malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

久しぶりのLANNION

2023-05-04 08:57:20 | 京都
5年ぶりだろうか、6年ぶりだろうか、、

久しぶりに京都のLANNIONに行ってランチを食べてきました。

いくつか写真を撮り忘れてしまったけど、相変わらずLANNIONのドレッシングは素晴らしかった。

まずはスープ


そして、サラダ


メインの魚


デザートのアイスクリーム



気温も高くなる4月のある日、
スパークリングワイで始まり、白ワインを飲みながらいただくランチは最高でした!!

奈良・・・京都LANNION

2014-12-02 15:44:10 | 京都
大徳寺を出てからLANNIONに向かいました。

ここ数年、機会があればここで食事を摂るようにしていたのですが、昼に訪れたのは初めてです。

行くからには食べられないと困るので前日の夕方、興福寺の南円堂のところから電話して予約を入れておきました。

LANNIONは丸太町通りを加茂川を渡ってすぐの東側にあるので、大徳寺から出町柳までバスで行き、そこからは電車もバスも中途半端な距離、と言っても1.5kmくらいですが歩いて向かいました。



今日は4時までに奈良の宿泊所の車を出さなければなりません。そして今日の宿泊先の桜井に向かいます。

その時間に帰るためには京都を3時過ぎの近鉄に乗らなければなりません。

3時過ぎの近鉄に乗るためには・・・・・なんて、計算をして予約をしてありました。



相方の許可を得てワインをお願いしました。

慎重な相方は4時過ぎに車を運転することを考えてアルコールを躊躇していたのですが、一杯だけなら大丈夫とアタシの後押しもあって大好きなシャンパンを注文しました。



前菜



サラダ。ここのサラダはいつもホントに美味しいのです。



そして、マダムお手製のパン。



スープ



お魚と



赤ワイン煮。欲張って魚と肉をお願いしました。

仕上げは



デザートとエスプレッソ



ここLANNIONはアタシが唯一食べ続けているフレンチです。

お料理の味ももちろんですが、その日、ゆったりと過ごしながら交わすマダムとのさりげない会話が心地よいのです。


帰りは、眠っていれば終点が奈良、安心です。

奈良・・・大徳寺・大仙院

2014-11-28 16:41:10 | 京都
黄梅院を出て大仙院に向かいます。

大仙院は大徳寺の塔頭の中でも特に由緒のあるお寺です。

三世古渓和尚は千利休の首を加茂の河原から持ち帰ったことで知られ、七世沢庵和尚は言わずと知れた宮本武蔵との関係で有名です。

建物の方丈が国宝なら襖絵も相阿彌、狩野元信、之信の重文です。

枯山水のお庭も禅宗独特の意味深い見事な物ですが、宗教感の十分理解できないアタシにとっては、ただその造形美に感じ入るだけでした。

此処もまた撮影は許されていないので、許可されている範囲での撮影を、、、

                  

また、この大仙院のご住職は著名な方のようで、在院の折には来訪者と気さくに交わり、差し出されたカタログ、書物、紙などに来訪者の名前を書き、その名前からその人を評することをなさっておられます。

たまたま、この日もおられまして一人一人に名前を聞かれ、書き、「あんたはね・・・」などと話されておりました。

因みに、相方は情の深い人、アタシは「選挙に出なはれ、そしたら当選間違いなしぢゃ」とのことでございました。

以上、大徳寺大仙院見聞記でした。

奈良・・・そして京都へ。黄梅院

2014-11-27 10:02:45 | 京都
田舎で急な所用があり先週末から里帰りをしていました。

用事の詳細はさておき、それ以前から、アタシが10代から20代のはじめ頃までコレクションしていたレコードを現在の保管者の従姉妹から「どうするの?」と連絡を受けていたので、帰省のついでに受け取りに行ってきました。
大半のものは現在でもCD等で購入ができるので、ある意味ノスタルディに浸るだけかもしれませんが、ある盤だけは廃盤になっていて、また良い盤なのでどうしても欲しいと思い受け取りに行ったのです。
その日の用事が終わった夜9時すぎ姉と姪が運転する車で3人で従姉妹の家に入ります。
入る前から飼い犬「メリー」が吠え続けていました。
アタシが幼児の頃から従姉妹の家で飼う犬たちは全て「メリー」なのです。
そして、玄関先に用意してあったレコード盤は、、、たったの5枚。。。。。

27歳のころ、従姉妹に預けたときは150枚ほどだったのですが、その後散逸しているだろうし、管理のあまり得意ぢゃない従姉妹ですからかなり減ってはいるだろうと想像はしておりました。
それでも、「どうするの?」と聞いてくるくらいですから、まだ4~50枚はあるだろうと想像はしていたのですが、まさかの5枚でした。
その上、一番欲しいレコードはありませんでしたよ。
従姉妹の家を辞するとき、アタシに残ったのはメリーの吠える残響音だけでした。

あまりの落胆に、そのレコードを実家に置いて戻ってきたのですが、車中で姉から「レコード忘れているよ!」とメールが・・・
いや、忘れたんぢゃなくて、置いてきた、とも言えず、今度取りに行きますと返事しましたよ。
楽しみだっただけに結構ガッカリ来ました。



さて、奈良の戻りましょう。

山の辺の道の翌日は朝から雨でした。

予報通りと言えばそうなのですが、だからと言って正倉院展にも行く気が無かったので「そうだ、京都へ行こう!」と電車に乗りました。

目的地は大徳寺、黄梅院。

前回は高桐院と龍源院に行ったのですが、大徳寺にあるこれらの塔頭は、それぞれ実にすばらしいお庭があるのです。

その上、規模が実によい按配なのです。雨ではありましたがまたそれが素晴らしい風情となる事でしょう。

この黄梅院は信長が秀吉に命じて父 信秀の追善菩提のために普請させたのが始まりとされている。

そして、信長死後、秀吉が一時期ここに密葬したのだが規模が小さいとして同じ山内に総見院を建立してそこに祀られた。

その後は秀吉、小早川隆景によって改築が重ねられ現在の姿になった。

院内には小早川隆景、蒲生氏郷、毛利元就家、織田信長等が祀られている。



雨の黄梅院をジックリ。

            

山門から入り中門に至るまでのわずかな空間が大徳寺の塔頭一院一寺すべて美しい。



中門から本堂まで

        



残念ながら黄梅院のお庭「直中庭」や「破頭庭」を含む本堂、唐門、書院等は撮影禁止なのでお見せできない。

雨の黄梅院、素晴らしい時間を過ごすことができました。



体調不良・・・サプライズ~感謝

2014-01-31 17:26:50 | 京都
明けて3日目、前夜から心臓の周りが痛んでなんとなくイヤな予感がしていたのだが、朝から絶不調。

今日は西の仲間と大阪で飲み会の予定がある。

とにかく休んで様子を見ることにする。

相方には悪いけど、一人遊びをしてもらってひたすら寝る。



熱があるわけでもなく、咳が出るわけでもなく、一度軽い下痢症状があった程度なのだが、とにかく調子が悪い。

調子が悪い時は、とにかくよく寝られる・・・だから寝る。



3時頃相方が戻ってきたけど、どうにも無理そうなので、残念無念、今日は欠席とさせてもらった。


7時頃かな、、、現地から励ましの電話をもらう。

出席者全員、6人が代わる代わる「大丈夫~?」って声をかけてくれる。

こむちゃんちのA乃ちゃんが成人式、R子ちゃんは大学合格とか、、めでたいし、月日が経つのは早いものだと思う。



やがて、部屋のチャイムが鳴った。

寝ていたのか、起きていたのか定かではないが、自分の部屋とは全く思っていないので意識が反応しない。

2度目のチャイムで自覚できたが、瞬間、思ったこと
「相方がホテルに頼んで様子を確認しに来た。」もう一つ、まさかとは思ったけど「みんなが来た。」

乱れた寝間着でのぞき穴から見ると、でっかいこむちゃんが廊下の反対側に中途半端な格好でいた。

あとで知ったことなのだが、こむちゃんはギックリ腰でじっとしていられないほど痛かったらしい。



なんと、わざわざ大阪から京都も北の一番奥まで来てくれたのだ。

なんだか知らないけど、一気に元気になった。

っで、全員で記念写真を


みんな本当にありがとう。

本当におかげさまでアタシは良くなって、翌日から普通に食べられるようになりました。

翌日のお昼、一日ぶりに固定物を摂った。

アタシはネギたっぷりの鳥そば
 

相方はせいろと大根飯
 


ところが、帰りの東京についてから、山手線に乗っているころから相方が調子が悪くなった。

駅から家、そして眠りにつくまで連続の嘔吐で、今度は相方に移してしまった。

しかし、日が経って考えてみると、あれはノロだったんぢゃないのだろうかと思う。

もしそうだったなら、みんなは大丈夫だったんだろうか?

いまさらだけど、気になっています。

おかげさまでアタシは2.6kgの減量に成功、相方も翌日には仕事に出かけられる程度には回復したのだが、、、

体重は減らなかったんだとか・・・




しっかり溜めていたのね。。。

一の傳・・・和食

2014-01-30 15:32:39 | 京都
今日のお昼は「一の傳」、大徳寺を出て北大路を烏丸に向かって歩いてゆくと

右手に、そそれられるパン屋さんが目に飛び込んできた。

早速、入って間食用に2,3個買い求める。



烏丸線に乗り四条で降りる。

向かう先は一の傳、予約時間の10分前に着いたのだが、時間ピッタリに案内された。



本日の品書き


お料理が来るまで、ピールなんぞをいただく




季節の前菜盛り合わせ
 

 
楽しみがありますねぇ・・・


次は、カニ真蒸のお椀


そして、、大根煮

シンプルな名前だけにシンプルなお料理かと思ったのだが

なんと

中から白子の煮物が出てきましたよ。。。


テーブルの輝きまで心地よい




メインの、寒ブリの蔵みそ焼き



これに

京漬物

酒粕汁


そして、土釜炊きのふっくらごはん
 


締めは

冷菓、柚子ムース



ほんにおいしゅうどすなぁ・・・


こちらは蔵味噌漬が売りのお店らしく、店頭でも沢山のお客さんがいらはりました。


構も

重厚そのもの



看板も


街灯も

老舗を感じさせる風情にあふれていました。



お腹もいっぱいになったので、あっちこっち見て回りましょうか・・・

街角には

お地蔵さん

先に市民権を持っていたんですから、手厚くお祀りせなあかん。。。

龍源院・・・禅宗庭園

2014-01-29 15:49:22 | 京都
高桐院を出て気持ちの良い路地歩きの途中で
 
面白い塀があった。

土塀に瓦を挟んで強度を出すやり方は、あちらこちらで見ることができるが、こんな遊びは楽しい。


ぶらぶらと龍源院に向かう
 



龍源院

なんでも大徳寺塔頭のなかでも最古のお寺で1502年の創建とある

禅宗のお寺ではあるが、アプローチは
 
何とはなしに高桐院に似ている


庫裡の前には
 


白い椿が咲いていた


書院の前には
 
と言う禅宗独特の庭園があり

両端にある石が
 
阿吽の石庭と呼ばれる。この基礎石は、昔、聚楽第ののものと言われる。

書院の床の間


裏側には
 
と呼ばれる、日本で最も小さく有名な坪庭がある 


方丈の前庭を

と言う 

 

30代初めのころ、日本庭園を造ったことがある。
つくばいや枝折れ戸、竹垣、役石五石と言う石の役割に基づく配置の仕方などを俄か勉強で教わったことがあるが、禅宗の庭園が持つ宇宙観は、凡人のアタシには理解を超えるものがある 


この方丈は室町時代の遺構を完全にとどめている唯一のものと言われている
 

 

 

檜皮葺の屋根や、唐門が遺構として残っているのだが、塔頭と言う建物はその全景を撮影するのには空中からしかできない建物が多く、

写真として残せてないのが残念である。



西側には

開祖堂が建ち


北に回り込むと竜吟庭と呼ばれる庭があった


庫裡と方丈を囲むように禅宗庭園に囲まれた静かで落ち着いた龍源院だった。



さぁ、なにか食べに行こう。。。。。

高桐院・・・細川三斎

2014-01-28 13:50:28 | 京都
高桐院


アプローチの向こうに


門がある


入ると正面に

何でもない空間があり

右手に伸びる

通路を渡ってゆく

傍らには

恐らくご住職の住まわれる住居への枝折り戸が何気なく作られていた

後に作られたものだろうが、トイレへの待合も風情があっていい


客殿の前には何でもない、ほんとに何でもない空間が広がる


客殿の床の間


客殿から書院に向かって


手水鉢

朝鮮の王城の礎石を持ち帰ったと言われるもの

客殿から書院周辺の庭
 



庭先から書院に上がる
 



この書院は利休の邸宅を移築したもの



書院の奥にある庫裡「松向軒」へ
  

 

この松向軒は三斎によって建てられた



庭先から見ると
 



この佇まいが何とも言えず居心地がいい

連子窓から中を除く
 

 

今日は貴方が主人公・・・そんな意味なのだろうか、、、

茶室には珍しい黒壁が重厚で落ち着いた空気感を醸し出す



西側の庭のはずれに三斎とガラシャの墓石と言われる灯篭がある
  

この灯篭は


利休と秀吉の確執の象徴とも言えるものなのだが、歴史上の本物がこんなにも身近にあることが信じられない



墓地の門前には

釣瓶のかかった井戸がある

何もかもが手を加えることなく、あるがままにそこにある感じがする。



戻って客殿の茶室


その裏の水場


客殿の南庭
 
江戸時代の作庭とか


庭の片隅に
 
竹林がある


今回の京都は、本当に時期に恵まれた。
ほとんど人のいない静かな空間を思う存分味わうことができた。

大徳寺・・・利休に尋ねよ

2014-01-27 15:35:19 | 京都
今日は朝から大徳寺、、、と言っても目的は高桐院なんだけど、、、歩いても気持ちがいい、ということで境内を歩く。


確かに気持ちがいい。

冬のキーンとした朝、この境内が自由に歩けるのって京都人ならではの特権ですな。。。

やがて


映画に出てきた
 


大徳寺の南大門?が見えてきた。


その北側に立つ講堂?本堂?のご本尊


そして、門前にそびえる樹齢数百年の大木
 


人もまばらな境内を、ブラブラ歩く
 

奥へ進んでゆくと


今話題の知事選のご先祖、細川三斎とガラシャ夫人の墓地の前に
 

人ズレした黒猫クンが座っていた。

カメラを向けても全く逃げない。しかも、このあたりの猫クンはいい体格をしていた。


どんどん進んで高桐院に向かう

京都「LANNION」・・・フレンチ

2014-01-24 14:47:07 | 京都
あんみつを食べ終わってホテルに向かう。

今日の予約は7時、LANNIONには今回が3回目。

気に入ったとは言え、こんなに通うのもアタシ達にとっては珍しいことなのかも知れない。

思いを込めたシェフの料理とマダムのさりげない会話が心地よいサービスとともにとても居心地の良い店なのだ。




正月明けの、ある意味一番暇な時期かと思うこの時期に空いているだろう京都をじっくり楽しもう、

と言う思いで今回の旅を考えたのだが、第一の目的はここの料理が食べたかった。


前菜


ワカサギだと言う。

ワカサギのイメージってある共通のものが感じられるけど、こういうワカサギもあった。


サラダ


ここのサラダは本当に楽しみだ。

がぁ~って食べてしまう事なんて、とてもできない。

葉っぱ一枚、一かけらを噛みしめていただく、京野菜とドレッシングがいつも感心するほどマッチしている。


スープ
 

なんだったか覚えていないけど、濃厚でくどくないこれまた美味しすぎる。


お魚


鰆だったか鯛だったか・・・ソースが旨いんだなぁコレが。。。



そして、メイン
 

マダムの焼く、美味しいパンと共にソースをすくって洗い不要の皿にして戻した。



デザート
 

チョコとバニラのアイスとこんがり焼いたミルフィーユの皮。

この焼いた皮は絶品だった。



また食べたくなっちゃったなぁ・・・