絶対に疲れないで

先日、コミュニティカフェのセミナーに行き、落合恵子さんの講演を聞いてきました。
最近は介護で有名だけど、元々は文化放送の深夜放送の人気ＤＪ「レモンちゃん」でした。
（古いので知らないよね？）
そして、絵本で有名な原宿クレヨンハウスを主宰。

印象的な落合さんの主張をいくつかご紹介します。

生産性こそすべての世の中。
経済成長がすべての現代社会について。

閉ざされた扉を開けよう。
黙っていたら変わらない。
声を上げること。
怒りを忘れて何ができるか。
ここがおかしいと思うこと。
ここが欠けてると思うこと。
真っ当なものを作る思いを強く胸に。

成長すること。
ちょっとだけ無理すること。
たくさん無理したら継続できない。
日々成長するためには少しの無理。

差別。
主流でない人たちの声をまとめる。
権威的、権力的な人は嫌い。
人の心に寄り添うことができること。
上から目線でなく、同じ目線で生きていくことができるのか。

声の小さい側、差別される側と手をつないでいく。
差別の元を断ち切ること。

生きづらい今の社会で生きていくには。

生きにくい。
傷つきやすい。
揺れやすい。
折れやすい。

肩の力を抜ける場を。
ホッとできる場を。

がんばりすぎて、自分を追いつめて、燃え尽きないで。
絶対に疲れたらだめ。
何事も長続きすること。
持続できる意志の力。
一人一人の私のニーズがすべて。
人生は自分を愛することを学ぶこと。
そうでないと他人は愛せない。
もっと素敵な暮らしをしたいと言うこと。
楽をしたいと言うこと。
形式的なことはやめて、泣きながら笑うこと。

努力してもだめなこともある。
でも、努力すればどこかで誰かの心をノックする。
長続きするために、無理しないこと。疲れないこと。
いつでも誰かにＳＯＳを出せるような人間関係、ネットワークを作っておくこと。

最後に、何度も言ってました。
『絶対に疲れないでください。』
『皆さん、絶対に疲れないでください。』

長年介護をやってきた経験を生かした話。
それと、こういう場で人前で話すのは本当は苦手とも言っていたのだけど、なんとか少しでも真っ当な世の中にするために、自分のできることを精一杯すること。
怒りを忘れずに、声の小さい側に立ち、ものを言い続けること。
いくらやってもなかなか伝わらない、わかってもらえない、良く変わっていかない、という中で、基本はサステイナブルな活動をすること。
無理をしないで、ちょっとだけがんばること。
ホッとできる仲間とともに前に進んでいくこと。

落合さん、ありがとうございました。