いまさらながらの原点回帰
あの世に聞いた、この世の仕組み
自我ってなんだろう
※初めての方はこちら「プロローグ」、「このblogの趣旨」からお読みください。
※「極楽飯店」の第一話はこちらから。
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来週早々に昨年末以来ご無沙汰していた税理士の先生が尋ねてくることとなり、只今、今年に入ってからずっとサボっていた会計帳簿の入力に追われております。
娘に対しては毎日の様に「宿題を後回しにすると、後が大変だぞ」などと言っている割には、夏休みの宿題どころか、約10ヶ月という長期にわたって入力をサボり続けてきた僕。
あ、どうも。ご挨拶が遅くなりました。
特技は「自分のことは棚に上げて」でお馴染みの黒斎です。
さて、そんな中、時同じくして「月刊アレ!」の原稿〆切が迫っておりまして、さらには年内中にまとめなければ、という新刊の進行(数冊分)なども激しく滞っており、いつもの如く軽くパニック状態になっております。
そんなこんながありまして、只今ブログを更新して現実逃避中の僕ですが、この「軽くパニックになって現実逃避中の僕」ってのが、いわゆる『自我』ってヤツです。
じゃ、その「軽くパニックになって現実逃避中の僕」が「パニックではなく、現実逃避もしていない、どちらかと言えばワクワクしながら目の前にある状況を楽しんでいる僕」なのだとしたら『自我』じゃないのか、と言ったら、それでもやっぱり『自我』なんですね。
『自我』というのは、何も「ネガティブな思考(状況)に巻き込まれている自分」ということだけではありません。
不幸のどん底であろうが、幸福の絶頂であろうが、そこに「私」という感覚があれば、それは『自我』です。
『自我』とは、誰もが当たり前のようにして持っている「私(自分)」というこの感覚のことです。
その「私」の最大の特徴は、「私」と同時に「私以外」という認識を合わせ持っていること。
「私」は「私以外」の様々なモノに取り囲まれて存在しているという感覚、分離意識が『自我』です。
アナタと私、世界と私、宇宙と私、自然と私、ご先祖様と私、神様と私……。
そうやって、「私以外のあらゆるモノに囲まれて存在している私」という、この当たり前の感覚が『自我』です。
つまり、「私と私以外がある」というこの“認識の芽生え”が『自我の誕生』であり、「私と私以外を分ける隔たりの消失」が『自我の死』です。
これは「肉体の誕生・消失」とは別なものです。
ですから「(私が)生きながらにして死ぬ」、つまり、「肉体の消失」を待つことなく「私の消失」を経験することも可能となるということです。
肉体があって「私」が消えた状態。
それがいわゆる「無我」と呼ばれる状態です。
しかし、残念なことに、それを経験したとしても「私は無我を経験した」とは言うことができません。
「私が無い」のが「無我」ですから、「無我を経験した私」は居ないのです。
ややこしいですね。
ややこしい話ですが、経験が訪れてしまえば、実はとても単純なことなんです。
言葉にしてしまうと、どうしても無理が生じてしまうので、あまり言葉尻に囚われずに読んでみてください。
僕はその経験をするまで「僕と僕以外がある」という認識の中で生きていました。
しかし、その時に「あるもの」が無くなる経験をしました。
「僕」は無くなりませんでした。相変わらず存在しています。「僕以外のあらゆるもの」も無くなりませんでした。こちらも、相変わらず存在しています。
ただ、なぜかその時、「僕」と「僕以外のあらゆるもの」を隔てていた壁が無くなってしまったんです。
記号で表すなら、「僕≠僕以外」が「僕=僕以外」にシフトした瞬間です。
分かりますかね。上記の通り、実は「僕」にも「僕以外」にも何の変化もありませんでした。
ただ、「イコール(=)」に重なっていた「スラッシュ(/)」が消えたんです。
「僕」にも「僕以外」にも何の変化もありませんでしたが、「≠」が「=」になったことで、そこにある世界は全く別な意味のものになってしまいました。
そして後に、この「スラッシュ(/)」が、自我を形成する唯一の原因、通称『カルマ』と呼ばれるものだとわかりました。
これを簡単に言うのなら、アナタと誰か(何か)の間にある「心の壁」のことです。
う~ん。どうでしょう?
こんな説明だと、余計難しく見えちゃうかな。
とりあえず、掴める人だけ読んでください。
このこと、とても大事なことなので、この後も引き続き他の表現をさがして続けて行きたいと思います。
【トークライブ・インフォメーション】
約1年ぶりに京都にお伺いいたします!
あの世に聞いた、この世の仕組み in 京都
日時:11月5日(土) 14:00開演(13:30開場)
会場:京都市勧業館「みやこめっせ」 大会議室
料金:お一人様3,000円
お申し込みはこちら、【e+チケット】から。
※携帯用購入ページはコチラ。
平日のお話会「月イチ☆」
日時:10月26日(水) 19:00開演(18:30開場)
会場:三鷹産業プラザ 701会議室(藤)
料金:お一人様2,000円
THANK YOU! SOLD OUT
下記会場分も引き続き受付中です!
◎10月23日(日)「阿雲の呼吸」 in 博多
第一部「EGO~偽の自分のメカニズム~」
第二部「ザ・むちゃぶり!」
◎11月23日(水・祝)札幌ソロライブ
※携帯からお申し込みの方は【こちら】。
←僕とアナタの間に、心の壁はありますか?
※「極楽飯店」の第一話はこちらから。
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来週早々に昨年末以来ご無沙汰していた税理士の先生が尋ねてくることとなり、只今、今年に入ってからずっとサボっていた会計帳簿の入力に追われております。
娘に対しては毎日の様に「宿題を後回しにすると、後が大変だぞ」などと言っている割には、夏休みの宿題どころか、約10ヶ月という長期にわたって入力をサボり続けてきた僕。
あ、どうも。ご挨拶が遅くなりました。
特技は「自分のことは棚に上げて」でお馴染みの黒斎です。
さて、そんな中、時同じくして「月刊アレ!」の原稿〆切が迫っておりまして、さらには年内中にまとめなければ、という新刊の進行(数冊分)なども激しく滞っており、いつもの如く軽くパニック状態になっております。
そんなこんながありまして、只今ブログを更新して現実逃避中の僕ですが、この「軽くパニックになって現実逃避中の僕」ってのが、いわゆる『自我』ってヤツです。
じゃ、その「軽くパニックになって現実逃避中の僕」が「パニックではなく、現実逃避もしていない、どちらかと言えばワクワクしながら目の前にある状況を楽しんでいる僕」なのだとしたら『自我』じゃないのか、と言ったら、それでもやっぱり『自我』なんですね。
『自我』というのは、何も「ネガティブな思考(状況)に巻き込まれている自分」ということだけではありません。
不幸のどん底であろうが、幸福の絶頂であろうが、そこに「私」という感覚があれば、それは『自我』です。
『自我』とは、誰もが当たり前のようにして持っている「私(自分)」というこの感覚のことです。
その「私」の最大の特徴は、「私」と同時に「私以外」という認識を合わせ持っていること。
「私」は「私以外」の様々なモノに取り囲まれて存在しているという感覚、分離意識が『自我』です。
アナタと私、世界と私、宇宙と私、自然と私、ご先祖様と私、神様と私……。
そうやって、「私以外のあらゆるモノに囲まれて存在している私」という、この当たり前の感覚が『自我』です。
つまり、「私と私以外がある」というこの“認識の芽生え”が『自我の誕生』であり、「私と私以外を分ける隔たりの消失」が『自我の死』です。
これは「肉体の誕生・消失」とは別なものです。
ですから「(私が)生きながらにして死ぬ」、つまり、「肉体の消失」を待つことなく「私の消失」を経験することも可能となるということです。
肉体があって「私」が消えた状態。
それがいわゆる「無我」と呼ばれる状態です。
しかし、残念なことに、それを経験したとしても「私は無我を経験した」とは言うことができません。
「私が無い」のが「無我」ですから、「無我を経験した私」は居ないのです。
ややこしいですね。
ややこしい話ですが、経験が訪れてしまえば、実はとても単純なことなんです。
言葉にしてしまうと、どうしても無理が生じてしまうので、あまり言葉尻に囚われずに読んでみてください。
僕はその経験をするまで「僕と僕以外がある」という認識の中で生きていました。
しかし、その時に「あるもの」が無くなる経験をしました。
「僕」は無くなりませんでした。相変わらず存在しています。「僕以外のあらゆるもの」も無くなりませんでした。こちらも、相変わらず存在しています。
ただ、なぜかその時、「僕」と「僕以外のあらゆるもの」を隔てていた壁が無くなってしまったんです。
記号で表すなら、「僕≠僕以外」が「僕=僕以外」にシフトした瞬間です。
分かりますかね。上記の通り、実は「僕」にも「僕以外」にも何の変化もありませんでした。
ただ、「イコール(=)」に重なっていた「スラッシュ(/)」が消えたんです。
「僕」にも「僕以外」にも何の変化もありませんでしたが、「≠」が「=」になったことで、そこにある世界は全く別な意味のものになってしまいました。
そして後に、この「スラッシュ(/)」が、自我を形成する唯一の原因、通称『カルマ』と呼ばれるものだとわかりました。
これを簡単に言うのなら、アナタと誰か(何か)の間にある「心の壁」のことです。
う~ん。どうでしょう?
こんな説明だと、余計難しく見えちゃうかな。
とりあえず、掴める人だけ読んでください。
このこと、とても大事なことなので、この後も引き続き他の表現をさがして続けて行きたいと思います。
【トークライブ・インフォメーション】
約1年ぶりに京都にお伺いいたします!
あの世に聞いた、この世の仕組み in 京都
日時:11月5日(土) 14:00開演(13:30開場)
会場:京都市勧業館「みやこめっせ」 大会議室
料金:お一人様3,000円
お申し込みはこちら、【e+チケット】から。
※携帯用購入ページはコチラ。
平日のお話会「月イチ☆」
日時:10月26日(水) 19:00開演(18:30開場)
会場:三鷹産業プラザ 701会議室(藤)
料金:お一人様2,000円
THANK YOU! SOLD OUT
下記会場分も引き続き受付中です!
◎10月23日(日)「阿雲の呼吸」 in 博多
第一部「EGO~偽の自分のメカニズム~」
第二部「ザ・むちゃぶり!」
◎11月23日(水・祝)札幌ソロライブ
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