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時の人

2012年06月18日 | Weblog
 イタリアは欧州選手権の初戦(10日)で、世界ランク1位のスペインと1-1ドロー。
大会前に八百長問題で有力選手が逮捕されるなど心配されたが、
元世界王者としてまずは好スタートを切った。

 しかし、ピッチ外では“問題児”の発言が波紋を広げている。
今週、キャンプ地ポーランドで会見に臨んだのはエースFWのアントニオ・カッサーノ(29)。
2010年に受けた先天性心臓疾患の手術から生還し、
「再びユーロの舞台に立てるとは思わなかった」としみじみ振り返った。

 ところが「イタリア代表にホモが2人いるというのは本当か?」との質問に“本領”を発揮。
「プライベートな問題だが、もし彼らとシャワールームで一緒になったらいやだね。
やっぱりホモはチームにいない方がいい」とやってしまった。

 欧州サッカー界では、性的嗜好の差別は人種差別に匹敵するほど批判される。
しかもブランデッリ監督から「その質問が出るから気をつけろ」と忠告されていたという。

 ここ数年、アズーリ(イタリア代表の愛称)には「ホモがいる」という噂がささやかれ続けている。
ゲイ雑誌に「厚い胸板を包む、あのピッチリした青いユニホームがいい」と書かれたことも。
09年には、当時のリッピ監督が「ゲイは代表に呼ばない」と語ったことで、
「監督が公式会見で語るからには、本当にいるに違いない」と疑惑は深化していた。

 今大会直前、ゲイに詳しいイタリアのジャーナリストが「代表に2人のホモ、
1人のバイセクシャルがいる。1人はセリエAとCに在籍したことがある選手」と話したことで、
アントニオ・ディナターレ(34)に疑惑の視線が注がれた。

 スペイン戦でゴールをあげたベテランFWは「バカバカしい」と取り合っていない。
カッサーノの発言は、またもやアズーリの疑惑にスポットライトを当ててしまったようだ。

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