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いわて銀河100kmチャレンジマラソンで初ウルトラに挑戦! その2.

2013-06-11 22:50:54 | いわて銀河100kmチャレンジマラソン

あたりが少し明るくなり始めた朝4時、栃木のウルトラランナーKさんとスタート。

大助がスタートのお立ち台にいて選手とハイタッチして、花子がMCと賑やかでした。

北上総合運動公園をグルっと1周してから県道37号にでます。

天気は晴れなので暑くなりそうな感じですが、まだ朝の4時台だったので涼しくて気持ちいい感じで、Kさんに萩の話など伺いながら6分30秒くらいで走ってました。

最初のエイドは6.2キロ。
スポドリのテーブルとトイレが結構混んでました。

スポドリだけ飲んでKさんとまた走り始めます。

次のエイドは、11キロ。
女子トイレが2つあって並んでいなかったのでKさんに先に行ってもらってトイレに入りました。

トイレからでると、いよいよ1人旅が始まりました。

ガーミンは5キロラップにセットしたものの距離表示と微妙にズレていたので時計表示にして時々見るだけ。

35キロくらいまで緩やかなアップダウンが続きます。

思ったよりも斜度はなかったのでマイペースで走り、もう一度21キロのエイドでトイレに入って、まずは35.4キロのスペシャルエイドを目指しました。

各エイドともに置いてあったのはスポドリ・水・梅干し・バナナ・レモン・塩。

また、エイドとエイドの間には被り水が用意されていて、時々ホースから水道の水を直接引いていたので暑いときはその水も飲んじゃいました。

2回目のトイレを済ませたあたりから背後にピッタリと男性がついてきました。

「ぜ~、ぜ~」言っていて気になるので途中で前に行ってもらってその後ろからマイペースで走っているとスペシャルエイドに到着。

「ご当地の味ってなんだろ?」と楽しみにしていたら、それは「ゆべし」で、その他にゆかりをまぶした小さな酢飯のおにぎりがあったので両方いただいて出発。

この先は、銀河なめとこラインと言われていてダラダラと50キロまで上って少し下ります。

上りは少しスピードは落としたものの走れる程度だったので全部走り、下りは足の赴くままにまかせて下って49.5キロのエイドに到着。

50キロの通過は 6時間ちょっと。

「事前に計算していた時間よりも少し早いかな?」
と思ったらほぼ一緒でした(たぶん)。

この先の52.5から57.5キロが長いトンネルと上り坂があってコース最大の難所らしいので、もってきたカーボショッツを投入。

少し下ったら上り坂が見えてきた。
周りが歩き始めたし、難所とわかっていたので歩くことにしました。

で、いよいよトンネル。

2個くらい短いのを走って越えたら、長くて暗いのに突入。

事前に読んだ記事では寒くて暗いというマイナスイメージだったけど、走ってみたら気温が低いので気持ちが良くて「トンネル・ハイ」とでも言えばいいのだろうか?

何か気持ちが良くなって、どんどん前を行く人を抜かしていきました(恐らくこの現象は私と一緒に走っていた人も同様だったのではないかと思われます)。

トンネルでると57.5キロ地点のエイドが待ってました。

「給水してあとは下ってスペシャルエイド66.5キロを目指すのみ」

と思って出発したものの61.9キロのエイドに寄ると、次の66.5キロがなかなかやってこない。

けど、このあたりからエイドとエイドの間に私設ボランティアの方がいて、ありがたいことにコーラを用意してくださっていた。

周りのランナーの方も私ももう満面の笑顔で「ごちそうさまでした!」を言って、お楽しみの66.5キロに到着。

ナンバーカードが事前に読み上げられて荷物をスタッフの方が持ってきてくれます。

事前に用意したのは、オレンジジュースとEさんのいちご。
それから後半戦に向けてのゼリー類。

BCAAが入ったゼリーを食べてオレンジジュースを飲んで、エイドに行って固形のものを物色。

お稲荷さんがあるって書いてあったような気がするけどない。

ゆかりをまぶした酢飯のおにぎりはあったのでそれを食べて、カップに入っていたトン汁のスープを飲んで出発。

このあたりから地元のお父さんと抜いたり抜かれたりたりで

「この先のダラダラ上りを上り終わると、峠が終わるから暑くなるよ」という情報をいただく。

沢内銀河高原ホテルがある73.3キロは折り返しになっているので前を行く人とすれ違います。

「何だか急に女性ランナーが増えた気がする?」と思ったら50キロのランナーが合流していたみたいで途中で足攣った方がいたり、アールビーズのスタッフに飲み物や食べ物を持ってもらって走っている芸人らしき人などを見かけました。

で、ダラダラ上りが終わった80キロ。

「この先はラストの3キロまで確か上りはないハズ。次のエイドを目指すぞ~」とか思うものの今までに比べると下り基調なのに足が重い。しかも汗もかいてきている。

「ひょっとして、これが80キロ過ぎの地獄~?」とか思ったものの90.7キロエイドまでは何とか6分30秒くらいで走ってました。

で、休憩して走りはじめたら92.5キロで
「え~っ」と驚く上り坂が目の前に現れた。

事前情報になかったので結構ショックで、あっさり歩いちゃいました。
今思うと「トンネル・ハイ」のツケだったのかもしれませんが。。。

2.5キロほど歩いて上って最後のエイド95.8キロに到着し、ショッツのコーラを投入。

そして、最後の上り3キロ。

「あと3キロだ~」と思うも上り。

しかも、直線。

前を見ると嫌になってしまうので足元を見て、歩いたり走ったり。

「あと2キロ」と言うのは見落としたけど、ゴール会場のアナウンスが聞こえてきたし、雫石総合運動公園の照明も見えてきた。

1キロを切ったら誘導の方も見えてきた。

誘導に従って公園のフェンスを左折したら応援の方々の暖かい拍手が待っていました。

前の人のゼッケンが読み上げられてゴールがアナウンスされると、次は私の番。

私のゼンケンも読み上げられて万歳でゴールテープを切りました。

で、ゴール後には吉本興業のお笑いチームが並んでいてハイタッチ。
それが終わるとスタッフの方々もとハイタッチ。

完走メダルを首にかけていただき、完走証と無料の飲食チケットをいただきました。

無料の飲食チケットはビール(ソフトドリンク)・鍋・ホルモン焼・おにぎり。

荷物と完走Tシャツを受け取ると、すかさずビールを交換。
食べ物はあまり食欲がなかったのでおにぎりだけもらってさっそく乾杯。

記録は12時間25分57秒 でした。

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いや~、ビール美味しかったです。
Eさんから昔聞いた「ちゃぐちゃぐ馬っ子」も見れました。

ということで、無事初ウルトラを無事完走しました。
ゴール後に先にゴールされた栃木のKさんにお会いしたら

「萩は140キロからでられるよ」

と言われ

気が遠くなりそうだったので笑ってごまかして
「奥武蔵でまたおあいしましょうね」と言ってお別れしました。

おわり!


いわて銀河100kmチャレンジマラソンで初ウルトラに挑戦!

2013-06-10 17:13:47 | いわて銀河100kmチャレンジマラソン

「今年はロードのウルトラに挑戦したいな」と思っていて、どこにしようか?

考えた末に「いわて銀河」にすることにしました

スタートの北上市は15年ほど前に年に2回くらい仕事で行っており、
その時に大変お世話になったEさんにもお会いできるからです。

すでに会社は引退されましたが今でもお中元とお歳暮は欠かせない方で、
電話で大会に出る旨を伝えたら駅に迎えにきてくださいました。

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受付会場の北上勤労者体育センター
三陸わかめラーメンがふるまわれていました。

受付会場まで連れて行ってもらって受付を済ませると、
昼食を食べていなかったので冷麺を一緒に食べながら近況報告。

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帰り際にはご自分で作ったイチゴをいただきました。

市内のホテルにチェックインしたのは3時ごろ。

前夜祭は疲れるのでパスして、翌日の朝食と夕食を購入して支度をはじめて
午後7時20分に就寝。

眠れないといけないのでビールを1缶飲みました

翌朝は1時起床。

全然食欲はなかったけど無理やり食べて着替えて
ホテルを2時15分にチェックアウトして駅前からでているスタート会場の
北上総合運動公園に行くシャトルバスに乗車。

15分くらいで到着。

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まだ、真っ暗ですが、バスからはぞくぞくと参加者が降りてきてます。

陸上競技場のメインスタンド1Fの女子控室が空いていたので、
荷物を預けるまではそこで待機することにして、ベンチに座ってボ~ッとしていたら、
この控室はどうもGMCという5回以上完走された方が多数いらっしゃることに
気付きました。

会話を聞きながら

「いや~、気合が違うな~」

とか思いながらも、その方たちが荷物を預ける時間までのんびりしてました。

自分の荷物を置けるのは66.5kmのレストステーション1個所です。
エイドは約5キロごとでスペシャルエイドと言う地元の郷土料理がでるところが
その中に4か所あります。

3時20分くらいに荷物を預けてスタート地点に行こうとしたら、
バッタリと栃木のウルトラランナーのKさんにお会いしました。

少しあたりが明るくなってきた頃、100キロ駅伝にチームを送り込んでいる
宮川大助と花子がしゃべりはじめカウントダウンが始まってスタート。

栃木のKさんは、先月に9回目の萩往還250キロを完走されたので

「まだ疲れが残っているから13時間切ればいいかなという感じで走ります」

とおっしゃるので

「ちょうどいいかも?」と思って一緒に走りはじめました。

続く。。。