リッスン・トゥ・ハー

春子の日記はこちら

ダライ・ラマ側の対話

2011-01-21 | リッスン・トゥ・ハー
「こちらとしては話し合う余地は残しています」

「しかしあちらが受け入れん、ときた」

「まったく困ったことですね」

「もう少し歩み寄る姿勢を見せたらいいのに」

「せめて話し合いぐらいね」

「だいたいこんにゃくゼリーをなんやと思っとるんか」

「ただのお菓子だと思ってるんでしょう」

「あれはお菓子じゃないよ、バランス栄養食よ」

「知っています、乾パン以上に乾パンらしい唯一の食料品」

「結局あんまり知らないんだよあちらさんは」

「そうでしょうね、あの態度ときたら」

「もう本来のこんにゃくゼリー在庫が切れてきとる」

「急がねばなりませんね」

「そうよ、あんな小さいこんにゃくゼリーを私に食べろって言うの?」

「そういうことでしょうね」

「はあ、笑止千万、あんなものマーブルチョコぐらいの価値しかないわ」

「マーブルチョコ?」

「なに?マーブルチョコじゃまだ足りない?」

「マーブルチョコなめない方がいいですよつる子さん」

「なに?春子ちゃん、まさか」

「マーブルチョコのお春をご存知?」

「あのマーグルチョコで逃げる引ったくり犯に致命傷を与えたと言うお春?」

「そうマーブルチョコのお春とはあたしのことでい」

「ああ、すいませんすいません、お春さん」

「さあ訂正してもらいましょうか」

「じゃあ、マーブルチョコ以外で、なにぐらいの価値がいいかな?」

「そうですねえ、かんぴょうなんてどうですか」

「かんぴょう?」

「なんですか、かんぴょうじゃまだたりませんか?」

「かんぴょうなめとったらしばき回すどこらボケ!」

「口、悪!」

「わしがかんぴょうのおつるじゃい!」

「マーブルチョコのお春と」

「かんぴょうのおつるも」

「こんにゃくゼリーの縮小化に」

「反対します」

伊藤は大学生

2011-01-21 | リッスン・トゥ・ハー
阿呆か。阿呆や。阿呆以外のなにモンでもないわって私は蹴り跳ばしてやったら、伊藤は側溝に落ちてうぎゃって鳴いとってや。ていう妄想をしていたわけ。伊藤のあの何とも言えない顔、肯定か否定かどっちかだけでも言うとけよおい、ていう顔。それが無性に腹立つなり。腹が立つので、胸はすわるしかないわけ。胸がすわるためのハンモックを用意、木陰に用意しておけば、自然に眠ってくれる。眠ってくれるので、胸がらんらんするのはすぐにおさまる。寝付きの良さは幼児のよう。

阿呆か。阿呆や。完全に阿呆やわ。大学生よ、もっと自分を出せよ、出していけよ、それが近道だ。いいか、私はそうやってきたわけだ。その結果がこのざまだ、って馬鹿やろう。じゃあいいや、このざまでいいや、それは受け入れる。それを受け入れた上で憤怒。大学生よ、よかろう、こっちへおいでませ。めくるめく快楽の世界を主に教えてしんぜよう。まず、服はきたままで、このぬるっとした液体を全身にまといなさい。これは快楽のための手っ取り早い道具や。怖がらんでええ。若手のお笑いの人ならよくまとってTVプログラムに出演されている。広く知られとるから安心しなさい。ええ、そう、身にまとって、つるんとするやろ?

阿呆。さあ、つるんとすべって、駆け込み乗車をしてみて。ええ、下は意外とあいてるから通れると思う。閉まるか閉まらないかというギリギリのラインで滑り込んで。どう、めくるめく快楽は得られた?