今日は何の日?

昔の今日は何があったのでしょうか?ちょっとのぞいてみましょう。

タバコに有害表示(1966/01/18)

1966-01-18 13:09:35 | 生活全般
1966/01/18

1492年にコロンブスが新大陸を発見しました。その時,さまざまなものを持ち帰りましたが、その一つが喫煙の習慣であったといわれています。
タバコはナス科の一年草で,種によって違いますが,50cm~250cm程に成長し,タバコの原料の葉は30~40枚ほどが着生します。

この葉を使って嗜好品としてのタバコにするのですが,アメリカ化学会によると、煙の中には約40000種もの化学物質が含まれているといわれています。ベンツピレンをはじめ30種類ほどの物質が発がん性物質で,200種程度の物質が有害物質であるといわれています。

ちまたには発がん性物質と呼ばれるものがたくさんあります。魚の干物などに含まれ,摂取するとニトロソアミン、魚のこげや,ワラビなども発がん性物質を含んでいるとはいわれますが,それが発ガンするほどの効力を示すには,実際には不可能なほど大量に摂取しなければいけないのです。
ところが習慣性のある嗜好品であるタバコは喫煙期間や量が必然的に増えるので,明らかに発がん性を高める事になってしまうのです。

そこで,さまざまな国で「タバコは有害である」という表示をする事が義務づけられるようになってきました。
最初に規制が決まったのはアメリカで1966年1月18日のことでした。
【アメリカでの表示はこんな感じです】
1.Smoking causes lung cancer, heart disease, emphysema, and may complicate pregnancy
2.Quitting smoking now greatly reduces serious risks to your health
3.Smoking by pregnant women may result in fetal injury, premature birth, and low birth weight
4.Cigarette smoke contains carbon monoxide

1. 煙はがん、心臓病、肺気腫、妊娠障害などの原因になる。
2. 今禁煙すれば,あなたの健康の重大なリスクは大幅に低減する。  
3. 妊婦の喫煙は胎児障害、未熟児・低体重児出産を引き起こす惧れがある。
4. たばこ煙には一酸化炭素が含まれている。