関心

※初めての方はこちら「プロローグ」、「このblogの趣旨」からお読みください。

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さーて。

それでは改めて、先日投稿した「素質」の続きを書いてみようと思います。


（ ￣Д￣）　『学生時代を思い出してみなよ。学力がスイスイ伸びていく「勉強が得意な子」っていたろ。その子は、お前とどこが違っていたかな？その答えがそのまま、自分の才能を引き出す鍵になるんだよ。』

（￣д￣;）　「楽しむことですかね。僕は、勉強を楽しんではいなかった。」

（ ￣▽￣）　『そうだね。キーワードのひとつは「楽しむこと」だ。「楽しむこと」が自分のスキルアップに直接繋がるんだ。これって、なんてステキなことだろう！』

（￣д￣;）　「これも、順序を間違うと罠にはまっちゃうね。」

（ ￣ー￣）　『そうそう。「楽しんでるからこそ、自然とスキルアップする」。なのに、これを逆転して捉えてしまうと、「スキルアップの為に楽しもうとする」という図式になる。こうなってしまうと、「楽しむことに努力する」という本末転倒が生まれてしまい、「何で楽しむことが、こんなに大変なんだ！？」ってなっちゃうね。』

（ー’`ー；）　「ちょっと待って。また分からなくなってきた…。あの時、僕は勉強が嫌いだった。嫌いなものを楽しめるようになるにはどうしたらいいんだろう。嫌いだと思っている事を好きになれと言われても、そう簡単に好きになれるものなのか？」

（ ￣ー￣）　『じゃあ、別な方向から考えてみよう。これまで「好きになったこと」「楽しんできたこと」に共通する事柄は何だろう。「嫌いだったこと」「好きじゃなかったこと」には無い、明らかな違いは何だろう。』

Σ(￣д￣ )　「“関心”だ！」

（ ￣ー￣）　『新たなキーワードが見つかったね。そうだ。「関心」だ。人は、「自分が関心を寄せたもの・こと」に対して、その関心の大きさに比例した能力を開花させていくんだ。「好き・楽しい」は「関心の高さ」の現れだ。「嫌い・楽しめない」は「関心の低さ」の現れだ。何に関心を寄せているかで、世界が変わる。』

Σ(￣д￣;)　「ポジティブなものに関心を寄せればポジティブなものを捉えるスキルが、ネガティブなものに関心を寄せればネガティブなものを捉えるスキルが上がっていく…」

（ ￣Д￣）　『学生時代の話に戻ろう。勉強が得意だったあの子はこう考えた。「自分の知識が向上していくのは嬉しいことだ。勉強は、自分を向上させる大切なものだ。」。そうやって「勉強の楽しめる部分」に関心を寄せていた。お前はこう考えた。「何の為に勉強させられているのか分からない。もっと、他のことをしていたいのに。勉強は、自分を拘束するやっかいなものだ。」。そうやって「勉強のイヤな部分」に関心を寄せていた。同じ場所で、同じ時間に、同じ教科書で、同じ先生に習っていたのにね。「捉え方の違い」が二人の成績という結果を「異なるもの」にした。』

（￣д￣;）　「これを“幸せ”に置き換え直してみると…」

（ ￣ー￣）　『簡単な話だね。「幸せな人」は、「よいと思うこと」に関心を寄せている。「不幸な人」は、何が「よいこと」なのかを考えずに無関心でいるんだ。そして、人の失態をあざ笑ったり、「自分が勝つこと＝敗者をつくること」に喜びを感じたり、「あいつが悪い」「ここが悪い」「自分が悪い」と「わるいと思うこと」に関心を寄せている。「わるいと思うこと」に関心を寄せているのが習慣化されれば、「わるいと思うこと」を捉える能力が向上して当然じゃないか。』

（￣д￣;）アワワ…

（ ￣ー￣）　『面白いとは思わないか？この「不幸な人」は、誰に強制されているわけでもないのに、「よいこと」に無関心でいるんだ。自分から「わるいと思うこと」に関心を寄せているんだ。「わるいと思うこと」に関心を寄せることの方が、「よいと思うこと」に関心を寄せるより好きなんだ。自分から望んで「わるいと思うこと」を引き寄せているんだ。それがその人にとっての「よいこと」なんだ。　自分のことを「幸せだ」と思う人は「幸せ」だ。自分のことを「不幸だ」と思う人は「不幸」だ。まさに、「思い通りの人生」じゃないか。ほら、神は全ての人の希望を、今、この場で、そのまま叶えてくれている！』

（￣д￣;）アワワ…

（ ￣ー￣）　『人は、自分の関心の持ったものを引き寄せる。当たり前の話だね。だからほら、「嗜好は現実化する」んだよ。』



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