ルフィ、ゾロ、サンジ、チョッパーは「フランキーハウス」に殴りこみに行った。
怒り心頭のルフィに、さらに追い討ちをかけるようにフランキーの部下が嘲笑する。
「あの"貧弱長ッ鼻野郎"のいる一味の船長だ!!!テメェの実力の程っも知るってモンだァ!!!」
ルフィ達4人の目は怒りに満ちていたが、黙ったままだった。
ウソップはこの人数で、こいつらに何をされたのかを悟ったのだ。
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街中で、フランキー一家からぼこぼこにされたウソップは、ズタボロになった体を引きずって、一人で「フランキーハウス」へ乗り込んだ。
「その金を返せ!!!それはおれ達の船を修理する為の大事な金なんだ!!!」と叫んでも、フランキー一家は笑って相手にしない。金は、もうずいぶんと使いこまれているようだった。
だがフランキー一家の親分らしき「フランキー」と名乗る仮面の大男は、ウソップを相 . . . 本文を読む
ふと、ルフィとナミは、ウソップと2億ベリーが入った鞄が消失している事に気づいた。
「ルル」が、"長い鼻の男"が、この島で解体屋兼賞金稼ぎを生業とする『フランキー一家』に抱えられるようにして連れて行かれたところを目撃していた。
「フランキー一家」のアジトは、ルフィ達が船を停めた"岩場の岬"からずっと北東の海岸にある「フランキーハウス」だと聞いて、ナミとルフィは
大急ぎでそこへ向かった。行く . . . 本文を読む
ルフィ達がアイスバーグさん達と話しをしている隙に、ドロボーに3億のうちの2億を持って行かれてしまった。
ウソップ達が焦っていると、丁度そこへ借金取りに追われて逃げてきた造船職人の男が通りかかり、その見事なロープアクションでドロボーを取り押さえてくれたおかげで、2億ベリーは無事に戻ってきた。
彼が、ガレーラカンパニー1番ドックの艤装・マスト職の職長「パウリー」だった。
ドロボーから金 . . . 本文を読む
カクが、空を飛ぶように駆けて行ったことに驚いているルフィ達に声をかけたのが、この街の市長「アイスバーグさん」だった。
アイスバーグさんの秘書の「カリファ」は、麦わら海賊団の事をよく調べていて、麦わら海賊団が総合賞金額(トータルバウンティ)2億3千900万ベリーの7人組であることを知っていた。
だが、アイスバーグさんは動じることなく、海賊を受け入れ、船を見てくれるという。
アイスバ . . . 本文を読む
ウォーターセブンの島では、”麦わらの一味”は、4つに分かれて行動していた。
船に残って寝ていたゾロは、「泣く子も黙るフランキー一家」の襲撃を受けいてた。
彼らは海賊狙いの賞金稼ぎ集団で、「海賊狩りのゾロ」を含む「麦わら海賊団」を襲ってその賞金を貰おうという魂胆だったが、あっさりとゾロの寝起きの【二刀流・犀回(さいかい)】で全員が吹き飛ばされてまった。
街の商店街をブラブラ散策して . . . 本文を読む
ウォーターセブンに到着した”麦わらの一味”は、それぞれの買い物の為に島に上陸したが、ゾロだけが船に残って留守番することとなった。
空島で手に入れた黄金の換金に向かったのは、ルフィ、ウソップとナミの3人だ。
3人はまず、街の入口で「貸しブル屋」に入った。
ブルとは、「ヤガラブル」という名の水生生物の略称で、頭を水面に出して泳ぐ習性を利用して、この街の人達は生活に欠かせない水上乗り物として . . . 本文を読む
シフト駅のココロばーさんは、酔っ払いながらも、ルフィ達に「水の都ウォーターセブン」の地図と、アイスバーグさんへの紹介状を書いて渡してくれた。
”麦わらの一味”は、まだ見ぬ造船の島と、仲間になるはずの船大工にワクワクしながら、いつもの馬鹿騒ぎで盛り上がっていて、そんな一味をロビンは穏やかな目で見ていた。
目指すウォーターセブンは、水の都と称されるだけのことはある、美しく立 . . . 本文を読む
青キジとの戦いの後、暫くの静養後、船は次の島へと出航した。
あの死闘が嘘のような、毎日のドタバタな日常が戻っていた。
変わったことと言えば、ルフィの一発ギャグの中に「凍ったおれのマネ」が加わったことぐらいであった。
ロビンも、穏やかな笑顔を取り戻していた。
そんな穏やかな航海の中で、ルフィ達はある日、”海でクロールするカエル”を発見して、後を追った。
そのカエルがまっす . . . 本文を読む
凍りついたロビンを抱えて船に戻ったウソップとチョッパーは、ロビンの”解凍”を試みた。
チョッパーは、凍った人間の蘇生などしたこともない、これでいいのか確証はない、一歩間違えればロビンが死んでしまう・・・その責任の大きさに、
えもいえぬ緊張感が二人を襲い、不安に襲われた。
だがするしかない状況に、二人は歯を食いしばりながら、ロビンに丁寧に水をかけ続けた。
途中、船の外でチョッパーを呼 . . . 本文を読む