
明けましておめでとうございます。
ラティール兄との吉祥寺セッションは06’と大徹頭徹尾を締めくくるのに相応しいライブだった。
いつも皆が飲んでるチーキーが初めてラウンジになって、
いつもチーキーで呑んでるラティールとワープのフロアでフルセッション。
マジでソウルメイトなんだ俺とラティは。
ブラザーよ。
セネガリアン(厳密にはセネガルゥ)のラティールはミッテランの前で10代で演奏したりしている。
アフリカネーションズカップの開会式でも演ってる。
兄じゃの唄と太鼓は本当にスピリチュアルで、大地を震わす。
俺は俺のスタイルを持っているから、この男となら思い切りぶつけられる。
街や土地で生まれたグルーブをパワフルに、率直に鳴らせていればそれが「民族音楽」だ。
吉祥寺の今のトライバルってのは、つまりあれだったということだ。
たった一回のリハでさらっと曲を流しただけだったから、
ぶつかったところも多少あって、
それはそれでコンビネーションの処女膜を突き破る一回目のセッションにしかない
刺激とスリルに満ちた、
喜びの音楽だった。
女神を踊らす喜びの音楽だった。
念願叶った。
そして今年はラティールと並ぶ俺のもう一人の偉大な兄貴、CAPTAIN MAR★BINをもまじえて、
犬式feat.ラティール・マービン という曲を造ろうと目論んでいる。
2月に出るアルバムのその次に出る作品にその曲は入るであろう。
書きながら盛り上がってるそばからi-Tunes君がレイジアゲインストザマシーンの懐かしい曲を選んできた。
wake up.
火がついた。
下からビールとってこよう。
さて、なにはともあれ大徹頭徹尾にお越しくださった皆様、ありがとうございました。
前売り限定という初の試みによって、例年終盤にみせる限界を超えた混雑状態を回避しました。
一方で、当日来てくれたにも関わらず涙を呑んだ人たちには、申し訳ない。
この制度を次回の徹頭徹尾(春はdiego expressリリースツアーのためおそらく初夏?)でも導入するかは、
次回開催場所である渋谷ASIAのパンチ君と相談して決めます。
ご意見あらば、お寄せください。
つーか、常連の徹頭徹尾ストたち、油断してただろ!!
お前ら来てなかったぶんちょっと寂しかった、って奴結構居るんだよね。・
一方で初顔の多いにも関わらず前売り券が完売したのには、徹頭徹尾という俺たち吉祥寺地下街ピーポーのフランケンシュタインが
また大きくなったのだと実感させられた。
初体験された皆さん、いかがでしたか。
あれも、音楽じゃありません。
あれが、音楽です。(Q-ILL口調で)
食中毒起こさなかった方は、耐性ありそうですから、
今年は犬式のライブに来まくったらいいと思います。
徹頭徹尾も、nbsa+×÷も、集まってくる人たちの気を集める渦に過ぎません。
ライブとはそういう積極的な行為であるべきです。
クラシックといえど、聴衆の沈黙の向こうにある強烈なまなざしと意識が、
間違いなく音に影響するのです。
が、犬式のライブなどはその比ではなく、
俺たちはみなのグルーブの上を波乗りしながら自分たちのガソリンを得ていくバンドなので、
自然の力を利用してエネルギーに変えるエコバンドですので、
人力グルーブを生み出しに来てください。
群れるのとは違う。
自立した自己を追求しつつ、
無理が通れば道理が曲がりまくって、
おかしなことになってるこの世の中に、
どうにも納得がいかない、
そういう実は既に自立した自己たちが、
僕の目の前で踊り狂って、感じまくって、我を忘れた生まれる前の自分と語り合って笑いあってる、
その挙句に小さな光を胸や眼差しに宿してフランフランで帰っていく姿が、
俺には逞しく映るのです。
俺も毎日イッパイイッパイ。
皆もイッパイイッパイ。
運命と不条理に振り回されながら、
スムーズでない人生を歩んで現実に差し込む弱いひかりを見抜いてきた奴ほど
話が面白い。
自己と闘いながら、他人に救われることへの感謝を覚え、
近頃自分の使命に気付きました。
今年は鋼の意志を試す一年にします。
秋実る君を修行の相棒にきめました。
俺が一番影響を受け、影響を与えた、
この最大にリスペクトし合う犬猿が、今年は手を組みます。
で、まずは禁煙からはじめました★
お互い200回くらい失敗してるので、もうこれが本当に最後のマジです。
まあそれはそれとして、
おのれらに足りない要素をひとつずつ掴み取っていきながら、
半端ない覚悟で、
歴史を動かす言葉の欠片を拾い集めていこうかとおもいます。
アレンギンズバーグ曰く
アメリカよ、お前という狂った歯車を私が
我と我が身をもって 止めてみせよう
50年前にです。
独りで、吼えたのです。
小柄なユダヤ人のゲイの詩人が、力強くそう叫んだことが、
現代の人間世界を首の皮一枚つなぎとめる要因のひとつになっています。
少なくとも、ポップカルチャーや現代文学の世界では、大きな影響を与えています。
祖です。
BEATは礎です。
私もラマンチャの狂騒曲をかき鳴らしていく所存です。
愚者の存在理由を世に叩きつけてきた系譜に名を連ねます。
何者でもない事を選んだ人生です。
でわ。かようなところで西暦2007年の初めの挨拶とかえさせていただきます。
賢人よ 犬人たれ 犬式 三宅洋平 (provincia RECORDS/徹徹/nbsa+×÷)
大告知!!
私は二日目の1/6に出演します。
明日、茂ちゃぬと近藤さんのスタジオでリハります。
年齢を超えてノーガードで打ち合える友達と遊ぶのは、
本当に生き甲斐を感じられるひとときです。
本物の音楽を奏でますので、
暇だったら見に来てくれさいヨ。
近藤さんはスゲーぞ!
茂ちゃもやヴぇーぞ。
全日全公演、面子が在り得ないよ。
分かる奴には分かるよね。
分からない人は勉強不足だよ。
"The Remembrance in the 21st Century"
近藤等則 ULTRA SESSIONS 2007 vol.1 @ STAR PINE'S CAFE
New Year's GIG 3days
2007年1月5日 (金)深夜 open & start 24:00 ※オールナイト
LIVE:近藤等則(electric tp) × SUGIZO(g,vln)
× REBEL FAMILIA:秋本"HEAVY"武士(Rebel Bass), GOTH-TRAD(Rebel Mix)
DJs : sTILL-mAn a.k.a sAk / L?K?O
前売り¥3300(1drink付) / 当日¥3800(1drink付)
2007年1月6日 (土)深夜 open & start 24:00 ※オールナイト
LIVE:近藤等則(electric tp) & FREE ELECTRO:DJ Sahib, EIJI(g, programming), Spiritjack(synth)
with special guests : 仲野 茂(vo) from アナーキー & 三宅洋平(vo) from犬式a.k.a.Dogggystyle
DJs : 吉沢dynamite.jp / K- SWITCH / MAJESTIC WOMAN
前売り¥3300(1drink付) / 当日¥3800(1drink付)
2007年1月8日(月・祭日)open 18:00 / start 19:00
近藤等則(electric tp) × レック(b) from フリクション× 高田宗紀(turntable) × 湊 雅史(ds)
前売り¥4000+1drink / 当日¥4500+1drink
※ 12月2日(土)よりチケット予約発売開始 → STAR PINE'S CAFE店頭 & 店メール予約
チケット取り扱い: STAR PINE'S CAFE店頭販売 & 店メール予約
お問い合わせ:STAR PINE'S CAFE
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
TEL:0422-23-2251
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