不安の日々

2012-03-04 02:18:51 | Weblog
さて、ついに恐れていたことが起きてしまった
最高の隣人が引っ越してしまったのである
度々書いてきた得体の知れない奴ではなく、もう片方の奴である
そいつは朝出て夜遅くに帰ってくるという健全な生活を送っていた
しかも休みは週1回ぐらいでほとんど部屋にいなかった
しかも、いるときも静かで最高の隣人だった
年は30代前半ぐらいだろうか

俺が入居した少しあとに越してきたので、そろそろ更新の頃だなとは思っていたが、
更新を期に引越しを決意したようだ
その日は何やら騒々しい声で目が覚めた
朝9時ぐらいだった
こんな朝っぱらから何をしてるんだと思いつつ聞いてると荷物を運び出してるのが分かった

俺は瞬時にピンと来た
ついにこの日が来てしまったかという落胆と、
次にどんな奴が来るんだろうという不安で頭が真っ白になった

確率的に見ると、そろそろとんでもない馬鹿が越してくる頃である
いやあ不安ですねえ
一応最上階角部屋だから、すぐに決まってしまうと思う
初期費用なしでいいなら俺が引っ越したいぐらいである
やっぱり角部屋のほうが精神的に楽だ

実は俺が契約したとき、隣の部屋も空いていた
不動産屋に行って初めて知ったんだが家賃が2000円高い58000円だった
今ならどうってことない差だが当時は1人暮らしにどれぐらいかかるのか分からず、
2000円の差にビビッて、そっちにしてくれとは言えなかった

今回俺と同様そいつも家賃値下げを打診されたはずだ
それを振り切っての引越しだから余程の事情があったのだろう
しかし信じがたいことがある
その少し前にベッドに敷くでかいマットがゴミ置き場に放置されていた
俺はてっきり例の迷惑野郎が出したんだと思っていた
そしてついに引越しかと一瞬期待した
しかし隣の奴だったわけだ

もちろん無料では回収できないゴミである
だが、お構い無しに放置されたままだ
そのうち回収されるのだろうが普段の常識ある生活からすると意外だった
最後の最後に大迷惑である
ひょっとすると過去の指定日以外の迷惑ゴミも何件かはそいつだったのかもしれない

しかし本当に人の出入りが激しいマンションである
単身者用のワンルームというのはこういうものなのだろうか
まあ俺も少し前の更新のときには迷ったぐらいだから理解は出来る
それでも引っ越すとなると物件にもよるが全部ひっくるめて少なくとも15~30万ぐらいかかる
これを考えると気軽には引っ越せない
かといって残るのも約8万の更新料である

ただ俺の場合は家賃を6000円安くしてもらったので更新を決意した
それと両サイドの隣人の存在もでかい
もちろん職場から歩いて10分というのも大きな要因である

そして今回、優良な隣人という一角が崩れてしまったわけだ
早速不動産のサイトでその部屋を探してお気に入りに登録した
毎日、決まったかどうか確認しつつ、どんな奴が来るか怯えながらの生活になりそうである

しかし、これは1人暮らしをしてれば避けられないことだ
隣に馬鹿が来るたびに引っ越してたら金がいくらあっても足りない
初期費用が安ければ気軽に動けるんだが今それを言っても仕方がない

しばらく隣人に恵まれてただけに、そろそろハズレを引きそうな気がする
だが仮にそうなっても乗り越えなければならないだろう
もっと悲惨な状況で精神的におかしくなる寸前でがんばってる人たちも大勢いるだろう
それに勝たなければ1人で生きていくことなど不可能である

今は最悪親元に逃げるという手段もあるが、それを使えるのもあと少しだと思う
そう考えると逆に酷い奴に来てもらって自分を鍛えたほうがいいのかとさえ思えてきた

この立地を考えるとすぐに決まるだろう
そう言いつつ常識のある奴に来て欲しいというのが正直なところである

さてどうなりますか
コメント
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