即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

続々と新幹線の線路内に人立ち入り

2011年02月01日 17時27分24秒 | 「線路内人立ち入り」研究
去年の暮れに、都心だけでなく新幹線の三島駅で線路内人立ち入りがあったということで、新幹線でも線路内人立ち入りという記事を書きました。

そして、Danchoさんの最近の記事、また、新幹線に、人が立ち入った…。
このように書かれてます。新富士駅ですね。

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 JR東海によると、28日午後8時15分ごろ、東海道新幹線新富士駅(静岡県富士市)の線路に男性が立ち入ったのを駅員が見つけ、列車の緊急停止スイッチを押した。下り方面に逃げた男性を駅員が追いかけ、捕まえたという。この影響で、同新幹線は同26分まで上下線の運転を見合わせ、5本が最大21分遅れ、約5千人に影響が出た。(asahi)
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そして、またその翌日のこと。今度は浜松で起こりました。
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<東海道新幹線>浜松で線路内に人が立ち入り 一時停止

 29日午前9時50分ごろ、浜松市南区の東海道新幹線の線路内に人が立ち入り、上下線の運転を一時見合わせた。JR東海の係員が同10時5分ごろに立ち入った人を確保。安全確認して運転を再開した。上下10本が23~12分遅れ、乗客約6000人に影響した。(毎日)
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都心ではよくあることだけど、ここにきてどうして新幹線で多発してるんでしょうか?

それにしても、
何故、入っちゃうんでしょうかね?。
何故、新幹線なのでしょう?。

Danchoさんも書かれているように、

「しかし、記事は、非常に淡々としたもの。
 こんな書き方で、本当に良いんでしょうか?」


原因などの説明が何もない。
不親切きわまりない。
現象、事象をただそのまま伝えても面白くないし、これでは報道ではない。
何も感じない。何も伝わらない。
結果、腑に落ちない。

なぜ人が立ち入ったの?
どんな人?
どうして線路内に入る必要があったの?
捕まえられた人は結局どうなったの?

強制起訴?一晩ブタ箱?大目玉食らっただけで即釈放?罰金?いくら?

そこに対する探求心というか、取材する気持ち、報道姿勢、がまるでない。
これでは記事ではない。報道ではない。ジャーナリズムの本来の姿はどこに行ったのか?


例えば、
なぜ、中国の漁船はぶつかってきたのか?
どうして羽生さんだけがこんなに強いのだろうか?

こういう疑問があるのに、
ぶつかりました。怪我はありません。
また勝ちました。今期も勝率はすごいです。

などと報道するだけでいいのでしょうか?

ひとつひとつの疑問や不思議を解明する姿勢がないと、表面的で薄くて心に何も残らないものになってしまいます。

「なぜだろう、なぜかしら。」
小学校の頃、こんな本があり、この姿勢を大切にするように育てられた覚えがあります。

調べたらまだあるんですね。
なぜだろうなぜかしら 1年〈下〉 (学年別シリーズ)
星野 芳郎
実業之日本社


小学校の頃、学校新聞の記者をやっていたことを思い出します。
近くの駅に行って、駅員さんにたくさんの不思議をぶつけて記事を書いた。
今思えばかなりあきれられたし、いい迷惑だったんだろうと思うけど、わからないことだらけだから、それはなぜですか?どうしてですか?と素朴な疑問、質問の嵐。
知らないことを棚に上げて、でも、目をキラキラさせて、
「へー、そうなんですか?それはどうしてなんですかあ?」
と、やってたんだと思うのです。
可愛らしい、健気な小学生の僕。

ということで、その日の応急的な記事としては仕方ないけど、しっかり事後取材をして、原因も含めた合点のいく記事を後日書いてほしいと思います。

そこに、ジャーナリストとしての矜持があるのではないでしょうか?
ねえ、新聞記者の皆様!

ということでこのままほっておかれたんでは、どうにも悩ましくて眠れなくなる。
これで不眠症になったらどうしてくれるんだい。
損害賠償訴訟に持ち込むなんて、そんな大上段なことはしたくないし。

ではまず、asahiか毎日か、JR東海にでも、聞いてみようかなあ。
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