いまさらながらの原点回帰
あの世に聞いた、この世の仕組み
救世主は、ただの自分
このブログや本の冒頭では、引き寄せの法則的な話からはじまっているため、雲さんは最初から「この世の仕組み」を教えてくれているように見えますが、じつはそうではありませんでした。
はじめは、僕の病状に関すること。なぜそういった症状を向かえているのか、また、どうすれば回復するのか。
そういったことから、やりとりは始まりました。
最近、また「うつ」に関するご相談も増えてきましたので、僕が雲さんにどう指摘されたのか、当時言葉に出来なかった感覚を改めて整理してご紹介してみたいと思います。
(  ̄Д ̄) 『おまえがいまそんなになっているのは、これまでおまえ自身が、自分に嘘をつき続けてきた結果だよ』
( ̄д ̄;) 「どういうことですか?」
(  ̄Д ̄) 『どういうも、こういうも、文字通り、自分の気持ちを裏切り続けてきたってことだよ』
( ̄д ̄;) 「いや……そう言われても。別に、自分に嘘を付いているようには思いませんが」
(  ̄Д ̄) 『泣きたいときに堪え、怒りたいときに押さえ、辛いときに虚勢を張り……。これを嘘と言わずなんという』
( ̄д ̄;) 「でも、それは社会の中で生きて行くには必要なことでしょう?」
(  ̄Д ̄) 『ほらきた、それだ。そろそろ、自分と役割を同一視するのをやめてみてはどうかね?』
( ̄д ̄;) 「え?」
(  ̄Д ̄) 『たしかにおまえはいま、会社員やクリエイター、夫、などといった様々な役割を担っている。しかし、それらの役割である以前に、おまえは何者でもないおまえだ。
「何者でもない」という捉え所のない大きな存在が、「役割(何者か)」という小さな枠の中に収まってしまっては、窮屈で息苦しい思いをするのは当然だろう。
なぜそこまでして、「何者かになろう」とするのだね。自分を役割として見ようするんだ。
泣きたいときに堪え、怒りたいときに押さえ、辛いときに虚勢を張り……。それはおまえが、自分と役割を同一視することによって生まれる。
赤ん坊を見てごらん。彼らはなんの役割も背負っていない。泣きたいときに泣き、怒りたいときに怒り、辛いときは辛いと表現する。まったくの嘘がない。
彼らは役割を持たず、ただあるがままの彼らでいる』
( ̄д ̄;) 「そりゃぁ、赤ん坊なら許されるでしょうけど」
(  ̄Д ̄) 『大人には許されないと? 大人は泣いてはいけない、怒ってはいけない、辛がっていてはいけないと?』
( ̄д ̄;) 「いや、そうは言いませんけど……。やはり社会人としての分別は必要じゃないですか。」
(  ̄Д ̄) 『そこだ。「社会人」という役割の中に、おまえは「あるべき姿」を求めている。
社会人たるもの、こうあらねば、こうあるべき。
その理想像を自分に、また、他者に当てはめ、どこまで一致できているかと裁き続けている。
「社会人」だけじゃない、ありとあらゆる役割の中に、それ相応の「あるべき姿」を作り出す。
そこに自分や他者を一致させようと、3G(義務と犠牲と我慢)を背負い込み、強要する。
「私は客なのだから、このように扱われるべきだ(相手はサービス提供者なのだから○○するべきである)」「私は雇われの身だから、○○しなければならない(それに対して雇い主は○○をするべき)」「夫として、○○であることを求められているだろう(妻は○○であらねば)」
といったように、自分を、他者を役割で扱う世界には、制約や強制が溢れている。
そして誰もが息苦しさを覚えながらも「しょうがない・そういうものだ」と飲み込んでしまう。
自身が3G(義務と犠牲と我慢)を背負い込んでいると、他者にもまた義務と犠牲と我慢を強いるようになる。
「わたしはわたしの役割を全うするよう頑張っているのだから、あなたも頑張りなさい」と。
社会とは、見方を変えれば「役割の押し付け合いの場」になってしまっている。
そのシステムに合わせて生きるのなら、うつになるのも不思議じゃない。むしろ、健全で居続けられるほうがどうかしている。
おまえの本音は、3Gからの解放を求めている。
「義務を押しつけられることも、犠牲をはらうことも、我慢を強いられることも、もうイヤだ」と叫んでいる。
なのにおまえの建前は、「そんなことでは社会人失格」と叱責を繰り返している』
(TдT;) 「その通りです。でも、どうすればいいかわかりません」
(  ̄Д ̄) 『なにもする必要はない。特別何かをしなくても、何かを達成しなくても、おまえは最初から「何者でもない」のだから。むしろ「何者か」という枠の中に収まろうとして苦しんでいるのだから。
ただの自分でいられれば、それでいいだけだ。
「なにかをする」必要はない。役割を捨てなさいと言っているわけでもない。
ただ、自分と役割を同一視することをやめなさい』
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インフォメーションいろいろ
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平日のお話会、今月のスケジュールは以下の通りです。
これまで通り、事前予約なしの当日会場受付。
皆さまのお越しをお待ちしております!
祝日のお話会「月イチ☆」(東京開催)
【日時】11月23日(祝)19:30〜21:30(開場19:00)
【会場】三鷹産業プラザ7階 703会議室
東京都三鷹市下連雀3-38-4(MAP)
【料金】お一人様2,000円
平日のお話会「月イチ☆WEST」(大阪開催)
【日時】11月28日(水)19:00〜21:00(開場18:30)
【会場】大阪産業創造館 6階 会議室B
大阪市中央区本町1-4-5(MAP)
【料金】お一人様2,500円
平日のお話会「でら☆月イチ」(名古屋開催)
【日時】11月27日(火)19:30〜21:30(開場19:00)
【会場】ウインクあいち 9F 908会議室
愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38(MAP)
【料金】お一人様2,500円
※なお、12月の開催は、17日(月)名古屋・18日(火)大阪・21日(金)東京の予定です。
*****
カウンセリングでも、セラピーでも、コーチングでもない、雲 黒斎とのプライベートトーク。
このセッションでは、どんなテーマにも囚われず、あなたの望むまま自由にお話を進めていきます。
これまで雲 黒斎のブログや書籍、トークライブなどに触れた事で生まれたアレコレに対する疑問から、
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←読者としての役割でしょうがなく押しますか。それとも、役割など関係なく、押したいと思うから押すのですか。
はじめは、僕の病状に関すること。なぜそういった症状を向かえているのか、また、どうすれば回復するのか。
そういったことから、やりとりは始まりました。
最近、また「うつ」に関するご相談も増えてきましたので、僕が雲さんにどう指摘されたのか、当時言葉に出来なかった感覚を改めて整理してご紹介してみたいと思います。
(  ̄Д ̄) 『おまえがいまそんなになっているのは、これまでおまえ自身が、自分に嘘をつき続けてきた結果だよ』
( ̄д ̄;) 「どういうことですか?」
(  ̄Д ̄) 『どういうも、こういうも、文字通り、自分の気持ちを裏切り続けてきたってことだよ』
( ̄д ̄;) 「いや……そう言われても。別に、自分に嘘を付いているようには思いませんが」
(  ̄Д ̄) 『泣きたいときに堪え、怒りたいときに押さえ、辛いときに虚勢を張り……。これを嘘と言わずなんという』
( ̄д ̄;) 「でも、それは社会の中で生きて行くには必要なことでしょう?」
(  ̄Д ̄) 『ほらきた、それだ。そろそろ、自分と役割を同一視するのをやめてみてはどうかね?』
( ̄д ̄;) 「え?」
(  ̄Д ̄) 『たしかにおまえはいま、会社員やクリエイター、夫、などといった様々な役割を担っている。しかし、それらの役割である以前に、おまえは何者でもないおまえだ。
「何者でもない」という捉え所のない大きな存在が、「役割(何者か)」という小さな枠の中に収まってしまっては、窮屈で息苦しい思いをするのは当然だろう。
なぜそこまでして、「何者かになろう」とするのだね。自分を役割として見ようするんだ。
泣きたいときに堪え、怒りたいときに押さえ、辛いときに虚勢を張り……。それはおまえが、自分と役割を同一視することによって生まれる。
赤ん坊を見てごらん。彼らはなんの役割も背負っていない。泣きたいときに泣き、怒りたいときに怒り、辛いときは辛いと表現する。まったくの嘘がない。
彼らは役割を持たず、ただあるがままの彼らでいる』
( ̄д ̄;) 「そりゃぁ、赤ん坊なら許されるでしょうけど」
(  ̄Д ̄) 『大人には許されないと? 大人は泣いてはいけない、怒ってはいけない、辛がっていてはいけないと?』
( ̄д ̄;) 「いや、そうは言いませんけど……。やはり社会人としての分別は必要じゃないですか。」
(  ̄Д ̄) 『そこだ。「社会人」という役割の中に、おまえは「あるべき姿」を求めている。
社会人たるもの、こうあらねば、こうあるべき。
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平日のお話会、今月のスケジュールは以下の通りです。
これまで通り、事前予約なしの当日会場受付。
皆さまのお越しをお待ちしております!
祝日のお話会「月イチ☆」(東京開催)
【日時】11月23日(祝)19:30〜21:30(開場19:00)
【会場】三鷹産業プラザ7階 703会議室
東京都三鷹市下連雀3-38-4(MAP)
【料金】お一人様2,000円
平日のお話会「月イチ☆WEST」(大阪開催)
【日時】11月28日(水)19:00〜21:00(開場18:30)
【会場】大阪産業創造館 6階 会議室B
大阪市中央区本町1-4-5(MAP)
【料金】お一人様2,500円
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【日時】11月27日(火)19:30〜21:30(開場19:00)
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