プライマリー隔日記

日記と言えば、小学校の夏休みの宿題でしか付けた記憶が・・・;
きばらずきままに綴っていこうと思います。

避妊手術 備忘録 その1

2020-02-27 18:02:33 | てんてん 備忘録


手術前のエリザベスウェア。
背の長さはゴールデンレトリバー並みででも体重は15kg弱なのでブカブカ(笑)

さて、本題に。

ボルゾイ・ウィペットなど関東圏には多いサイトハウンド。
関西で田舎?の我が家周辺は
ボルゾイすら知らない人も多く、ウイペット・サルーキは益々知名度がかなり低く。
イタグレはちらほら見かけるのですが
シルケンは皆無。

何故サイトハウンドは麻酔に注意しなければならないか?← 何で麻酔に注意しなければならないのか具体的に述べよ
胸が深いから←なら何で胸が深かったら行けないのか?← 具体的に人に説明できないだろ? 自分っ 
等々

・・・と

深く掘り下げ、納得できるまで調べて行くと
どれだけかかりつけの獣医師が勉強して慎重にオペをしてくれたか
解りました。

獣医師として若い先生も
近辺にはあまり居ないサイトハウンド、ましてやこれまで診たことの無い犬種のために
これまでも多くの情報を収集してくださり
今回もうちの犬っころごときにここまで熟慮してオペをしてくださった感謝の気持ち。

半年前までは近畿圏では少ない腹腔鏡手術をしようかとも考えましたが、
まだまだ動物の世界では歴史が浅いが故の怖さと
先端医療施設とは言え全く知らない所でやる怖さ。
それよりは先代の獣医師が高齢のため引退した後同じ場所で
その院長が委ねた医師が開業された病院。
てんが初めて行った時からお世話になっている
子犬の頃から可愛がって頂いている所でお願いしようと決めました。

てんの手術は「バランス麻酔」(具体的な手術名は仰らなかったですが)
麻酔と鎮痛剤種類等は書いてよいものか悩みましたが
検索してヒットしたこの方法を採り入れているいくつかの動物病院の記事は触れていない事もあり、
且つ自身の飼い犬の使用した調合以外のバランス麻酔の記事では
共同著作物のためインターネットに対する共著者皆から同意を得られないとの文章も目にしましたので
自粛します。

人間の麻酔方法としては半世紀程とまだ歴史があり症例も多いのかも知れませんが、
国内の犬には21世紀に入った頃からの様でまだ少ないのでは無いでしょうか。

使用したバランス麻酔の調合が
血漿中コルチゾール濃度の上昇を抑制されることからも
神経質な個体の多いサイトハウンドのストレス軽減する配慮ではないかと思います。

あと極寒の地のボルゾイと暖かい地のウイペットの特殊な交配種。
術中低体温低血糖にも気を遣ったのでしょうか。
室温を暖かめにしていたとの事。

生憎にも手術した日から数日は
今季に入って一番冷え込んだのですね
(いえ、普通に考えてこの時期は一年で最も冷え込む時期なわけで。。
我が家の事情でゆっくり二週間診ることが出来るのが今。
そのような訳でこの時期にオペをお願いする流れになってしまったのでした(汗))



【ここからは何でサイトハウンドは麻酔に注意しなければならないかの内容】
を書こうと思ったのですが。
日進月歩。
経年する度に良いと思われていた薬が実は良くないなど遷移しているため、
薬に関しての内容はもう少し時系列等精査するかずっと書かないかに留めておきます。

サイトハウンドには他犬種には見られない特徴があり、それが故麻酔の難しさがある。
それはまず体脂肪率が極端に低いこと(体表面積に対して体脂肪が少なく麻酔中と覚醒中に低体温に陥りやすい)、

麻酔・手術中の血圧は,麻酔薬と術操作の影響で,上昇するより低下するほうが多く起こる。
全身の筋肉が弛緩するため低血圧になることがある。低血圧・血液動態の変化)
麻酔薬は,末梢血管を弛緩させて血管内容積を増やすため,
同じ血液量であっても,麻酔前に比べて循環血液量が減少した状態になる。

サイトハウンドは呼吸量が多く心拍数が少ないため、麻酔時には余計に心拍が低下するため、麻酔には充分注意しなければならない。
麻酔薬には頭の中の圧力を変化させてしまう作用もある。これにより、脳に問題があるが臨床症状を伴っていない子に術後症状が現れたり、
もともとある症状が悪化することがある。(特に脳圧をあげてしまう薬品 ex. ○○○○)

痩せている場合が多いので体温の維持に注意が必要。
特にサルーキ・イタリアングレーハウンドなど温かい地方産の犬種・被毛の少ない犬種など。

血液中の赤血球容積が高いため(ヘマトリック値が平均値より高い)麻酔時には注意を要する。
ストレスから様々な合併症が起きやすい。


ツーショット

2020-02-26 23:17:31 | ドン&てんてん&Danke


眩しくて目を細めているのもありますが

姉弟
よく似ています(笑)

ダンケ少年

2020-02-26 23:10:59 | Danke


そういうと…
夏頃から、あまりダンケを載せていませんでした^^;



17日に病院で測って頂いたら
16.4kg

病院のお試しステイも、行く前にきちんと排泄を済ませて行ったのに
お預けしてから直ぐに💩もおしっこもトイレシート(?)病院内で済ませたとのこと。
いかんせん、この子はもう少し小さい頃
診察室に入っていきなり💩をした子ですから^^;
どっしり構えている?ではな無いな? おおらか、のんびり・ピュア・おとぼけキャラ

てんは病院に行っても二日💩をせず、ご飯の量も減ったと聞いていますので
少し神経質なてんにくらべて
のほほほ~~~ん♬ としています。



状況を察して判断する良き相棒のパートナーてんと
身体はデカいのに
のほほ~んとしてピュアなキャラのダンケ。












マズルもてんはウイペット寄りで細いのに
ダンケは太い。

足も太い。これは牡だからかも知れませんが
マズルは牡だからと言うだけでは無さそうな気がします。



毎日一食ドライフードだけでも150gガツガツバキュームカーの
様に早食いしていたダンケですが
最近少しその食いっぷりが落ち着いてきました。


そして、ようやく成長が毛が伸びる方にも回ってきたみたいな。


このなんとも言えないキャラで少年と呼ばれ
相方から可愛がられています(笑)


避妊手術

2020-02-26 22:43:41 | てんてん 備忘録
2月17日
てんてんの避妊手術をしました。

手術をした後、しばらくは排泄が痛くて大変だろう…と思い
朝はてんだけゆっくり散歩。




10時に病院に連れて行ったのですが。
嗚呼…
私の様子を察している><
普段病院に連れて行っても、自分から入っていく様な犬なのに
尻尾を股の中に入れて怯えている~
先読みしたり、人の気持ちを汲み取る良き相棒だけど
こんな時にまで~~~。>_<。

18時にお迎えに行き
同時にダンケをお試しステイも兼ねて翌日の昼までお預けし
帰宅。

スフィンクスの様に体をも丸め流石に痛そう。



てんが留守の間に急いで作った、てんとダンケの隔離スペース。

ダンケがいつものテンションで接したら怖いなぁ…と。

18日の昼、ダンケを迎えに行き


あら?あら?あら?
まだ仔犬なのに、てん姉ちゃんを気遣っている様子。


隔離部屋は、結局仲良く入ることに(笑)

19日の朝。
ゴミを出そうと玄関に向かうと、
「お散歩ですね♪」とリビングから走って廊下に飛び出すてん。
ちゃう~~~~~!!!
まだ無理! ダメ!
…と言っても、玄関扉の隙間から鼻を出して頑固に動かない==;

仕方ないのでヒートテックのシャツを着せて、段差のあるところは途中抱っこして近くまで。
しかし…いきなり、てんの姿を見つけて前方に両手を広げててんを待ち構える知らない犬好きらしきおじさん。+_+|||
絶対喜んで跳び跳ねるのが分かっているので、きちんと説明して今日はごめんなさいとお断りを^^;
愛想の良い犬達を連れていたらこういう時は焦ります。



散歩の時も庭に出す時ももエリザベスウェアを着せたままにしておきたいのですが、
背中の長さに合わせるとゴールデンレトリバーのサイズのウェアになるのでズレるのです。
なので排泄の時も汚れそうで。
そしてずれてまた側の穴から意外にしつこく縫合部分を舐めるので犬も人間もストレスに(涙)




てんちゃん、それ苦悩のボーズか?


嫌だよなぁ…
てんにとっては交通事故みたいなもんで、
その後こんなもの着せられて、触るたびに注意されて。
ごめんね
(ダンケと実の姉弟で無かったらやらなかったかも知れない)





2月24日。
大分普段のてんらしくなってきて、
庭でダンケを挑発して走りだそうと(汗)
そして、元気になって来たらいつものてんてん節。
唯一本気怒りする寝ている時に少しでも体が当たったら怒る事を数度ダンケにやり。
これまではてんの首にしつこくじゃれて噛むので、てんがダンケに負けているのかと心配でしたが、
ここ一週間の間でダンケ少年はてんが怒ったら本気で怖いと解ったようで(良い事だ(笑))



天気も良いので、真昼間の人の少ない時間帯に
近くで一時間ほど日向ぼっこ。





腹巻は太過ぎるけれど、ネックウォーマーの細さがちょうど良い感じ♪



帰宅してから、まだ遊びたそうなダンケを庭に出して。





南高梅、白加賀に次いでやっと豊後も咲き始めました。



その日の晩は、少しストレスも緩和出来た?
久しぶりにヘソ天で寝ていました。

抜歯は来週の月曜日の予定。

もう少し辛抱してね



想い出づくり ~ 回想 2019.12.1

2020-02-16 22:13:36 | ドン&てんてん
2019年11月25日。
眼力が全く無く、この日はもうドンはダメかと思いました。

でも。。
せめて、せめてもう一度だけ山に連れて行ってやりたい。
そう思った。

その2日後、なんとか持ち直したので
キャンプ用の荷物入れに入れてドンを山へ。
その日はゆうべから全く起きず連れて行った時も覚醒せず。
そして、諸事情で連れて行ったけれども私はドンに構ってやることが出来なくて。

どうしても、なんとかドンと一緒に静かに過ごしたい。
そんな気持ちが遺り
12月1日に再びドンを連れて行きました。



ここは、13年前にドンを連れて山に来た初めて来た場所。
一本の紅葉の彩りがとても綺麗な場所です。


残念ながら紅葉シーズンも終盤で、葉もすっかり落ちてしまい。
でもそんな事全くどうでもよかった。
多分…もうここにドンが来れるのは最期だろう。



ほぉ~っと何もせず、静かに時間を共有したい。



ドンも、この時連れてきてしんどかったかも知れません。
なので飼い主の自己満足の部分が大きいかも知れません。



出来る事ならダンケも一緒に連れて来たかったのですが、
ダンケはまだまだお子ちゃま。じっとすることに飽きて無理だろうとてんだけ連れて行きました。









てんも様子が解るのでしょうか。
静かにずっとそばに居てくれました。
この日は静かに喋ることもなく一時間ほど
人間二人犬二頭でぼぉ~と過ごしました。



あの頃は楽しかったね。
二頭とも良い表情していたね。
思い出すと ・・・ あかん・・・ まだまだ ヘタレ ダメです^^;



偶然かも知れませんが、
この日から少し調子が良くなり、ご飯も食べるようになり…
お山の空気を肌で感じたのでしょうか。



2006年4月29日
初めて山に来た時の画像です。
丁度ドンが2歳になった日。
初めての場所で興味深々。対岸をずっと眺めていたドン。



この日も静かにのんびりと、
傍の東屋(あずまや)で、恥ずかしそうにオカリナの練習をしていた女性の奏でる音色が心地よく印象に残っています。




2006年5月6日
うれしそうだねぇ~。


12月1日
この周辺の顔なじみの警備員さんが、少し涙ぐみながら励ましてくださいました。
「今度は桜の季節に奇跡を信じてみんなで対岸側まで来れますように!」と
この言葉が嬉しくて、切なくて。
13年間山でずっとドンを可愛がってくださった方々
ありがとうございました。
みなさんに逢うたびにドンは幸せそうでした。
てんやダンケみたいにオーバーアクションの性格では無いですが、
傍にいるだけで幸せですタイプ。 いつも顔が嬉しそうでした。

明日で三十五日
五七日忌になります。






春の兆し

2020-02-02 21:27:20 | ドン&てんてん&Danke


我が家の梅が咲き始めました。

ダンケはてんてんを追い越してしまい、
一昨日体重を測ったら16.1kgありました。
(てんは14,5kg前後がベスト体重のようです)

ダンケっち、体は大きいけれど
でかチビ少年(笑)
おとぼけキャラで可愛いヤツです。





てんは私の様子をすぐに汲み取って察してくれる
よき相棒に。
最高のパートナーに成長しました。




昨年末からずっと入院していた家人が昨日やっと退院。

ドンが亡くなってから
毎日お線香・蝋燭・フード・オヤツは朝夕供えていたのですが
ふたなのか・みなのかは霊園から頂いた蝋燭のお陰で忘れずに供養できたのですが、
月命日も気が付かないほど大変だった一ケ月。




そんな毎日首を半分絞められたような心境の中、
この子達にどれだけ救われたことでしょう。





何がなんでもこの子たちは姉弟ずっと一緒にと心に誓いました。


絶対ぶっ倒れては行けないとおひとりご飯でも真面目に作っていたメニューの数々(笑)






















相方、「一食でご飯一合も食べるなんて人間じゃない」

ワタシ人間ですがなにか?(爆笑)

とにかく食べました!



ドンが亡くなるまでの出来事も書きたいのですが、
ぼちぼち…気持ちを整理しながら書いて行きます。