プライマリー隔日記

日記と言えば、小学校の夏休みの宿題でしか付けた記憶が・・・;
きばらずきままに綴っていこうと思います。

想い出づくり ~ 回想 2019.12.1

2020-02-16 22:13:36 | ドン&てんてん
2019年11月25日。
眼力が全く無く、この日はもうドンはダメかと思いました。

でも。。
せめて、せめてもう一度だけ山に連れて行ってやりたい。
そう思った。

その2日後、なんとか持ち直したので
キャンプ用の荷物入れに入れてドンを山へ。
その日はゆうべから全く起きず連れて行った時も覚醒せず。
そして、諸事情で連れて行ったけれども私はドンに構ってやることが出来なくて。

どうしても、なんとかドンと一緒に静かに過ごしたい。
そんな気持ちが遺り
12月1日に再びドンを連れて行きました。



ここは、13年前にドンを連れて山に来た初めて来た場所。
一本の紅葉の彩りがとても綺麗な場所です。


残念ながら紅葉シーズンも終盤で、葉もすっかり落ちてしまい。
でもそんな事全くどうでもよかった。
多分…もうここにドンが来れるのは最期だろう。



ほぉ~っと何もせず、静かに時間を共有したい。



ドンも、この時連れてきてしんどかったかも知れません。
なので飼い主の自己満足の部分が大きいかも知れません。



出来る事ならダンケも一緒に連れて来たかったのですが、
ダンケはまだまだお子ちゃま。じっとすることに飽きて無理だろうとてんだけ連れて行きました。









てんも様子が解るのでしょうか。
静かにずっとそばに居てくれました。
この日は静かに喋ることもなく一時間ほど
人間二人犬二頭でぼぉ~と過ごしました。



あの頃は楽しかったね。
二頭とも良い表情していたね。
思い出すと ・・・ あかん・・・ まだまだ ヘタレ ダメです^^;



偶然かも知れませんが、
この日から少し調子が良くなり、ご飯も食べるようになり…
お山の空気を肌で感じたのでしょうか。



2006年4月29日
初めて山に来た時の画像です。
丁度ドンが2歳になった日。
初めての場所で興味深々。対岸をずっと眺めていたドン。



この日も静かにのんびりと、
傍の東屋(あずまや)で、恥ずかしそうにオカリナの練習をしていた女性の奏でる音色が心地よく印象に残っています。




2006年5月6日
うれしそうだねぇ~。


12月1日
この周辺の顔なじみの警備員さんが、少し涙ぐみながら励ましてくださいました。
「今度は桜の季節に奇跡を信じてみんなで対岸側まで来れますように!」と
この言葉が嬉しくて、切なくて。
13年間山でずっとドンを可愛がってくださった方々
ありがとうございました。
みなさんに逢うたびにドンは幸せそうでした。
てんやダンケみたいにオーバーアクションの性格では無いですが、
傍にいるだけで幸せですタイプ。 いつも顔が嬉しそうでした。

明日で三十五日
五七日忌になります。