malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

森の小動物たち・・・

2016-01-29 10:21:55 | 雪山
雪山に入ると、新雪の上に小動物たちの足跡や糞が残っています。

足跡は割と縦横に残っているんですが、糞って不思議に人が通る道に残っていることが多いんですよ、夏も冬も。



今回は



これ、キツネですかね・・・



これは



ウサギですよね・・・



良くは見えないでしょうけど



登山路の脇にズーッと並行して残っている足跡もありましたよ、四足の小動物ですけど鹿ではないと思いますね。



分からなかったのは、この足跡



なんだか規則性がなくてグチャグチャについているでしょ、、、

しばらくして、やっと分かりましたね

コレって



犬っす、たぶん。

久しぶりか初めての雪山ではしゃぎまくった結果の足跡なんじゃないでしょうかねぇ・・・・


いや、楽しいっすよね。。。。。

富士山・・・

2016-01-28 15:41:36 | 雪山
この日、雲一つない空でモチロン富士山も綺麗に見えていましたよ。

しかし、なんていっても日本で一番高い山、この日のように気温が高いと周辺の湖で温められて蒸発した水蒸気がどんどん雲を形成してゆきます。



9時過ぎには既に雲がかかり始めました。


それでも、風で動いているので



見え隠れしながら、やがて見晴らしの良い開けた場所に着いたとき

  

この日一番の富士が見えました。



しばらくは見えたり見えなかったり



していましたが、、、、

下り始めたころには、



ほとんど雲に隠れてしましましたよ。

2016年初雪山・・・

2016-01-27 16:27:49 | 雪山
「ほんとの空をみたいといふ・・・」とは、あの高村智恵子が言った言葉だが、雪山を見たいと言う相方の一言で

絶対遭難しないであろう、山中湖畔の籠坂峠から三国山にかけてのハイキングコースを選んだ。



このコースは、戦後、丹沢が好きで「丹沢夜話」と言う本を書いたハンス シュトルテが素晴らしく美しい径と形容していたので是非行ってみたかった。

当時と現在とでは状況が変わっているだろうが、138号線には特に登山者のための駐車スペースは見当たらなかった。

峠から公園に行く坂があって、そこを登ってゆくとせいぜい4、5台が停められる駐車場と登山口の手前に墓地があった。



期待した通り、先週月曜の雪と週末の寒波による影響で積雪は6~70cmか



ゆるゆると登り勾配が続くハイキングコースだし、コース上にある大洞山や三国山も標高は1300m台、入山者も少なくこの日は誰とも出会わなかった。





一応轍はあるものの、寒波によるクラスト雪で、アタシの体重では片足では保持しても重心移動すると踏み抜くという苦闘続き

こういう場面に来ると、サボっていたツケが一気にやってくる。

アタシとは基本的に心肺機能が違う相方は平気でも、アタシは汗をかく。

それでも歩けるペースで黙々と歩を進めて、景色が良ければ休む。



そんなアタシの



影を踏んずけることでうっぷん晴らし???


結局3時間歩いて時間切れ、目的地には届かなかったけど楽しい一日だった。

  

行きも帰りもあまり時間は違わないだろうと3時間で戻ると決めて行ったのだが、

帰りは行きでは感じなかったほどダラダラと続く下りで



計算よりもずっと早く1時間半で下りてしまった。



まぁ、それでも筋肉痛には変わりませんがねぇ。。。。。

開発とは・・・櫛形山の場合2

2015-03-26 16:24:08 | 雪山
前日、昼過ぎからほこら小屋に籠もっていたアタシ達は、ご飯を食べたらテレビもない、本もない、エアリアしかないので、それを見ながら散々あーでもない、こーでもないと検討を加えていたのだが、

それも6時過ぎるころにはネタ切れ。

そんなわけで6時半には本格的に「寝る」事にした。



この段階で、小屋内の温度は3度、外はマイナス3度、予想以上に温かかった。

今回は寒いことを想定はしていたのだが、さすがにテントは重いので取りやめてツエルトにしてその中で寝ていたのだが、

相方が暑いと言ってツエルトから出てゆくとき目が覚めた、まだ9時だった。

もっとも相方は厳冬期用のシュラフ、アタシは3シーズン用なので当然なのだが。。。



朝5時半、寝坊して目が覚めた。

外は



良い天気の予感

湿ったツエルトを乾かしながら



早速朝飯の支度に取り掛かる。


天気が悪かったら、そのまま降りてしまおうかと思っていたのだが、好天したので出かけることにする。



朝日も向こうから登ってくる。

寒暖計によると最低気温はマイナス6度だったらしい。

前日のトレースも



凍っているようだ。

脚力に不安のあるアタシは、アイゼンを付けてゆくのだが



重量オーバーで嵌りまくる。

しかし、朝日の中必要なものは相方に背負ってもらい空身での殿様山行は気分もいい。

      



櫛形山頂と裸山・アヤメ平の分岐で裸山に向かったのだが、かすかな轍の形跡を残すのみで、ここ1、2週間は人が踏み入れた感じはない。

分岐から進み始めると、すでに腐っている雪が体重オーバーのアタシを支えきれずクラストした表面から6~70cmもはまり込む。

1歩進んではズボ、3歩進んではズボの繰り返しで、アタシは諦めて分岐まで先に戻ることにした。

先に進むことを試みた相方も、やはり嵌ることが多くなって戻ってきた。

気を取り直して櫛形山頂へ向かうと、後方から人の声。

随分早いと思い振り返ると外国人の二人連れ、時刻は8時38分。

何時に出発したのかを尋ねると、伊奈ヶ湖を6時だと言う。

この状況で920mから凡そ1000mを2時間38分とは滅茶苦茶に早いので驚くと、トライアルをやっていてその練習とか。

ほぼ走るような状態で登って行った。



やがて



山頂に到着

先着の彼らがエネルギー補給している脇でアタシも



休憩とエネルギー補給をする。

彼等に別れを告げ、先に小屋へ戻る



この日も下からどんどん雲が上がってくる。

樹林の間から南アは見えたが富士山は霞の向こうで影絵のように見えるのか、見えないのか・・・

下りは嵌っても勢いがあるのでトレースを踏まずに小屋を目指す。



支度を整えて一気に下山したのだが、この日も出会ったのは4人。

やっぱり櫛形山は人気がないのだろうか・・・



そんな櫛形山の西側から裸山にかけてバリヤフリー登山道ができているのをご存じだろうか。

しかし、この登山道も冬季は当然通れない。

そして、裸山へ行くためには一般登山道を300mほど登らないと行けないらしい。

裸山の東北にアヤメ平と言う場所がある。

7年ほど前、最初に行った時からアヤメは咲いていなかった。

食害なのか、土壌なのか原因を突き止めるために、ある地域を柵囲いして様子を見た結果、アヤメが少しずつ復活した。

やはり、原因は食害というこであるようだ。

そのアヤメ平は今、柵で完全に囲われていて、人はドアを開けて進む。

そんな櫛形山にロープウェイを作るという話しが行政から起っているらしい。

昨日も書いたように、ヤマレコでも櫛形山の記事は少ないし、手軽な場所にある標高2000mの山にしては天気の良かった昨日も今日も出会った登山者4人と言うのは、あまり眺望がない櫛形山だからなのか・・・

そしてロープウェイを作ると言うことは、当然、樹林を伐採して眺望を図ることにもなるだろう。

なんのために、という理由は行政にはあると思うが、ここにロープウェイを作って、自然を破壊して、人を呼べると思っているのだろうか。

そんなことのために県民の税金を使ってよいのだろうか。

なんでも、広河原を第二の上高地にしたいとも言っているらしい。

過疎で大きな産業もなく、自然と限界集落も多い山梨県がワインと観光で何とかしようと言う思いは理解できるが、何かが違うと思う。

一県民の思いではなく、全ての山愛好家の皆さんにこんな計画を実行させないことに協力を期待します。

開発とは・・・櫛形山の場合

2015-03-25 09:38:41 | 雪山
先週の土日で櫛形山に行ってきました。



目的は雪山と小屋泊。

5時半過ぎに都内を出発、8時半過ぎには登り始めました。

今回のコースは中尾根、そう、あのバンガローの脇を登って行くのです。

先週の暖かさの所為か1460mの林道までは既に雪がありませんでした。

まだ、朝でしたのでところどころで凍ってはいましたが問題になるところもない状況です。

予想通り1500mから雪が現れてきました。


みたらし団子で一服

気温が高いせいか、ガスの中



およそ13kgの荷物を背負って



雪道を上って行きました。

ここ櫛形山に沢山見られる

    

この植物。

この日は小雨も降ったりしたので、しっかり水分補給ができていますね。

今回はストックを最大限に利用して



ひたすら頑張ります。

ガスと小雨



もともと展望の少ない山、さらに何にも見えません。



櫛形山をヤマレコで検索すると、その記事の少ないことに気づきます。

今年に入っても確か1件しか載ってなかった記憶があります。

この日も出会ったのは4人。

人気がないのは、眺望が良くないからなのでしょうか?

樹林が無ければ、南アも富士山もバッチリですからね。

そんな櫛形山にロープウェイを作ろうなんていう話しが持ち上がっているんだそうです。


今回は釜を使っての炊飯をしました。



持ち上げたのは相方ですがね・・・



2時を廻ったころから天気も好転、陽がさす事もありましたよ。





小屋で出会った、毎週登ると言う地元の方の話しでは、先々週と先週では雪の様相がガラッと変わったそうです。

そのくらい先週一週間で溶けたのでしょうね。


続きは明日。。。。。

雪山と温泉・・・早戸温泉

2015-03-17 17:25:10 | 雪山
土曜日に東北道~磐越道と乗り継いで会津坂下で降り、沼沢湖の近くの早戸温泉に行ってきました。

最近、アタシ達ロートルはテント生活がきついので、小屋、民宿、湯治宿などと絡めての山行をする人たちが増え、一緒に行ってきました。

少し遠いのですが、ピリっとした良いお湯でしたねぇ・・・

その温まることと言ったら、最高でした。




翌日曜日は、裏山の三坂山832mに登ってきました。

ホントに里山なのですが、裏山故に登山者の痕跡無し。

脛、膝のラッセルが延々と続きましたよ。



6時40分頃から登り始めたのですが、この日の天気はどんどん好転して700mを超えるころには



地上のガスが立ち上って雲になってゆきます。

雪は

  

重重の湿雪

カモシカやウサギの跡も、、、



登るほどに青空になり

    

雲がどんどんできては流れ、消えてゆきます。

  

上からは只見線を通る電車が見えました。



日に数本しかないと言うこの電車が見られるなんて「撮り鉄」君たちは悔しがるでしょうね・・・




しかし、この雪の重さと言ったら、ワカンの上に雪が落ちずに乗っているので歩くのが往生です。

アタシがノロイのですが、登り3時間、下り1時間40分もかかるほど重い雪でしたよ。

  

骨折してから2年間、全く山をサボっていたので、それを取り返すべくひざ痛と怠け癖に押し潰されない様に尻を叩いていますよ。。。。。

尻を叩かれ大菩薩・・・激痛の大菩薩

2015-03-03 16:23:23 | 雪山
2月の最終日の土曜日、大菩薩に行ってきましたよ。

裂石のゲート手前の路肩に車を止めて、上日川経由で出発します。

このルートは雪が有ったり無かったりなのですが、北側斜面のせいかほぼすべての路面が凍結状態、冬靴のソールでは滑ること滑ること、、、

上日川の峠手前からやっと雪らしい雪の路面となりました。

福ちゃん荘で、唐松尾根にしようか大菩薩峠にしようか迷いましたが、あの尾根歩きを外しちゃあ雪山ハイクの意味がないなぁ・・・ってことで

ひたすら

  

モクモクと歩くことにしました。

歩き疲れれば



休憩し

それでも



ひたすら歩きます、ゆっくりと・・・




それでも、やがては



大菩薩峠には到着するんですよ



ここまで来ると



南アルプスも

  

富士山も見えてくるんですが、この日はあいにくの霞模様、クッキリとはまいりません。



写真を撮るって言う口実も



前に向かわなくちゃあ終わりません。

相方をしり目に



頑張って進みます。

進めばやがて



雷岩にも到着できるし

  

振り返れば、こんな景色も

もう一度

    

南アと富士山も見納めとばかりに写真を撮りました。

  


さあ、ここからは樹林帯っす。



もうこの頃、アタシの体はほぼボロボロ

大菩薩嶺に着いたときには



ほぼ脳死状態

フカフカ雪と下りに助けられ



丸川荘が見えた時には、アタシの6時間膝はほぼ限界。

なだめ、すかしながら

    

ゆっくりと、あの拓けた見通しの良い下りを堪能しながら下ります。



そして



ナリーニョの至福の一杯。

マイカップ持参で50円引きは知っていたんですが、丸川荘のカップで飲みたくてお願いしたんですが冬場は使わないと言うことで残念でしたよ。

しばし、川根の旦那話と丸鍋話で時を過ごし



さぁ最後の下りに出発っす。

折から晴天に半月が

  

丸川荘からの下りには雪はほぼ無しでグッチャグッチャのツルンツルン


アタシの左の6時間膝は悲鳴の上げっぱなし、でも歩かなくては帰れない。

もう踏ん張りがきかない左ひざを騙し(騙せない!)騙し(騙せない!)ながら、汗をかく必要のないところで汗をかきながら、

マジで必死になって歩きましたよ。

沢に着いたときには嬉しかったけど、あそこからも長いんですよね、、、ホントに。。。



雪遊び・・・結果として

2015-02-02 17:28:10 | 雪山
昨日、7歳児を連れて雪山に行ってきました。

目的地は小海線の野辺山駅近くの飯盛山。



この日は朝から快晴、山梨県に入ると高速から見える高峰は雪煙が上がっていました。

富士山も頂上から上がる雪煙は良く見るのですが、昨日は稜線からも上がっていて、まるで富士山全体が産毛をまとっているようでしたよ。

北岳から始まる南アも、甲斐駒も、八ヶ岳の赤岳も雪煙と、そこから発生する雲がどんどん流れていました。


141号線の清里側から飯盛山の林道に続く道があるので、そちら側から入って行ったのですが、200mほど行ったところで轍がある膝くらいの雪で車がスタックしてしまい、ナントカ掘り出してバックで戻ることにしました。

慎重に戻り始めて残り50mで141号線に出るところにある小海線の線路手前で一旦止まり、「せーーの!」と乗り入れたところで再びスタック。

先ほどと同じ要領で前進ギアを入れたまま後ろから二人して渾身の力で押したのですが、坂でもあるせいか動きません。

7歳児は遊びの天才、どんな状況かは気にしません。周りにあるのは雪、ゆき、雪、、、楽しくて楽しくて・・・



すぐに相方に「緊急停止ボタン」を押すように指示するも、この踏切にはそのボタンがありません。

車の脇で遊ぶ7歳児に車から離れるように大声で叫び、相方が7歳児を引っ張るように141号線に救援を頼みに走ります。

その間も、あらゆる手段で移動を試みるのですがダメ。

ほどなく、相方の緊急合図で止まってくれた3台の人たちが応援に駆け付けてくれ、車を国道まで引っ張り上げることができました。



丁寧にお礼を申し上げ、アタシ達は諦めずに今度は野辺山駅側から平山峠の駐車場に向かいます。

こちらが言わばメインの道路となるので、雪は圧雪されて林道に入る獅子岩まで何の問題もなく行くことができました。

そこには2台の車が止まっていたのですが、轍はその上の駐車場に向かってしっかり伸びてはいましたが、先ほどの事もありそこに車を止めて準備に入りました。

と、相方が上まで行けるんじゃないと言うのです。

確かに、ここに車を止めてから4、5台の車が上に登って行き、一台も戻ってこないと言うことはみんな行けたと言うことです。

そこで、「んじゃあ行くべ、、、」と言うことになって、駐車場に向かうことに。

アタシ達の直前にはクラウンが登り始めていました。

先ほどの事もあって慎重に行くのですが、何の問題もなく進みます。

ところが、このクラウン、登っている途中で2度も止まったのです、最初の時は「坂道で止まるな!」と車の中で叫んだせいか、クラウンは動き始めました。

そして、運命の2度目、、クラウンは動きません。

「押しましょうか?」と声をかけたのですが、チェーンを巻きます、時間が掛かりますけど、と言うことだったけど、この日のアタシは「いいえ、構いませんごゆっくり、、」と言うことで

自分たちもチェーンを巻くことにしました。

1台が下から上がってきたのですが、この状況を見て「戻ります」と下がってゆきます。

アタシ達が作業を終わってもクラウンは作業中、そのころ7歳児は雪の上で大はしゃぎです。

「下に停めようか」ってことになり、相方と7歳児を残してアタシは車を下の獅子岩の辺りまで降ろして止め、再度歩いて登りはじめます。



途中で遭った相方と7歳児は



雪の斜面をそりでご覧のとおり

7歳児は夢中になって



遊びたい相方は7歳児を膝に乗せ



滑りはじめますが



段々バランスを崩し始め



おっとっと・・・・・



で、ステーーンと、、、

だから、言わんこっちゃない、調子乗ってやってもリズム感無いんだから・・・

ほら、坂道だから



ズルズル転がるっしょ

で、



起き上がれないでしょ、坂道なんだから・・・

ねっ



笑ってる場合っすかぁ・・・7歳児は大喜びだけど。。。。。




こんな遊びを散々やって、かれこれ一時間、忘れていたクラウンが上からバックで下がってきた。

一瞬アタシは「はぁ~?!?!」って感じで眺めていると、そのクラウンと相対する形で3台の車が・・・

その先頭は、クラウンとアタシ達の車が坂道を上がってゆくとき、バックで戻って道を譲ってくれた親切な親子だった。

この親子、クラウンが止まった時もスコップを持って真っ先に駆け付けてくれた。

アタシ「結局、ダメだったんですか~?」

親子「そうなんです、諦めて戻るみたい、、、」

A「ご苦労様です。あそこのカーブ難しいんですけど、あそこを抜ければ後は大丈夫なので」

と言ってる傍からクラウンが止まってしまった。

早速駆けつけて「押しますよ!」とアタシ。

運転手君の若者、ふてくされた感じで車から降りるとチェーンを付けるときに手に付けていた肘までの手袋を嵌めて雪かきを始めた。

そのころ、3台の車からそれぞれ人が下りてきて、押した方が早いから押しますよ、と声がかかりふてくされ君は運転席に。

男3人で、せえーの、と押すと車が動き、ほどなく轍に乗った。

此処さえ抜ければ、あとは問題ないはず。

問題なのは、この時気付いたのだが、クラウンの助手席には若い女性が乗っていたのだ。

最初に止まった時も、この時もこの女性車から出てこなかった。

そういえば、このふてくされ君もスニーカーだったからこの女性も雪道を歩く格好なんかじゃなかったのだろう。

無防備な行動が人に迷惑をかけることをこの連中理解しただろうか?

自分の見込み違いからふてくされたんだろうが、ふてくされる場合ではなく自分を恥じることなのに。。。。。



で、結局アタシ達の飯盛山は林道の雪そり遊びで幕となった訳であります。


思わぬ運動で腹もペコペコ、予定していた鶏料理の農場へ

  

アタシはチキンカツと



餃子と



手羽

相方は

  

南蛮焼に卵ナンチャラ掛け

7歳児はこれらのつまみ食い。

この時点の7歳児は食べることよりも雪遊びができなくなったことが悔しくてそのことが頭から離れず食べるどころではなかったのです。


なんとか騙しだまし風呂に入り、アイスクリームを食べて機嫌を直してもらい、東京に着くころ「お腹が空いた」と7歳児。

腹いっぱいのアタシ達ですが、ここは付き合うしかない。

そこでまた、トランプゲームでひと遊びして大興奮で戻って行ったそうです。

その道すがら、「また雪遊びしようね!」と念を押されたことは言うまでもありません。

今週木曜はまた雪模様、腰が痛いんだけどなぁ・・・・・

Olympusミラーレスカメラ・・・

2014-12-17 16:23:44 | 雪山
昨日は寒かったですね・・・

今日は日差しはありますけど、風がびゅんびゅんで、、、

仲間の情報ですが、年末年始で剱の早月尾根を経由する計画を7日間の日程で富山県警に提出したところ、予備日を7日間用意しないと受理しないと言われたそうです。

要するに14日の日程を確保しないと富山県警としては登山届を受け付けない、と言うことです。

個人ならいざ知らず、山岳会としてこの勧告を無視できず計画を白紙に戻したそうです。

これは、今年の雪はそのくらい多い、と言うことです。

当然、雪崩の危険も倍増していることでしょう。

昨日、今日の天気予報を見ていると、今シーズンの雪山は、少し落ち着くまで待つしかなさそうですね。




そんな水墨画のような雪山で一昨日のブログにアタシの写真を載せました。

実は同行した相方が表題のカメラを手に入れたのです。

その写真を昨日アップしようとしたところ、マイピクチャアのホルダーが開かなくなり、ドライバーを入れろ、とか訳の分からない表示が出て突然アップができなくなってしまいました。

色々模索しながら、トラブルシューティングでデバイスの復元をしてやっと回復できました。

容量的にはまだまだ十分すぎるくらいの空きがあるのですが、写真は時間のある時にバックアップしておこうと思いましたよ。



で、本題の写真ですが

  

これテンバ



その時の空、日曜です。

        

中山峠からしらびそ小屋に至るルートで

そして

  

しらびそ小屋のガラス越しに餌をついばみに来る小鳥たち



やっぱり、コンパクトデジカメとは格段の差がありますな。


雪山始め・・・八ヶ岳

2014-12-15 05:12:01 | 雪山
「8時丁度のあずさ5号でアタシはアタシは貴方から、旅立ちーます♪」

頭の中でリフレインしながら相方と一緒に車中の人となりました。

新宿駅午前8時発 「スーパーあずさ5号」です。

余り気にもしなかったのですが、「あずさ」、には、「スーパーあずさ」と、冠なしの「あずさ」があるんですね、どうちがうんですかね。

帰りの電車も「あずさ」だったんですが、「あずさ・かいじ」と言う電車でした。

乗ってから社内の掲示板を見ると、6号車の進行方向右半分が「かいじ」で後は「あずさ」のようでした。

航空会社の共同運航とは違うでしょうし、同じ列車で目的地が違うこともあり得ないし、料金だって同じだろうし、どうなてるんでしょうねぇ・・・?




で、10時6分には茅野に到着、10時25分の渋の湯行きに乗りました。

この日の乗客は57人。

なんでも人と荷物を満載すると、渋の湯への急登が登れないのだそうです。

最初の定期バスに29人、32、33番目に並んでいたアタシ達は2台目に乗ったのですが、この臨時バスは渋の湯に直行したため、先に到着しました。

渋の湯への上り坂の途中でチェーンを巻くんですよ、なかなか大変なことです。

この57人中、高見石への人が16人、残りのうち黒百合平へはアタシ達を含めて10数名かと思うんですが残りの人はどこに消えたんでしょうか・・・?



で、で、、アタシが15kg、相方が17kgの荷物を背負って今シーズン初の雪山にもがきましたよ。

息も絶え絶えの2時間半後、黒百合平に到着。

ほぼ満杯の片隅にテンバを見つけ、土木工事をしてテントを張ります。

茅野に着いた時から降り始めた雪は、上ではその量を増してきました。

3時にはテント内に収まったアタシ達、お茶を飲んだりしてくつろぎましたが、何しろ狭いテントの中さっさとご飯にして19時前にはシュラフの中に潜り込みました。



翌日の行動予定は東西の天狗岳のピストン後に中山峠からしらびそ小屋でコーヒーを飲んで稲子湯までの予定でしたが、サラサラと降り続いていた雪が朝には3~40cmほど。

視界も100mばかり。

どこに行っても何も見えないのぢゃあ面白くなかんべぇってことでテントの中でまったりすること3時間、天狗は諦めてしらびそ小屋へ下ります。

激しくならないまでも降り続く雪の中

    

思う存分フカフカ雪と戯れ堪能しました。



やがて、しらびそ小屋に到着、念願のコーヒーを注文



小屋の親父も年を取りました。

口やかましい女将と、どうやら息子らしい若者が手伝っていましたが、いわゆる「らしさ・・・」が無くなった気がします。

何年か前の本沢温泉の帰りに初めて立ち寄ってからファンだったアタシはちょっぴり寂しさを感じましたね。



さぁて、ここから稲子湯までは山と高原地図では2時間、しらびそ小屋の表示では1時間10分、どっちが正解かはとにかくも短い方がありがたい、と

緩やかな下りを滑ったり転んだりしながら

  

早足で歩きます。

1時間6分後、無事稲子湯に到着。

タクシー会社に連絡すると、取っ払ってるような親父の分かりにくい日本語が、

「今、稲子湯に3台行ってるから、それが松原湖まで行って戻るから1時間はかかるな」と告げる。

相方にも、その旨を告げ建物の前で待っていると、その3台、すなわち12人のタクシーを頼んだパーティと運転手との話し合いで乗せてもらえることに。。。

マイクロバスと乗用車のタクシーだったのだが、その乗用車はその日2回目の稲子湯で3回目は嫌だと会社に言ったようだ。

2駆のスタッドレスで滑りまくるって言っていたけど、確かに帰りの道でも尻を振りまくっていた。

この稲子湯までの雪道は稲子湯に除雪責任があるらしく、除雪されないとチェーンを巻いたり外したりの手間がかかるタクシー会社や運転手にとっては敬遠したくなるのだそうだ。

それぞれの場所には、それぞれの事情があるものだ。

それがわからないと、「なぜ?」「どうして?」なんて感情に左右されそうで怖い。



と、言う次第で結果は料金半額のラッキー同乗となりましたよ。

乗換駅で予想以上に美味しい回転寿司に出合い、6時過ぎには帰宅、迷うことなく風呂に入り、湯冷めするからと布団に入ったら、夢を見ることなく朝になっちゃいました。

え~い、面倒くさいから起きちゃえ、、、ってことで記事を書いてますが、ちょっと寒くなりましたね。


因みに、アタシ、、この冬まだ暖房使ってません。