いざ山へ!ボルボで!自転車も!さらに・・・

趣味の登山・ボルボ・自転車などの活動を紹介

北アルプスの写真 その16(燕岳の魅力)

2013年05月31日 | 登山(北アルプスの写真)
 いよいよ「燕岳」です。少しずつ記事を作っていきます。
【5/19(日)更新しました。】
【5/21(火)更新しました。】
【5/22(水)更新しました。】
【5/27(月)更新しました。】
【5/28(火)更新しました。】
【5/31(金)更新しました。(最終)】
 
 「爺(その14)」→「ババ平(その15)」で、爺もババも疲れたので、そろそろ休憩して「座ろう(swallow)」ということになりました。で、その16では「燕岳」です。
 bleedingheart様、こんなこじつけでご容赦くださいませ。
 
 何度登ってもワクワクする山です。魅力オンパレードですね。

【1】アクセスの魅力
前にも紹介しましたが、長野道の梓川SAから燕山荘が確認できます。燕山荘までの距離は約25Km。まずは、ここで最初のご挨拶です。これが見えるときは、大体好天で登れますね。

「安曇野スイス村」からだと燕山荘までの距離は約19.9Km。かなり鮮明に確認できます。

中房林道は、かなり走りにくい道ですが、林道を満喫できます。猿によく出会いますね。

中房林道にはニホンカモシカもいるんですよ。ニホンカモシカは、大体同じ場所に休憩するので、それを知っていれば出会える確率が高いですね。道路のすぐ近くの暗がりの見えにくいところによく座り込んで休んでいます。この時は、親子連れで林道を歩いていました。




【2】登山道の魅力
決して楽な登山道ではありません。登山口をスタートして数十m進むといきなりの急な石畳っぽい登り。なんといっても「北アルプス三大急登」です。でも、それを登っていること自体が楽しさの一つです。毎年、夏山のスタートは燕岳。6月の残雪期に登ります。でも、急登を登り始めてすぐに「なんで来ちまったんだ~」と後悔します。なのに、山行が終わるといいことばかりが頭に焼き付いてしまいます。麻薬です。

中房の登山口。みんな準備運動なんかしてて、「俺も行くぞ!」って気になります。アドレナリンがバンバン出てくるいい登山口です。駐車場からここまでの車道が意外とつらいですけど。

ちなみに2005年には、まだ売店はありませんでした。シンプルな登山口でした。

高低図を作って他の登山道と比べてみました。なるほど、距離は短いけど、「スタート直後にすぐ急登」ですね。ここのおおきな特徴でもあり、それが魅力だととらえることにしましょう。特に苦しいのは「第三ベンチ~富士見ベンチ」だと思いませんか?

登山道途中のオアシス合戦小屋ですね。ここで約7割登った感じです。手前の「小屋まであと7分」って表示、実にうれしいですよね。休憩専用の小屋ってのは、珍しい気がします。一度に開けた感じで、空が広く感じる場所です。大体、缶コーヒーで一服ですね。

残雪の時期はこんな感じ。

初めて槍がちらりと見える場所です。合戦小屋を出発してから「右カーブ→左カーブ→右カーブ」で、3つ目の右カーブで、左側の木立の隙間をよく見ると槍の穂先がぴょこんと見えますよ。5つ目の右カーブだったかもしれません。「久しぶり~」って感じです。

アップで。

一挙に開ける「合戦沢ノ頭」です。登山の大きなお目当て3つが確認できますね。正面に燕山荘、右に燕岳山頂、そして左に槍ヶ岳。この3つともが見えれば、大満足です。

槍ヶ岳が鞍部からはっきり見えます。北鎌尾根も姿を現し、独標が確認できます。

見えないときももちろんあります。

初冬ならこんな感じです。

この道標が曲者。どうしてもまず目に付くのが上の大きな道標。①の残りの距離2.3km。そして、②の歩いて来た距離4.2km。「え~、まだ半分くらい残ってる~!」とがっかり。その後、下の小さな道標に目が。③の燕山荘までの距離1.3kmを見て「おっ、残りは1/3以下だ!」と励みに。登るたび、毎回この繰り返し。各休憩所でも「燕岳まで」「燕山荘まで」の表示がいろいろあり、動揺させてくれます。でもこれも楽しみの一つです。

こんな表示ならいいのかな?

合戦沢ノ頭からは、両側が開けた稜線歩き。なんといっても楽しめるのが左にちらちら姿を現す槍ヶ岳ですね。大喰岳、中岳、南岳、大キレットなどが姿を見せ始めます。穂高も見えるようになってきます。

目標とする燕山荘。見えてからが長~いのですが、進むにつれて少しずつ大きく見えてくるのが励みになります。

雪のある時期は、斜面が美しいですよ。葉が少ない分、幹や枝の色が際立って、それが美しい景観になります。夏とは違うしっとりとした美しさです。北欧風?


右に、餓鬼岳などを見ながら歩くのですが、稜線から鹿島槍ヶ岳の姿が見えたらしめたもの。「もう少しで燕山荘到着だよ」の合図ですね。これまた楽しみの一つ。

いよいよ燕山荘に到着。テント場横の階段が楽しい! 疲れてきついのですが、到着の喜びが実感できます。テント場の人が「お疲れ様~」なんて声をかけてくれます。小屋前の広場からの温かい視線も感じられます。先達者の祝福を浴びながら、重い脚を引きずるようにテント場を通り過ぎて稜線に立った瞬間に「ドッカーン!」とでっかい槍ヶ岳の姿が、裏銀座の山並みが目に飛び込んできます。「ひえ~、嘘だろ、なにこれ~」って感じですね。この瞬間の感覚、登った人は、わかりますよね。


【3】燕岳から見る燕岳の魅力
変な小見出しですが、これでいいんです。
槍ヶ岳や剣岳は、ほかの山から見ても、カッコイイ魅力的な形をしていますよね。常念岳は、麓から見ても実にきれいな三角錐のいい形をしています。
燕岳は?というと、麓から見ると山というよりは、山と山をつなぐ水平な稜線に「コブ」って感じです。他の山から見ても山って感じはあまりありません。小さな突起って感じかな?
なのにですよ、いざ燕岳に登って、燕山荘や山頂に向かう稜線から眺める山頂付近の景観は、実に美しいじゃないですか。不思議な形の花崗岩・白砂・緑の這い松が織りなす自然の造形美。
そうです。燕岳は、燕岳に実際に登って、近くから眺めない限りあの景観を味わえない山なのです。これこそ燕岳の大きな魅力だと思うんです。
では、「燕岳(付近?)から見る燕岳」の魅力をご覧くださいな。

山頂に向かう稜線からです。

さらに近づくと、違って見えます。

最後の急な登りに差し掛かると、真下から見上げる角度でこんな感じに。

燕山荘から。玄関を出たら5秒でこの景色。

燕山荘から。このアングル、結構好きです。

超お気に入りの一枚。虹が出たから?それもあるんですが、さらに「人」です。左で撮影してる人が燕山荘オーナーの赤沼さんなんですよ。いいシーンだと思いませんか?

立山・剣が背後に見える位置から撮影。

初冬は、こんな感じです。緑がやや茶色っぽくて、少しカサカサした感じの燕岳になります。「北アルプスの女王」が熟女になったような・・・。

裏の高台からだと、燕山荘と燕岳のコラボシーンになります。

小屋の裏口側に行くと、燕山荘を見上げながら燕岳を眺めるアングルに。

霞がかかった燕岳。手前の稜線には滝雲が流れています。

雲がかかって、緑がより鮮やかに。

この朝のピンクはすごかった。30回ほど登ったけど、この時だけです。

大天井岳に向かって少し歩くと、燕岳はこんな風に見えるんです。

さらに歩くと、また違って見えます。


【4】燕岳から見る槍ヶ岳の魅力
燕岳山頂から槍ヶ岳山頂までの距離が9.3km。10km以内の距離の山って、眺めた時に「景色の主役になれる」って感じがするんですよ。
で、奥穂高山頂までの距離が14.3km。15km前後の距離の山って「そこそこ見えた」って感じがするんですよ。
それより遠くなると、「とにかく見えた」ってことを楽しめる気がするんですよ。
だから、燕岳からは「主役の槍ヶ岳」「後方の脇役の穂高連峰」って組み合わせを楽しめて、そのまま目線を右方向に移動していくと笠、双六、三俣蓮華・・・裏銀座、立山、剣、そしてすぐ近くに燕、さらに後立山、はるか遠方には白馬岳。これらすべてがうまくミックスして槍ヶ岳の姿を引き立ててくれている気がします。
見える角度もいいですよね。「ななめ45°から」って感じなので、北鎌尾根も立体的に見えるし、小槍も見えるしで、立体的に槍ヶ岳が眺められる気がします。
そんな槍ヶ岳をご覧ください。

初めて燕に登った時に出会った景色です。湯俣側一面が濃い雲海。衝撃的でした。鳥肌が立ちました。この景色で山に、北アルプスにハマりました。撮影は、父親です。まだアナログの写真ですね。

主役の槍、脇役の穂高、そしてずらりと続く山 山 山・・・。

何でしょうね、この輝く緑。横に伸びる雲。笑っちゃう景観です。

ピンクの槍ヶ岳。雪の時期ならではの色です。

手前に白砂の稜線なんかを入れて遊んでみました。自然の額縁です。

よくあるパターンのアングルです。楽しい写真になりますね。

影絵のようなシルエットを楽しめます。横に伸びる雲が引き立ててくれます。

奇岩、雲、コマクサ、登山道が中心の槍ヶ岳から伸びてくるような・・・。

小屋泊の方も是非テント場から槍を眺めてください。燕山荘のすてきな玄関の景観とその横に位置する槍の景色が眺められますよ。

まさに「天空の城」ですね。さらに嘘みたいな青色の空。

よくぞこんな位置に虹が出てくれたものです。燕山荘から伸び裏銀座へと沈む虹。その中に槍ヶ岳。この日に登ってよかった~!

さらにこの後、追い打ちをかけるように、槍の右の雲は残ったままで裏銀座の雲が薄れて山が姿を現し、そこから伸びる虹は二重になり・・・。槍と燕の間に伸びる二重の虹です。

適度に雪が付くと、岩の凹凸が強調されて見ごたえあります。

這い松や岩の隙間から覗く槍ヶ岳。よ~く見ると、登山道が続く岩のてっぺんに猿がいるんですよ。アップで見てみてくださいな。

ねっ、確かに猿でしょ!前の記事でも紹介しましたよね。

小屋の裏手から見ると、周りの景色が槍をより引き立ててくれます。


【5】動植物の魅力
なんといっても、まずはコマクサですよね。山荘付近に普通に群落しているのが見られます。さらにすごいのが「異常なほどの群落」が見られる北燕岳付近です。山頂まではいく方が多いですが、コマクサ目当てならぜひとも北燕岳まで足を延ばしてみてください。すごい「人口密度」でしょ?

冬道の燕山荘手前で雷鳥に遭遇。困ったことに登山道のど真ん中から全く移動してくれません。「雷鳥を追い立てる」なんてできませんし・・・。15分くらい、雷鳥が移動してくれるのをひたすら待っていました。

燕山荘の「敷地内」にも現れますね。

すごい斜度の岩場に。50°位はあるかな?一緒に登った仲間がこわごわ覗いてみていました。

斜度を気にすることなく、タッタカと駆け下りていきました。

燕山荘の裏手でウサギに遭遇。燕山荘方面から飛ぶように駆け寄ってきました。

一瞬止まって、また駆け抜けていきました。ウサギを見たのは一度だけですね。


てなことで、ついに「燕岳の魅力」は閉店です。
ねっ、燕岳っていいでしょ?



残雪の立山室堂散策

2013年05月30日 | 登山
どうにも雪山が恋しくて、北アルプスが恋しくて、立山室堂を散策してきました。
天気は「雨のち曇り」だったのですが。

せっかくなので「立ち寄り湯」ならぬ「立ち寄り登山口」。爺ヶ岳登山口。残雪の時期はかなり危険な上級者コース。車は0台。

扇沢のターミナルで記念撮影。

市営駐車場はがらがら。完全に雨。

室堂は雨雲が突き抜けてると決めてとりあえず出発。黒四ダムにつくころには、少し明るく。立山の中腹が少し姿を。

ダムから左方向。赤牛岳や水晶岳が見えるはずですが・・・。

ダムから右方向。五竜岳の下半身?

黒部平の展望地から。鹿島槍はガス。

針ノ木が見えたから良しとしよう。

黒部平のロープウェイ駅からの立山。

大観峰からの針ノ木岳とスバリ岳。左は赤沢岳。

室堂は「普通に」雨~。まだこんなに雪が。6m位かな?

浄土山は、それなりに見えています。

雨なので、しばらくホテルのティーラウンジで休憩。ここはレトロでいい!よく立ち寄ります。

コーヒー飲んでると、正面の窓の外に「普通に」雷鳥がトコトコと。窓に寄って撮影していると、周りの人もスタッフも気づいて店中大騒ぎ。店外からも人がぞろぞろ。スタッフも、ここに現れたのは初めてだと興奮して話してくれました。悪運強し!

つがいの雷鳥。

まだ下半身が白いオス。

雨がやみ、立山の中腹が見えるように。

奥大日岳と大日岳。ここもいい山です。

富山市内が見えます。映画「岳」のラストシーンのアングル、こんな感じでは?

剣はちょっとだけ稜線を覗かせています。

みくりが池。まだまだ凍ってます。

みくりが池温泉の喫茶室で休憩。夕方には夕日が沈む大日岳が望めます。いい喫茶です。

みくりが池上部で、またまた別のつがいの雷鳥に遭遇。曇天だとよく出てきますね。

オスは見張り。

毛勝山はよく見えました。



八ヶ岳白駒池散策~麦草峠ポタリング

2013年05月25日 | ボルボで 山へ 自転車も
八ヶ岳の白駒池に行きました。軽く散策。そのあと、麦草峠付近をポタリング。

八ヶ岳がよく見えるメルヘン街道(国道299号)。見とれてしまいます。

緑が豊かな快適なワインディングロード。この時期は、空いています。


途中の展望台の駐車場。きれいに整備されています。

展望台。南アルプスを遠望できます。

標高が上がると、道端にはまだまだ雪が。

白駒池の駐車場。係員のおじさんとしばらく長話。とても感じのいい方でしたよ。

登山口。いいですよね、「登山口」って響き。気持ちが高揚します。

登山道には、しっかりと雪が。踏み固められて滑ります。

白駒荘。池のほとりの小さな山荘です。

白駒池。標高は2115m。標高2000m以上の池の中で最大の池です。落ち着く~!

散策のあと、RSRで1時間ほどポタリング。街道最高地点の麦草峠。標高は2127m。

景色のきれいな道。

麦草ヒュッテ。大自然の庭が広がっています。
ヒュッテで一休み。外でブレンドをいただきながら、スタッフの方と長話。



今回は、表題の「いざ山へ!ボルボで!自転車も!」のゆる~いパターンとなりました。







スプロケット交換で高速化(KOJAさんが)

2013年05月19日 | 自転車
 燕岳の記事と同時進行です。今日は、「自転車」です。

 馴染みの「ヨコヤマサイクル」へ行きました。KOJAさんが愛車のスプロケット交換です。
 ドッペルFXオリジナルの「シマノ ボスフリー(マルチプルフリーってシマノは呼んでますけど)7速14T」を「DNP社ボスフリー7速11T」に交換です。後ろを3T減らすってのはすごいことです。
 こんなに変わります。

【交換前】
タイヤ・・・・・・・・・・・・20×1.2
タイヤ外周・・・・・・・・約1400mm
トップギア数・・・・・・・前52T 後14T
トップギア比・・・・・・・52T÷14T≒3.71
一漕ぎ進行距離・・・1400mm×3.71=5200mm5.2m
【交換後】
タイヤ・・・・・・・・・・・・20×1.2
タイヤ外周・・・・・・・・約1400mm
トップギア数・・・・・・・前52T 後11T
トップギア比・・・・・・・52T÷11T≒4.73
一漕ぎ進行距離・・・1400mm×4.73=6618mm6.6m

 ペダル一漕ぎで5.2mだったのが、6.6mも進むようになります。高速巡航がかなりゆったりとできます。後ろのギア数の変更は、効果がすごいですね。
 7速→7速の交換だから、スプロケットだけで済みます。スペーサーも何も必要もありません。DNP社のスプロケットは、ヤフオクなんかで新品が3000円位で入手できるので、リーズナブルです。

オリジナルのスプロケット


あっという間に交換

で、完成! 工賃は1000円。安い! 大手自転車屋では2000円~なのに。

明日からのポタリング、楽しめますね。でも飛ばし過ぎには注意してくださいね。その他も強化してからに。


北アルプスの写真 その15(槍ヶ岳 天狗原 氷河公園)

2013年05月15日 | 登山(北アルプスの写真)
 今回は、槍ヶ岳です。でも、山頂には向かわず少しコースを外れて・・・。
 「天狗原」「天狗池」「氷河公園」です。あまり人が訪れない静かな場所です。
 景色は「この世のものとは思えない」って感じですよ。
 
 槍ヶ岳に登るには、やはり2泊必要ですが、ここなら1泊で済みます。小屋なら横尾山荘か槍沢ロッジ。テントなら横尾かババ平(旧槍沢ロッジ跡)で1泊です。
 私は、午後遅くにババ平に到着してテント泊。翌早朝に天狗原まで登り、下山しました。

■横尾■
槍に向かう人。涸沢に向かう人。入り混じってにぎやかです。活気あっていいですね。

■横尾~槍沢ロッジ■
川沿いを歩きます。川の水がエメラルドグリーン。何度も立ち止まって川を眺めてしまいます。

槍沢ロッジ。林に囲まれた静かな佇まいがいい雰囲気です。

■ババ平幕営地(旧槍沢ロッジ跡)■
槍沢ロッジから30分。ちょっと狭いかな?

■天狗原分岐■
山頂は直進。天狗原は左折。ここが運命の別れ道。でも、どちらに向かってもユートピア。

■分岐~天狗原(槍の七?変化)■
槍沢をトラバースしていきます。やがて槍の穂先が見えてきて、見える割合がどんどん増えていきます。楽しいです。





■天狗原■
到着です。ここが氷河公園。

で、この景色。説明不要。ただただ絶句、唖然、驚愕。

槍もアップで見ると大迫力。

池に映った「逆さ槍」。見ていると不思議な感じで、くらくらしてきます。

視野を広げるとこんな感じ。


いい場所でしょ!




北アルプスの写真 その14(爺ヶ岳の魅力)

2013年05月13日 | 登山(北アルプスの写真)
 爺ケ岳。大好きな山です。
 やや地味で、名前もイマイチ。なんとなく鹿島槍に登るための通過点のようなイメージがありますが、魅力満載の山です。10回以上は登ってると思います。

【1】大町市から見る魅力
この形、カッコイイと思いませんか? 双耳峰でピークが3つ。槍や剣と同レベルのカッコヨサだと思います。「三本槍ヶ岳」「三ツ槍ヶ岳」「刃ヶ岳」なんて名前だったら、もっと人気が出たのかもなんて思います。町から眺めても、いつも見惚れてしまいます。


【2】登山道(柏原新道)の魅力
稜線の種池山荘まで約4時間。この道が大好きです。登るにつれ、左側に針ノ木岳まで続く岩小屋沢、鳴沢、赤沢、スバリなどの稜線が木々の間からちらちら見えてきます。

秋がオススメ。登山道の紅葉が素晴らしいですよ。「紅葉のトンネル」って感じですね。

紅葉した木々の間から、稜線が垣間見える景色もいいですよ。


やっと小屋が見えて、最後の直登の階段(50m位かな?)が苦しいけど楽しい!「苦しいけど、もう少し。もう少しだけど苦しい。」って感じで。登ったことがある人なら、わかりますよね。小屋と青空を仰ぎ見るようにゼイゼイしながら登ります。視界が完全に開け、でっかい蓮華岳や針ノ木岳を左に眺めながらゆっくり登ります。この短い距離で3、4回は休憩します。疲れもあるけど、景色も楽しみたいので。実は、景色を眺めるふりをして休憩してることが多いかな?


【3】小屋前の広場の魅力
ベンチやテーブルがあって、絶景を眺めながらの生ビール。最高です。蓮華、針ノ木が正面に。右奥に立山が見えます。

爺ヶ岳も見えます。秋の紅葉がいいですね。


【4】小屋周辺の魅力
小屋の前からでも絶景なのですが、爺ヶ岳に向かって2、3分歩くだけで小屋に隠れて見えなかった景色が一気に開けます。爺ヶ岳南峰が全容を表します。左には鹿島槍が。

これまた秋は一段と美しい。

鹿島槍も実によく見えるようになります。

剣・立山も丸見えになります。


【5】小屋~山頂までの魅力
1時間ほどで南峰山頂。そこまでの登山道が素晴らしい。剣・立山を振り返りながら登る感じです。

小屋から10分くらい登った場所からの景色。この日の夕焼けと雲は、特別でした。

秋は、紅葉の交ざった絨毯の奥に剣・立山が。この小屋まで続く斜面そのものがいい景色なんですよね。爺ヶ岳の大きな特徴です・

雲のきれいな日でした。

朝の幻想的な景色です。青?紫?ピンク?表現に困る色合いでした。

遠くに富士山、八ヶ岳、南アルプスが。

登るにつれ、蓮華岳の裏に隠れていた槍・穂高が蓮華岳の稜線の左側から徐々に姿を現してきます。まず前穂が。次に吊尾根と奥穂・北穂が。そして槍が・・・。この順番も楽しめます。


【6】山頂の魅力
説明は必要ない景色です。ここでお湯を沸かしてコーヒーを飲むのが最高!



【7】反対側の魅力
これ、おススメです。種池から爺ヶ岳にそのまま向かう人がほとんどですが、反対側のテント場を過ぎて岩小屋沢岳方面へ少し歩くと、全く違った景色が楽しめますよ。登山者とはほとんど出会いません。赤い屋根の種池山荘とその向こうにそびえたつ爺ヶ岳の大きな山容が同時に眺められます。

鹿島槍も、よりきれいな角度で見えます。

剣がより近くに見えます。


どうです、いい山でしょ!


240ドアポケット補強 その1(半分補強)

2013年05月12日 | ボルボ240モナコブルー
 弱点のドアポケットを補強してみました。
 補強の方針は
(1)割れやすい上部を補強。
(2)部分的補強だと、境目に負担がかかり割れやすくなるので、長い距離を補強。
(3)見た目をすっきりと。

 これで補強です。ホームセンターで50円前後。厚みもあるので、立体的に補強できます。



 こんなイメージです。ハサミで切断できました。

 突起部分には、のこぎりとやすりでスリットを入れてフィットするように。

 瞬間接着剤で圧着。洗濯バサミ、ガンバレ~。

 完成です。かなりしっかりしました。微妙な隙間には、瞬間接着剤を流し込みました。

 右半分は、しっかりしているので、補強するかどうか検討中。


240 テールゲートヒンジ内のワイヤーハーネス修理 その2

2013年05月11日 | ボルボ240モナコブルー
 ※お詫び・・・「ワイヤーハーネス」のことを「リレー」と間違えていたので、訂正しました。無知で申し訳ありません。

 神奈川の「カーショップM」で、テールゲートヒンジ内のワイヤーハーネスの交換修理をしました。

■工場でワイヤーハーネス交換■
 左側ヒンジ内のワイヤーハーネス交換です。作業場に入庫。雨天なので、下半身だけ室内です。テールゲートを外して作業するのに、メカニックの人は一人でやってしまいます。突っ張り棒で支えています。なるほど。

 ヒンジが外れた状態です。テールゲートの内装もはがします。テールゲートの上部の穴からリアのライト付近までワイヤーハーネスを通さないといけないのですが、その通路がとても狭いので、うまく通る場合と苦労する場合があるそうです。古いワイヤーハーネスと新しいワイヤーハーネスをビニールテープでつなげておいて、古いワイヤーハーネスを引っ張りながら新しいワイヤーハーネスを導きます。ここがこの作業の運命の分かれ道。

 新しいワイヤーハーネスになりました。前のは、25年前の新車当時からのワイヤーハーネスだったそうです。長年にわたりお疲れ様でした。ありがとう。記念にいただきました。

 工場には、850が。R、T5-Rですね。クリームイエローとチタンカラーのホイールに憧れた時もありました。

 料金ですが、社長が面白いのです。電話の見積りで「10000円(部品+工賃)ですね。」と。他のボルボ専門店数店にも問い合わせをしてみていて、どこも20000円~25000円という答えだったのですが・・・。「え~安くないですか?」「そうですか? じゃあ、作業が楽な車と、やりづらい車があるので、もしやりづらかったら15000円ってことで・・・。」。
 作業終了後、メカニックの人にその話をすると「社長がそう言ってたんなら10000円ですね。通しやすかったので。なかなか通らない車もあるんですよ。」と平然とその場で清算。

■ショールームへ■
 離れたショールームへ社長にご挨拶。こちらの駐車場では「ASK」のモナコブルーが入庫中。敢えて隣に駐車。ここは、「リリーズ カフェ」の駐車場も兼ねています。

 カフェを兼ねたショールームへ。料金の話をすると、さらりと「ああ、そうでしたか。」で終わり。
 カフェにずらりと並んだお酒。飲みにも来たいものですね。ランチをいただきました。トマトクリームのパスタ。具材をエビ・ツナ・ホウレンソウなどから選べます。

 シェフはなんとついこの前まで整備工場で働いていた方。昔、和食の店で修業していたことがあったそうです。だから、この「リリーズ カフェ」兼「ショールーム」をオープンしたのだそうです。つなぎの作業着姿のイメージだったので、シェフルックは少し不思議な感じが。味はお世辞抜きで抜群でした。もちもち食感のパスタ。いい意味でねっとりしたクリームソース。「★★★」ですね。
 「ほかにどんなメニューを加えたらいいですかね?」なんて尋ねられました。「ゴルゴンゾーラのクリームソースやアラビアータなんかは?」「いいですね。」
 次回の訪問では、メニューが増えていそうです。

■ボルボ専門店「2nd モータース」へ■
 近くの調布にもボルボ専門店があります。そこにもモナコブルーの240ワゴンが入庫中と聞いていたので訪ねてみました。魅力的なのはシートが「青革」に張り替えてあるとのこと。かなり惹かれます。ここでもモナコが2台並びました。

 240セダンの白と赤。セダンもたまらないですね。

 これまた珍しい「シャンパンゴールド」の240ワゴン。ぐっとシックな感じ。角目4灯の240ワゴンもありました。実際に見たのは、初めてです。

 丸目の244のセダンも。その上にはアマゾンが! かなり興奮しますね。

 スタッフの方と色々と話しました。「青革が魅力的だから、買い換えようかな。」みたいなことを言うと「お客さんの240は、こんなに状態がいいのだから、もったいないですよ。」と。240に関することを色々と教えていただき、実に良心的な好感のもてるスタッフさんでしたよ。なにかあったら、こちらでもお世話になりたくなりますね。
 

240 テールゲートヒンジ内のワイヤーハーネス修理 その1

2013年05月10日 | ボルボ240モナコブルー
 ※お詫び・・・「ワイヤーハーネス」のことを「リレー」と間違えていたので、訂正しました。無知で申し訳ありません。

 240のテールゲートを開けて左側のヒンジをよく見たら、こんな状態に。

 240の弱点の定番ですね。ワイヤーハーネスがビニルが剥けて「首の皮一枚」状態です。
 確かに、狭いスペースで90度に曲がるような構造になっているから、開け閉めを繰り返すとワイヤーハーネスへの負担が大きく、確実に傷みますよね。
 自分で修理したいところですが、内装の内貼りはがして、ボルト緩めて、テールゲートを二人で支えてもらって・・・。少し対応できそうにありません。
 明日、ショップに持って行って修理です。

山の道具 その4(ドイター エアコンタクト75+10)

2013年05月08日 | 登山
 残雪の北アルプスが楽しい季節になりましたね。
 今回は、ザックを紹介します。

■モンベル トレッキングパック? 70+5■

 昔使っていたザックです。「スーパーウイッシュボーン ダブルフレーム」ってのが、背中に気持ちよくフィットして、実に行動しやすいザックでした。後ろにぽこっと飛び出ているポケットが、取り外すと5Lのサブザックになるので、便利でした。ただ、容量が足りなくて、左右にマットをつけるような感じでしたね。
 パッキングって、出発前に家でするときは、丁寧に空気抜いて畳んで丸めて・・・ってするのですが、山ではだんだん適当にパッキングするので、「入りきらない」なんてことが多々ありました。早朝の雨の中、テントを畳んでザックに詰め込んで・・・なんてときは、寒いし冷たいから詰め込み方がいい加減になるし、雨に濡れて容量は増えるしで、最後のテントの塊が入りきらなかったりして。
 だから、容量に余裕のあるものに買い替えました。
■ドイター エアコンタクト 75+10■
 
 5年ほど前に買い替えたザックです。デザイン、頑丈さ、大容量が気に入りました。実際使ってみると、パッキングが実に楽です。かなりいい加減に荷づめしても、何とか入りきりますね。サイドポケットを含めるとたぶん90L以上の容量があるような気がします。
 ただ、重い・硬い。いかにも「ドイツ製」って感じです。重量は3.1kgです。オスプレーの同等(イーサーなど)より1kg位重いですね。あと、ウエストのホールドがしっかりしすぎで分厚くて硬くて、なかなか腰にフィットしません。腰骨に当たって痛くなります。
 気に入っているんですが、買い替えを検討中ですね。ホグロフスのOX80なんかいいなと思っています。

GW最終日 240でドライブ

2013年05月06日 | ボルボ240モナコブルー
 GW最終日。海でも眺めながら昼食でも食べようと軽くドライブ。


 風が強く、海は少し荒れた感じ。

 停車して海を覘くと、やはりかなり波立っています。

 海を見ていると、ポタリング中のKOJAさんとばったりと。

 しばらく駐車場でだべってました。

 ドッペルで遊ぶKOJAさん。スプロケット交換を計画中。



240でドライブ RSRでポタリング

2013年05月04日 | ボルボと自転車
 240に自転車を載せて、ドライブ&ポタリングです。

 朝は、自転車の手入れをしながら「どれにしようかな?」。楽しい悩み。で、ラレーRSRに決定。
 
 快適な海岸線の有料道路。太平洋が見えます。

 駐車場に到着。海はすぐ近く。

 KOJAさんと合流。パナソニックのマウンテンキャットとRSR。

 出発してすぐ、2.5kmほど走行したところでパンク。タイヤにガラスの破片が。即修理。20(451)×1.0という細いタイヤ。ゴムパッチが大きくて、チューブの半周位をラウンドして貼り付ける感じで修理しにくい。

 昨日もビアンキフレッタのパンクを修理したばかり。二日連続でパンク修理とは。

 手のひらサイズのエアポンプ。TOPEAK製。このサイズでホースがにゅっと出てきて12BARの高圧まで対応。RSRのタイヤはMAX7.6BARなので、楽に注入できます。感謝感謝。

 太平洋を望む2台の自転車。

 無事帰還。240で浜辺まで侵入。GWなのに空いていました。

240のドアポケット修理

2013年05月03日 | ボルボ240モナコブルー
 240のドアポケット、すぐ割れますよね。この車の弱点の定番ですね。何ともプラスチッキーで薄くて脚が引っ掛かりやすくて割れやすい素材で。ディーラーでは新品が確か14000円位で手に入りますけど。
 
 修理しました。修理ってレベルではありませんが。ドアの内張りからの取り外しが工具なしで下の3か所の樹脂ピンを外すだけだから気楽にできますよね。
 知らない頃は、上の両端のねじを外そうとしました。これは、L型かアームが自在に動く特別なドライバーが必要ですよね。いろいろ試しているうちに、ねじは外さないでいいことになんとか気づくことができました。

 見事に割れています。


 瞬間接着剤とサンドペーパー。接着面を滑らかにして接着剤を塗って。

 はめ込んで、しばらく圧着して完成。ひびは見えますが、これくらいは旧車だからOK。

 これは、たぶん前のオーナーさんの修理跡。

 
 たぶん、また割れるんでしょうね。裏にプラスチックかアルミの板なんかを圧着して補強してみたいですね。表は、木目調のカッティングシートなんか貼るとひび割れは見えなくなりそうです。
 こんなイメージかな(合成写真です)? そのうちに挑戦してみたいですね。


240で海沿いをドライブ

2013年05月02日 | ボルボ240モナコブルー
 天気がいいので、海沿いをのんびりとドライブです。

 風もあまりなく、海は穏やかでした。ラウンドした防波堤がきれいです。

 遠くに東京スカイツリーが見えました。

 車も少なく快適な海岸道路。ちょっと南国気分。

 公園に立ち寄って軽く散策。


 240の弱点「エアコン」がそろそろ必要な季節になりました。どのくらい冷えるのか確かめました。吹き出し口にカシオのプロトレックをつけっぱなしにして計温。暑かったのでエアコンは最高(風量4、コンディショナー青ゾーンの最高)にしていましたが、国産車に比べるとやはり・・・ですね。
 大体、吹き出し口で22℃~24℃を示していました。走行中はまずまずですが、真夏の渋滞時がやや心配に。