野の瓜を摘みて飾れば日とともに秋色まさり心染めゆく
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十月に秋の気配の乏しかる今年の秋はたまさかなるや
秋失せて夏から冬の直来す四季を誇りしわが列島に
この国に秋の失せなば収穫も芸術、読書なべて失せなむ
十月に大陸寒気と台風の呉越同舟列島襲ふ
時ならぬ寒気に思ふこの国に冬来りなば春近きかと
―<若き落語家・古今亭駒次に出会ひ落語に目覚めて>
初めての寄席で聴きけり抱腹の「鉄道戦国絵巻」を
二つ目の若き駒次の新作に笑ひ転げて落語に目覚む
切れのよき所作・話芸も鮮やかに駒次演じぬ「禁酒番屋」を
志ん生の孫弟子なれば二つ目の駒次の末を見届けゆかむ
荒川の堤を埋めて咲き満てる千万本の秋桜(コスモス)惜しむ
10月27日 鴻巣市吹上コスモス・アリーナ前の荒川土手下にて
荒川の堤を埋めて咲き満てる千万本の秋桜(コスモス)惜しむ
10月27日 鴻巣市吹上コスモス・アリーナ前の荒川土手下にて
荒川の堤を埋めて咲き満てる千万本の秋桜(コスモス)惜しむ
10月27日 鴻巣市吹上コスモス・アリーナ前の荒川土手下にて
荒川の堤を埋めて咲き満てる千万本の秋桜(コスモス)惜しむ
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今日の東京は時ならぬ真冬並みの寒波が襲来し、氷雨のような冷たい雨が降っています。
昨日は、束の間の貴重な晴れ間でした。
久しぶりに荒川土手でも歩こうかとネットを見ると、鴻巣市に吹上コスモス街道というものがあり、1000万本のコスモスが荒川土手下に咲いて、どうやら見ごろらしいという記事が見つかりました。
誘った吾妹にもNさんにもふられ、一人で出かけました。
高崎線の吹上駅からコミュニティバスに乗って10分ほどで、荒川土手沿いにある吹上コスモス・アリーナ前に着きました。
勇んで土手に向かい、1000万本のコスモスが咲き満つはずの土手下を眺めました。
たしかに広大なコスモス畑でしたが、なんともう盛りが過ぎてわずかに咲き残るばかり。
がっかりしましたが、咲き残りのコスモスは自由に摘み取ってよいということなので、辛うじて咲き残ったコスモスの写真を撮りながら2時間ほど歩き回り、色とりどりのコスモスを数十本摘み取って帰りました。
家で大小二つの花瓶に活けましたが、なかなかきれいです。
往復2000円ほどかかった交通費の元を取れたかどうかは分かりませんが、まあよしとしましょう。
来年はもう一度どんぴしゃりの頃に出かけてみたいものです。