nauhts の山歩き記

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乗 鞍 岳(3026m) ⑨  ー チャリ&スキー 三本滝 -

2018年05月21日 | 北アルプス・立山
2018年5月21日(月)
このところ天気が数日毎に巡るましく変わり、お泊りでのお出掛けがし難くなっている。
今日~明日は晴れるが、明後日からは再び雨の予報。 1泊で何処かへお出掛けしたい。
先週15日に針ノ木岳先々週11日に白馬岳へと日本三大雪渓の内二つを登って来たので、
何度か行っているし先月19日にも登ったところだが、、乗鞍大雪渓に行くことにする。
昨年5月19日にチャリ&スキーをしたので、今回もそれと同じ態勢で臨むこととする。

前日に荷物をまとめ、チャリと共に移動基地へ積み付けておく。
移動基地には何時でも車中泊出来るように、寝袋や食料は積んであるので、場合によっては連荘。
4時自宅出発。有料道路を避け、何時ものように青木峠を越え、梓川堤防道路から158号線へ。
現地、三本滝駐車場に6時10分着。約110km。 平日のせいか、3台しか停まっていない。
チャリを降ろし、服装を整え、荷物を背負い、6時25分、脇からゲートを越えスタート。

電動チャリの威力を如何なく発揮、荷物を背負ったままでもグイグイ登って行く。
冷泉小屋の手前ぐらいから道路脇に残雪、45分ほどで位ヶ原山荘を通過、更に登って行く。
昨年のチャリデポ箇所を過ぎ、雪の壁の融水も難なく過ぎ、暫く登ると除雪作業通行止めになる。
100mほど戻ったここをデポ地点とする。 約10.5km。 荷物を解き出発準備。
ワイヤーロック3本を施し、ハードブーツに履き替え、7時40分、シール歩行開始。

先月とは見違えるほど雪解けが進んでいるが、滑降コースはまだ何とか繋がっているようだ。
摩利支天を滑ってから剣ヶ峰へ向かうか迷ったが、人がいない内にと大雪渓から向かう。
朝日岳稜線へ出ると風が強く、雪面もガリガリでシールが利かず、蚕玉岳の手前でクトー装着。
剣ヶ峰には雪はなく、手前で板を外し、9時25分登頂。 雪渓入口から約1時間25分。
少し霞んでいるが360°の素晴らしい眺望。 おやつをしながら下山準備をし、約45分休憩。

 

10時10分過ぎ、剣ヶ峰コースをドロップ。 狭路もあるが、このコースが一番素晴らしい。
アッという間、5分ほどで除雪道路まで降りてしまう。 スキー板をシートラ、摩利支天へ向かう。
何処から登ろうかと思いながら進むと、その先の富士見岳斜面も素晴らしく、行ってみることに。
この富士見沢コースはそのまま位ヶ原まで下れるようで、春山バスならここから降りても良い。
春山バスが着いたようで、大勢が登って来るが、大半は大雪渓から剣ヶ峰を目指している。

結局は県境ゲートから夏道で富士見岳頂上へ登るが雪はなく、少し先のピークからの滑降となる。
滑降準備を済ませ、11時35分ドロップ。下り過ぎると登り返しがきついので、途中からトラバース。
摩利支天からと合流できるかと思ったが繋がらず、道路まで下りギリギリ雪を繋いで雪渓側へ。
このまま下ろうかとも思ったが、まだ時間が早いのでもう一度剣ヶ峰へ登り返すことにし、昼食休憩。
登攀準備しながら約25分休憩し、12時10分、2度目の大雪渓シール登攀開始。

先方に春山バスの最終組?がいるが、頂上へ着く頃には下山を始めているだろう。
肩の小屋方面から登ろうかと進むも、板を外さなければならなそうなので、大回りしたが雪渓コースに戻る。
稜線へ出ると相変わらず風は強いが、午前中とは違い直射により雪は緩み、シールだけで登攀出来た。
13時35分、本日2回目の剣ヶ峰登頂。 頂上には1名休んでおり、お互いに記念撮影をし合う。
2回目なので長居はせず滑降準備、本日2度目の剣ヶ峰コースから下山。アッという間に道路まで下る。

チャリデポ地点までは緩やかな雪面で手漕きが必要。 1回除雪が済んだ乾燥道路を渡るのに板を外す。
再び板を履いて、14時15分前にデポ地点まで戻る。 靴を履き替え板を括り付けチャリ下山準備。
14時30分、チャリ下山開始。 14時55分、無事三本滝駐車場の車の下に無事下山。
コーヒーを飲みながら荷物を片付け、チャリを積み付けて、15時20分、帰宅へ向けて現地出発。
158号線は渋滞し、途中5ヶ所も工事信号で停められ時間が掛かったが、18時05分、無事帰宅。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 三本滝駐車場 ~ エコーライン(チャリ) ~ チャリデポ ~ 大雪渓(シール登攀) ~ 稜線 ~ 剣ヶ峰

 剣ヶ峰 ~ スキードロップ(剣ヶ峰コース) ~ 道路沿いに移動 ~ 富士見岳
 富士見岳 ~ ドロップ(スキー滑降) ~ 雪渓登り返し(シール登攀) ~ 剣ヶ峰(本日2回目)
 剣ヶ峰(本日2回目)~剣ヶ峰コース(スキー滑降下山)~チャリデポ~エコーライン(チャリ)~三本滝駐車場

 

剣ヶ峰から北アルプス展望

 

04:00 自宅出発    青木峠~梓川堤防 経由
06:10 三本滝 駐車場  約110km 3台駐車

06:25 チャリでスタート
07:12 位ヶ原山荘 通過
07:25 除雪通行止め 約10.5km 100mほど戻ってチャリをデポ 【約1時間】

07:40 スキーシール歩行 スタート
08:00 雪渓入口
09:00 朝日岳 稜線
09:20 蚕玉岳(こだまだけ 2979m)手前でクトー装着
09:25 剣ヶ峰(3026m)登頂①   おやつ休憩 約45分   【登り約1時間45分】

10:11 剣ヶ峰コースからドロップ
10:16 除雪道路 滑降終了① シートラで富士見岳へ向かう
11:15 富士見岳頂上                 【シートラ道路移動 約1時間】
11:35 移動 滑降下山
11:45 滑降終了②     昼食休憩 約25分

12:10 シール登攀にて登り返しスタート
13:15 朝日岳稜線  途中でルート変更し大回り
13:35 剣ヶ峰(3026m)登頂②          【2回目シール登攀 約1時間25分】

13:57 剣ヶ峰コースから2回目のドロップ
14:06 除雪道路 滑降終了③ 途中で道路横断
14:13 チャリデポ地点まで戻る  【スタートから 約6時間45分】

14:30 チャリ下山
14:55 三本滝 駐車場 無事下山  【剣ヶ峰から約1時間】 【トータル約8時間30分】

15:20 現地 発  途中158号線渋滞と工事信号5ヶ所
18:05 無事帰宅

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針ノ木岳(2821m)③ (ヤマクボ沢 シール登攀 ー スキー滑降下山) -扇沢ー

2018年05月15日 | 北アルプス・立山
2018年5月15日(火)
天候の変化が激しい今年、今日~明日は晴れるが、その後暫くは曇り~雨の日が続きそう。
気温も明日から3日ほどは平地では真夏日になる予報で、雪解けが更に進むだろう。
先週金曜日に白馬岳へ行って来たところだが、その時に迷った針ノ木雪渓の様子を確認したい。
針ノ木岳は、初回(090627_縦走)2回目(141018_蓮華岳)に続いて、3回目の登頂となる。

4時15分、自宅出発。 早朝なので最短の市街地を抜け、143号~県12号~県55号で大町へ。
扇沢市営無料駐車場、5時50分到着。約80km。 10数台停まっているが、有料の方は0台。
ハードブーツ、ヘルメット・アイゼン持参、スキー板をザックに括り付け、6時スタート。
ゲートの脇から登山道に入り、2度目の道路に出たところから左側の作業用林道でショートカット。

林道終点から作業道に入いると多少の残雪はあるが、傾斜も緩く汚いので暫くは壺足のまま進む。
大沢小屋側には渡らず、対面をそのまま雪渓まで進み、7時 小休止の上、スキーシール歩行に変える。
先行登山者2名を追い抜き、高度をどんどん上げ、8時15分、針ノ木峠とヤマクボ沢分岐に到達。
どちらから登るか迷ったが、前方に先行者がヤマクボ沢を登っているのが見えたので、それを追うことに。

15分ほど登った雪渓中央で、丁度落ちて来ていた石の上で腰を下ろして、約10分弱休憩。
先方に藪が見えるが、雪が繋がっているか心配しながらも再スタート。
この先、坂が更にきつくなり、途中でクトーを装着。 下山者が1名下りて来たので聞くと、
雪切れで藪漕ぎが必要だが、10mぐらい進めば再び雪が繋がるとのことなので、このまま進むことに。

藪手前で板を外し、手に持ったまま藪を10分ほど掛かって越え、再び板を履きシール歩行再開。
直進コースの先は藪で雪切れしていそうなので、左側へ大きく迂回して稜線を目指す。
途中でシールのエンド側が剥がれて来たので、ガムテープで応急処理。 ネット知識が役に立った。
10時15分、稜線へ出ると、目の前に北アルプスの山々が広がって来る。頂上まではあと少し。

 扇沢 ~ ショートカット道 ~ 雪渓下部 ~ シール歩行 ~ 雪渓分岐
 雪渓分岐 ~ ヤマクボ沢(シール登攀)~ 雪切れ ~ 藪越え ~ 稜線

 

この稜線から頂上までが一番きつかったかも知れない。最勾配で片側の板が外れて流れ落ちた。
まさか外れるとは思っていなかったので、登りでは流れ止めを付けていなかったのが失敗。
幸いにも雪のない岩場へ落ちて止まったので、10mほど拾いに戻り、再び登攀開始。
直ぐに頂上直下の雪切れに到達し、ここで板を外して頂上へ。10時40分、針ノ木岳頂上。

扇沢駐車場から約4時間40分。ちょっと霞んではいるが360°の眺望に心が洗われる。
今年の北アルプス周辺では降雪が多かったが、4月のから高温続きで雪解けが進み、残雪が少ない。
先週の白馬岳の暴風と大違い、微風が心地良い。 記念撮影を済ませ、岩陰で早めの昼食休憩。
30分ほどの休憩で下山へ。直下にデポしたスキー板、シール・クトーを仕舞い、滑降下山へ。

登って来たコースでは雪切れがあるので、最傾斜の最峡部から下ることにし、11時30分ドロップ。
下側で雪切れ寸前の所があるが何とか繋がり、このコースを滑り降りることが出来たのは、ちょっと嬉しい。
登ったコースの左側(登りの右側)は滑降可能。 登りでは傾斜がきつく、距離も大回りになる。
雪渓分岐部まではアッという間。 まだ時間が早いしどうするか迷いながらも、このまま下山することに。

針ノ木雪渓は途中までは滑り易いが、下側になるにつれデブリや小岩・枝で、ルートを選びながら滑る。
12時、大沢小屋の対面の雪切れ箇所、この先にまだ雪があるが、ここで滑降終了、板を収納する。
壺足で下り、登りと同じコースを戻り、12時45分、無事駐車場まで下山。  往復 約6時間45分
片付けをし、13時現地発。 往路と同じ道を戻り、市内ではバイパス経由で、14時50分無事帰宅。

 稜線 ~ 針ノ木岳
 針ノ木岳 ~ ヤマクボ沢(スキー滑降下山)~ 雪渓分岐
 雪渓分岐 ~ 針ノ木雪渓(スキー滑降下山)~ 大沢小屋対面 ~ 林道歩き ~扇沢

 

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

04:15 自宅出発   市街地通過 青木村から県道12号-麻績村から県道55号
05:50 扇沢 市営無料駐車場   約80km

06:00 準備を済ませ スタート
06:15 ショートカット 林道
06:45 大沢小屋 対面
07:00 雪渓 小休止  約10分

07:10 シール貼り   スキー登攀スタート
08:15 ヤマクボ沢 分岐
08:30 雪渓 小休止  10分弱
09:10 雪切れ 藪漕ぎ越え約10分 再スタート
09:50 クトー装着
10:05 シール剥がれ 応急処置
10:15 稜線
10:40 直下手前で板外し 針ノ木岳頂上    【登り:扇沢駐車場から 約4時間40分】

11:30 昼食休憩後 直下まで戻り スキー滑降下山
11:45 ヤマクボ沢-針ノ木峠 分岐
12:00 滑降終了 大沢小屋 対面  スキー収納 10分弱 壺足下山
12:25 林道終点
12:45 扇沢 市営無料駐車場 無事下山【下り:針ノ木岳から 約1時間15分】【往復:約 6時間45分】

13:00 帰宅へ向け出発
14:50 無事帰宅    往路と同じ道を戻り、市内からパイパス経由 約82km

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白馬岳(2932m)⑥(大雪渓 スキーシール登攀~スキー滑降下山) -猿倉-

2018年05月11日 | 北アルプス・立山
2018年5月11日(金)
今年は天気が数日で大きく変わり、快晴だったり春の嵐になる日が続いている。
気温も3月並みの日もあれば、真夏日になる日もあり、1日でも朝昼で20℃も変わる日もある。
GW最終日に堂津岳に登ったが、その後天気が崩れ昨晩は高地の山岳部では雪も降ったようだ。
今日~明日は晴れるが、日曜日からは天気が崩れ、来週は真夏日になる日が続くようである。

貴重な春の好天気、逃すのは勿体ないので、何処かへ春スキーに行こうと検討。
乗鞍岳は今年行っているが、針ノ木雪渓白馬雪渓は登ったことはあるが、滑ったことがない。
どちらも同じような距離なので、行き慣れた白馬方面へ向かうことにし、4時15分自宅出発。
夜間無料開放の日高トンネルを通り、猿倉の駐車場へ5時50分着。 約87km。

4台ほど停まっているが、好天気の割には人が少ない。 準備を済ませて6時5分、スタート。
スキー板をザックに括り付けたシートラ、アイゼン持参でハードブーツのまま歩き始める。
猿倉荘の横からまだ残雪が残っているが、途中は切れているところもある。
林道部分は大部分残雪あるが、傾斜が緩く、かなり汚れているので、滑走には不向き。

1時間ほどで雪渓下部の泥砂交じりのデブリを越える。その先の雪渓部分は降雪でリセットされている。
露出した岩の上で一休みし、壺足歩行からスキー板シール歩行に変え、再スタート。
1時間半ほど登った中間部で、唯一腰を下ろして休める露出岩の上で一休み。
後続者が4名ほど登って来るが、3名がスキー、1名は登山者のようでかなり早いペース。

休憩中に先行した登山者を追って再スタート。登山者はアイゼン装着で停止、逆に追いつき先行する。
その後追い抜かれるが、新雪が30cmぐらいあるので沈み、歩き難そうでスピードが落ちる。
逆に新雪の為にシールの効きが良いので、スキー登攀の方が早くなる。上部の雪渓も何とか乗り越える。
徐々に風が強くなり、体感温度もどんどん下がり、白馬岳頂上宿舎下の岩陰で風避けしながら、小休止。

休憩後、直登で稜線を目指すが、シールが団子雪になりあまり利かず、宿舎前まで戻りクトー装着。
稜線が近づくにつれ、風が益々激しくなり、身体の確保が厳しくなる。諦めて下山しようかと思いながらも、
何とか稜線まで上がると、立っているのがやっと。 雪煙も上がり、風に向けて目も開けられない。
登山道の雪も飛ばされ、岩が露出しており、スキー歩行は困難。 板をデポし、壺足で頂上へ向かう。

白馬山荘の間を抜け、11時30分白馬岳頂上。 猿倉から5時間25分ほど。かなり時間が掛かった。
常時15~20m/sの風が吹き、瞬間的には30m/s。体感温度は氷点下。指先はジンジンする。
強風で雪煙は舞うが天気は上々で眺望も良いが長居は無用。 写真を撮り早々に下山。
スキーデポ地まで戻り、シールとクトーを外して滑降下山。 山頂宿舎前の岩陰まで戻り昼食休憩。

最初の予定では旭岳へ登り、滑降を楽しんでから下山する予定だったが、この強風ではとても無理。
12時20分、白馬大雪渓をスキー滑降下山。 新雪のバーンを気持ち良く滑り降りる。
途中、何度も写真撮影で停止したので、時間が掛かってしまったが、泥砂交じりのデブリで板を外す。
後は壺足のまま駐車場まで戻り、片付け後帰宅へ。 途中道の駅で休憩し、16時35分、無事帰宅。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

  ~ 猿倉 ~ 白馬尻
 白馬尻 ~ 雪渓スキーシール登攀 ~ 白馬岳頂上宿舎
 白馬岳頂上宿舎 ~ 白馬山荘 ~ 白馬岳 ~ 白馬岳頂上宿舎
 白馬岳頂上宿舎 ~ 雪渓スキー滑降下山 ~ 猿倉

 

04:15 自宅出発   地蔵峠越え~日高トンネル経由
05:50 猿倉駐車場  約 87km

06:05 猿倉荘 スタート
07:10 雪渓取付きの岩場 10分ほど休憩  スキーシール歩行に変える
08:55 雪渓途中の岩場で腰を下ろして 10分ほど休憩
10:20 白馬岳頂上宿舎前の岩陰で 10分ほど休憩
10:55 白馬山荘下   スキー板をデポ
11:30 白馬岳 頂上           【猿倉から 約 5時間25分】

11:35 強風で早々に下山
11:50 スキーデポ地 10分ほどでスキー滑降準備下山
12:05 白馬岳頂上宿舎前の岩陰で昼食休憩 約15分
12:20 白馬大雪渓をスキー滑降下山
12:55 雪渓泥砂デブリでスキー収納 約10分  壺足歩行
13:35 猿倉荘前駐車場 無事下山       【往復 約 7時間30分】

13:55 帰宅へ向けて出発
14:40 道の駅「中条」 トイレ、昼寝、買い物、コーヒータイム 45分休憩
15:25 道の駅「中条」から帰宅へ
16:35 旧道経由で 無事帰宅

 

 

過去の白馬岳登頂記録
 ① 08/08/12 猿倉 白馬三山縦走
 ② 10/09/26 猿倉 白馬三山縦走
 ③ 12/06/24 猿倉 旭岳
 ④ 13/10/07 蓮華温泉
 ⑤ 14/10/09 蓮華温泉 朝日岳~雪倉岳 1泊縦走
 ⑥ 18/05/11 猿倉 (雪渓スキー滑走)

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堂 津 岳(1927m)  - 奥裾花自然園 -

2018年05月06日 | 上信越
2018年5月6日(日)
GW最終日は晴れの予報。お出掛けは控えたいところだが、今週もあまり芳しくない天気が続きそう。
以前から気になっていた山で、火打山や杉ノ原スキー場から見える、高妻山の西に見える堂津岳。
奥裾花自然園からバリエーションルートで行けるが、残雪期以外は背丈ほどの藪漕ぎが必要とのこと。
雪解けが早い今年、マイナーな山なのでそれほど混まないだろうと出掛けることに。

4時15分自宅出発。現地6時着。 開園は8時半からだが通行可能、係員はいない。
準備を済ませて6時20分スタート。駐車場から自然園まで、舗装路を25分ほど歩く。
園入口の休憩舎の横から登山道へ入り、途中から残雪地帯がありルート不明なるも適当に稜線を目指す。
残雪帯は雪が腐っているので、アイゼンは履かずに登山靴のみで登下山。
8時、稜線分岐に上がり小休止。、稜線歩きで奥西山を経由(通過)して、堂津岳へ向かう。

登山道の藪は刈り払いしてあるが、根が出たままのところも多数あり、状態はあまり良くない。
残雪地と夏道と半々ぐらい。 マーキングも少なく、眺望も悪く、整備された登山道とは言い難い。
堂津岳手前の痩せ尾根に来ると視界が開け、やっと山歩きしているという感じがして来る。
この辺の夏道を通るところが、背丈ほどの藪漕ぎが必要になるが、何とか通過は可能。
駐車場から4時間弱、稜線分岐から2時間15分ほど、10時15分、堂津岳頂上へ到達。

三角点があるはずだが雪の下に埋もれて、何処だかわからず、ピークと思われるところで記念撮影。
頂部は縦長で結構広いので、北峰?まで足を延ばし、スッキリ晴れててはいないが、暫し眺望を楽しむ。
最初のピークと思われるところに戻って早めの昼食。50分ほど滞在の上、下山へ。登りと同じ道を戻る。
道中、2組4名とソロ3名と行き会う。更に奥西山で1組2名、稜線分岐で1組2名と会った。
堂津岳から2時間強、13時、稜線分岐まで戻る。まだ時間が早いので、中西山までピストンすることに。

登り15分ほど、10分ほど滞在、何時かは東山まで行って見たいと思いながらも、まぁまぁの眺望を眺める。
10分ほでで稜線分岐に戻り下山へ。 途中の雪解けで現れた小川で顔と手を洗いサッパリする。
登山道の途中から自然園の方へ周り、少しだけ水芭蕉を眺め、駐車場へ戻る。 【往復:約8時間強】
登山客は少ないものの、自然園の水芭蕉を目的に訪れている車が結構停まっていたが、まだ半分程度。
コーヒーを飲みながら片付け、15時20分現地発。 同じ道を戻り、17時20分無事帰宅。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 自然園 ~ 登山道 ~ 稜線分岐
 稜線分岐 ~ 奥西山 ~ 堂津岳
 堂津岳 ~ 奥西山 ~ 稜線分岐
 稜線分岐 ~ 中西山 ~ 稜線分岐 ~ 自然園 ~ 駐車場 ~ 奥裾花湖

 

04:15 自宅出発   地蔵峠越え
05:55 奥裾花自然園 観光センター駐車場着   約81km

06:20 スタート
06:55 自然園入口(休憩舎) 登山道分岐
08:00 稜線分岐
08:40 奥西山(1616m)
10:15 堂津岳(1927m)    【駐車場から 約3時間55分】

11:05 頂上散策 昼食休憩 約50分 下山へ
12:15 奥西山
13:00 稜線分岐 10分休憩
13:25 中西山(1741m) 10分休憩
13:45 稜線分岐から下山
14:15 奥裾花自然園経由
14:25 自然園入口(休憩舎) 登山道分岐
14:55 駐車場 無事下山         【往復 約8時間35分】

15:20 コーヒーを飲みながら片付け 帰宅へ
17:20 途中 トイレ休憩を入れ 無事帰宅

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火 打 山(2462m) ⑩ ~ 黒沢岳⑤  - 笹ヶ峰 -

2018年05月01日 | 上信越
2018年5月1日(火)
GWの最中、今日~明日は前半3日と後半4日に挟まれた貴重な平日2日間。
明日~明後日は天気が崩れるという予報、出掛けるなら今日しかない。
混むかも知れないが、雪解けが激しい今年の春スキーは期間が短そうなので出掛けることに。
先月19日の乗鞍岳28日の富士山 に続いて、春スキーが続いている。
前回は昨年5月29日に登頂、今回で10回目の登山となる。

4時20分自宅出発。 何時もの通り菅平越え、小布施から18号線に出て黒姫から杉野沢経由で笹ヶ峰。
妙高高原公園線の冬季閉鎖解除は、27日11時。 周りの雪は少ないが、木々の芽吹きはまだ少し早い。
6時笹ヶ峰駐車場着、約90km。 上の駐車場も綺麗に除雪されている。5台駐車、下にも7~8台。
雪は少なそうだが何とか滑れそうなので、ハードブーツにショートスキー+シールで、6時15分スタート。

最初は壺足で歩き始めたが、10分ほどでスキー歩行にし、ルートがわかり辛いので適当に黒沢橋を目指す。
本当は黒沢沿いに遡行し、帰りは滑り降りたかったが、やはり雪切れが進み、歩行出来そうもない。
55分ほどで黒沢橋。橋を渡ったところで板を外して背負い、壺足歩行で進み、十二曲がりを直登する。
アイゼンなしでも意外と滑らず、先行者の足跡もあるので、笹ヶ峰から約1時間40分ほどで十二曲がり。

この先暫くは夏道。岩場の直登で一番きついところを、ハードブーツでスキーを背負ってはかなり大変。
樹林帯へ入ると残雪になり、再びスキー歩行にする。適当に進み富士見平へ出ると、視界が広がる。
山々を見ると、この時季としてはやはり雪が少ない。黒沢岳の下からトラバース道で高谷池へ向かう。
笹ヶ峰から約3時間15分ほど高谷池。 3名が休憩中、+1名が来た。 腰を下ろして10分ほど休憩。

休憩後、雪で埋もれた高谷池、天狗の庭の上を直接渡り、雷鳥平へ向かうか迷いながらも直登コースへ向かう。
途中で藪漕ぎがあるが、雪解けが進んでいる為に地肌が見えている場所もあり、大きく迂回する破目になった。
明日ぐらいにはもう渡ることが出来ないだろう。スキー板を外して、雷鳥平経由の夏道を使うことになる。
夏道合流点から直登で約25分、笹ヶ峰から約4時間50分ほど掛かって、11時5分、火打山頂上に立つ。

このところの春スキー続きで、体力的にはそれほど苦しくなく、シールも良く利き直登で登ることが出来た。
ちょっと霞んでいるが、素晴らしい眺望。 10回目と登頂となるが、何度見ても良い。
早めだが昼食休憩約35分。シールを外して下山準備。昨年気持ち良かった北面を滑り、再び登り返す。
下山に向けてどのコースを下るか迷いながらも、登り返しの少ない初めての雪面にドロップ。

アッという間に下ってしまい勿体ない。高谷池で帰るか、黒沢岳を周るか迷いながらも黒沢岳へ向かうことに。
天狗の庭には寄らず、出来るだけ高度を落とさないようにトラバース気味に大回りで進む。
黒沢の稜線へ出ると、下に黒沢池と黒沢ヒュッテが見えてくる。対面の三田原山斜面も気持ち良さそう。
稜線もウロコ歩行のまま歩き、一部雪切れがあるが何とかそのまま渡り、黒沢岳頂上に立つ。

火打山から約1時間30分。 東面の方が気持ち良く滑れるが、黒沢から下れないので、南面へ向かう。
南面から一気に富士見平へ、樹林帯を適当に20分ほど下ると雪切れ。板を外して背負い、壺足下山。
十二曲がりで再び板を履くか迷いながらも、付け外しの時間を考えるとあまり変わらないのでそのまま下る。
黒沢橋で5分ほど休憩。持参した1リットルの最後の水を飲み干す。橋を越えた先で再びスキー装着。

雪解けが進む雪面を適当に下るが、枯れ枝や雪で潰れた枝が多数あり、板の痛みが激しい。
ルート目印のリボンも所々にしかなく、夏道には早く、冬道には遅い、一番条件が悪い時季。
黒沢橋から約35分ほど、笹ヶ峰登山ゲートから無事下山。 コーヒーを飲みながら片付け帰宅へ。
妙高高原公園線は途中で拡幅工事中で夜間通行禁止。今秋には終わるようで、来春は快適に走れる。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

  ~ 黒沢橋
 黒沢橋 ~ 富士見平
 富士見平 ~ 高谷池
 高谷池 ~ 火打山頂上
 火打山頂上 ~ 天狗の庭
 天狗の庭 ~ 黒沢岳
 黒沢岳 ~ 笹ヶ峰

 

04:20 自宅出発     菅平~小布施~18号~黒姫~杉野沢
06:00 笹ヶ峰駐車場   約90km   駐車場 上5台 下7~8台

06:15 スタート     ショートスキー+シール 歩行
07:10 黒沢橋      渡った所で板を外す 壺足歩行
07:55 十二曲がり 上   壺足で直登
08:55 富士見平     途中からシール歩行 約10分休憩
09:30 高谷池      約10分休憩
11:05 火打山頂上    シール歩行のまま直登         【笹ヶ峰から 約4時間50分】

11:40 昼食休憩後、北面偵察滑走 スキー(ウロコ)で登り返し
12:05 登り返し 2度目の登頂 そのまま下山滑降へ

13:10 黒沢稜線     トラバース気味に スキー(ウロコ)歩行
13:35 黒沢岳      約10分休憩  南面スキー滑降下山  【火打山から 約1時間30分】

14:05 樹林帯 雪切れ   板を外して格納 壺足下山
14:35 黒沢橋      約5分休憩  橋を越えたところからスキー下山
15:15 無事下山      林間ルート不明 適当に下る 【黒沢岳から 約1時間30分】【往復:約9時間】

15:40 コーヒーを飲みながら片付け 帰宅へ向けて出立
17:35 無事帰宅     往路と同じ道を戻る

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