[1]冒険の海
(8)-魚人島編(598話~653話)
1、再出発の島
2、深海の冒険
3、魚人島の冒険
4、16年前、オトヒメとタイガー
5、魚人島の戦い
6、戦いの後にのこるもの
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【(8)魚人島編(598話~653話)】
(8)-1:再出発 . . . 本文を読む
いろいろあった魚人島だったが、とうとう”麦わらの一味”の出発の日を迎え、人々はこぞって見送りに行った。
ケイミーが、マダム・シャーリーに店を空けて見送りの許可を貰いに行った時、マダムが占いの水晶を自ら割っていたことに気付いた。一度も外したことのないマダムの占い『”麦わらのルフィ”が魚人島を滅ぼす』という事態は”まだ”起こっていない。マダムは「今回の占いが外れたのなら、それが一番嬉しいけど・・ . . . 本文を読む
ルフィ達が「おかし工場」で、四皇「ビッグ・マム」にケンカを売っている頃、竜宮城ではネプチューン王とジンベエが魚人島の今後について話しあっていた。
ジンベエ率いる”タイヨウの海賊団”は、現在”ビッグ・マム”の傘下に下っていた。
新世界では、”四皇”の誰かの傘下に下るのが、仲間の命を守る最良の手段であり、そのツテで現在こうして、魚人島は”ビッグ・マム”の名を借りて無事でいられるのだった。
だ . . . 本文を読む
ナミの命令で、カリブーに奪われた城の財宝奪還に行かされたルフィ、ゾロ、サンジの3人は「おかし工場」の近くでカリブーを見つけて、無事に城の財宝を全て奪い返すことが出来た。泥棒から奪い返した財宝は全て一味にやるという王との約束があった為、これでナミのご機嫌は最高潮に達するはず。
---すげーいっぱい肉くえるな
だが、「おかし工場」では魚人島への新たなる脅威が迫っていた。
ホーディ達のクーデタ . . . 本文を読む
宴会の酔い覚ましの為、テラスに出ていた”麦わらの一味”に、ジンベエが話しかけた。
その先の世界を進む為に知っておくべき、世界の2つの変化を、ルフィが知っているかを確認したのだ。
まずは、赤犬と青キジの大ケンカと海軍本部の新元帥について。
2年前の「頂上戦争」直後、センゴク元帥が職を降り、海軍元帥の席が空いた。
センゴクは部下かりの信頼厚い「青キジ」を推したが、政府上層部からは「赤犬」を推す . . . 本文を読む
ルフィ達が輸血している間に、ネプチューン王は戦いの後始末をつけていった。
人間の海賊達は解放して自由の身に。彼らが”新魚人海賊団”から受けた奴隷扱いへの憎しみが、この先魚人族全般への恨みとなろうとも、それはまた別の話であるとした。人間の海賊達は”麦わらの一味”への感謝を胸に、それぞれの野望を抱いて『新世界』へと浮上して行った。
首謀者であるホーディら”新魚人海賊団”の幹部と、バンダ . . . 本文を読む
災難が全て去ったギョンゴルド広場では、ジンベエが”新魚人海賊団”の連中に睨みをきかせて、ネプチューン王の到着とその采配を待っていた。
国王より先に、海中からフカボシ王子が「ホーディ・ジョーンズ」と「バンダー・デッケン」を確保して降りてきた。
---王子「自由にはさせません」
その直後、しらほし姫がルフィを手にして海中から戻って来たが、しらほし姫は大泣きでルフィの流血が止まらないことを訴え . . . 本文を読む
ギョンゴルド広場での戦いに決着がついたが、頭上の脅威「巨船ノア」が魚人島に落下する事は何も解決していなかった。
ルフィが必死で、魚人島に落下する前にノアを粉々にしようと、最大限の力で殴り続けていたが、ノアそのものを破壊するには到底間に合わないと思われた。
---ノア落下
もう今更逃げ出しても、島が崩壊すれば誰も助からない。
”麦わらの一味”は、皆黙ってその場で頭上のルフィの仕事を見 . . . 本文を読む
上空でルフィが戦っている。すでにホーディを倒したのならば、船長を信じて自分の仕事をするだけのこと。
ノアはきっとルフィがどうにかするはずだ。”麦わらの一味”は、次々と”新魚人海賊団”の幹部達を倒していった。
ロビンは、この2年のうちに自身の体を自在に消したり、2人に増やす技を習得したらしく、ハモンドの体を【ダブルクラッチ】で
背骨を折った。
---643ロビンのダブルクラッチ
ブル . . . 本文を読む
フカボシとルフィの会話を聞いていた魚人島の人々は思い出した。20年以上前、この王国の国民が心から感謝した”人間”のことを。
その人間は、若き日のネプチューンに世話になり、友情の酒を酌み交わしたのだと言って、魚人島にはびこる人間の海賊共を追い払い、二度と魚人島が海賊に襲われないようにと、魚人島を自分のナワバリにして、彼が死ぬ時まで魚人島を守り続けた。
その人間の名は”白ひげ”。
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