即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、ユーザー視点。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

発見への道

2011年02月03日 16時01分54秒 | Thoughts
先日深夜にやっていたNHKの再放送。
NHKスペシャル「2011 ニッポンの生きる道」

ノーベル化学賞受賞の根岸英一先生が出ていてとっても面白かったです。

番組概要
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激しい円高、雪崩をうつ企業の日本脱出、雇用の崩壊…。得意だったはずの「ものづくり」でも韓国や中国に技術で追いつかれ、原発や高速鉄道の受注競争などで競り負ける場面が続いている。しかし本当にニッポンは力をなくしたのか?まだまだ強みはあるのではないか?自信を持ってやるべきことをやり、変えるべきを変えて2011年を力強く歩み出す、年頭のメッセージを送る!
メインゲストは2010年のノーベル賞受賞者根岸英一博士。「悲観的な議論からは何も生まれない。前を向いて建設的に考えるべきだ」という博士の前向きな言葉から、番組は始まる。そしてニッポンが今も保持する「強さ」を確認しながら、しかし世界経済が大変革期を迎える中で「安くていいモノをこつこつ作ってさえいれば報われる」というこれまでの発想を根本的に変える局面にきていることを指摘。現場の取材を織り交ぜながら、どんな転換をしていくべきか専門家が具体的に提言していく。
そして就職難に直面するなど未来を描けない若者にも、根岸博士が熱いメッセージを送る。
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その中で紹介された根岸先生の発見の10項目。
番組HPに出ていたので転載させてもらいます。


もともとのニーズがある。
あるいは願望がある。
どちらか、あるいは両方が元となって、実現、あるいは解決のための作戦を立てる。

その作戦を膨らませたり、ブラッシュアップしていく過程で、
知識やアイデアや判断などが詰め込まれ、
意志力や不屈な行動力がその推進エンジンとなる。
そうやって発見へ向けての探求が、系統立てられ、進化していく。
最後に、偶然性によるセレンディピティ(幸福な発見)があって、
初めてまたとない価値のある「発見」という形になる。


この話は、ビジネスでもそうだろうし、あるいは将棋の最善手、とか、新手の発見にも通じることだと思う。

知識や情報ばかりに偏ってしまってもだめだし、10個の項目が全部うまく補完しつつ機能しあって、とてつもない発見につながっていく。

根岸先生のことを調べていたら、もうひとついい話があったので、これも紹介します。

講演会での話です。
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講演後の質疑応答で指名された若者が恥ずかしそうに聞いた。

「もう一度人生をやり直せるならどうしますか?」

根岸博士は一瞬微笑んだ後でまるで若者を説得するかのような勢いで話し始めた。

「私の人生は幸せなものだった。失敗も多いがうまく行ったことだけを覚えている。こんな楽しいことは無い。発見が楽しい。発見に出会った私の研究室の学生は本当に体が震えていた。それでお金をもらえる。好きなことで飯が食える。やり直せるなら、もう一度この人生をやりたい。私には食糧問題、資源問題、環境問題を一挙に解決する研究アイデアがある。その研究をやりたい。ぜひとももう一度この人生をやりたい。」
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うらやましいです。
「もう一度人生をやり直せるならどうしますか?」
と聞かれたら、自分はどう答えるんだろう?
ぜひとももう一度この人生をやりたい、なんて言えるだろうか?

とりあえずこの10項目を頭に入れて、日々作戦を立てたり、探求したり、少しでも前に進めたらいいと思っています。
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キーワード
セレンディピティ ノーベル賞受賞者 ものづくり ノーベル化学賞
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2 コメント

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根岸先生語録 (Dancho)
2011-02-04 12:26:10
nanaponさん、こんにちは。

nanaponさんから、宿題を頂いておきながら、未だペンディングで申し訳ありません。

仰るとおり、将棋に相通じます。私の「宿題」の「参考書」には、直球でそれが表現されていますから。

このエントリーも興味深いです。

鈴木先生の方が、より庶民的だとは思うのですが、根岸先生のお人柄は、例えが適当ではないかもしれませんが、噛むほど味が出るスルメのようです。

やはり、宿題を、早々に書いてリリースしないと、ダメですね。

でも、その暁には、こちらの記事へTBさせていただきます。
まだまだ興味深いです。 (nanapon)
2011-02-22 15:40:17
Danchonさん、こんにちは。

>鈴木先生の方が、より庶民的だとは思うのですが、根岸先生のお人柄は、例えが適当ではないかもしれませんが、噛むほど味が出るスルメのようです。

今回のお二人はなかなか印象的でしたね。
本も出されているようだし、ちょっと好奇心がうずうずしています。

>やはり、宿題を、早々に書いてリリースしないと、ダメですね。

いや、そんなに焦らないでください。
忘れたようなふりをしてお待ちしています。

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