チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展

江戸東京博物館にて　開催中の
チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展　 ２月２日（火）～４月１１日（日）
の　プレス内覧会にご招待いただき、いそいそと行ってまいりました。

当日は　音声ガイドでナビゲーターをしている　吉川晃司さま　の囲み取材があったので　テレビでご覧になった方もいるかしら。
取材の様子。私も豆粒のようにうつりこんでおります（笑）⇒　パノラマ写真館

謎に包まれたチンギス・ハーンと　世界最大のモンゴル帝国を紹介する本格的な展覧会。
自分にとって 正直、「いかにモンゴルについて　何も知らないかについて　知った」　展覧会でした。　
帰ってから資料や年表と照らしあわせて　勉強するのはまた楽しい時間でした

見所を一部ですが　ご紹介。
（会場内の画像は主催者に許可をとり撮影したものです。）

会場入ってすぐ引きつけられるのが　
鷹形金冠飾り（戦国時代・金製）　内モンゴル博物院蔵


金製冠飾りの主体は翼を広げた雄鷹。
紀元前403年～221年　日本では弥生時代のころというのがビックリ。
金と鷹のターコイズブルーのコントラストがなんとも美しい。。


以下、ほぼ年代順に　中国国家一級文物54点を含む159点の文物が展示されています。

一級文物　金製鹿頭形冠飾り（北朝・金製）内モンゴル博物院
貴族が用いた冠飾りは　歩くと金属がふれあう音がすることによって身分の高さをあらわすそう。



一級文物　黄金のマスク（遼代・金製）　内モンゴル自治区文物考古研究所


伝チンギス・ハーンの鞍　　内モンゴル自治区チンギス・ハーン陵
チンギス・ハーンの墓には３点の鞍が祭られ、チンギス・ハーンが生前に戦い・狩猟・生活の際に用いられたものと伝えられている。


チンギス・ハーン（1162？年～1227年）
霊包　内モンゴル自治区チンギス・ハーン陵所蔵
ここらへん、映画のロケみたい。。



一級文物　龍が彫ってある王座　清代　内モンゴル博物院


ルビー装飾の親王の帽子　清代　内モンゴル博物院
↓　とっても気に入ってしまったふわふわ帽子。
官位一品（最も高い役職）のモンゴル親王が冬にかぶる帽子。あたたかくて目立つ上に頂部にあるのは本物のルビー！！　かぶってみたい。。



いい笑顔♪
ホルチン・モンゴルの女性の服装。　



可愛いなぁ、と思って撮影したモンゴルの将棋。
もともとは　王様が一つ、将軍が一つ、ラクダが二つ、馬が二つ、馬車が二つ、兵士が８つの計１６個がそれぞれの持ち駒になっているもの。

木彫り彩色上絵　モンゴル将棋（シャタル）　内モンゴル自治区博物館所蔵

モンゴルは椎名誠さんの「白い馬」で興味をもって、そのときのサイン本も家にあるはずですが。。
私が将来　モンゴルにいける可能性は限りなく低いだろうなぁ。。
そう思うと　この空間にいる時間が　とっても貴重に思えました。
相手のことを知るって大事ですね。。　17歳で日本にきた朝青龍が　少し気の毒に思えたり。。
白鵬に朝青龍の分もがんばってほしいです…


音声ガイドは　チンギス・ハーンが好きで中国史にも造詣が深い吉川晃司さん。
ブロガーは写真撮影禁止でしたが　あぁ～もう、めちゃくちゃ　格好よかったです…　声もうっとりしちゃいます。
次回　少しその　話題を書きますね～～。

正式HP　⇒チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展
　江戸東京博物館
　2010年2月2日（火）～４月11日（日）　
　毎週月曜日休館　但し3月22日（月）は開館、23日（火）は休館。

ツイッターはこちらから　⇒モンゴル展