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手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

憲政史上初めての 臨時国会が始まった 第三極恐るべし!!

2012-10-31 16:43:07 | 政治
 日本憲政史上初めてという形の幕開けだ。

 首相の施政方針演説、参議院では出来なかったのだ。

 その理由、先の国会参議院で首相の問責決議が可決されたのに、それに首相が答えなかったからということのようだ。

 あの問責決議、三党合意で野田首相が税の一体改革案が成立したら国会を解散して民意を近いうちに問うと約束しながら、解散の時期を明言しないということで、自民党が問責に賛成して成立していた。

 三党合意の中身は、単に税の一体改革法案の成立だけだったとは思えない。緊急の赤字国債法案を通し補正予算を組まなくては大変なことになるのは国会議員の誰もがわかっていることなのだし、一票の格差解消なしで選挙にはいるわけにゆかないはずだ。何か抜け道みたいなやり方があるようだけれど、国民に信を問うためにもこのニ法案の成立なしに首相として国会を解散することは出来ないはずだ。それを無理矢理やらそうとして問責決議にいたったのだ。

 三党合意の仕上げまでなぜ協力しなかったのだろう。先の国会でもこのニ法案を三党が協力して通過させていたら、早くに解散していたかもしれないのだ。

 確かに、民主党の中に早期解散を反対する勢力もある。しかし、野田総理がそんな党内勢力に左右されて解散を遅らすことはしないと思う。

 それを、いつ解散するか明言せよと迫るのは馬鹿げている。誰が一国の首相がそんなことを言うわけが無い。「近い将来」という言葉の重さを自覚しているという言葉の裏を読めないはずは無いと思うけれど、相変わらずそれをいわせようとしている。

 今だからこそ、この重要法案での討議は実りやすいはずだ。この法案を通させたら民主党に勲章をやるやうなもものと考えているのだろうか。

 法案をきちんと通し、花道を作ってあげたほうが良いのじゃないだろうか。

 民主党のマニフェスト批判を今さらしても仕方ないでしょう。駄目だったことは国民皆が判定してしまっている。民主党に対する期待は既になくなっているといっていいように思う。それにもかかわらず、そんな民主党相手に政権争いのようなことをして政治の遅滞を招いていてはこの後の、第三極の政党に笑われるだけだ。

 維新の党、石原新党、名古屋の減税党など新しく台頭してきている新党の力は侮れない。こんな馬鹿みたいな政権論争にけりをつけ、新しい日本を創造する、力強い迫力のある党作りに立ち向かうべきだ。既成政党が中身から代わらなければ、新しい勢力に太刀打ちできないと思う。族議員として、バッチだけ有ればいい議員であってはならない。

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