 11時36分03秒 | 日記
干ばつの為、世界の穀物相場が上がっていると言う。

上記はコーンの価格である。見事にエリオットウェイブを形成している。
2000年直前から徐々に上がり=第(1)波、第(2)波を形成して下がり、
2005年前後から再び上昇=第(3)波を形成し、第(4)で調整しています。
今は第(5)の第1波を形成しつつ、前回の第(3)波の頂点を超えています。

良く見れば各波=第(1)、第(3)波は、一段下の小さい波=第1波~第5波で
形成されている。つまり、時間のスケールを変えても同じパターンが見られる。
これがフラクタルであり、エリオット波動なのです。全く不思議なものです。

従って、理論からすると、第(5)波の少なくとも、より小さい第2~5波が残って
いることになり、前回の相場を明らかに上回る事が、予想できます。過去の商品の
第(五)波は、株と異なり暴騰することを考えれば、大変な事が想像できます。

勿論世界の商品、原油、貴金属、金属、穀物等あらゆるものが、暴騰する時代です。
そろそろ、貴金属も上昇すると思いますが、私の予測では9月前後かなと思います。

原材料を持っていない国々、特に発展途上国は大変な事になるでしょう。
勿論、原材料を持っていない先進国も困ります。

日本の正念場が2019年まで続くと予想されます。原油が高騰するので、
原発推進派が勢いずくと思われます。前も予想したように、原発に関しては第五波が
残っているので、どんなに国民が騒いでも、原発は当分続きます。
三度目の正直が起こるまで。

私の予想では、原油は300ドル以上/1バレル、イランとの本格的な戦争が始まれば、
400~500前後/1バレル。それ以上は今は想定外・・・。

穀物を輸入に頼る、アラブの貧しい国は、正に混乱の時代です。
石油がたっぷりあり潤うサウジアラビア等は、国民に金をばら撒き乗り切ると思いますが、
原油の無い国は、大騒ぎでしょう。

アラブの春は、まだ終わらず。最後の正念場です。


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