藤原竜也も又、ダーティーな役を演っても、嫌な奴に見えない役者である。
あの童顔で、時々女性に意味深な事を言う彼だが、
演技に関しては、すごく真摯だ。
主役2人は良かったと思うが、女優陣が美しい割に魅力的でなかった。
詩織がライトの恋人とは とても思えない
犯罪者を撲滅させたいという一心から、「邪魔者は全て消す」という、
行き過ぎた行動に出るライトは恐ろしい。
でも確かに、正義感は自己満足なのかもしれない。
被害者への同情より 加害者への憎悪の方が強い
原作を知る友人は、
「みんな、自分がライトかLか、どっちに近いか考えながら読んでると思う。」と言った。
私は原作を読んでいなくても、映画のタイトルを見た時から、ライト寄りだった。
「他人に害を与えて平気な人間は、いなくなればいい。」と、単純に思う。
山口県母子殺害事件の遺族、本村洋さんが、この映画を観たら何て思うだろうか。
どうか一度でいい、 彼に「デスノート」を貸してあげて下さい!
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