思い癖

※初めての方はこちら「プロローグ」、「このblogの趣旨」からお読みください。

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気付けば亥年も、もはや12分の1を経過しておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか？

こんばんは。

ザ・たっちのテンションで「チョトツ！チョトツ、チョトツ！」って感じで猛進中の黒斎です。


えー。

猪突猛進ついでに、もう少し「思い癖」の話を続けてみたいと思います。


先日お話しました、「～が足りない」・「～がない」・「～ない」という言葉に共通する思考は…


『不満』です。


読んで字のごとく、「満たされていない」という思いです。


本当は「満たされている状態」を望んでいるわけですから、

「満たされていない」という思いは、いらないんです。


分かりますでしょうか？


心が「すねちゃってる」のです。素直じゃないの。


「有る方」ではなく「無い方」に気持ちが向いているのです。


エゴが、自分の望みに「ブロック」「リミッター」をかけているんです。



たとえば…


「私は、誰にも愛されない。」という思い癖を持ったＡさんがいたとします。

ある日のこと、不幸そうな顔をしているＡさんを見て、Ｂさんが優しく声をかけてくれました。

（Ｂさんは、なんの下心もなく、純粋にＡさんに優しくしたつもりです）

優しくしてくれたＢさん。

なのにＡさんは、この時「私は誰にも愛されない」という思い癖があるために、Ｂさんの優しさを素直に受け取る事ができないのです。

Ａさんは「私は、誰にも愛されない。だから、そんな私に優しくするＢさんには何か下心があるに決まっているんだ。」と勝手な妄想を膨らませ、Ｂさんの優しさを（無意識のうちに）拒否したがるのです。

そして、その思いがそのまま行動や態度に現れてしまいます。

そんなＡさんの態度を見て、Ｂさんは怒ってしまいます。

「なにさ！せっかく優しくしてあげたのに！」

そしてＡさんは、（望まずして）また「誰にも愛されない現実」を継続させてしまいました。


…


思い癖という名のフィルターがある限り、（幸せやチャンスを手に入れられた時でさえ）周りの状況が歪んで見えてしまうんです。


ですから、バッドループにはまっている時は、夢を実現することよりも、フィルターを除去することを優先させなければ、いつまで経っても満たされることは無いのです。


幸せな出来事のおかげでフィルターが無くなるのではなく、

フィルターが無くなるからこそ、幸せに気付けるんです。



僕は、夢を諦めろと言っているのでも、願望を捨てろと言ってるワケでもありません。


いらない「思い癖」を捨てたほうが、幸せに気付く事ができるのです。



身体が、心が、力んでいると（ボールが萎縮していると）、フィルターが曇りを増してしまうのです。


だから、リラックスすることが大切なの。


身体も、心もやわらかくすることで、フィルターは自然と薄れていくのです。



ま、そうは言ってもボールの皮が厚い時は

「リラックスしろなんて簡単に言うなよ！それが難しいんだよ！」

って言う気持ちも分かるけどね。（かつて僕がそうだったから。）



でも、

「難しいよ！」「簡単じゃないよ！」という言葉の後ろに続く、

言葉にならない『思い癖』に気付いてね。



↓さて、あなたの思い癖は、どっち？


「難しいよ！」

→　だから、このままでいい。

→　でも、休んでみよう。笑ってみよう。深呼吸してみよう。（リラックス出来るようになるために。）




　 ←ザ・たっち、プリーズ。