nauhts の山歩き記

【アルバム代わりの写真がメインです。】
オンマウスでコメント表示、クリックでオリジナル画像が開きます。

白 馬 岳(2932m) ⑧   -栂池自然園(チャリクライム)ー

2019年10月10日 | 北アルプス・立山
2019年10月10日(木)
今年は好天気が続かない日が多く、昨日~今日は久々に快晴の天気になるという予報。
今年初めてのテント泊を予定したが、昨日は用事が出来て出掛けることが出来なかった。
明日からは台風19号の影響を受けそうなので、日帰りで行けるところを検討。
白馬岳は8回目となるが、栂池高原からは登ったことなく、紅葉にも丁度良いだろう。

栂池林道は一般車通行禁止。ゴンドラを使わないとすると、歩行者やチャリは可能なので、自走する。
前日にチャリを車に積み込み、4時自宅出発。今朝は今秋一番の冷え込み、白馬村の道路標示で5℃。
栂池高原の林道入口付近の駐車場を探して暫く迷ったが、5時40分着。日高トンネル経由 約88km。
チャリを降ろし、身支度を整える。防寒着を迷ったが、日中は暖かくなるという予報に置いていくことに。

6時チャリでスタート。林道ゲートまで2分ほど。電動アシストをONにして、林道を漕ぎ上げる。
途中で写真を撮りながら、7時15分栂池自然園着。ビジターセンター横のトイレ脇にチャリをデポ。
自然園の入場に料金が必要なのか不明だが、誰もいなかったので入口付近を15分ほど散策。
思ったほど紅葉が映えず、少し期待外れ。登山口に戻り入山、7時40分登山開始。

登山道を1時間ほど登ると天狗原。木道が並べられ広々とした気持ちの良い所。5分ほど休憩。
ここから白馬乗鞍岳への登りが大岩のゴーロ地帯で一番きついところ。最初は直登、やがてジグザグ路に。
50分ほどで白馬乗鞍岳。頂上は広々しているが、頂上ケルンは最高地点ではない。先行者と写真の撮り合い。
20分ほどで白馬大池。山荘前で腰を下ろして10分ほど休憩。飲料水を500mlほど補水し出立。

ここからは以前にも歩いているので様子はわかる。船越ノ頭まで35分ほど、更に35分ほどで小蓮華山。
先行者に写真を撮って頂き5分ほど休憩し出立。三国境まで30分ほど、11時55分、昼食休憩。
ここまで大勢に行き合っているので、白馬岳頂上は混んでいそうなので、少し時間をズラした方が良い。
20分ほど休憩後出立、30分ほどで白馬岳頂上。先行者が3名休んでいる。素晴らしい眺望に大満足。

15分ほど眺望を楽しみ、13時下山開始。 途中から三国境をバイパスしショートカット路で登山道へ。
小蓮華山まで1時間ほど14時。流石に疲れが出て来ているので10分ほど腰を下ろしておやつ休憩。
45分ほどで白馬大池。ここでも腰を下ろして10分ほど休憩。飲料水は飲み干したので400ml追加。
大池を周り往路と同じ路から、白馬乗鞍岳、天狗原を通り、16時40分栂池自然園登山口へ戻る。

ロープウェイの最終便は16時40分。ゴンドラ駅舎まで数分歩かなくてはならず、乗り継ぎには間に合わない。
8時始発のゴンドラを使っての日帰り登山はかなり厳しく、このコースなら1泊が必要になるだろう。
チャリを準備し、16時50分下山開始。下りはブレーキのみ、写真を撮りながら30分ほどで駐車場へ戻る。
チャリを車に積み込み、17時35分帰宅へ向け出発。有料トンネルを避け旧道から、19時35分無事帰宅。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 栂池高原 ~ 栂池林道(チャリ)~ 栂池自然園
 栂池自然園 ~ 天狗原 ~ 白馬乗鞍岳 ~ 白馬大池
 白馬大池 ~ 船越ノ頭 ~ 小蓮華山 ~ 三国境 ~ 白馬岳
 白馬岳 ~ 三国境(ショートカット)~ 小蓮華山 ~ 白馬大池
 白馬大池 ~ 白馬乗鞍岳 ~ 天狗原 ~ 栂池自然園 ~ 栂池林道(チャリ)~ 栂池高原

 

04:00 自宅出発  地蔵峠 ~ オリンピック道路(日高トンネル)~ 岩岳 経由
05:40 栂池スキー場 チャンピオンゲレンデ下 駐車場     約88km

06:00 チャリを降ろし 支度を整えスタート ゲートまで2分
07:15 栂池自然園 登山口 トイレ脇にデポ  約13km 電池残量40%
07:25 園内散策  入口付近のみ

07:40 散策を終え 登山口からスタート
08:40 天狗原   約5分休憩
09:35 白馬乗鞍岳 約5分休憩
10:00 白馬大池  【自然園から約2時間20分】 約10分休憩 飲料水補水

10:45 船越ノ頭
11:20 小蓮華山  約5分休憩
11:55 三国境   昼食休憩 約20分
12:15 三国境   再スタート
12:45 白馬岳   【自然園から約5時間5分】 約15分休憩

13:00 白馬岳 下山
13:30 三国境ショートカット 登山道へ復帰
14:00 小蓮華山  約10分休憩
14:55 白馬大池  約10分休憩 飲料水補水

15:05 白馬大池 下山
15:30 白馬乗鞍岳
15:55 天狗原   約5分休憩
16:40 栂池自然園 登山口 約32700歩 【白馬岳から約3時間40分】【往復約9時間】

16:50 チャリ下山
17:20 栂池高原駐車場へ戻る        【往復 約11時間20分】
17:35 チャリを積み付け 帰宅へ向け出発
19:35 無事帰宅  旧道経由

 

過去の白馬岳登頂記録
 ① 08/08/12 猿倉 白馬三山縦走
 ② 10/09/26 猿倉 白馬三山縦走
 ③ 12/06/24 猿倉 旭岳
 ④ 13/10/07 蓮華温泉
 ⑤ 14/10/09 蓮華温泉 朝日岳~雪倉岳 1泊縦走
 ⑥ 18/05/11 猿倉 (雪渓スキー滑走)
 ⑦ 19/05/13 猿倉 旭岳(雪渓スキー滑走)
 ⑧ 19/10/10 栂池自然園(チャリクライム)

 

参考①:栂池高原 - 栂池自然園 (往復 3600円)ゴンドラ 20分 + ロープウェイ 6分 +徒歩 10分
    栂池林道 白樺駅P(930m) - 栂池自然園(1844m) 標高差 914m 距離13km
    栂池自然園(1844m)- 白馬岳(2932m) 標高差 1088m 距離 8.9kmx2
        標準タイム(休憩含まず) 12-00
          今回 実績 (休憩含む)   9-00(0.75)

参考②: 蓮華温泉(1473m)- 白馬岳(2932m) 標高差 1459m 距離 9.1kmx2 CT 11-10
      猿 倉(1236m)- 白馬岳(2932m) 標高差 1699m 距離 6.4kmx2 CT 9-50

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

種池山荘~赤沢岳~針ノ木岳 周回縦走  ― 柏原登山口 ―

2019年10月01日 | 北アルプス・立山
2019年10月1日(火)
先月の台風17号に続き、今週は台風18号が日本海を北上し、その影響で明日から天気が崩れる予報。
今日は概ね晴れで、山の天気も後立山方面は晴れ、その他の山は曇マークが付いている。
鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬岳、これらを縦走で繋ぎたいが、周回が出来ず、登下山口が問題。
個々の山は何度か登っているが、荷物を担いだ体力の問題と、テント泊の面倒臭さから日帰りで検討。

ふと、10年前に歩いたコースを逆周りで歩くことを思い付き、日帰り無謀を承知で行くことに。
この時はまだ残雪があり完全な夏山ではなかったが、今回は降雪前で紅葉が楽しめるかも知れない。
5日前の先月26日、南八ヶ岳周回縦走を11時間越えで歩いたところだが、逆に変な自信になった。
針ノ木岳は過去4回登っており、今回は5回目。今年5月にも登っているが、スキー滑降が目的だった。

 

4時自宅出発。何時もの大町への最短距離で、山の中の細いクネクネ道を行き、大町アルペンルートへ。
当初は扇沢の駐車場へ停めるつもりだったが、鹿島槍ヶ岳へのピストンもありだなと思い、柏原へ停める。
現地5時30分着。約80km。登山口前に9台、駐車場に9台停まっており、扇沢を合わせると混みそう。
準備を済ませ5時40分スタート。最初から急坂、エンジンが掛かるまでゆっくりと登る。

八ツ見ベンチでもう既に暑く、ブレーカーを脱ぎ手袋を半指に替える。登山道の周りの紅葉も始まっている。
木々の間から振り返ると、稜線は綺麗に晴れているが、蓮華岳~針ノ木岳の方に雲が湧き始めている。
登るにつれ、ガスが段々寄って来て、稜線を少しづつ隠し始める。何とか晴れてくれと願いを込める。
8時10分、約2時間30分ほどで種池山荘。ここはまだ晴れているが、直ぐ先までガスが迫っている。

10分ほどおやつ休憩。縦走に行くか、鹿島槍ヶ岳をピストンするか、暫し迷いながらも縦走へ。
立山連峰は晴れて良く見え、立山~剣岳が目の前に迫り、今度はあちら側に心が奪われる。
岩小屋沢岳までにいくつかのピークがあり、何度か騙されて長かったが、1時間強で岩小屋沢岳
ガスで稜線が見えなくことはあるが、完全に覆い隠すほどではなく、時々ピークが見えることもある。

25分ほどで新越山荘。もう既に小屋は閉まっている。テン場はないが、緊急時にはテントが張れそう。
10時35分、鳴沢岳。写真撮影とおやつ休憩で15分ほど休み、次の赤沢岳へ向かう。
何度かのアップダウンを繰り返し、11時30分、赤沢岳。ここまで約20800歩。行程の約半分。
時間的には何とか明るい内に下山出来そう。写真撮影と軽めの昼食で20分ほど休み、スバリ岳へ向かう。

相変わらずガスが晴れそうで晴れず、長野県側から沸き上がるが、富山県側は晴れている。
結構アップダウンがきついが、13時10分スバリ岳。さっと写真撮影、ヤマクボのコルへ下る。
ここから針ノ木岳へ登り返すが、意外ときつく、スキー滑降でブーツで登るのはかなり厳しい。
13時55分針ノ木岳。ここにも誰もいない。道中、トレランの欧米系女性1名にすれ違ったのみ。

写真撮影とおやつをし下山。スキー滑降の時の様子を思い出しながら、こんな所を滑っていたのかと感慨。
小屋までが意外と長く感じたが、14時30分、針ノ木峠。ここで10分ほど最後の休憩。
もう完全に明るい内に下山できるだろう。雪のない大雪渓の夏道を下るのは意外と大変。
ヤマクボ沢出合から見上げると、こんなところを滑っていたのだなぁと、改めて感心する。

大雪渓の夏道を何度か左右に渡り、下りなのに登りもあったりして、1時間半弱も掛かり大沢小屋。
この先は通常の登山道を通らず、前に通って様子知ったるショートカットの作業道から下山。
16時35分、扇沢登山口へ下山。後は柏原の駐車場まで15分ほど車道を歩き、16時50分無事下山。
約41300歩、周回11時間10分と、またバカをやってしまった。17時現地発、18時50分無事帰宅。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 柏原 ~ 柏原新道 ~ 種池山荘
 種池山荘 ~ 岩小屋沢岳 ~ 新越山荘 ~ 鳴沢岳
 鳴沢岳 ~ 赤沢岳 ~ スバリ岳
 スバリ岳 ~ 針ノ木岳 ~ 針ノ木峠
 針ノ木峠 ~ 大雪渓 ~ 大沢小屋 ~ 扇沢 ~ 柏原

04:00 自宅出発     市内~修那羅峠~麻績~生坂~大町アルペンルート
05:30 柏原登山口    約79.6km 9+9=18台 駐車

05:40 スタート (1330n)
06:15 八ツ見ベンチ
08:10 種池山荘 (2450m) 10分休憩        【柏原から 約2時間30分】
09:25 岩小屋沢岳(2630m)  5分休憩
09:55 新越山荘 (2462m)  5分休憩
10:35 鳴沢岳  (2641m) 15分休憩
11:30 赤沢岳  (2678m) 20分休憩 20800歩 【種池から 約3時間10分】

13:10 スバリ岳 (2752m)  5分休憩
13:35 ヤマクボ沢のコル
13:55 針ノ木岳 (2821m) 10分休憩
14:30 針ノ木峠 (2536m) 10分休憩        【赤沢岳から 約2時間40分】
15:00 ヤマクボ沢 出会
15:20 大雪渓 ノド
16:05 大沢小屋 (1670m)  作業道から下山
15:35 扇沢   (1420m)
16:50 柏原登山口(1330m) 下山 41300歩【針ノ木峠から 約2時間10分】【周回 約11時間10分】

17:00 帰宅へ向け出発  往路と同じ 上田市内バイパス経由
18:50 無事帰宅

 

 コースタイム:約 20km 15時間     実績:約11時間10分(0.75)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする