©TXBB / Mitsuo Aida Museum / Developed by Bottle Cube.
先日、個人的にとっても気になるアプリケーションの発売記念イベントに ご招待いただきました。
その名も
みつをフォトアート。 iphone/i pod touch 向けアプリケーションです。販売価格450円。
あの相田みつをさんの書と自分が撮った写真を こんなふうにコラボレーションできるのです。
(あ、絵は私です、すみません) 今日は感動したので ちょっと真面目に語らせてくださいね。
©TXBB / Mitsuo Aida Museum / Developed by Bottle Cube.
字の大きさやフレームの色など自由に変えられるほか、合成した写真はメールに添付したり、印刷も可能。
オリジナルポストカードを作成することもできます。
私、つねづね好きなアートを 自分の印刷用に気軽に使えないかな~、と思っていたので、これはほんと画期的。
「美術館が作品を iphone に提供するのは初めて、もちろん「書」を使うのも初めて」(相田一人氏) だそう。
こんなこと許可してくれるなんて 遊び心があってすごく楽しい
■アップルストア銀座 3階シアターにて■
イベントでは 相田みつを館 館長であり、相田みつを氏の長男、相田一人氏のプレゼンテーションがありましたが、感銘深い話をたくさん聴くことができました。
相田みつを氏は あの独特な書で有名ですが、初めての本「にんげんだもの」で世に知られるようになったのは 意外と遅く60歳のとき。(7年後に他界しています)
若いときからああいう字を書いていたかというとそうではなく、 22歳には全国コンクールで一位になるような正統派な達筆で 書道の若手として将来を有望視されていたそうです。
しかし、
「うまさ(技術)だけでは 感心されても 感動させる書は書けない」 といって 自分で作った詩にふさわしい字を自分で探していった、とのこと。
©TXBB / Mitsuo Aida Museum / Developed by Bottle Cube.
彼の詩は短いので 思いつきで短時間で書いたように見えますが 詩にも時間を山のようにかけ、詩が出来た後 今度はものすごい時間をかけて書を書く。
毎日一番いいと思うものを一枚だけ残して 残りは風呂の焚き付けとして燃やしていたとか。
(部屋中が本当に失敗作の山なのには驚きました)
さりげなく見えて、ものすごい努力と才能があっての書だったんだな、と改めて好きになりました。
今回 アプリケーションに収録される書は全12種類で、
「
いのちいっぱい じぶんの花を」 「
そのときの出逢いが」 など 人気の高い作品。
みつを氏が もっとも重要視した「出会い」「めぐりあい」に関する詩が含まれています。
やっぱりしみじみ いいですね~
後半はスペシャルゲストの お笑いタレントTKO とダブルダッチが登場して 実際のデモプレイをして会場が盛り上り。
見ていて思ったのは
「
操作はと~っても簡単、でも みつを氏の書をどう生かすかは その人のセンス次第だわ!」
(ダブルダッチの作品、大笑いしました… 楽しかった)
iphone 持っていたら絶対ほしいアプリケーションです。
ご購入はこちらから⇒
みつをフォトアート
※iTunesのソフトが入っていないPCから接続を試みると、iTunesソフトのダウンロードページに飛びます。ご注意ください。
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おみやげに相田みつを美術館のペアチケットを三枚ももらいました♪