「ええと届けられたのは昨晩です」
「世の中にはいろんな人がいるんですね」
「これを子供たちにあげてくださいとの手紙がついています」
「これはなんでしょうか?」
「うさぎやね」
「いやそれはうさぎだとわかります、これですこれ」
「うさび」
「うさび?」
「うさび」
「うさびってなんですか?」
「全国各地のどぶに生息する」
「あんまりいいイメージじゃないですね」
「夢を食べる生き物」
「それは架空のものではなく?」
「うさびです」
「子どもたち知らないんじゃ」
「みんなの夢に住んでたから大丈夫」
「どぶに生息するの設定は?」
「引っ越してどぶにきたんです」
「夢にいようよ、そっちのほうがらくだし」
「どぶは冬でも生暖かいから」
「住めば都ですか」
「しぶとく生きていきたい」
「つる子さんなら大丈夫」
「春子ちゃんと手を取り合って」
「はいはい」
「世の中にはいろんな人がいるんですね」
「これを子供たちにあげてくださいとの手紙がついています」
「これはなんでしょうか?」
「うさぎやね」
「いやそれはうさぎだとわかります、これですこれ」
「うさび」
「うさび?」
「うさび」
「うさびってなんですか?」
「全国各地のどぶに生息する」
「あんまりいいイメージじゃないですね」
「夢を食べる生き物」
「それは架空のものではなく?」
「うさびです」
「子どもたち知らないんじゃ」
「みんなの夢に住んでたから大丈夫」
「どぶに生息するの設定は?」
「引っ越してどぶにきたんです」
「夢にいようよ、そっちのほうがらくだし」
「どぶは冬でも生暖かいから」
「住めば都ですか」
「しぶとく生きていきたい」
「つる子さんなら大丈夫」
「春子ちゃんと手を取り合って」
「はいはい」
なにしろYOUさんは素敵。惚れる。いやこれはほんまに惚れる。YOUさんにならすべてをさらけ出せるから。たのまれなくても堂々とさらけ出してしまうから。そういう力を持っているのがYOUさん。私はついていきます。どこまでも、海を越えても、空を越えても、時空を超えても。年齢を感じさせないキュートさは憧れる。どうしてそんなに色気をだせるのか、YOUさん教えてください。私は尋ねたことがある。テレビ画面に向かって。YOUさんはなかなか応えてくれない。いまのところ一度も応えてくれたことはない。そろそろ、応えてくれそうな気がしている。いくらなんでも、YOUさんでもそろそろ、教えてくれるだろう。私は教えてくれたことをメモ用紙に書き留めておいて、毎日読み返す。毎日朝目覚めたときにそれを読むことにする。読むだけで力がでてくるなんて、まるでリポビタンDみたい。もしくはつきたての餅みたい。よく伸びて腹持ちもバッチグーよ。YOUさんの言葉の力はすごい。思ったよりもすごい技術を持っとるけど、それを感じさせない。だから惚れる。さあそろそろ教えてくださいよYOUさん。出し惜しみするようなキャラじゃないでしょう?
小泉は薄っぺらい。笑顔だけどそれは嘘やね。わかるんです。嘘、嘘、嘘。小泉よ、それはあきません。小泉よ。わかっとるよ、私は。お見通しよ。ちょっとおいで、こっちおいで、体育館裏においで、ひとりでおいで、トモダチときたらあかんよ、絶対に連れてきたらあかんよ、それは反則よ。これはひとりだけで乗り越えないといけない。ひとつだけ武器を持ってきていいことにしたげる。私だって赤鬼じゃないから。よし、いいでしょう、手鏡は許してあげる。ひとつだけ。それを持ってきて、いざというときに変身すればええわ。小泉、君なら、なんにでもなれるよ。その能力で乗り越えていきなさい。それが女優よ。
小泉は薄っぺらい。笑顔だけどそれは嘘やね。わかるんです。嘘、嘘、嘘。小泉よ、それはあきません。小泉よ。わかっとるよ、私は。お見通しよ。ちょっとおいで、こっちおいで、体育館裏においで、ひとりでおいで、トモダチときたらあかんよ、絶対に連れてきたらあかんよ、それは反則よ。これはひとりだけで乗り越えないといけない。ひとつだけ武器を持ってきていいことにしたげる。私だって赤鬼じゃないから。よし、いいでしょう、手鏡は許してあげる。ひとつだけ。それを持ってきて、いざというときに変身すればええわ。小泉、君なら、なんにでもなれるよ。その能力で乗り越えていきなさい。それが女優よ。