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2012年04月19日 | Weblog
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 11日に解任された川崎の相馬直樹前監督(40)の後任として、元日本代表MFで関東大学1部・筑波大監督の風間八宏氏(50)が就任することが18日、決定的となった。

風間氏はすでに川崎からの打診に対して初のJリーグ監督就任の意思を固めており、関係者によるとこの日、筑波大の選手にも伝えたという。

今週中にも正式契約を結ぶ方向で、28日の広島戦(等々力)が初陣となる。2014年1月末までの1年9か月の契約となる見込みだ。

 切り口の鋭いサッカー解説者としても人気を博している風間氏は、08年に就任した筑波大では攻撃的でアグレッシブなスタイルを実践。一時は2部落ちの危機を迎えた名門を、上位争いを繰り広げる強豪に復活させた。

今季は開幕から3―4―3の流動的なシステムを敷き、開幕2戦で10得点と爆発的な攻撃力を示している。Jリーグの監督経験はこれまでないが、独特のサッカー理論の評価は高かった。かねてプロでの指導を熱望しており、今回のオファーを引き受けた。

 川崎は相馬前監督を解任した時点でリーグ戦2勝2敗1分け。危機的な状況ではなかったが、今季のタイトル奪取を期して、早めの決断を下した。

解任理由の一つに攻撃性の欠如を挙げており、庄子GMは後任候補の条件として「自らアクションを起こすサッカーができる人」と話していた。

現在、リーグ戦第6節が終了した時点で11位。プロ監督としての実績はないものの風間氏の攻撃的なスタイルとフレッシュさに川崎再生を託すことになる。

 ◆風間 八宏(かざま・やひろ)1961年10月16日、清水市(現・静岡市)生まれ。50歳。清水市商から筑波大へ進学。大学在学中に日本代表に選出され、国際Aマッチ19試合出場。

84年からはドイツ・レバークーゼンなどで活躍し、帰国後は広島でプレーし、97年に引退。サッカー解説者として活躍しつつ、97年から桐蔭横浜大監督。08年からは筑波大監督。日本協会理事。

長男・宏希(20)、次男・宏矢(18)はともにプロとしてドイツでプレー中。

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